
総合評価
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powered by ブクログ題名だけで読んでしまいましたが、 こんな奴いるんやなって、目の前にいたら罵倒してしまいそうな奴。なのに愛されてる。 能力なくても努力して生きてる人の方がよっぽど好感持てます。
0投稿日: 2023.08.14
powered by ブクログ【2022年27冊目】 帯に「笑いあり涙ありの感動作」って書かれてたんですが、笑いもしなかったし泣きもしなかったし感動もしなかったし、「これどう終わらすんだろ」って思ったまま終わりました。えー? 読めば読むほど主人公が嫌いになっていき、少しでも良いENDになったら良かったんですけど、なんか中途半端に終わったな~という印象しか受けなかったです。これ映画見ても「???」ってなりそうな気がしました。
0投稿日: 2022.04.13
powered by ブクログ頭の良さあるのにこんな生き方しか出来ないような男がいるっていうだけがこの本で得たもの。読みにくい本ではないけど、家族も能力もあり、愛情ある育ち方なのに最低なやつなのが読んでいていらっとした。 映画で是枝監督&阿部ちゃん演じてたら観れるものになってそうなところが怖い。
1投稿日: 2022.03.22
powered by ブクログ全体的に暗い人間味が溢れていて少し辛いところもあったがラストで何も語られないところに色んな展開が考えられ独特な余韻が残る話だった。
1投稿日: 2021.09.18
powered by ブクログ受賞した小説1本しか かけないお金が入るとギャンブルにつぎ込む男と元妻、息子、母親達との 、私にはちょっと想像絶する関係
0投稿日: 2021.02.11
powered by ブクログ妻や姉側の立場で見てしまうからか、元夫のだらしなさにイライラしてしまった。 ダメ人間だけど、人情味溢れていて、どこか憎めなくてほっとけない…という人のつもりで描かれているけれど、私にとっては許せないダメっぷりだった。
0投稿日: 2018.08.13
powered by ブクログ15年前に文学賞を取ったきりの作家、良多。小説が書けずに探偵事務所で働いているが、ギャンブルにのめりこみ金がなくその日暮らし。妻にも見捨てられどうしようもない男と、見守る母と、子供と、その日常。タイトルもピンとこないし、最初から最後まで救いようのない主人公に、共感したり感動したりできなかった。
0投稿日: 2018.05.08
powered by ブクログなにやってんだろね、このクズ!と思いながら読み進め、最後の方は涙で読めなくなった(個人の感想です)。これは母の物語。
0投稿日: 2018.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の良多のギャンブル好きはもうどうしようもない。常にお金に困っているから、実家から父の遺品を盗んで質に持って行ったり、最低な行動ばかり。 でも良多のことを100%は憎めない。最低なんだけど、人間味があるからかな。別れた妻の交際相手に嫉妬したり、息子の前では見栄を張ってみたり。 良多を見守る母親や、職場の後輩の存在がとてもいい。それから台風の真夜中に公園のタコ型遊具の中でお菓子を食べる、というシチュエーションにはワクワクしました。良多の息子、この夜のことはきっと一生忘れないと思う。
0投稿日: 2017.10.01
powered by ブクログ読了。映画もDVD め見た。小説で細かい背景が、わかって良かった。主人公と別れた奥さんは、なんとか元に戻って欲しいと切実に思った。主人公は最低かもしれないが、許されない人にも見えなかった。
0投稿日: 2017.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今度DVDがレンタルされるということで、事前に小説を読んでおこうと思い読みました。小説はとても読みやすく、思ったよりもあっさり読み終わりました。 この本を読んで印象に残ったことは二つありました。 ひとつは「母親の偉大さ」です。主人公の母親がダメダメな主人公(息子)を肯定する姿勢や発言にが印象的でした。また主人公の別れた妻に、元の関係に戻れないかと訴える場面では、目頭が熱くなりました。母親が主人公に対して抱いている愛や情の深さを強く感じきました。私は母親と普段から話す機会が多いので、母親が私を含めた子供に対して深い愛情を持って接してくれていることをよく感じます。小説の母親と私の母親とがリンクするところがあり「母親はすごいなぁ」と思いました。 もうひとつは「身近な人の存在の大切さ」です。主人公は結婚生活中には家庭を顧みずに自分勝手に散財していましたが、そのことが理由で離婚します。しかし、離婚後は元妻や息子が気にかなり、ストーカーまがいの行動に走ります。幸せは身近にあるときにはそのありがたみに気付かない。けれどもなくなってからそのことに気付いても、もう遅い。身近な人の大切さは気付くことは簡単そうで実に難しい。距離が近い分嫌なところが目に付くことも多いですしね。。。そんなことを感じていました。
0投稿日: 2016.11.07
powered by ブクログ周りの人たちがあまりにも優しすぎる。淑子おばあちゃん、町田くん、そして千奈津姉さん、響子さんも冷たく接しているようでちゃんと愛がある。それがこの物語の救いだと思う。 普通なら主人公は早々に見捨てられている。良多は幸せだが、それに気づいてるのかな?
0投稿日: 2016.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の良多に始終呆れてた。家族に大切さ、親の大切さ、気づくの遅すぎない?どれだけ自分勝手なのか。「そして父になる」もそうだったけど、やっぱり男性のほうが子どもなのかなあ(そういえば同じ名前)。父の硯を売らなかっただけマシなのか。違う違う、普通の人はそんな大事なもの売りませんって! これを阿部寛主演で映画化したのか。。もっと温かい話にでき上がってることを祈ります。
0投稿日: 2016.07.07
powered by ブクログタイトルと同名の『海よりもまだ深く』が映画の公開になっているのを見て気になったので手に取りました。 うだつの上がらない主人公の良多の日々の暮らしには 少し呆れつつも、いつか現実を見てくれるのではないかと期待しながら読んでしまいました。 現実にこんな人と一緒にいたら苦労してしまうと思いますが、小説だからと割り切れて客観的に見れるところがあるので楽しみというより観察をしながら読んでいた感じでもあります。 あまりにも現実からかけ離れているのでまるで、 子供みたいで可笑しくなるほどでした。 11歳の息子の方がかえって大人のように思えてしまいました。 逆に妻をはじめ良多の母親などと女性陣は 現実をしっつかりと見据えているので、 言葉の端々に名言を語っています。 特に年老いた母親からの言葉はじわじわと心に響いてきます。 映画の中でも4つの名言が出てくるようです。 4つの名言 「愛だけじゃ生きていけないのよ、大人は」 「幸せってのはね・・・何かを諦めないと手に出来ないもんなのよ」 「そんなに簡単に大人になりたい大人になれると思ったら大間違いだぞ!」 「誰かの過去になる勇気を持つのが、大人の男ってもんだよ・・・」 物心ついて頃に将来なりたかったものが誰しもあるかと思います。 その目標に向かっていても何かの原因でなれなくて、 そのまま大人になってしまったという人達も多いかと思います。 目標があり理想を追うことは良いことですが、 やはり限度というのがあるので何処かで諦めなければならないです。 そんな複雑な胸中をどこで切り返せるのか・・・ 人生にはそんな大切な岐路がいくつかあるので それを何とか遅くなっても気付いて歩き出せた良多の姿が少し微笑ましくも思えました。 これが出来たのも少し崩れかかった家族がある出来事がきっかけで歩み出せたので温かい気持ちになりました。 どこか可笑しく、どこか懐かしくて時間の流れがゆったりとして改めて家族の温かさ、大切が味わえた作品でした。
1投稿日: 2016.06.06
powered by ブクログ読むのではなく,映画館で観てきた. 狭くて深い映画だ.埼玉の団地というローカルな狭い世界を舞台に,人生における,普遍的なテーマの深いところをタッチする。 みんな優しいんだよ.ダメなとこもあるけど.実際だめだったりするんだけど.そこが泣けてくる.だってそれがみんなの人生だから. エンディングテーマ,ハナレグミの深呼吸がまたいいだ. 素敵な映画をありがとう.
0投稿日: 2016.05.29
powered by ブクログ海よりも深い愛を、経験できることはとっても幸せなことだなぁ。 表面から見える分かりやすい愛以外にも、見えないところで存在してる愛がこの世界にはたくさんあるんだろうな、と思った。
0投稿日: 2016.05.26
powered by ブクログギャンブル好きな主人公を軸に親子、夫婦関係を描く。愛される要素があったとしても、やっぱりだらしないな、この主人公は。老いていく母親の様子が寂しい。
0投稿日: 2016.05.04
