
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アリスシリーズ以外を読むのは初めてだったが、ロジックではなくアリバイ物でも面白いのは流石。 魅力的な作品だがノンシリーズなのも納得。 終始タイトルに沿っているのが良い。 鉄道ミステリは苦手なので、時刻表をちゃんと見なくても中盤の時点で解いてくれるのは有り難かった。 アリバイ講義は普通に読んでも面白いこともさるながら、ちゃんと物語に機能しているのが凄い。 個人的には第二の事件のトリックが鮮やかで好き。 ユカリの性格があまり好きではなかったが、犯人を疑った理由が感情論ではなくちゃんとしてて良かった。 やっぱ有栖川有栖の作品好きだなと思わせてくれた一冊。
0投稿日: 2026.09.16
powered by ブクログ面白かったです。これまでに読んだこの先生の作品の中で一番好きです。これぞ正統派ミステリという気がいたしました。今読んでソウ思うわけですから、これが新刊で出された時代に読めていたならわたしは真っ直ぐにこの先生のファンになっていたでしょう。追いかけて同志社を受けていた可能性すらある。 最近「ネタバレあり」という本を読みましたが、それがジェネリックに思えるぐらい、こちらが真のネタバレありでした。見事だなぁと思います。読者に対してフェアであるということが本格ミステリの条件の一つだと解説でも書かれていましたが、そこを正しく守りながらこんなにも鮮やかなオチへ導くことができるのは、やはりこの先生だからなのでしょうね。超絶技巧と帯にありましたが本当にその通りでただただびっくりいたしました。
0投稿日: 2026.09.07
powered by ブクログ2025/11/16読了(再読) '08年、当時の新装版を購入。有栖川有栖の長編第3作は、『月光ゲーム』『孤島パズル』のロジック系からトリック全振りの感。1990年の作品だが、読んでいて初読当時よりも「昔話」感が強かった。ここ十数年での、スマホの位置情報、街中にある防犯カメラ網といったテクノロジーの発達の前に、“犯行時刻に事件現場とは全く違う場所に居た”と錯誤させるアリバイトリックを、少なくとも個人レベルで成し遂げるのはかなりハードルが高くなってしまったように思える(アリバイ訊かれた関係者が「いやー、その日に限って、たまたまスマホ置き忘れちゃったんですよ」とか言っただけで、めちゃくちゃ疑われそう)。とはいえ、不可能を可能にするのもミステリの醍醐味であり、その内に現代テクノロジーの盲点を突いた凄いアリバイトリックを創出する作家さんが出てくるかも。その時、作中の空知が試みた『アリバイ講義』をバージョンアップしてくれたりして? 以下、その他雑感。 ・作中、アリバイ捜しをする空知が連想した、F・ブラウンの『踊るサンドイッチ』。一度聞いたら忘れ難い奇天烈なタイトルだが、4年前に〈創元〉の短編集『不吉なことは何も』で読んだ時には、全く思い出さず……不覚だ。 ・ところで、空知の担当編集者の片桐さんは、〈火村英生〉シリーズの片桐さんと同一人物ですかね?
25投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログノンシリーズならではのどこに転がるかわからない展開がハラハラしてよかったです。 家電でアリバイ証明されるのはさすがに30年前だな、という感慨。 トリックの部分でも今だと無理かなと思わなくもない。 個人的なことだけど、新幹線登場されると生粋北海道民なので全然ピンとこなくなる。地理的距離感覚も正直あんまりわからない。 ノンシリーズとは書いたけど、作家アリスシリーズでお馴染みの片桐さんがいる。
0投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ①時刻表、切符のトリック ②首なし殺人トリック 双子だろうと現在だったら、スマホ(位置情報)とNシステムでアリバイがアウトになると思う。固定電話、切符の時代だから通用するトリック。 首なし殺人については、やや不可思議。 通常、浴室床とバスタブは高低差(10~15センチ)あるはずだけど、成人男性(約60キロ前後)を死後硬直後にバスタブから1人で持ち上げられるのか?高低差で通常より重く感じるのでは? 血液を抜いておけば可能なのか? そんな易々と入れ換え出来ないよなと思った。 殺人の動機も少し薄いなぁ…。
12投稿日: 2025.02.20
powered by ブクログラスト予想を超えて吃驚した。 アリバイトリックは最後まで理解することできなかったのだけど、やっぱ文章の雰囲気とか世界観、登場人物たちがいいなぁ… もっと論理的に読めるといいんだけど。
0投稿日: 2025.02.03
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ノンシリーズなので誰が犯人かも誰が探偵役かもわからなくて終盤までどきどきした。 アリバイトリックが細かくて、読みながらも謎解きは完全に登場人物にお任せ。 アリバイトリックもロジカルな推理も楽しめて、事件とは少し違ったところでの驚きもあって読んでてとても楽しい。 これがデビュー三作目なのまじか。 デビュー作が発表される前の作家に「ペンネームが気に入ったから」で依頼してきたまともではない編集者もこんなミステリをお出しされたらさぞ驚いただろうなと想像して嬉しくなってしまった。
1投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログ読んだことなかったみたい、有栖川有栖初期の名作! 双子と時刻表のアリバイ崩しミステリー。 久々に王道の時刻表トリック読んだ、面白かった〜 注目は作中のアリバイ講義です。
0投稿日: 2025.01.02
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空知のこと好きになりたくなかった!!こんな…悲しい… 絶対に片桐さんとずっと楽しく飲んだり話したり小説書いたりしててほしかったじゃないですか… 時刻表ミステリってただ文字を読むだけになってこのルートハマった!みたいな快感を得られなくて、自分は全然考えながら読んでないんだな…と思った。
0投稿日: 2024.12.31
powered by ブクログ初出は1990年、今から34年前。有栖川氏にとって3作目となる作品。この時代を知らない読者には古典ミステリと感じるかも。街なかに防犯カメラはないし、Nシステムは導入されたばかり。科学捜査もそれほど開発されてなかったのかなと読んでいて感じるが現代の捜査と比べるのはセンスがない。時刻表が沢山出てくる鉄道トリックは苦手なのでさらっと目で追うしか出来なかったが、アリバイ崩しにはハッとさせられたし第二の殺人のトリックには唸らされるものがあって面白かった!
2投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログ有栖川有栖を遅ればせながら初めて手にした作品。作中の事件解決は時間がかかっているようだけど、読んでいる私にはテンポが良く、トリックを誰がどのように解いてくれるのか(人任せ…)とてもわくわくしながら読み進めた。 犯人や動機は初めからほぼ予測できるサスペンスに近いけれど、とにかくアリバイトリックに重点を置いた本格ものに脱帽。次はどの作品を読もうか今から本屋さんに駆け込みたくて仕方ない。
0投稿日: 2024.12.18
powered by ブクログミステリーあんまり得意じゃない上に、こんなに細かいアリバイもの、、、大変だった笑 最後は力任せに感じてしまったし、うーんって感じ。 けど、空知さんのいろんな世界が面白いなと思った。 アリバイのところで頭悩ませる以外はおもしろかった!笑
0投稿日: 2024.11.25
powered by ブクログ有栖川有栖作品のシリーズものは、いい意味で派手さはないが安定している。 その分、こういったノンシリーズは誰が主人公で誰が犯人かわからないので、サスペンス色が強くそれはそれで面白い。共通しているのは描写がとても丁寧で、ありありと読み手の頭の中に情景が浮かぶところ。 私は路線やダイヤなどに明るくないので探偵役が一生懸命推理しているのを傍観しているだけだったが、作者と同じく鉄道が好きな人にとってはたまらないのではないかと思う。 時刻表トリックや双子の登場、首なし死体などミステリの王道と言うべき要素が散りばめられた珠玉の一冊。
0投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログなんだか常に真相をチラつかされている感じ。 きっとこうなんだろうなと思いながらも しっかり裏切ってくれるところが好き。
25投稿日: 2024.09.02
powered by ブクログ面白かったは面白かった。でも、やっぱりこういう系のトリックを使うミステリーはなんだかいまいちすっと理解できなくて「驚愕のトリック」の賞味期限がすぐに切れてしまう感じがしてしまう。
0投稿日: 2024.08.21
powered by ブクログ最後まで解けない時刻表トリックに、首なし死体のトリックまで、まさに話全体がアリバイ談議。 名探偵は予想外の人物に。 生まれた地元周辺がよく出てくるので、有栖川作品は大好きです(笑)
0投稿日: 2024.07.24
powered by ブクログ冒頭から双子の存在が明かされており、それがトリックに使われていることは誰でもわかるが、先の読めない展開で面白かった。有栖川有栖さん自身が講演されるときに話されるようなことを、空知が講演しているところは書いていて楽しかったんじゃないかと思う。ノンシリーズだけど、有栖川有栖らしい作品でとても面白かった。
0投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログ時刻表を駆使したトリックやアリバイ崩しといった、新本格らしからぬ雰囲気を感じる作品を、デビューして間もない頃に発表されていたことに驚かされました。 あとがきによると、思いついたトリックを早く発表しないと先を越されてしまう、そんな思いがあったそうですが、新本格全盛期に敢えて発表するだけの自信も、少なからずあったのではないでしょうか。 双子という特性を活かした、様々なアイデアを加味したトリックも素晴らしく、鉄道ミステリに苦手意識はあっても、十分に楽しめる作品でした。 アリバイ講義と題された、トリックの分類も興味深く、一口にアリバイトリックと言っても、その内容は実に多彩なものなのですね。 作中で取り上げられた未読の作家さんの作品も読んでみたくなりました。
0投稿日: 2023.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
双子の兄弟の兄の奥さんが殺害されるところから物語が始まる。 メインの登場人物は双子、被害者、その妹、被害者の元恋人、探偵。 作中でも出てくるが、日本特有のアリバイトリックに焦点が当てられたた作品。 350ページとわりかし短いので早く読み終わりました。 時刻表を使った緻密なトリックなど推理小説要素強めで、 被害者の殺害動機、犯人の描写がもう少し分厚いと面白かったなとおもいます。
1投稿日: 2022.10.05
powered by ブクログ初の有栖川有栖さん。 時刻表トリック&関西の地名で馴染みがなかったのとで、推理が出来なかったのが残念
0投稿日: 2022.07.14
powered by ブクログ初期作品でしたが、日村先生とアリスが出てくるのを待っている自分がいた。居たらなーと不毛なことを考えつつ、ミステリーを味わいました。私の好みですが、探偵役がメインでいたらもっと面白かったなーと思ったりしました。これは、犯人にアタリをてずに、予備知識ゼロ、他の方の感想を見ずに読み始めた方が面白いと思います!
3投稿日: 2022.05.17
powered by ブクログようやく有栖川有栖作品を読むことができました。 ダイアローグが大きな鍵。 物語の途中で何度か読み返して、 読み終わった後にまたダイアローグへ戻ると さらに唸ってしまいます。 登場人物である推理作家が行う「アリバイ講義」も 面白かった! 西村京太郎トラベルミステリーの サスペンスドラマが大好きだった私としては 時刻表を使ったアリバイ崩しにも夢中になりました。
0投稿日: 2022.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すごく緻密な犯行。日本を股にかけての壮大なアリバイを見事に崩したのがただただ圧巻。そして怪しい2人が殺されてしまうのは正直びっくりした。 そうね、やっぱり警部より探偵の方が小説的には映えるかも。古桑さんがカッコよかった。 そして読み終わった後に冒頭を読む。この発言はどちらなのか。考えるのも楽しかった。、 余談だけど、時刻表があるので時刻表系鉄には涎が垂れるかもしれない。旦那に渡したらニコニコして眺めてた。
0投稿日: 2022.01.24
powered by ブクログこの作者の作品をあまり読んだ事がないけど、アリバイ講義とかは中々興味深く。 そうやって、ミステリーを解くのかと勉強になりました。そこで紹介された作家も読んでみたい。 けどこの講義を聴いた学生はトラウマにならんか心配です。 関西が舞台で関西弁なのも新鮮。 最後まで、探偵役は誰なんだ!ってソワソワした。
0投稿日: 2022.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1作目、2作目とロジックに重点を置いたパズラー風作品を上梓していた有栖川有栖の第3長編。 今作はフーダニットではなくハウダニットものであり、本格的なアリバイ崩し作品。 アリバイ講義などもあり、氏のアリバイへの熱が見てとれる。 一つ目のトリックはいわゆる時刻表トリックなのだが、そこに切符という「物」を絡めているのが巧い。とても分かりやすく、切符のトリックには驚かされた。 二つ目のトリックは、秀逸なのは間違いないが、少し予想がついてしまった。「双子を両方殺して死体を移動したりすれば何とかなるんじゃね?」というしごく簡単な発想ではあったのだが、驚きが半減してしまったのは残念。 二つの秀逸なアリバイトリックに加え、探偵の小桑までも双子だったという皮肉的な真実や、「マジックミラー」という象徴的なアイテムなど、様々な趣向が凝らされており、読み応えがあり非常に完成度が高い。 有栖川作品の中ではあまり知名度が高くないように感じるが、なかなかの秀作。
3投稿日: 2021.11.14
powered by ブクログ有栖川有栖先生の初期の作品だけあって結構昔の話となる。時刻表トリックについては時刻表の知識がほぼないため全くわからず。読んでいても「うーん…」となることしばしば。作中に出てくる他のトリックについては現在だとそう目新しいものではないが当時だとそうでもなかったのだろう。そういう意味でも有栖川有栖先生の現在の作品に至るルーツを知れたような気がする一作だった。
2投稿日: 2021.04.25
powered by ブクログあっ、これが俗に言う鉄道トリックってやつか!ってテンション上がり気味で読みましたが、トリックと犯人よりもあっ!えっ!そっちだったかーあーやられたーって言うポイントがありましたねー。全然関係ないその会話に持ってかれましたわ。ʕ•ᴥ•ʔすごい構成だなー。
1投稿日: 2020.06.14
powered by ブクログなんとなくこれまで読んだことなかったんですが新装版ということで手に取ってみました。火村シリーズのサブキャラクターである片桐さんがでてきてるんですね。どちらが初出なのかわかりませんが。 面白かった・・んですが。東野圭吾さんが著作の中で書かれていたんですが、時刻表トリックって時刻表をホントに眺めて推理してる人ってどれくらいいるんでしょうかね?作中で探偵役が謎解きをするのと読んでなんとなく「ほー」と思うくらいになってしまってるのが常な気がする。考える方はかなり厄介なものなんだろうに・・・なんか申し訳なく思いました。今回も「なんかすごいことが起きてるっぽいけどよくわからない」でなんとなく物語を楽しんでしまってる自分です。もう一度言いますが、ホント申し訳ない。
0投稿日: 2019.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
犯人はすぐわかるから、この話のポイントはアリバイ崩しなんだろうな。 列車のトリックとかあんまり自力で解こうと思わないから、犯人探しタイプのミステリーのほうが好きかなぁ。
0投稿日: 2018.07.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時刻表トリックは散々読んできたが、今回のトリックはなかなか面白かった。実現性は疑問だが、私はそもそも本格ミステリーに現実性など求めない読者なので、別に気にならない。 そして第二の事件もなかなか面白い。いずれも犯人がわざとらしいので直ぐに分かる。 しかし探偵はやり過ぎかな。ちょっと興醒め。ここで『盲点』を使ってくれたら良かったのに。 アリバイトリックの分類はなかなか興味深く読んだ。鮎川さんは好きなので、鮎川作品がいくつも出てくるのは嬉しい。 そして何故表紙が二枚?何かの仕掛けか?と思ったら、新装版だった。
1投稿日: 2017.05.11
powered by ブクログ余吾湖畔の別荘で所有者の妻が殺された。 警察は被害者と関わる人たちに聞き込み捜査を始める。 推理作家である空知雅也は、被害者が学生時代につきあっていた元恋人だったため、警察からの事情聴取を受ける。 被害者・恵に多額の保険金がかけられたいたため、恵の夫・柚木新一が疑われるが確かなアリバイがあった。 納得できない恵の妹・ユカリは、空知に一緒に事件を調べてくれるように頼みこむ。 新一と双子の弟・健一の完璧すぎるアリバイ。 多くの乗客が利用するなかのたったひとりの乗客のアリバイなど、本来ならばあやふやなものであるのが自然だ。 なぜか、新一も健一も、周囲の人たちにあえて強い印象が残るような行動をとっている。 そのため、複数の人間がふたりのアリバイを証言する。 推理小説において完璧すぎるアリバイは、すなわち犯人では?と疑われても仕方がない。 読みながら、事件はこの双子の兄弟の共同作業なのだろうなと簡単に予想ができた。 だが、この物語はそこからが面白い。 真犯人では?と予想していた兄弟のうち一人は殺害され、一人は行方不明となる。 いったい誰が、何のために、兄弟のうちの一人を殺したのか。 そもそも殺されたのはふたりのうちのどちらなのか? 結末は切なく哀しい。 そして「マジックミラー」というタイトルが、この物語にふさわしいものだったと納得する。 意外なトリックも含め、楽しめた物語だった。
1投稿日: 2017.04.21シリーズものでない良さがある!
本作はシリーズものでない分、登場人物全員を素直に容疑者として疑うことができてよかったです。 内容的には王道の推理小説です。 しかし、探偵は出てくるのですが、名探偵ではなく現実的な素行調査をしたりする探偵なので、職業的には探偵でも、探偵役は別の人物なのでは…!?など色々疑いました(笑) 事前に双子がキーになっていること、時刻表トリックのアリバイ崩しものというのは知っていたのですが楽しめました。時刻表トリックは考えるのが少し面倒でしたが…(笑) 人間関係がドラマティックに描かれており、その点も面白かったです。 ある結末の結末には驚かされました! 有栖川先生のファンの方は是非!
6投稿日: 2017.03.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どこかで結末を知ったうえで読んだから、読み始めた段階で苦しさはあった。 最初から最後まで双子に惑わされた。 数字に弱いので、時刻表見ながら目眩を起こしたことは内緒だ。 空知さんには幸せになってもらいたかった……
1投稿日: 2016.10.02
powered by ブクログ最初は本当に興味深く読んでいたのです。第一の殺人が起こり、その犯人はわかっている。そのあとどうなるのか。しかし、その後の事件が起こり、段々嫌な気持ちになって来た。トリック云々よりも嫌な気持ちが勝ってしまった。
1投稿日: 2016.05.19
powered by ブクログ『ダリの繭』に続き、有栖川作品九作目。初のノンシリーズ。森先生に影響を与えた、ミステリィ100作にも入っている本作。○○トリックは説明を聞いてもパッとすぐわからないからあまり好きではないなぁ。でも、第二の殺人やエピローグの締め方など・・その他の部分が抜群に良いから楽しめました、^^ 第七章のアリバイ講義は「ほ〜」と感心しました!
1投稿日: 2016.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時刻表トリックは解く気がなく、第一第二の殺人共に犯人はほぼ明かされているのでそこまで盛り上がることはなかった。よく考えたなあとは思うものの、穴が多すぎる。切符を捨てられていたら?覚えてもらうための行動が露骨すぎやしないか?乗り換えに失敗したら?などなど…… 『マジックミラー』というタイトルが好きだし、小物としての使い方、双子の出し方も個人的にとてもよかったと思う。ダイアローグがピークなのかもしれない。 読み方が悪かっただけなのだけれど、作家アリスと設定が被っている語り手(推理小説作家)が出てきた時点で「あ~こいつ絶対1話キャラにされるし被害者にならなかったから犯人だな」と見当をつけてしまったため驚きはなかった。メタ的な読み方をやめたいのに読んだ本が増えていくほどそうなってしまうジレンマ。
1投稿日: 2015.10.08
powered by ブクログ余呉湖近くの別荘で見つかった女性の死体。彼女の夫とその双子の弟に容疑がかかるが二人には完璧なアリバイがあり… これぞ正統派の本格ミステリ! 鉄道の時刻表と双子の容疑者という絶対入れ替わりトリック使ってるな、というベタさとそれに挑戦しようという有栖川さんの意気込みが現れているような気がします。 そして二つ目の事件でのトリックも独創的というかこの小説だからできるもので面白いです。第一の事件が時刻表を使ったアリバイ崩しなら、 第二の事件は犯人のトリックを見破ってのアリバイ崩し、と趣向が違うようにできています。 そしてもう一つこの小説で特徴的なのは「アリバイ講義」。さまざまなミステリのアリバイの分析、分類が試みられていてミステリ好きならここも読んでいて楽しいのではないでしょうか。
3投稿日: 2014.11.09
powered by ブクログ私、時刻表トリックは好きじゃないんですね~。 読んだらそれなりに面白い時もあるんですけど。 そういう意味では本書は面白く読むことができました。 でも・・・途中の「アリバイに関する講義」とか、ずらずら書かれるのは好きじゃないし、最後に、おいおいおい!と私はなってしまいました。 登場人物の造型とかはよかったのになぁ~。
1投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アリバイ崩しながら、話に捻りがあってうまい。 双子が犯人というのは倒叙タイプのオープニングで分かるがどうやってというところが前半のポイントとなる。そしてそこからが予想外の展開になるところがうまい。殺人を犯した双子を探偵役(と微妙に思わせる)の作家が殺し、アリバイを作るという二重の構造。まあ、それを追う探偵が双子というのは必要のない設定の気がするが。まず最初の殺人の時刻表&切符トリックは確かにスゴイのかもしれないけど、どうしてもこういうタイプは現実味の内容な気がする。その点、後半の殺害時間をごまかすための双子の殺人の方が物語ではあるものの意外性がある。いずれにしろすごく高いレベルでやはりこの作者の作品は質が高い。 主人公の殺人の動機が弱いのも含めて、これでもう少しキャラが魅力的なら言うことなかったかも。
1投稿日: 2014.09.01
powered by ブクログアリバイトリックがふんだんに盛り込まれた力作です。 第一の事件は「双子」と聞いただけで身構えてしまいますが、その心理を逆手に取ったトリックでよく出来ています。ただ、不確定要素が絡む可能性があるので実現はなかなか難しい気がしました。 特筆に値するのは第二の事件。シンプルながら先例のないトリックで感心しました。 また、事件解決のヒントとして披露された空知雅也の「アリバイ講義」は解り易くて興味深いものでした。巨匠たちの作品が例に挙げられていたので今後読んでみようかなと思います。
1投稿日: 2014.05.08
powered by ブクログアリバイ講義に興味を惹かれて手に取りましたが、見事なアリバイトリックのツープラトンに度肝を抜かれました。 お目当てのアリバイ講義も興味深く読めましたし、読後に何気なく冒頭部分を読み返してまたしても驚きに襲われました。 一体どれだけの趣向が凝らしてあるのか、としみじみ思いました。
1投稿日: 2013.06.02
powered by ブクログ最初から犯人は予想できます。第二の犯行で、ん?って思うけど、それも予想した通りの犯人。最後にどんでん返しがあるはず!と期待したが、悪い意味で裏切られた。 トリックも、本の中でならできるけど実際は… トリックありきのストーリーで、無理やり感があり、読み終わったあともすっきりしない。
1投稿日: 2012.12.13
powered by ブクログ別荘で発見された女性の死体。 夫と双子の弟には完璧なアリバイがある・・・ 被害者の妹のユカリと推理作家の空知は調査に当たるが・・・ 最後の最後はどんでん返しがあったが、 犯人の目星が途中で付いてしまうのはやや残念。 しかし、終始楽しんで読むことができた。 推理小説のトリックを分類している後半部分は、 推理小説ファンには特に楽しく読める。
1投稿日: 2012.09.09
powered by ブクログ琵琶湖に近い余呉湖畔に経つ家の中で、女性の死体が発見された。 殺害時刻に彼女の夫は博多へ出張しており、 その双子の弟は酒田にいて、双方アリバイは完璧。 しかし、彼らに対して微かな疑念を抱いた被害者の妹、ユカリは、 推理作家の空知とともに、双子の調査を私立探偵に依頼する。 だが、警察や探偵が知恵を絞っても彼らのアリバイは崩せなかった。 そして事件から半年が経った頃、第二の殺人が起きる。 現場はまたしても余呉湖畔のあの家で、被害者は双子のどちらか。 死体からは頭部と両手が切断されていたため、 被害者がどちらであるか特定ができなかったのだ。 はたして殺されたのはどちらなのか? 犯人はいったい誰なのか? 驚愕のアリバイトリックの全貌は? 新本格世代を代表する作家、有栖川有栖の初期の傑作。 これまで「月光ゲーム」「孤島パズル」と 有栖川作品はふたつだけ読んできて、 どちらに対してもあまり良い感想を抱かなかったのだが、 今作は、それらに比べればはるかに読みやすかった。 おそらく、今まで読んだ2作品に漂っていた 妙なロマンチックなムードがなかったことがその理由だろう。 あの肌にあわない甘ったるい感じがこの作品にはなかった。 これは良かった。 ミステリとしてはよくできていると思うが、 トリックは看破できなくても真相はある程度読めたし、 ストーリー性もあまり高くないため、 やはりどうしてもただのパズル小説といった趣が強く感じられる。 作中で空知が用いた表現を借りるなら 「推理小説的手法の表現のための推理小説」 にあたると思われる。 このへんは個人的な好みの問題になるだろうが、 それらの「手段が目的になってしまった推理小説」には 今の自分はそれほど強く惹かれない。 自然、評価も低くなってしまうのは避けられない。 ただ、嫌いではないので、これからも有栖川有栖は読み続けるだろう。 綾辻行人や、法月綸太郎の作品のように、 積極的に欲して、というわけではないにしても。
1投稿日: 2012.05.07
powered by ブクログ最初の犯人はすぐに分かったんだけど 次の犯行は、最後までわからなかったーー! まさかまさかでした!!
1投稿日: 2012.04.24
powered by ブクログトリックもアリバイもちんぷんかんぷんだったから、普通に読み進めてた。犯人はなんとなく想像ついてたけど、最後にびっくり。 こういうのを推理しながら読めるよう人になりたいなぁ。
1投稿日: 2011.06.06
powered by ブクログ1つめの犯行はアリバイも破り犯人もわかりました 2つ目の犯行は、犯人は確信するのにアリバイは破れなかったのが歯がゆかった! まっとうな推理小説でした! おもしろかったです。
1投稿日: 2011.05.15
powered by ブクログ双子、アリバイ、時刻表という古典的な材料ですがとっつきやすく、新鮮なトリックに感じました。 悲恋物語の側面も持った、濃密な推理小説だと思います。
1投稿日: 2011.05.10
powered by ブクログアリバイものは少し苦手なんですけど、でもなかなか面白くよかったです。 最後にサプライズもあり、いい感じでした。
1投稿日: 2011.04.18
powered by ブクログ琵琶湖に近い余呉湖畔で女性の死体が発見された。殺害時刻に彼女の夫は博多、双子の弟は酒田にいてアリバイは完璧。しかし兄弟を疑う被害者の妹は推理作家の空知とともに探偵に調査を依頼する。そして謎めく第二の殺人が・・・。犯人が作り出した驚愕のトリックとは? 有栖川作品の原点ともいえる傑作長編。 (「BOOK」データベースより) アリバイもののミステリを読むと、この作品のことが解説なり作中なりに出てくることがしばしばある。そこで、ミステリ好きとしては読まなくては話にならないと手に取った次第。有栖川氏の作品はこれが初めてである。 小説でもドラマでも時刻表を用いたアリバイトリックは苦手だ。細かく考えるのが面倒になる。これもその類かと最初は少しガッカリした。しかし、それだけではなかった。本作は「アリバイ講義」が有名。登場するミステリ作家である空知がとある大学でミステリにおけるアリバイトリックについて講義しているのだ。ディスクン・カーの「密室講義」に対抗(?)して。実際にいろんなミステリを例に挙げながらの「アリバイ講義」は興味深かった。 第一の殺人の犯人は冒頭であらかた見当がつく(最後にどんでん返しを少し期待したが)。第二の殺人は、起こったその後の不自然さから、これもすぐに見当がつくだろう。そう思いながら読んでいても、そのアリバイトリックとは一体どのようなものなのか、全くわからない。種明かしされて初めて、なるほどと頷くのだ。 読み終えた今、このタイトルの意味するところがわかる。このミステリ全体にわたって関わってくるもの。それが「マジックミラー」。一方からは相手が見え、他方からは見えない。 有栖川作品はもっと小難しいものだという先入観があった。なぜだかわからないが。しかし、実際にページをめくってみると、そんなことはない。こんなに読みやすかったのか、と驚いた。綾辻作品にも同様の先入観を持っていた。これから数年間は読みたいミステリが山積みの状態が続くだろう。
1投稿日: 2010.11.29
powered by ブクログえーと、時刻表トリックは苦手です 古い時刻表なのか、それとも私が見慣れてないだけか、時刻表見せられてもそもそも見方がわかりませんでした…ああ…バカすぎる… 犯人自体は、後半で分かりますが、ハラハラして読めて楽しかったです 作家アリスシリーズも読んでる人は、同じ編集者の片桐さんが出てくるので、同じ次元なのか、作家アリスの作品なのかで色々想像したら楽しいです すごくロマンチックで切ない話でした 鉄道ミステリがわからなかったわりに、すごく好きな作品です
1投稿日: 2010.11.02
powered by ブクログやられた!って感じでした。 はらはらして読んでいて、とにかく引き込まれました。有栖川有栖さんの本の中で一番読み応えがあるんじゃないかと思います。
1投稿日: 2010.05.17
powered by ブクログアリバイ講義が目を引きます。 曰く、 1. 証人に悪意がある場合 2. 証人が錯覚をしている場合 (a.時間、b.場所、c.人物) 3. 犯行現場に錯誤がある場合 4. 証拠物件が偽造されている場合 5. 犯行推定時間に錯誤がある場合 (a.実際よりも早く偽装、b.実際よりも遅く偽装/A.医学的トリック、B.非医学的トリック) 6. ルートに盲点がある場合 7. 遠隔殺人 (a.機械的トリック、b.心理的トリック) 8. 誘導自殺 9. アリバイがない場合 さて、犯人はどのようにしてアリバイを確立したのか。 そして謎の真相は?? 本格的で読み応えのある作品です。
1投稿日: 2010.03.04
powered by ブクログ双子と鉄道ミステリーを組み合わせた作品。 どうも鉄道ものは相性が悪く、時刻表を相手に没頭する気持ちになれません。 読後に残るちょっとした悲壮感はあったのですが物足りなさを感じてしまったのは、密室ものに毒され過ぎてしまったからでしょうか。 作中に『アリバイ崩し』をパターン分けした講義が行なわれるのですがこれは必読かも!? 月光ゲーム、孤島パズル、双頭の悪魔のシリーズが非常に面白かっただけに、今回は趣味にあわず残念。
1投稿日: 2010.02.06
powered by ブクログ殺害された女性。女性の夫と双子の弟に容疑がかかるが二人には鉄壁のアリバイが。女性の元恋人で推理作家・空知。殺害された夫。遺体の首と手首が切断。消えた弟。 2010年1月26日購入 2010年1月29日読了
0投稿日: 2010.01.26
powered by ブクログ謎解き・トリック解き・アリバイ解きが好きな人にはよさそう。 犯人は最初から最後まで「あー、あの人ねー」ってわかる仕上がりにしてあって、とになくアリバイトリックを楽しむ感じの内容でした。 でもそういうの面倒くさい人には…w マジックミラーの喩えはなるほどなと思いました。 初有栖川クリアー!
1投稿日: 2009.10.29
powered by ブクログ文章が若くて、大阪のツインタワーも出来たばかりで(笑) やや時代が古い感じがするが、作者の意気込みがヨシ! 文中のアリバイ講義が面白い!
1投稿日: 2008.04.26
