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総合評価

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    映画の予告CMを見かけて気になってたのに、図書館の本棚で見かけるまですーっかり忘れてました(苦笑) 六角堂、行ってみたいなぁ。 いつ行くかわからない関西旅行の時に行きたい先がまた増えました。 それにしても、石田三成…悪役にされがちなんだよね、能吏なのに。 田沼意次然り、石田三成然り。 誰かを悪役に仕立てないと物語は面白くならないんだけどね。

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    投稿日: 2024.10.22
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    花道初心者で、「池坊」の名前しか知らない状態で手にとってみた。 「花道」になるスタート地点を、親しみやすいキャラクターとして描かれた池坊専好さんを通して感じることができた。 今日会えた人に、明日はもう会えないかもしれないと思いながら過ごす戦国時代。 一期一会を大事にした千利休との親交を絡ませることで、より深みのある物語になっている。 刀を持たず、花人には花人のやり方での大戦。 ゆかりのお寺、六角堂へも訪れてみたくなる。

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    投稿日: 2023.08.11
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    武にも秀で、美にも造詣の深かった信長の背中を憧憬と尊敬の目で追い天下人となった秀吉には、すでに叱ってくれる人もなく、元来持っていたコンプレックスゆえますます頑固に頑なになってゆく。 京都など商業に関しては、都をおおいに発展させたが一旦火がつくと後戻りできなくなってしまった癇癪は、残忍な刑の執行とともに、人々から心を離れさせようとしていた。 利休と秀吉の葛藤は「利休にたずねよ」と言う直木賞作品でも有名。利休の他にも花の美の巨人、「池坊家」があった。 特に利休と活動時期を同じくした池坊専好は華道を大きく発展させた芸術家だ。 その池坊専好と、利休の親交を描き、芸術家と権力者の戦いを描いたのがこの作品。 もし手元で読む機会があったのなら、ぜひにおすすめしたい作品です。 この作家、現代小説「カルテット!」「僕たちのプレイボール」も手がけた。

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    投稿日: 2021.07.16
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    人の考えの多様性を認めることの大事さと落とし穴について気付かせて頂きました。 専好さんのあっけらかんとした中に、こだわりのある生き方も魅力的でした。

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    投稿日: 2019.01.20
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    戦国の時代に生きた専好と利休。 花と茶と異なれど、ふたりの美を求める姿の真っ直ぐで素敵なことといったら! 花で戦さとは、どういうこと? と思っていたけれど、戦さの終結が気持ちいい。 有から有を見出だす、専好さんの立花を拝見してみたいなぁ。

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    投稿日: 2018.11.26
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    西国巡礼した折に、お参りしたお寺。 そうか、そういうバックボーンがあったのか・・・。歴史っておもしろい。

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    投稿日: 2017.10.15
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    池坊ってこの時代からお花で名を挙げていんですね。 元々はお寺の住職ってゆうのも驚き。 最後の戦、お見事でした。 2017.6.26

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    投稿日: 2017.06.26
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    久々読みやすい&すぐ読める本読んだ気がする。 これ、映画になるようで 専好役を野村萬斎がやるのか。なるほど 京のはんなり感出すのにはもってこいかも。 年齢は…触れないでおくけど。 秀吉vs専好のお花の戦い。 見事でございます。 というより情景が浮かぶ感じで、描きかたが上手い 千利休の切腹には諸説あるけど まぁこうであってほしいなーとは思う。 サクサク読めるしちょっとウルっともするし 後味爽快!

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    投稿日: 2017.05.31
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    華道と茶道。極める道は違っても専好と利休が追い求めるものは同じ。 迫りくる秀吉の権力にも屈せず貫く美へのこだわり。

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    投稿日: 2017.02.07
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    美を追求した2人の男の話。 秀吉により非業の死を遂げた茶人、千利休 それにより秀吉に仇討ちを 仕掛けようとする華人、池坊専好。 自分が信じる美を誰にも 邪魔させないという気持ち、、 とっても感銘うけた。

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    投稿日: 2016.08.04
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    来年(2017年)に映画化されるということで、その前に一読。 池坊に触れて、25年。表千家に触れて2年。 歴史ものは苦手だけど、これはサクサク読めた。きっと、自分がかかわっている分野だからだろうな~。 刀じゃなくて、花で戦う。 池坊専好さんの生き様や、千利休の美の追求心、素敵だと思う。 早く映画も見たい! そして、もっと池坊や表千家を勉強したいって思った!

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    投稿日: 2016.07.14
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    天下人となり慢心した秀吉をいさめる、生花お家元、池坊専好の話し。利休との交流以上に、六角堂周辺の町民との交流が興味深い。

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    投稿日: 2016.07.09