
総合評価
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powered by ブクログこの本を迷わず手に取ったのは、紛れもなくわたしが29歳だからで、真緒の気持ちも境遇も本当に良くわかった。この本が書かれた時代よりは、少しは結婚や仕事に対する女性のあり方も変わってきたところはあると思うけれど、それでも女性の29歳というのはある意味特別な1年間であるのは変わらない気がする。ラスト、30歳の誕生日を迎えた真緒の言葉には勇気をもらった。30歳になるのが嫌だなんてもう思わないようにしよう。
0投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログ物語が進むにつれて真緒がどんどん明るくなっていくのがすごく良かった。 共感できるところがたくさんあって自分も前向きになれた。
1投稿日: 2023.01.22
powered by ブクログ前回読了の作家平林たい子氏より時代は下って、50年後に生まれた作家唯川恵様の作品。 軟弱に思わされるほうの現代作家さん。(失礼、あくまでも思わされる、だからね) 題名「イブの憂鬱」に示されるように、現代女性の結婚すべきや否やの悩み。 平林氏も常に女性の性と愛について戦ながら書いた。思想も愛に直結していた。 すらすらと読めた、あまりにも口当たりがいいので憂鬱でもないんじゃないの!なんて。 女29歳。微妙な年頃とか。(えっ!昔は確か24歳だった、高齢人口が増えて繰り上がった) いよいよ29歳の誕生日を迎えた「真緒」は出社拒否気味、ブルー、ブルー。 『自分にいったい何ができる?』 それは何時の時代にも、言ってきたと思う、聞いてきたと思う、同じ台詞。 『やりがいのある仕事がしたいという、…(略)…考えたところで、やりたいことは見つからないし、自分にどんな仕事が向いているのかもわからなかった。』 『もちろん結婚だって考えた。…とり残されたような焦りに包まれた。…結婚さえすれば…すべてが解決するような気がした。…結婚しなかったのか、できなかったのか。…早い話、結婚したいと思った男からはプロポーズされず、プロポーズしてくれた男とはどうしても結婚する気になれなかった。そういうことだ。』 『29年間かけて、少しずつ、諦めることが上手になってきたように思う』と結論がでそう。 結婚している元同僚に会っても、「まだ29歳だから、専業主婦から抜け出したい」打ち明けられ、49歳の母には4度目の再婚をちらつかされる。面白くないからお見合いでも、とすれば断わられる。やることなすこと失敗の連続。いろいろいろいろあって一年は過ぎていって30歳を迎えた。 と、唯川恵さんは脂の流れるような書き様で「微妙な29歳」がうまい。 そうして、なあんだ。「なあんだ」が何かは書かないが、日本は豊かになった、かなわないほど豊かなんだなーと思う。なぜって?思想がなくても生きていけるようだもの。
1投稿日: 2021.09.14
powered by ブクログタイトル通り、30代に突入する前の女性の気持ちの変化を描いた小説。 いまいち共感できず、全体的に薄味な印象。 自分は男だからか、29から30のある意味大台に乗っかる心境の変化は特になかったし。 でも、女性にとってはやっぱり大きな意味があるんだろうな、と思う。 女性はクリスマスケーキ、の様な時代錯誤の言葉があるけど、その価値観はまだ一部で根強くあって、その視線に晒される事は想像以上に自身を追い込むのかもしれないなー、なんて。
0投稿日: 2020.02.24
powered by ブクログ主人公の真緒と同じで結婚に逃げようとしていた時期がありました。でも結局は上手くいきませんでした。 その当時の自分は何もかも上手くいかず「結婚」に救いを求めていたかもしれません。 「誰か私を愛して」「私に安定と幸せをください」と相手に求めてしまう所謂くれくれ星人でした。 主人公の真緒も最初は何の取り柄もない自信のない女性でしたが友達サポートのお陰で自分のやりたいことが見つかり芯の強い女性に変わっていきました。 自分に自信が持てると心に余裕ができて愛をもらう側ではなく愛を与える人間になれるのかなと思います。
0投稿日: 2019.12.14
powered by ブクログ仕事はぬるま湯、お見合いは失敗、年下の営業マンとの恋は呆気なく終わり、リストラの対象にされる。友人の夫と再び友人関係になり、会社を立ち上げフリーペーパーを作る別の友人に仕事を辞め協力し、未婚の母の道を選んだ彼女やバツ三で新たな恋に燃える母の傍らで活力を取り戻す、三十歳までの一年間に元気を貰った。
0投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログ佳作。30歳を控えた女の恋愛と心の葛藤とを描いている。登場人物が全てと言っていいほど、個性にあふれて瑞々しい。 はっとする箇所も何か所かあった。そのうちの一つ。 「自分の身体の凹凸にぴたりと当てはまるもうひとつの身体が恋しい。 抱き締められる瞬間、ゆっくりと目を閉じる時の恍惚は、たぶんわかりやすい快感しか持たない男にはわからない。」 これは男である自分にぐさりと突き刺さった。
0投稿日: 2014.05.08
powered by ブクログさすがの唯川恵クオリティを実感。ストーリー自体はともかく、言葉選びのセンスが違いすぎる。もちろん、話も読みやすかったし内容も忘れないと思うけど(好きかどうかは微妙)、とにかく文章に感動した。そんな感じ。
0投稿日: 2014.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
確か自分が29歳になる少し前に読んだ作品。 実母の結婚が早かったせいか、20代後半になってもふらふらしてる(つもりは無かったんですが(苦笑))私に、毎日のように「結婚は?」と云うのが日課と云う日々を実家でおくっていたので、身につまされました(笑) 29歳になると、何故か自分ではなく周りが焦ってくれた気がします。 夫に聞いた話によれば、義母も「あかりさん29歳でしょ、どうするの?」と私たちの間で結婚の「け」の字も出てないときに夫に言ってたらしい(笑) ま、それが意識するきっかけになったかは知りませんが、今では笑い話です。 しかし!本人にしてみおれば死活問題。 まぬけ面で聞いてくる親父を張り倒したいと思ったことは何度もあります。 そして影で泣いたことも・・・。 そんなゆれるお年頃を寄り添うように描いてくれる作品です。 最後は暖かい気持ちになります。
1投稿日: 2013.10.11
powered by ブクログ29歳→30歳になる女の葛藤を描いた作品。女にとって、20代と30代とは気持ちの上で大きな差があるのでしょうね。1歳しか違わないものなのに...
0投稿日: 2013.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
解説は吉田伸子。 唯川恵の作品「肩越しの恋人」が直木賞を受賞した記述がある。 文庫版は「イヴの憂鬱」と改題している。 29歳の目覚めから30歳の朝まで。 え,これが1年なのというくらい,めまぐるしい。 著者も20代後半で転職をした経験があるらしく,転職の描写が現実味がある。 あるときには、どうしても,足元を見てしまう傾向があるのかもしれない。 なにかのきっかけで前を向けると良いことが分かる。 著者は体育会系とどこかの後書きに書いていた。 切替ができる能力がすばらしい。 生き方に対する一つの参考資料を提供しているよう。
0投稿日: 2013.01.29
powered by ブクログ自分の29歳を思い出した。 全てに焦って、いろんなことを叶えようと必死だった気がする。 30になったらもうおそいなんて勝手に思ってたんだけど、今30なんかとっくにすぎて変わらないし、焦って空回りしてたのがバカバカしい。 でも、そういう時期なんだろうなって思った。
1投稿日: 2012.12.21
powered by ブクログ主人公は29歳の女の子。 最近はもう、あんまり言わないだろうけど、30歳前の29歳を「イブ」と呼ぶらしいですよ。(やっぱり言うのかな?) でも、何となく気持ちがわからないこともない。 私、19から20になるのも嫌で、20から21になる瞬間が今まで一番嫌なときだったもん。 でも、もう、今年の誕生日は多分、何とも思わないと思う(苦笑) 人間は年はとるんですよ(ぉぃ) で、また10年後もまたそれを繰り返すのかなー……と思うと、若干「憂鬱」にもなるんだよね。 でもって、今は「恋人がいない」とか、そういうことで鬱になってるけど、今度は「結婚」がのしかかってくるのか……(苦笑) 正直、今は「結婚」なんてまったくしたくないし、してる自分、というのを想像できないって断言できるんだけど……。 何となくやっぱりその年になったら、若干の「人並み」というものに憧れる私としては、結婚もしたほうがいいのかなぁー……って思ったりするんだろうな。 でも、そんなこと考えなくてもいいくらいに充実してたいな、と思うわけですよ。普通の女の子として。
1投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログきっと、30歳を目前にした女性誰しもが、一度は真緒と同じ気持ちを経験するのではないでしょうか。友達の結婚や出産等。。かく言う私も現在28歳ですが、真緒の気持ちが痛い程わかります(^_^;) 30歳になってしまえば、なんだ、こんなもんか、と感じるのだと思いますが。この本を読んで、なんだ、焦る必要ないじゃんと、少しホッとしてしまいました~。
1投稿日: 2012.07.01
powered by ブクログ29歳の焦りみたいなのは、まだ十代の私には分からないけど。 女の幸せとか、女性の在るべき姿みたいなのに捕らわれると、却って自分を見失ってしまう気がする。 結婚して子どもがいても、美枝子みたいに現状に幸せを感じない人だっている。 そもそも、一人一人性格が違うのに幸せのゴール地点が同じな訳がない。 自分だけの幸せが、案外そこら辺りに沢山散らばってると思うの。 ただ、それに気づくのが難しいだけで。
1投稿日: 2012.06.15
powered by ブクログ一気に読めた。 めっちゃ素敵な話でした。同年代で内容が共感できるというのもあると思うけど、その辺にありそうな(ないかな…)日常が丁寧に描かれていた。恋愛、友達、家族、仕事。 悩むよねそれ!という内容が盛り込まれてた感じ。 女友達との関係も嫌らしくなく読めた。 美枝子が一番友達にしたくないタイプ。さつきはすごい。 さらに母親・家族との関係も読み応えあり。真緒の母親は強いね。 「女はね、勝ち戦は自慢しないものよ」 さつきの出産シーンには涙涙。。 真緒のように、結婚したい!恋愛したい!って切望してる時ほどできなくて、仕事に一生懸命だったり、キラキラ輝いてる時には誰かが見ててくれるものなんだろうと思う。
0投稿日: 2011.11.22
powered by ブクログ29歳を迎えた女性の1年間を描いた物語。 年下の男に遊ばれ、お見合いは断られ、リストラされ、友達に不倫を疑われ、なんともついていない主人公。 印象的だったのは彼女が思う「寂しい」という気持ち、考え方が同じだったこと。思わずそうなんだよね、と共感してしまった。 しかし、唯川さんが描く人は本当にリアルでわかりやすい。 いるよね、こういう最低な男(女)と思う登場人物が数人。 小説の中だから、むっとしてもすぐ忘れられるけれど、実在していたら自分はどうするだろうと考えてしまった。
1投稿日: 2011.11.17
powered by ブクログ20代女性が避けられない壁にぶち当たって、それでも強く生きていくお話。こんな風に乗り切れる人は少ないかもしれないけど、不器用な主人公に好感がもてます。毎日の過ごし方とか気の持ち方とか学ぶべきことが出来ると思います。
1投稿日: 2011.06.04
powered by ブクログ珍しく(?)ドロドロしない唯川作品 だけど、やっぱり微妙な女心を分かってる~!と思わされる。 そして三十路を境のように、色んな生き方を決めていく主人公たちが なんとも身近でした
1投稿日: 2011.01.14
powered by ブクログ女性は三十路も前になると、こうももろくなるものかと・・・。 文章ははじめから終わりの20ページあたりまでずっと暗いまま。 それなりにいつもどおりの唯川文学であるため、その点は評価できる。 しかしながら、暗すぎるところがいささか傷ではなかろうか。
1投稿日: 2009.12.20
powered by ブクログ唯川さんの恋愛小説。 今年に入って唯川作品読みすぎて内容がごっちゃになってきました。 寂しいけど少し距離置こうかな…笑 29歳の誕生日から始まり、30歳の誕生日で終わる1年間のお話。 年齢的にはちょっと早すぎますが…面白かったです。 なんか唯川作品読んでいると逆にOLもやってみたくなるのは私がまだ子供だからでしょうか? なぜかOLに憧れてしまう…将来の夢でないのに。 後半がすごくよかったです。 最初はゆる〜く生きていた主人公真緒だけど、後半はかなりかっこよくなりました。 唯川さんの描くかっこいい女性が本当に好きです。 真緒のお母様とか…かっこよすぎ!素敵! 読後感もかなり最高! すごく勇気が貰えて元気になる1冊です。 女性は絶対に共感できると思うのでオススメ! 20代後半になったら絶対に読み直すと思います。 年齢を重ねる度に、知らぬ間に身につけてしまうものがある。それは見栄と臆病だ。 「女はね、勝ち戦は自慢しないものよ」
1投稿日: 2009.06.03
powered by ブクログ29歳を迎えた真緒の日々は、ブルー一色。年下の男との恋は遊びに終わり、結婚に逃げ道を求め見合いをしても見事に失敗。その上、会社ではリストラの対象にされて。恋も仕事も、すべてが中途半端。そんな真緒の背中を押すのが3度の離婚を乗り越え今また新たな恋に燃える母と、シングルマザーの道を選ぶ大学時代の友人さつき。30の大台を目前に、自分の足で一歩を踏み出そうとする真緒の一年。
1投稿日: 2009.01.01
powered by ブクログ前半は主人公と一緒にイタイ気分を味わい憂鬱(笑)。でもラストは想像以上の清清しさで気分よく寝れました。2008.12.26読了。
1投稿日: 2008.12.27
powered by ブクログ私の中ではかなりのヒット。 ちょうど仕事に行き詰っていたときに読んだため、共感することが多かったのがヒットの要因ではある。 だけど唯川さんの小説はただ面白かったり共感したりするだけではなく、読み終えたときに「頑張ろう!」って気にさせてくれるものが多い。 今回も主人公の自分にはない前向きな姿勢がほんとに励みになった。
1投稿日: 2008.10.07
powered by ブクログ主人公が30代を目前にした29歳OL、という設定がかなり感情移入できました。同じようなこと考えてたな〜と共感できる点がたくさんあったりして。 「お見合い」というものに対する考え方や態度、中堅ながらリストラという波にもまれる立場、新たに始めようとする心。どれもおそらく主人公と同じ年齢の独身女性なら、思い悩む部分だと思います。 特に前半のOL時代の話は痛かったな〜(^^;;;。気持ちがわかりすぎて痛いのなんの(笑)。
1投稿日: 2008.06.03
powered by ブクログ年下男との恋はうまくいかず、見合いも失敗。会社ではリストラの対象に。すべてが中途半端な29歳の真緒が、30代を前に成長していく話。女はいつまでも女、です。
1投稿日: 2007.06.04
powered by ブクログ主人公が29歳〜30歳を迎えるまでの1年間の話。1年とは思えないほど波乱万丈。29歳ってこういう年なんだなとヒシヒシと感じられます。仕事も満足にできず、かといって結婚という逃げ道もない八方ふさがりな状態の主人公が、シングルマザーとして生き、新たな幸せをつかもうとする母や、同様にシングルマザーとして生きていくと決めた友人、結婚して幸せになったと思われていたが、実は不満だらけだった友人な ど、周りの様々な人物と関わる中で変化していきます。どんどん魅力的になっていくなーと思うし、実際はこんなトントンにはいかないかなって思うけど(こうなったらいいなという希望もこめて)いい話です。人間、落ちたら上がるしかないのです。
1投稿日: 2007.04.03
powered by ブクログ赤川次郎の「結婚以前」とかぶります。 が、やはり女性の手だけあって、三十路前の女の 孤独の表現が的確。「ぐわ〜〜〜〜!うまいこと言うなぁ!」と 何度唸ったことか。 「三十路前の女」という設定としては、乃南アサの 「パラダイスサーティ」、↑にも書いた赤川次郎の「結婚以前」と 同じです。しかも三作とも終わり方もそっくり。 物語を完璧なフィクションとして、水戸黄門的に終わらせるなら、 落ち着くとこに落ち着かせるんでしょうが、そうしてないところが すごくリアル。 残念なのは、プライベートの終わり方がリアルなのに反して、 仕事方面がうまく転がりすぎの感はありますね。 そんなうまいこと行くかいな。(;´Д`)=3
1投稿日: 2006.06.14
powered by ブクログ女29歳から30歳 微妙なんです・・・会社も恋もうまくいかない こんなはずじゃなかったのに〜って感じで でも、このまま?違う展開 それは、主人公の心の変化がもたら変化 こういうふうに脱皮出来たらいいな・・・
1投稿日: 2005.12.05
powered by ブクログイブに買ったらネタになるなと思って読んだ こうなりたくないなと思っただけ。そして、そんなに旨く行くもんでもないでしょうと。あ、小説だからこそなのか。。。
1投稿日: 2004.12.29
