
総合評価
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powered by ブクログ一冊にぎゅっと込められた情報量の多さに圧倒された。その割に読み易くて一気に読み終えてしまった。[集団の中の孤独]過去に何やら訳ありげな“フシギちゃん”はBB部に居場所を見つけることが出来るのか?下巻が楽しみ!
1投稿日: 2021.09.04
powered by ブクログ高校?のビブリオバトル部のお話 ビブリオバトル部の埋火は図書館でクラスメイトの伏木と出会い、実は大のSF好きであることを知る 祖父が残した膨大な本の中に、伏木が次々と紹介していくタイトルが含まれる事に気づいたことをきっかけに、伏木への本の貸し出しが始まるのだった ってか、作者によるSF普及本なんじゃないか?と疑うくらいに、殆どが伏木のSF知識披露の内容 聞いたことのあるタイトルもあるけど、ほぼ読んだことがない 明治時代の文豪や果ては源氏物語は「古臭い」とか言われないのに、高々数十年前のSFを古臭いと言ってしまうのは確かに異論はあるだろうな ま、それに対する反論としては、SFは基本的に未来的な設定を取り扱うものなので、年代や技術がそれを追い越したり否定したりという事が起こってくると「当時はそんな荒唐無稽なものを科学的な空想としてたんだなー」と上から目線で「古臭い」となるんじゃなかろうか? そんな事は当然という前提で、いかに物語の設定に夢を感じ取れるかがセンス・オブ・ワンダーだからな わかってはいるんだけど、エセ理系としてはついついツッコミを入れたくなるんだよなぁ SF以外にもビブリオバトルで紹介された本は読みたくなるな 探偵ナイトスクープのアホバカ分布図に関しては興味はあったけど読んでない 内容は結構ガチな考察がされてたりと学術書っぽい雰囲気もあるらしいので気軽には手を出しにくいんだよな クウガの小説があるなんて知らなかった すっげー懐かしい クウガってタイトルでは仮面ライダーを冠してたけど、作中では「古代の戦士」としか定義されてなかった気がする 確かラストではグロンギ族を封印して五代はまた旅立ったんじゃなかったっけ? 13年後の話ということで若干の興味はある あと、クウガに関しては、オダギリジョーの黒歴史のデマとか、特撮嫌いのヒーローとかの情報も面白みを感じる ってか、ミーナのBL関連の発言が色々とアレでBL界隈でも嫌われるんじゃなかろうか? 素人さんの前で自分の性癖を晒すんじゃないとかね 銀英伝のカップルといえば、僕としてはノーマルならヤンとフレデリカ、BLならロイエンタール×ミッターマイヤーかな(笑) 図書館戦争はやはり小牧×堂上を妄想するのね 確かに原作でもそれっぽいシチュエーションはあるっちゃぁあるんだけど、小牧さんはそんな人じゃないよー(笑) ビブリオバトルの意義 モナリザがこんなにも有名なのは盗まれた出来事による偶然 名作はあるはずなのに、人々に知られていないだけというのはよくわかる 読書会に参加してても紹介された本を読んでみたらすっげーよかった経験が何度か 鬼滅の刃にしても呪術廻戦にしてもジャンプの連載作にもかかわらず、世間で有名になったのはアニメ化がきっかけというあたり、世間に知られることのハードルの高さが伺い知れる 僕は参加するのは読書会がメインで、ちゃんとしたビブリオバトルは経験したことがない いくつか理由はあるけど、読書好きの人が紹介する自分の知らない本を知りたいとか、読書好き仲間が欲しいとか、同じ本を読んだ人同士で話したいとかの欲求なので 若干、ビブリオバトルのコンセプトとは違うんだよなー そもそも、ビブリオバトルってそんなに開催していないんじゃなかろうか? いきなり発表者として参加するにはハードルが高いと思うので、投票のみで参加できる機会があったら一度くらいは参加してもいいかな
0投稿日: 2021.04.26
powered by ブクログ山本弘さんが入れ込むビブリオバトルという書評対抗みたいなゲームを舞台にした青春小説。 やはり彼の作品を読むと、Amazonの欲しい本リストがどんどん増える。 kindle化されていない古いSFなんかが多いのでちょっとそこは残念だが、本読みにとっては、誰かに、こういう風に自分の知らない本を魅力的に紹介してもらう、というのが一番の楽しみでもあると思うのだ。
0投稿日: 2020.08.10
powered by ブクログ例によって蘊蓄満載。平易な文章ながら示唆に富み、キャラも明確。山本氏らしさ全開の学園もので、思ったより読み易かった。
1投稿日: 2020.02.01
powered by ブクログビブリオバトルに興味を持ち、図書館で借りた。 中高一貫校BISビブリオバトル部…良いな〜入部したい。 発表者は、持ち時間5分で本のプレゼンをする。しかも、臨場感が大事なので、原稿等は無し。 長いのか短いのか、私だったら出来るかな? 数をこなせば、出来るようになる…かも。 下巻も読まねば! '17.10.22読書完了
0投稿日: 2017.10.22本を読む楽しさを伝えよう
推薦したい本の魅力を語り合って,もっとも読みたいと思われる本を選ぶゲーム,「ビブリオバトル」。 「本の知名度,値段,文学的価値,歴史的価値…そういった要素を考慮する必要は一切ありません。純粋にあなたが読みたいと思った本に投票してください。」 高尚っぽく見えるノンフィクションや純文学じゃなくとも,ラノベなんかでもいい,とにかく「読みたい本」を選ぶ。なんて楽しそうなんだろう。 それにしても,SFはまだほんの初心者なので,知らない作家・本が山のようにあるようだ。最近,この本の著者の山本弘さんをはじめ,日本人のSFをちょくちょく読んでいるけど,海外のSFにも手を出したくなってきてしまった。
0投稿日: 2016.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ビブリオバトルのことをどんな風に描いているのかということに興味があったんだけど、なんだこりゃ!SF愛にあふれまくっている!! というわけで、読後、ハインラインやらハミルトンやら読み返すはめになりました。
0投稿日: 2016.11.13SF好きには、たまらない
上巻は伏木空(ふしき そら)が、いかにSF好きかという事が描かれています。SFのタイトルと作者名が伏木空の口から次々と飛び出します。SF好きにはたまらないです。知ってる名前が飛び出すと思わず、嬉しくなってしまいました。その伏木空がビブリオバトル部に誘われます。ビブリオバトルは順番に参加者が本の解説をします。全ての解説が終わった後で、読みたくなった本に挙手します。もっとも多くの人が読みたくなった本がチャンピオンとなります。上巻は伏木空がどんな少女か、ビブリビオバトル部のメンバーはどんな人達かが描かれています。この本を読んでいると、読みたい本が増えて嬉しくなってしまいます。下巻でいよいよビブリオバトルが始まります。
1投稿日: 2016.10.22
powered by ブクログキャラ個性や、プロットや、辛い過去や、伏線やどうだって私は全然気にしないが、満タンギリギリのAmazonカートをどうしてくれんだよ!
0投稿日: 2016.09.04
powered by ブクログおもしろかった。 SFはもちろんのこと、ラノベもちょこちょこ登場するのでうれしい。タイトルだけではあるけど、桜庭一樹や乙一、野﨑まどの著作からそれぞれ選ばれている一冊が握手をしたいレベル。あと「愛の伝道師」の紹介もっと見たい。 ただ、個人的には、ビブリオバトル部で一番波長が合わないのが埋火だったので困った。本はフィクションでこそあれ!ラノベ愛してる!という立場の私としては、フィクション(娯楽作品)を堂々と軽視する態度が実に腹立たしい。まあ今後きっと変わるであろう…。しかし元々「まっすぐな正義タイプの人」、というのが苦手なので難しいかもしれない。 おもしろかったしビブリオバトルの紹介としてもとても良いと思う。
0投稿日: 2016.08.25
powered by ブクログ『詩羽のいる街』に続き、山本作品二作目。本を紹介する小説という、本好きには堪らない作品。小説は勿論のこと、それ以外にもノン・フィクション、漫画、アニメのノヴェライズ、科学など... 多種多様なジャンルの作品が紹介され、気になるタイトルも散見された。舞台が高校ということもあり、青春小説、またキャラクタたち(ロリコン部長を筆頭にw)も個性豊かでキャラ小説とも読めてとても楽しい。言うことナシ!
0投稿日: 2016.08.12
powered by ブクログ自由な校風のBIS高校に途中で編入してきた伏木空は、同じクラスの埋火と知り合い、自宅の祖父の蔵書を見せてもらうことに。 前半は、SFをこよなく愛す空の本の説明とビブリオバトルの説明が長くて、少し読みにくかった。 後半、話が展開し出すと、ぐっと面白くなってきた。 SLAの全国読書調査の結果など、図書館フリークな部分も。
0投稿日: 2016.07.28
powered by ブクログ帯文(裏表紙):”ビブリオバトルとは、本を通して人をつなぎ、人と知識をつなぐ知的ゲーム。SF小説が好きな15歳の少女・伏木空は、SFに理解のない同級生・埋火武人の誘いでビブリオバトル部に入部する。メンバーはそれぞれ得意分野を持つ個性派揃い。張り切って図書室でのデビュー戦に臨む空だったが……。紹介書籍は多種多様、臨場感たっぷりの本格的ビブリオバトル青春小説シリーズ開幕!” 目次:プロローグ, 1「エドモンド・ハミルトンは健全です。」, 2「一条さんの心理描写だけでご飯何杯もいただけます!」, 3「なぜ『モナ・リザ』が名画と呼ばれているのか、知ってるか?」
0投稿日: 2016.07.26
powered by ブクログビブリオバトルというものを聞いたことはあれど参加したことはなく、本にて先に知ることとなる。面白そう。 作者さんSF大好きですよね! キラキラしてる。 山本弘氏がこういうジュブナイルを書くというだけでわくわくするーって思ったら、やっぱり作者は作者だった。安心した。 そして面白そうな本が次々出てくるから危ない。
0投稿日: 2016.07.05
powered by ブクログ中高一貫校「美心国際学園」のビブリオバトル部を舞台にした学園小説。近年「ビブリオバトル」という単語を聞く機会が増えたが、いったいなにをするのかを理解している人は少ないだろう。自分が好きな本の魅力をわずかな持ち時間で聴衆の前に発表し、それなりの評価を得るというのは難しいものだ。本作に登場するSFオタクのヒロインとノンフィクション大好きの主人公は、おそらく作者の分身である。
0投稿日: 2016.06.25
powered by ブクログ本の紹介をゲームにしたビブリオバトルを題材にした小説で読書の面白さやビブリオバトルへの興味が沸いてきます。
0投稿日: 2016.06.25
powered by ブクログビブリオバトルGO!いかに読みたくさせるか?それだけが勝つ秘訣さ!そんな書評バトルを繰り広げる学生たちを描いた作品がこれだ!
0投稿日: 2016.06.08
powered by ブクログとにかくものすごく惹きこまれた。 ビブリオバトルそのものも素敵だけど ここは私がいるべき世界だ! …なんて勝手に思い込めてしまうくらい 本好きな変わり者高校生たちの仲間に 自分も入りたくなった。 ビブリオバトル万歳!私もやりたい!
0投稿日: 2016.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ビブリア古書堂の事件手帖」とはまた違った本の魅力を"まさに"紹介する一冊でした。物語を読みながら、新たな作品を知る、知らない読書の世界が垣間見えます。 本の中で紹介されるSF作品群は、敬愛する藤子・F・不二雄先生の創作の影響を与えたのではと思いました。 (ドラえもんの大長編だってスペース・オペラでしょ?) 自分が感銘を受けた本を語りたい、でも語ることの難しさを感じているなら、それを少し和らげてくれる1冊だと思います。下巻も楽しみです。
0投稿日: 2016.05.27
powered by ブクログ以前BSフジでやっていた『原宿ブックカフェ』にビブリオバトルのコーナーがあって、全然興味がなかったジャンルの本が紹介されるのが面白かったんだけど、まさか“本格的ビブリオバトル青春小説”なんてものが登場するとは! そしてSFオタクで不思議ちゃん扱いされているヒロイン・伏木空ちゃんの読書傾向が、何故か私のドストライクという(笑) E・E・スミス、E・R・バローズ、エドモンド・ハミルトンが列挙された最初の数ページでどっぷりハマッちゃいましたよ。 私が読んだのも『レンズの子ら』だったよ、とか、『火星シリーズ』の表紙のデジャー・ソリスにドキドキしたなぁ、とか、ちょくちょく投げ込まれる小ネタにいちいち反応しながら、あっという間に読み終わりました。
0投稿日: 2016.05.18
powered by ブクログビブリオバトル 好きな本があって、人に薦めたい気持ちがあって、それを言葉にできて5分間で話す技術も必要‥‥なんて高度な技術。参加して発表者の発言を聞き、読みたくなった本を選ぶことなら出来ると思う。発表者には到底なれないのでビブリオバトル部の皆さんのこだわりをじっくり読ませてもらいました ♪♪
0投稿日: 2016.05.14
powered by ブクログランキングから物色し、皆さんの評価も良さげだったし、また、“ビブリオバトル”の存在は薄~く聞いたことはあったけど、細かな内容については全く知らなかったので、何よりそれに惹かれて買ってみた。 それにしても、本の紹介をする“バトル”を題材に、殆ど中身を本の紹介に費やしながら、物語を組み立てていくって、なかなか凄い。 導入のSF本の紹介は、これでもかというくらいでかなりくどく、そこは気になりつつも、しかし、紹介される本はそれぞれなかなかに興味深く、あれもこれも読んでみたくなる。 これに続く、学校でのバトルもジャンルを広げて引き続き、個性豊かに延々と紹介される内容に圧倒される。 確かに、世に出る本の量からして、こちらが読めるものは限られており、読めば琴線に触れた筈の本でも出会わなければどうにもならないわけで、私がランキングから探すのもひとつの方法だろうが、こうしたバトルを見て心動いた本に触れてみるというのもそこはまた一興だろう。 物語としては大した中身はないが、紹介される本の量と内容に圧倒され、トライもせずにここで興味を持った本でも全ては読み切れないだろうという残念感に浸りつつ、下巻へ続く。
0投稿日: 2016.05.12
powered by ブクログビブリオバトルという存在を初めて知りました。 ブクログやAmazonでレビューを書いてる人なんてまさにそうだと思いますが、 読書好きな人ならば誰しもが、自分が本を通じて感じた想いを共有したい、自分の知らない新たな面白い本を紹介して欲しいという願望があると思います。 その想いの捌け口として、実に面白い試みだと思いますし、是非とももっともっと普及して欲しいですね。 内容としては、著者本人も言っている通り、ビブリア古書堂の事件手帖と文学少女の合いの子のようなイメージです。 色んなキャラクターに色んな本の魅力を語らせる。単純な書評よりも、こういった形で紹介されるとどうしても引き込まれてしまいますよね。 自分が好きな本がちょくちょく紹介されていると、嬉しかったりもしますw お陰様で読んでみたい本が多数増えましたが、とりあえずずっと積ん読していたフェッセンデンの宇宙から始めてみましょうか。
0投稿日: 2016.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2016/5/1 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2017/11/29〜12/2 先日の10年ぶりの渡辺容子作品に次ぐ、9年ぶりの山本作品。前回は、名作「神々に告ぐ」であった。 最近よく耳にするビブリオバトルを主題に据えた作品。登場人物たちのキャラクターも良く、バトルの雰囲気も良く伝わってくる。最後どう締めるのかな。下巻へ。
0投稿日: 2016.05.01
