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水に似た感情
水に似た感情
中島らも/集英社
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総合評価

21件)
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8
5
2
1
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    3.7 これが中島らも 実に人間臭くて奥深い魅力を感じる。 スピと現実の狭間はめちゃくちゃ分かるけど、自らの経験や実感によってその均衡はいつでも崩れるんだと思う。

    0
    投稿日: 2024.10.06
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    らも記という感じだな〜と思って読んでて、あとがきでほぼノンフィクションって言ってたから、そうだよな〜と思った。 真理に近づいていくモンクが、端々のくだらない会話でバランスを取っているような不思議な本だった。

    0
    投稿日: 2022.12.07
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    ちょい難しい。理解しがたいけど、こんなにリアルに薬物について書かれると体験しなくて良い派の僕には勉強になります。

    1
    投稿日: 2022.06.08
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    ノンフィクションだそうで、たしかにバリ島の色彩とか匂いとか現地の人の表情とかがリアルに描かれている。以前読んだ同著者の「ガダラの豚」と比べてとてもすいすい読めたし心地よかった。ソトさんがいいキャラしてる。

    0
    投稿日: 2016.09.09
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    中島らもによるバリ島紀行小説。アル中の躁鬱病持ちの主人公「モンク」は中島らもその人であり、ノンフィクション作品としても読める。実在するであろう登場人物に対する愛着ある描写が暖かい。 前半は作家のモンクが友人の音楽家(ゴンチチ)とテレビの取材でバリ島を訪れる。モンクの躁鬱と、TV業界の実情、呪術師による超常現象体験などが散漫な筆致で描かれている。 後半は帰国したモンクが親しい友人達を誘い再びバリ島を訪れ、呪術師との邂逅を果たし、「人間とはなにか」など、より潜在的な自問が展開される。なんというか、支離滅裂な構成だ。 本書のあとがきにも書いてあるが、前半は躁状態、後半は鬱状態で執筆を進行していたようで、読者にもそのテンションの落差が如実に伝わってくる。小説の体を成していないという批判は真っ当だが、全編に通じる幻想的な揺らぎがなにより心地よい。

    0
    投稿日: 2016.08.18
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    躁病の著者と躁病が去って塩たれた状態の著者の2人の人間が書いた、リアルに迫りくる幻想体験ノン・フィクション。 86頁からの“地獄のミーティング”の章は痛快ですね。 174頁からの“ディレクター業に関するコツについてのレクチャ”も参考になりますね。 「普通の人間は、かちっと固まってしまっているから、大賢にも大愚にもなれないんだ」(P150)、「たいていの物事は、慣れてきた頃に終わる」(P164)は、示唆に富んだ指摘だと思う。

    0
    投稿日: 2015.11.13
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    「アポーツ」って、えっ、今まで意味を取り違えとったわ。 てっきり、らもさんがプロレス好きやから、「アポーッ」って、ジャイアント馬場の声マネかと思てた。 すんません。でも、こんな読み方でもかまへんですよね、らもさん。 「そのカン違い、あんま、おもんないな。 でもまあ、かまへんか。 あんまりカチっとした読み方せんでもええで。」 …って天国のらもさんなら許してくれそうな気がする。 (2007/8/10)

    1
    投稿日: 2015.11.08
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    小説の形態をとっているけれど 内容は複雑怪奇なバリ島的人間探求のドキュメントである 二元論とか無限とかこの世の始まりとか意識などに 好奇の目を光らせている人達には捨てがたい本である 一般にはバリ・ヒンドゥーと呼ばれているが その真髄には大乗仏教とアミニズムが流れている 中でもアグン残のベサキ寺院は大乗仏教に傾倒しているという 過去生から現在などの占いや個人に向けたお守りも創るらしい ベサキ寺院のテジャ師は三という数を完璧として大事にする 祈りとともに涙が出だして怒りの涙から始まり 哀しみの色に変わり最後は無色透明になる 一般にバリの音楽をガムランと言う 鉄琴やドラによる強いリズムとメロディーで陶酔へと導く この鉄琴は新しいもので その昔はジェゴグという音楽で竹琴を使ったのだそうだ 大きいものだと四メートルもあるという それを復興したのがサンカンアグン村のスウェントラさんだという スウェントラさんの連れ合いはニホン人だそうで 普段はデンパサールに住んでいる 聖なる右手で湖水をすくい汚れた左手にふりかける 人生の汚物を拭くために余土してしまった左手 すべてのガラクタじみた奴らのために何度でも重なる汚辱で 棍棒のように固くなってしまった左手 その左手のために涙を流していたのではないかと〜 三+六で九・三✕三が九・三✕四が十二・一と二で三・三✕五で十五 一と五で六・三✕六で十八・一と八で九・三✕七で二十一・二と一で三 三✕八で二十四・二と四で六・三✕九で二十七・二と七で九・・・ 数字で位階(ヒエラルキー)があるように色でもあるだろう 金色から白・水色・ブルー・赤・緑・土色・黄色・黒と並ぶと著者は言う 無色というのはこの世にない 人間は島だとテジャ師は言う 水が引けば島は繋がる そこでは島と島が繋がって一つになっている 人間も同じかもしれない 一人ひとりも全体の底では繋がって一つになれる 人間は時間軸と空間軸に沿って点在している 皮膚によってお互いが外界と遮断し合っているけれど 全体観を取り戻せばシェアによる共生感覚を得られるのではないだろうか

    0
    投稿日: 2013.11.28
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    小説というより体験記・エッセイを読んでいるような感じ。躁鬱持ちの自身の体験がもとになっているんだろうけど、アルコール中毒の話「今夜、すべてのバーで」よりもその色が濃い。 だけれども「物語の中に入っていく」というよりも、主観だらけな話を一方通行で聞かされる妙な感覚が面白かった。躁の見る世界ってこんななのかってくらいに内容はすっ飛んでて、だけど妙なくらいに文章の雰囲気は一貫していたりもして。作中ところどころで触れられる「水」がさらさらと流れる音が通奏低音みたいに響いているみたいで、読んでいて心地良い妙な気分になれた。

    0
    投稿日: 2013.02.13
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    ほぼノンフィクションだそうな。こちらの精神までゆらゆらするような不思議な感覚。今まで読んだことない不思議な小説。ますますバリ島行ってみたくなるー!

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    投稿日: 2012.09.29
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    スピリチュアルな物語ってうぜえ。 アムリタもそうだった。 押し付けられるのが嫌いな自分にはさぶイボもんだ。 お前のかってな心理をこの世の理みたいにかたるんじゃねえよ、しかも一方通行の文章でよって、思うよ。 でもこの壊れた小説をダージリンからネパールに渡る間に持っていた事には、運命とか言う言葉を今使う事は嫌だか、まあなにか都合の良さを感じる。

    0
    投稿日: 2012.05.31
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    らもの中では珍しくいまひとつだった。躁鬱もすらネタ(というかノンフィクションだけれども)にして書いているようだが、結局は消化しきれていないと思う。

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    投稿日: 2012.04.30
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    なんだろう 確かに小説としては 逸脱した作品だったのだが 水に似た感情の意味が最後に解き明かされ 人間の真相意識に眠った 遠い過去 遺伝子レベルでしか残されていない 無意識のラインを揺り動かされるような センセーショナルなノンフィクション作品だった…

    0
    投稿日: 2010.08.22
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    いかれてるぜ! わたしも躁鬱気味なので とてもシンパシーを感じ とてもイトオシク感じ   心の膜をはずしてくれる最高の物語***

    0
    投稿日: 2010.05.24
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    僕は氏の小説のファンです。本書はまだ手を付けていない氏の小説の中から、まずはこれ、ということで選びました。僕は現実と幻想が入り混じり、境目がどこか分からないような内容の小説が好きです。本書はドラッグやアルコール、精神障害などと、オリエンタルでエキゾチックで神秘的な内容が絡み、とても心地よいものでした。特に前半の短い会話でテンポの良い、漫才のようなコミカル部分から、後半での緩やかな流れの文体への移行はとても良い効果でした。あとがきを見るとどうやら前半部分が氏の躁状態での執筆で、後半部は治療後とのことです。なるほど。

    0
    投稿日: 2010.05.04
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    タイトルに惹かれて読んだけれど 面白いと思える要所が無かった。 アッパーとの掛け合いは面白かったけれど。 エッセイの方が好き。

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    投稿日: 2010.03.20
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    バリ島旅行の総括をしたくて読んだ本。当たり前だけど、他の人の感じるバリと自分の感じるバリは違うものだった。でも躁鬱の躁の時がどんな状態かを知識でなく、主人公の体験から伺うことができて、勉強になった。

    0
    投稿日: 2008.10.18
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    タイトルが気になって読んでみた。 なかなか楽しませてもらいました。 「魚はなんらかの集団内の情報伝達手段を持っている。個として分断されていない。一方、人間は言葉を使ったり体を合わせたりしない限り、他人と情報伝達手段を持たない。個に分断されている。それは何故なのか?」

    0
    投稿日: 2008.08.25
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    購入詳細不明。 2015/10/4〜10/5 4年ぶりの中島らも作品。 バリ島を舞台にしたドラック小説。経験者ならではの描写なんだろうなぁ。私の大好きなゴンチチのチチ松村さんをモデルにしたソトさんが良い味を出している。

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    投稿日: 2007.01.26
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    綺麗な本です。 水に似た感情、あたしはこの本にある種水に似た印象を受けました。 躁状態の描写とかもさすが実体験だけあってリアルだし。

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    投稿日: 2004.12.01
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    どこかでなんかすでに拝読しているお話しが小説。ちう 感じでございました。会議の後、ご自身が泣いている心象の描写は わかるわー!とな、思ったです。

    0
    投稿日: 2004.11.02