
総合評価
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powered by ブクログ2025年1月12日、グラビティで夜中にいいねくれた人の投稿みたら「人生の1冊教えてください!」って質問にこの本を上げてる人に出会った。で、その質問の回答を考えてたら、ずっと昔に読んだこの本を思い出した。 この医師の語り口が好きだったな! 本当に命懸けの現場で人間愛を感じた。 2025年1月14日、グラビティで私の紹介から買ってみるとコメントもらった。3冊目
0投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログ看護業界の雑誌向けに書かれたもの。 命や身体、意識の危機、命を失うことが日常的にある場所で働く人たちの気持ちや大変さに思いを致すことができた。
0投稿日: 2024.05.26
powered by ブクログ現場にいすぎると「日常」になってしまうジレンマって確かにあるのでしょうね。ちょっと乱暴な感じもしますが、歯切れがいいですね。
0投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まだ看護師のことを看護婦と 言っている時代の話で違和感があった。 患者の悪口言ったりしててなんだか 受付してた時を思い出して懐かしくなった。
0投稿日: 2023.05.19
powered by ブクログ浜辺祐一(1957年~)氏は、東大医学部卒、東大病院救急部、国立水戸病院外科勤務等を経て、1985年に救命救急センター開設と同時に都立墨東病院へ移り、現在、救命救急センター部長。 本書は、医療従事者向けの月刊誌「ナースコール」に連載されたエッセイをまとめて出版された『Dr.HAMABEの病棟こぼれ話 第一部』(1990年)、『同 第二部』(1991年)を一冊にして、1992年に改題の上文庫化されたもの。次作の『救命センターからの手紙』で日本エッセイスト・クラブ賞(1999年)を受賞し、その後も発表を続ける「救命センター」シリーズは累計で100万部を超えている。 内容は、浜辺医師の救命救急センターでの日々(前半には水戸病院の外科医だったときのものが含まれている)について、同僚の看護師や、患者とその家族らとのやり取りを中心に綴ったエッセイ(1篇は4~8ページ)であるが、「ナースコール」誌の主たる読者と思われる看護学校の学生や新人・若手看護師に向けたトーンで書かれている。 私はノンフィクション物が好きで、様々なノンフィクションやエッセイを物色している中で「救命センター」シリーズを知り、本書を手に取った。 そして、読み始めた当初は、浜辺医師の強い個性、ストレートな言動や記述に少々面食らったのだが、徐々に、それらが浜辺医師の実直さ、更には優しさなのだと感じられてきて、最後まで読み切った。 我々、医療を受ける側の人間は、医療従事者と接する場面の多くが、自分の健康を損ねているときであるため、彼らに身体的かつ精神的に支えて欲しいと思い、往々にして「聖人」のようなイメージを期待してしまうものである。そして、多くの医療従事者も、患者の期待にできる限り応えてくれようとする。 しかし、少し冷静になればわかる通り、医療従事者にしても、身体的にも精神的にも患者側と同じ人間であるし(稀には「聖人」もいるかもしれないが)、本書の中で敢えて浜辺医師が見せようとするのは、そうした表面的なものを取り払った生身の医師の姿である。読み始めた当初に私が抱いた違和感は、その生身の姿にあったのだが、読み進めるうちに、浜辺医師がこのエッセイを書いた目的が、看護学生や新人看護師へのアドバイスであるなら、これほど役に立つものはないだろうと感じるようになったし、それは医療を受ける側にとっても、知っておいてよいというか、寧ろ知っておくべきことであるように思われた。(私が現在幸いなことに健康だということもあろうが) 「贈る言葉」という一篇には次のような一節がある。 「そんなに肩に力を入れることはない。いい看護婦になろう、立派な看護婦になろうなんて目をつりあげることはない。力むことは何にもない。生身の人間の傍らにいることのできる条件、それはいつも自分らしく、生き生きとしていることだけだから。周りの人間に、自分らしさを生き生きと表現すればするほど、より多くのものが与えられ、より豊かなものを得ることができるのだから。自分らしくということ―これほどわかりにくいことはないかもしれない。でも本当の自分というものを一番よく知っているのは、ほかの誰でもない、自分自身である。看護学校を卒業し、臨床にたつ前の、この時にこそ、今までの自分を振りかえってほしい。君だけにしかわからない君だけの正解がきっとあるはずだから。」 救命センターの内側と医療従事者の生身の姿を垣間見られ、医療を受ける側としても役に立つエッセイ集である。 (2022年11月了)
0投稿日: 2022.11.20
powered by ブクログとても読みやすかった。好みではなかった。 若い女性患者に対して若い女だからいいかや痛い目に合わせて二度と自殺する気にならないようにという理由で膀胱カテーテルをいれるという表現が不快だった。本当に膀胱カテーテルを入れたのかどうかの記載はなかったがそれが本当なら必要ないが痛い思いをさせる為に入れたと捉えることができるように思う。今の時代に合わないということもあるとは思う。捉え方次第だけど読んでいて悲しかった。
0投稿日: 2022.07.29
powered by ブクログ医療従事者によるユーモアたっぷりな現場ルポ。人生の教訓的アドバイスも散りばめられている。もし自分が緊急救命センターにお世話になることがあるとしたら、浜辺先生に診ていただきたい。
0投稿日: 2022.07.24
powered by ブクログ救命センターで働くお医者さんの独り言みたいなコラムが看護師が読む月刊誌に載っていたようなところをまとめたものです。歯に衣着せぬ物言いが過激なので月刊紙にはかなりクレームが届いたようですがとっても面白いです。考えさせられる内容もあり読み応えがあります。
0投稿日: 2022.03.27
powered by ブクログ救急救命センターに勤務する外科医が看護師向けの雑誌に連載したエッセイ。 看護師が「看護婦」と呼ばれていた1980年代(ちなみに看護師となったのは2001年)の話であるが、今も昔も根本的にはドクターや看護師の姿勢は変わらないようだ。 いろいろな患者がいて家族がいる。日々亡くなる命がある。 その中で、外見には淡々と時にはあっけらかんと業務に就く彼らを不思議に思っていたが、内心はこんなふうに考えていたんだな、と腑に落ちた。
0投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログ医者の、毎日お仕事エッセイ。 患者の立場から考えれば当然の要求だけれども 先生や看護師の立場なら? が何となくわかります。 とはいえ、先生の指示だけに従うわけにもいかず…。 かといって、先生が何を考えてどう指示を出しているのか 仕事に対してどう思っているのか、が理解できました。 人が死んだからと、悲しんでいる場合じゃない、というのは 非常によくわかります。 その時間があったら次に走らねば間に合わない。 しかしそれを見た患者さんは? 見舞客は?? 読みやすく、分かりやすく、で面白かったです。
0投稿日: 2021.01.05
powered by ブクログ一編、一文が短くて読みやすい 時間も都合も問わず救命センターに運ばれてくる 多様な患者に対応するのは、精神的にも肉体的にも きつい仕事だが、語り口は飄々として軽やか その中でも、患者やその家族、医療スタッフ との関わりを持ち、気持ちに寄り添う余裕を 持っている 忙しさにかまけて省いても、 仕事の上で急に問題になることは少ないが 本当は大事にすべきことだと再認識させられた 読んでよかった
1投稿日: 2020.09.21
powered by ブクログこれは必読の書。プロ意識を持って仕事をしつつも自分を追い込まず、周りに温かい目を向けられるか。救命センターという過酷な職場で情熱を持ちつつ冷静に対処する外科医師の姿から得るものは多い。
2投稿日: 2020.08.28
powered by ブクログ救命センターの外科医が、看護師向けの雑誌に書いたエッセイの文庫化。 「先生、・・・」と会話形式で始まり、現場の実態をユーモアたっぷりに、そして第3者にもわかりやすく解説されている。 生きるか死ぬかの24時間態勢の救命救急センターのドキュメンタリーだが、コロナ禍の今から見ると、まだ牧歌的・・・
8投稿日: 2020.07.28
powered by ブクログ1時間ほどで読める短さ、軽妙な語り口。でも扱っている内容は重い。心に残ったのは、「おじいちゃん子」と「堂々巡り」。おじいちゃんが起こした奇跡だと信じたい。「自殺」と言っても末期がんの78歳のおじいちゃん、看取る家族もなく、痛みに耐えながらの闘病は辛い。
0投稿日: 2018.12.18
powered by ブクログ「ハイ、救命センターの当直です」「24歳の女性なんですが、眠剤を多量に飲んで意識がないんです」「わかりました。すぐ搬送してください」消防署からの依頼である。救命救急センターの電話は、途切れることがない。死ぬか生きるか24時間態勢で取り組む救命救急センターの若き青年医師と、看護婦、そして患者が織りなす、心温まるドキュメンタリー。(背表紙)
0投稿日: 2017.10.29
powered by ブクログ集英社が刊行した『精神科ER』と一緒に購入し、前著を読了後に本書に入る。内容は20年以上前の救命救急センターの話で、本書が第38刷であることから、ロングセラーなんだと改めて実感。著者のべらんめぇ風の語り口は、自分にとって読み易かった。「酒酔話」が本作のイメージを象徴しているような気がする。子どもが怪我をした時に、地元の医療機関では救急受付してもらえず、隣の市の総合病院(3次救急指定)に転送された経験がある。救急隊からの要請を断らない病院の存在自体がうらやましい! そこに働く医師の大変さを再認識した。
0投稿日: 2017.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
印象に残った言葉 「君たちは健康であることを誇りにしてほしい。そして、それをエンジョイしてほしい。病気になんかなるな!病気になってはじめて病人の気持ちがわかるなどと思っていたら、病人は病人にしか看てもらえなくなってしまう。人生を謳歌するということを知って、そしてはじめて、体や心を病む人のかたわらにいてあげることができる。」 「陽のあたる所にだけいるのではない。残念ながらそうした影の部分から逃げるわけにはいかないし、目をそむけるわけにはいかないんだよ。むしろそうした影の部分に直面しているのが医療ということだと言ってもいいかもしれない。」 2017.08.10 読了
0投稿日: 2017.08.10
powered by ブクログおじいちゃん子の話は涙がでた。偶然で奇跡の話(滅多にありえない話)だと思うが、きっとおじいちゃんの願いを神様が聞いたとしか思えない。 そこまでひどい話(重症)や奇跡的なエピソードがなく、本当に看護士(未来のを含め)にむけた本。医療関係者からの目線は新鮮だった。 普段仕事しててミスや判断が命に直結しない仕事って楽だよなぁと思った。
0投稿日: 2017.06.09
powered by ブクログよく医療ドラマで、瀕死の患者を救う天才医師、みたいなのがあるけど、現実はそれがいつも当たり前に起きて、(慣れは怖い、と著者も言ってる)サクサク対応しちゃってることに、少なからずびっくり。 また命は救ったけれど植物人間、といった時は「本当に良かったのか?」と悩む。 医療に携わる皆さんに敬礼。
0投稿日: 2015.09.05
powered by ブクログ軽い語り口で 重い話も熱い思いも素直に読める一冊 医者や看護士さんたちは特別ではなくて、同じ悩める人間なんだ…と気づかされる
0投稿日: 2014.05.25
powered by ブクログ救命センターの医師のエッセイ集。 特筆すべきことは無いが、それなりに面白い。 医療ドラマが受けている今なら、もう少し脚色して映像化すれば面白いかも。
0投稿日: 2014.05.04
powered by ブクログ看護や医療に興味があった。 常に生死に関わっていること。すごいストレスの世界だろうな。介護のことも考える。 看護師に対する考え方に共感した。こんな上司がいるといいな。
0投稿日: 2014.02.16
powered by ブクログ24時間体制で患者を受け入れる救命センター。 医者や看護師は献身の思いで医療を施しているととらわれがちだが、医療の現場に携わるある医師が正直に、愚痴っぽく、面白く、赤裸々に語っている。 本当の医療とは、本当に大切なことは何なのかを考えさせられた。
0投稿日: 2013.06.18
powered by ブクログ本書は看護婦さん向けの月刊誌に連載されたもの。 重体患者を扱う救命センターでの小さな人間ドラマが普遍的な生き様を考えさせ、そして心を温めてくれる。 生死に直面すると人間の本音がでるもの。それを主治医、看護婦の目線で捉えることによって、どう心に収めていくのか、どう教訓としていくのか、著されている。 以下引用~ ・おもしろいものだ。相談するとは言っても、人は他人の意見に従うことはない。自分で既に結論を持っているから相談する。その結論が正しいことを確認したくて人に相談する。だが、その結論が正しいのか、間違っているのか、誰にもわかりはしない。自分自身にすらわからない。だからこそ、自分の思っていることを支持してくれる人があらわれるまで、人は相談相手を次々に求め続ける。そして結論を、ではなく、安心を手に入れるに過ぎない。 ただ忘れないで欲しい。その結論を出したのは他の誰でもない、自分自身なのだということを、責任は全て自分が負わなければならないということを。だって、自分の人生は自分で決めるのだから。
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログ先日本棚を整理していたら出てきた一冊、、何故か積読状態でした。 救命救急センターに勤めるお医者さんの、エッセイ集となります。 読み手としては、新人に近い看護婦さんを想定しているようで、 身近なネタを非常に読みやすく、それだけに不思議な生々しさとなって、 医療関係にはあまりなじみのない私にも、スルッと入ってきました。 登場する人々も、どこか海堂さんの小説にも出てきそうで、面白く。 決して聖人君子ではない方々であればこそ、むしろ安心してお付き合いできそうです。 ん、続編も何冊か出ているとのことですので、ぜひ手に取ってみようと思います。
1投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログ「ハイ、救命センターの当直です」「24歳の女性なんですが、眠剤を多量に飲んで意識がないんです」「わかりました。すぐ搬送してください」消防署からの依頼である。救命救急センターの電話は、途切れることがない。死ぬか生きるか24時間態勢で取り組む救命救急センターの若き青年医師と、看護婦、そして患者が織りなす、心温まるドキュメンタリー。 (裏表紙紹介文より) *** 約20年前の話ということで古さを感じる部分はあったけれど、医療や看護の精神は変わってないんだろうと感じました。 不謹慎な部分もあったけれど、常に“他人の生死や人生”に関わらなければならない医療従事者からすれば、軽口や愚痴を吐き出さなければやっていけないというのは理解できる。 でも自分や身近な人のことでそんな風に言われてたらやっぱりやめて欲しいなとも思ってしまう。 勝手だけど、立場が違えば感じ方も変わってきてしまうんだな。
0投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログ現役の救命医が日常を書いてるから、医者や看護師など医療者の気持ちがわかる。東大病院救急部から都立濹東病院へ、救命救急センター医長。 末期癌患者の運命を何度説明しても家族に理解してもらえない、自殺願望があって運ばれてきた患者、痛い思いをさせてこの世にひきとめておかなければいけない、徹夜つづきで治療しても死んでしまうことも、命を助けようとして植物人間を生み出してしまうことも、家族や本人に感謝されるどころか、ののしられることも、バイクをぶっとばして怪我した人間を、なんでおれたちが真夜中にヘトヘトやなりながら手術しなきゃいけないのかなど(笑)
0投稿日: 2012.05.23
powered by ブクログ題名の通り。すごく読みやすかった。作者のキャラクターがすごい。 人間に出会える現場なのだ、と感じた。 大変。
0投稿日: 2012.02.27
powered by ブクログこの先生のご著書は他にも読んでいます。臨床の現場で起こる様々なことと、医療に携わる方々の姿勢に感銘を受けるだけでなく、本書では、人生についてのアドバイスもたくさんいただけたように思います。看護師さんを目指す方々に向けて書かれた文章だからでしょうか。
0投稿日: 2011.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
救命センターであったであろう医師と看護師、患者のやりとり。たまに看護学生。小話3ページくらいのが集まった文庫本。 看護師新人の時に理解できなかった諦めるまたは死を待つという決断が少し腑に落ちた。 時々出会う、この著者のような医師は人間味にあふれて熱いけど冷静だと思う。冷静な判断が時に冷たく感じてしまっていた昔の自分の思いと重ねながら読め、まだ若かったあの頃いた現場を思い出した。 医師も看護師も人間で患者も人間。当たり前のことなのに忙しい毎日でそれを忘れていってしまってる、または疲れ果てて仕事の魅力を失いかけてる医師看護師さんに読んでもらいたい。 あと看護学生。リアルだけどさらっと書かれてる文章は現場の空気、グロさはあまり感じ取れないがきれいごとばかりの仕事ではないことがよくわかると思う。 医師や看護師は高給取りでいいよね、偽善、と思ってる人にも読んでもらいたい。 ぶっ通しで読むとちょっと飽きたので、★3つにしました。 この方の文庫ほかのは小話ではないようで、お手軽に読みたい方にオススメだと思います。
1投稿日: 2011.08.18
powered by ブクログこの本の何が面白いって、読み手としているのが一般人じゃないところ。 なんと相手は医療の専門関係者で、特にナース達。これって結構珍しいよなあ。だから心臓マッサージのABCDなんて 『今更だから説明は止めよう』 なんてすっ飛ばされる。会話も婦長さんや麻酔医等、救命センターで腕をふるう人たちとのやり取り。 お医者さんのエッセイに多い、患者さんたちとのやり取りはあくまでも医療関係者に伝えようとするエッセンスの手助けでしかない。 病院での主役は患者さんで、自分たちは脇役と言い切る作者の強い気持ちが伝わってくる。 ナースのたまごたちに向けたエールも清々しい。 重苦しさも少しはあるが、手にとって損はない一冊。
0投稿日: 2011.08.14
powered by ブクログもう20年ほど前に書かれた本。今と救急医療の現場は変わっているだろうか・・・。 本書は救急医療の現場の医師が看護師向けの月刊誌に連載していたエッセイをまとめたものだとのこと。どうりで新人看護師へ向けた言葉が多いんだな。様々なエピソードを交えながら救急医療の現実を伝えている。「立派な言葉」ばかりが並べられているわけではなく、逆にちょっと乱暴だなと思わせる部分も少なくはない。けれど、だからこそ「これが現実なのかもね・・・」と思えるのだ。 救急医療に搬送されるなんて、患者にとっては一生に一度あるかないかの出来事。けれど、そこで働いている人々にとってはそれが日常。そこで生まれるギャップもある。徐々に「非日常」に慣れてしまう自分に嫌気がさす医療従事者もいる。その自分との戦いや悩みも飾り気のない言葉で綴られている。 著者である浜辺医師は、かなりざっくばらんなお医者さん。患者だからといって必要以上に優しく接することもせず、だからといって感情を見せずに淡々と接するわけでもない。表面的にはほどよい距離を保ちつつ、心は患者に寄り添っているような・・・。これはただのシロウトの思いだけれど。 医師も看護師も「看護」が仕事なんだな。「処置」するだけではないんだ。「看護」は「看て(みて)」「護る(まもる)」。側にいて、ただ学校で学んだ技術を施すだけでは「看護」とは言えないんだ。学校で、大学で覚えた技術だけじゃなく、現場で得ていくものもたくさんあるんだろうな。 一人一人の重症患者にいちいち感情移入していたらやってられない。それもホンネだろう。亡くなった患者の遺体を清めながら、不謹慎だと言われても、冗談の一つや二つ言わなきゃやってられない。そんな気持ちもなんとなく伝わってくるようだ。とっても重いけれど。自分を犠牲にするようなヤツに「看護」はできない。浜辺医師はそう言う。まずは「看護」する側が健康でいなければならない。患者と一緒に落ち込んでいてはいけない。 でも、それってすごく難しいことだなぁ・・・。 ヘンに立派なことが書いてないぶん、とても素直にお医者さん、看護師さんの言葉が心に入ってくる。そんな一冊だった。
0投稿日: 2011.08.08
powered by ブクログさくっと読める1冊。 もともと雑誌のコラムだったというだけあって、深みはないが、筆者の毒舌が軽快で、「そうだよね、お医者さんだって人間だもんね」と苦笑い。 笑える間は自分が健康であるということだと、この本を読んで思った。自分がひどく落ち込むような病気になったらこの本に寛容になれないかもしれない。
0投稿日: 2011.08.05
powered by ブクログ元々看護師向けの月刊誌に連載されていただけに、専門的な言葉は分からないけれど、全体的に読みやすい。 心暖まるお話が多く、ドラマやドキュメンタリーで見るような緊迫したものではない。 文章が上手いわけではないけれど、お医者さんの心境だとか、本当はこんな風に思ってるのかな、等と内側を垣間見た感じがする。
1投稿日: 2011.04.11
powered by ブクログ熱血医師の独り言、という感じ。命について考えてもらうために小学生の子供に勧めたところ、面白かったと。
0投稿日: 2011.04.03
powered by ブクログ目に入ってなんとなく借りた一冊。読みやすく面白かった。ドラマみたいでもなく、普段診てもらうお医者様ではなく、医者になった知人たちの仕事ぶりを想像してしまいそうになる。
0投稿日: 2011.01.23
powered by ブクログ看護婦(現・看護士)さん向けの月刊誌の連載をまとめたものなので、著者も看護婦さん向けに書いているけれど、医療現場を知らない人が読んでもオモシロイ。歯に衣着せぬ発言と言うのか、看護婦さんとのかけあいがオモシロクもあり、温かくもある。
0投稿日: 2010.11.11
powered by ブクログ「ジェネラルルージュ〜」読んで、ちょっと救命救急の現場に興味が出たので手にとってみました。 中身は救命医の著者から看護師、看護学生向けのエッセイというかメッセージというか…です。 実際に救命で命を救って、植物人間になっても患者は幸せなのか。という問いや、「何で自分がプライベートを犠牲にしてまでこいつら(患者)の命を繋がなきゃいけないんだ。という正直な悩みまで色々あって、お医者さんだって人間だもんね…と思ういいきっかけになる作品。 ただ著者が結構好きに書いているので、嫌な人は読んでて心底いらいらするかも知れませんが。
0投稿日: 2010.08.14
powered by ブクログ医療事務の関係で読みだした救急医療に関する本。 なかなか日常では関わらない世界。 しかし、命の危機にひんした際には、自身の命をつないでくれる最後の砦。 そんな現場の状況を映し出している作品です。 医療問題が騒がれている中、読んでみるのもいいのではないでしょうか。
0投稿日: 2010.08.03
powered by ブクログ【対象】 誰でも 【感想】 墨東病院に入院中、売店でたまたま見かけて購入した。 墨東病院の救急救命センターでの話なのだが、人生において示唆に富むメッセージが「さらり」と書いてある。 (自分も墨東病院の救急救命センターに入院し、救急病棟に2泊したが戦場のような感じだった) 患者・家族・看護婦・医者 の織り成す現実は、ドキュメンタリーとは思えないぐらい。 事実は小説よりも奇なり。 この本を読むと、そう感じざるを得ない。
0投稿日: 2010.04.15
powered by ブクログ救命救急センター医長が書く、ドキュメンタリー。 すごく読みやすくて、(興味深いという意味で)面白くて、 色々なことが分かった&考えさせられた。 めさめさいい本だと思う!! 看護婦さん向けの月刊誌に連載されていたもので、 現場の実態、医師・看護士の本音が満載。 自分の意志をしっかり持ち、きっぱりと語る浜辺さんに好感をもてた。 人のために生きるのではなく、 自分のために生きなさい。 人生を謳歌することを知った上で、病む人の傍らに居てあげて欲しい。 理想の看護婦像に縛られるのではなく、ただ『自分』でありなさい。 笑いたいときに笑い、泣きたいときに泣ける素直さを持ちなさい。 ……厳しい現場を知っているからこそ言えるのであろう浜辺さんの言葉 一つ一つが、私の胸にも迫ってきた。 (2007.04メモ→2010.04ブクログ)
0投稿日: 2010.04.14
powered by ブクログこのシリーズ面白いです。 著者先生の前向きで素直で誠実な気持ちが盛り込まれていて、 読んでいてとても気持ちが良いです。 本来、しんどい内容のものなのですが、語り口調が軽やかで、 それを感じさせません。 人間が作る生の人間のドラマは、台本が無くて本当に面白いです。
0投稿日: 2009.10.25
powered by ブクログ救命センターのドクターが 雑誌によせていたエッセイ。 主に新米ナースへの激励的文章なんですが、 医学の進歩で・・・ 今までなら助からなかった人が助かるようになった。 でも・・・「脳死」「植物人間」・・・の人が増えた。 そうなると、本人は幸せなのか・・・家族の負担は・・・ これでよかったのか・・・と、 医者の苦悩も書かれてました。
0投稿日: 2008.11.05
powered by ブクログ病院のキレいごとじゃ語れない部分をなんとなく感じました。人間の命は尊いけれど、それを救うのも人間だし。
0投稿日: 2007.08.29
powered by ブクログ東大出身、救命センタ−で働く お医者さんの書いた本なのですが、 すっごくよかった。口も悪いし、もしかしたら、こんなのヤブ医者!!なんて怒る人もいるかもしれないけれど、医者たるもの人間でなくちゃいけないよね。上手く言えないけど、そう感じた。 うん。これから病院に就きたい者として、 これを読めてよかった。 ついでにわたし自身もこの本に救われた。
0投稿日: 2007.07.25
powered by ブクログ救急救命センターのベテラン外科医が,看護婦向けの業界誌に連載していたエッセイ集.著者は東大医卒の超インテリかと思いきや,意外とべらんめぇな口調で,職場(医療現場)の現実について小気味よく語りあげていく.もともと看護婦さん向けに書いているということで,看護婦さんに関する話題が多い
0投稿日: 2007.06.23
powered by ブクログ元々看護師さん向けの月刊誌に連載されていたものだそうですから、こんな感じが普通なんでしょうかねえ。 医師も看護師も大変なお仕事なのはよくわかるのですけど。 読み心地のよろしくない作品でした。
0投稿日: 2006.09.22
powered by ブクログ『こちら救命センター』 浜辺祐一著。なかなか凄絶な日常ですが、これが現実なんですよね。生きて死ぬ、それだけのことに、人間はこんなにも悩み、苦しみ、喜ぶ。ただそれだけのことがとても貴重に思えます。陳腐ですが。
0投稿日: 2006.08.29
powered by ブクログお医者さんのエッセイを読み漁ってた頃に読んだ、現役の救命センターに勤める医師の作品。著者の江戸っ子気風の会話は歯切れが良いですが、内容はかなり考えさせられるものでした。緊急オペで患者さんが亡くなった後に談笑する医師と看護婦の姿に愕然とし、だけど医療人もそうしていないとやりきれないのだという一文を読んでハッとし・・・。人間でありながら完璧を求められる医師の苦悩と揺らぎがリアルに伝わってきました。そして生死だけではない病院の経理面での現実なども容赦なく描写されています。共感し、反発し、悩み・・・読むのに体力を要する一冊です。
0投稿日: 2006.04.13
powered by ブクログもう何十回も読みました。救命センターで起こる事、人間模様を作者浜辺さんのユーモアを交えて書いています。昔は結構寝れないときに読みました。短編集なんですぐ読めます。これでハマって後に出たのも買ってってます。結構考えさせらることも多い本です。
0投稿日: 2006.02.11
powered by ブクログ救命センターのDrの本です。私は看護師ですが、看護学生の時に購入して一時期は救命にあこがれたりもしましたが、挫折...。今は内科でぼちぼち看護師してますが、救命ってこんな世界なんだなって厳しさをひしひし感じます。でも改めて読み直すと内科の看護と重なる面もあってそうそう!と共感できたりもします。短い短編集ですので読みやすいですし、お薦めの一冊です!!
0投稿日: 2005.11.14
powered by ブクログ救命センターで実際に働くドクターが書いた日常の救急の現場です。エッセイのような感じなので考え方の相違は出てくるかもしれませんが、救命救急という現場を体験している人だからこそ感じるコトは、日常生活で命というものをあまり考える事の無い私達に色々と考えるきっかけを与えてくれると思います。
0投稿日: 2005.08.09
powered by ブクログ看護士向けの月刊誌に連載されてたのを本にしたみたいです。 短い話がたくさん載ってるので読みやすいです。病棟での話よりも、それに対する著者の言葉に良いものがあった気がします。
0投稿日: 2005.03.06
