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宝石商リチャード氏の謎鑑定 転生のタンザナイト
宝石商リチャード氏の謎鑑定 転生のタンザナイト
辻村七子、雪広うたこ/集英社
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総合評価

31件)
4.3
13
8
5
0
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    オーディブルを聴きすぎたのでしばらく休会して、最近になってまた再開した。 こちらは、久々だからなのか何なのか、朗読が…!閻子丹さんによる朗読がとても素晴らしい! 特にリチャードの声が私のツボにはまっています。 主人公は中田正義くん、名前のとおり真っ直ぐでいながら、ちょっと迂闊でお人好しな大学生。 縁があって、美貌の英国人の宝石商、リチャードの元でアルバイトを始める。 店のお客さんやご縁で持ち込まれる宝石の謎を解いていく宝石ミステリー。 このタンザナイトまでで、第一部。その後第二部、第三部と続き、もうすぐ最終巻のようです。 第一部は短編連作ですね。この巻が第一部の最終話になるのだが… この、「おや、ついにご結婚ですか?」と問いたくなるような表紙のお二人。なんと言い表せばよいの? リチャードのわかりにくかった愛情表現(?)が、だんだん、すごくわかりやすく甘くなってませんか。いや、確実に甘くなっている。この巻は特に甘い。正義くんも、なんでいつまでも気づかない。 ちょうど、これを聴き終えた時に職場に着き、いつもなら一番乗りの時間だったので、「ほぇぇぇめっちゃ最高やったー」と感想を漏らしたのを、たまたま早出していた後輩に聞かれたので、キョドって死にそうになりました。スルーされたので聞こえなかったことにしたいのだが、どう考えても変人ぽい感じの呟きだったので、思い返すと穴掘って埋まりたい気分です。 いや、そうはいっても、この話はほんまに最高だったんで、もう一度聴いたら私はきっと同じことを言うのでしょう。 読み終わったあとの感想を口に出す時は、皆様も周囲に人がいないことを確認してからにすると良いでしょう。あと、外でオーディブルを聴く場合は、ニヤニヤ笑いを隠すためのマスク必須なのでお忘れなく。

    6
    投稿日: 2025.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ついに父親襲来!ここまで読むと正義とリチャードにだいぶ情が湧いているので、しっかり大人たちが対処してくれて本当に良かった。大学生なんて、まだ子どもだもんね...。 最初と最後が繋がってて、前半はまんまと勘違い。正義くん、しれっと公務員ではなくリチャードの助手になっている...!ここで第1部完と知らなかったのでびっくりした。続きも楽しみ。 「美しいと思えばそれは宝石」は確かになぁと思う、いい言葉。 ・コンクパールはコンク貝という巻貝からできるもので、養殖は難しい。天然は1万個に1個。 ・スピネルは赤がふつう。棘という意味で、八面体からきている。 ・パライバトルマリンはブラジルのパライバ州が由来の石だが、ナイジェリアやモザンビークで取れた石でもそう言う。 ・タンザナイト=ブルーゾイサイト。転生という宝石言葉。 ・シンハライトはスリランカの石という意味。長年茶色のペリドットだと思われていた。

    0
    投稿日: 2025.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズとして第一弾がまずは終了。 最後に向き合うべき正義の過去(父親)は、少し足早に解決されてしまった感じもあり、またそんな簡単に解決しないだろうという感じは正直否めない。 そして、リチャードは外では水しか飲まない設定もどうなったんだ?とは思う。 それでも今までのキャラクターが出できて、最後に相応しい大団円。エピローグも未来の2人を思わせる最後で、シリーズを読み通せて良かったという思いが強い。

    0
    投稿日: 2025.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シンハライトは招く  これ何?夢?これはリチャード?正義?どんでん返しが来そうで怖い さすらいのコンクパール  知ってる宝石出てきて嬉しい。自助努力やら幸福やら答えが出ない問いに触れてくる問題。正義がそれに対して感情で答えを出すところが正義らしい。リチャードどうした?前巻から何か変よ? 麗しのスピネル  言葉とはかくも難しい。ベクトルは違うが、たった今、言葉の使い方で大失敗したところだ。 パライバ・トルマリンの恋  信じること、思いやること、あれやこれやと難しい。私なら多分、みずきを問い質してしまうだろう。嘘ならそう言ってくれ、フォローするからと。嘘をついていないと信じることもできず、嘘だと糾弾することもせず、それでいて「信用していない」と伝えてしまうのだろう。  恋のお話が出てきた。これまたタイムリーな話題でぎょっとする。人を好きになる、がどんなことかわからない女性。でも友人として大切に思ってる、と言われたら僕なら耐えられない気がする。いや、本当に恋がわからないと信じられるな受け入れられるかも。「わからない」ことを逃げ道にしていないから。何かしらの逃げのために「わからない」と言われると、それは僕にとってはとてもしんどいものなのだろう。 転生のタンザナイト  私の階層の高い友人はこの話を読んで泣いたそうだ。私の母は正義の父親を「面白い」と表現した。一体何がどうなってるんだと思いながら読み進めたが、とりあえずはほっとしている。正義がどれだけ思い悩んでも最悪の結果は回避された。それは単にリチャードや他の人物が正義を思った結果である。自分で悩み続けて迷走を極めるなら誰かに頼らなければいけないのだ。でも悩み続けている間は頼ることができない人も多い。現に私もそうだ。なればこそ、おせっかいであっても周りが手を伸ばさなければいけない。例え届かなかったとしても。 シンハライトは招く  自分の予想があたってにんまりとしている。ふふふふふ。それにしても、過去作の登場人物が再登場すると再読したくなってしまうではないか。困ったものだ。

    1
    投稿日: 2025.04.19
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    第一部、完・結! 大丈夫、第二部はすでに始まっている。 正義の苦しい過去と彼の毒親が登場する。 正義はどれだけ苦しんできたんだろう。 彼は法律上は大人であっても、まだ学生、また「子供」なのだ。 正義の父親はDV親父でギャンブラー、父親であることだけを傘に、金を実の息子からせびる。 正義は大好きな大切な人たちを苦しめたくなくて、心配をかけさせたくなくて、何もいわなかった。 だけど隠すのが下手だから、バレてしまうのだ。 それで良いんだよ、頼ってよ。 次の言葉は、虐待サバイバーたちに当てた著者からのメッセージと思う。 「人間は、日々、思い悩み、苦しむものですが、あなたは明るい道を選び続けた。 楽なほうでもなく、捨て鉢な時に衝動的に選びたくなるほうでもなく、明るい方を。 私はそれをとても尊いことだと思います。 頑張ってきたのですね」(261頁) あなたは頑張ってきた、生きてるだけで尊いのだ、そう伝えてくる言葉は、 言葉だけでは救われないこともあるけれど、どこかで誰かの救いになってくれることを祈るような言葉だと感じる。 本シリーズは、ジュエリーという美しいものを通じて、同じくらい美しい、人との出会いや想いを感じられる。 押し付けがましくなく、過剰に何かを礼賛することもなく綴られる物語は、 読者の心を磨き、美しいものへと仕上げていく。

    3
    投稿日: 2024.08.07
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    シリーズ6 一部完結 正義父とのエピソードが涙 5個のお話がキラキラ輝いていて… 堪能しましたー!

    0
    投稿日: 2024.03.19
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    「さすらいのコンクパール」 幸せなのか尋ねる。 過去の苦労話を語るタイミングなど中々ないうえ、わざわざ話す必要もないだろうな。 「麗しのスピネル」 巻き込まれた二人。 勘違いされやすいのは容姿が関係してそうだが、会いたくなくとも逃げたらダメだろう。 「パライバ・トルマリンの恋」 仕組んだ寸劇の後。 確実な答えが知りたい年頃だったからこそ、答えは知らずとも本当にしたかったのだろ。 「転生のタンザナイト」 独りで闘う日々は。 極限まで困った出来事になった時、大人を頼ってもいいだなんて考えもしないのだろう。

    0
    投稿日: 2023.07.09
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    第一部最終巻。今回は正義の過去が明らかになり、自分の中に渦巻いていた葛藤をさらけ出す。 正義の進路についての決着がサラッと終わってしまい、少し残念だった。

    1
    投稿日: 2023.07.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2023/05/10  最初の正義やったんや!!!!絶対にリチャードやと思ってた。 染野の話のときはしんどかった。けど、そこからの巻き返しがすごすぎる。リチャードも気持ちに気づいて言葉にするようになってかっこいい。「あなたを帰したくない」!!!!!!

    0
    投稿日: 2023.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アニメ見て読み始めたけど、小説の方が断然良い! 今回のDVの話は泣けた〜 正義くんの葛藤に私もぐるぐるして、何故彼がこういう人物になったのかがよくわかった リチャードもかっこいいけど、今作は中田パパが素敵すぎる! 第二部も楽しみ! 最後の正義くんの好きな人ってだれーーー笑

    0
    投稿日: 2023.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リチャードじゃなくて正義だったんかい!ってなりました。 最後の知人じゃなくて親戚の話っていうのが気になって仕方がない… ずっとBLになりそうでならないという展開だからどうなんだろう 第二部も楽しみです

    1
    投稿日: 2022.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まで当たり前のように会えていた人と会えなくなるのは切ないよね、、と思いながら読んでいたのが、ラストに向かって怒涛の展開。一気に読んでしまった。

    0
    投稿日: 2022.02.28
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    苦労して育った正義、自分のことが信じられなくなる気持ちも理解できる… でもそれは自分もまわりも苦しいというのがこの件で身に沁みたかな 第一部完結、過去の出会いが繋がってきている!と面白かった~

    0
    投稿日: 2021.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今作は各編の内容を思い返すと、実は表題作につながる描写があったことに納得した。正義の実父との決着があっけなく済んでしまったように思うところはあるが、正義が自身が実父のように暴力を振るう人間になってしまうのではないかという今まで抱えていた苦悩をリチャードに話すことによって救われた話であると思った。

    0
    投稿日: 2021.03.01
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    タンザナイトまではいつものリチャードと正義のよくある話、と思っていたが、タンザナイトで急展開!途中まで正義が感じていたようなねっとりとした嫌な感じが続いていたが、正義を取り巻く正義のことが大好きな人たちによって一時的に保護される姿は感動だった。こんな親だったら、自分のことを信じられなくなるもの無理はない。でもリチャードに言われた「自分に優しくない人は他人にも優しくなれない」という言葉はグサッときた・・

    0
    投稿日: 2020.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙からしてプロポーズでもしたんかと思ったがまさに内容もあながち間違ってはいない気が… この2人のホームズとワトソンのような男同志の最強コンビ感が爆発した巻だと思う。 就活で今後の進路に悩む正義に襲いかかる元父の影。 大好きな人に自分の最も醜い所は見せたくない意地と言うのはよく分かる気がする。だからこそ抱え込んでなんとか自分1人で乗り切ろうとする正義が、ギリギリまで追い込まれたところで、やっぱり颯爽と助けてくれるリチャード。 全力でリチャードを助けた正義を好きで好きでたまらないからその分の『好意』を自分にも返させてくれというリチャード。そんなことされたらリチャードの前で号泣するのは当たり前だよな! と思いながら自分もちょっとウルッときた。 そしてまさかと言うか、そうなって欲しいと思っていた展開が最初と最後に爆弾のようにぶち込まれていて思わず歓喜! ちょっと早く第2部を読みたい…

    0
    投稿日: 2020.04.26
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    弱さを見せられる相手は限られる。 相手を思うからこそ告げられないこともあるし、単にプライドが許さないことも。 信頼=依存ではないけれど、そうなってしまうことを怖れる場合もある。 心から全てを分かち合える人に出会えたらとても幸運なことだ。 どんな関係性の相手であれ、一生大切にする。 今ある幸せを再認識。

    0
    投稿日: 2020.03.19
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    リチャードんとこが落ち着いたと思ったら、今度は正義んとこがっ!!(;>_<;)でもリチャードを始め良い仲間達がいるから安心(^^)人徳がある正義だから~♪ということで第一部完結!「美しさの過剰摂取で死ぬ」を体験してみたいかも?(^.^)

    0
    投稿日: 2020.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アニメ化に伴い、振り返りのために読み直し。 本の後半、正義のお父さんが出てくるお話。 ここまでの工程と信頼関係があってこそのお話だとしみじみ思った。 前半パートの正義と、後半パートの正義の違いも魅力なので一気読み推奨の1冊。 きちんとした救いもあって、これからきちんと幸せになるんだよ!!って思える終わり方なので、後味は自分の中では悪くない。 にしても、先生の書くクズな親父が、表現うますぎて読んでてすごい腹が立った。 あと、この巻でジェフが脱いだらすごいと言っていた。

    0
    投稿日: 2020.02.16
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    第一部完!?あとがき読んで知りました。片思い、親のこと、色々決着がついた巻だったなと思う。父親がクソすぎて本当に嫌だった。コンクパールの話が好き。ドミニカ移民なんて知らなかったし、それは辛いと思うけれども、海外のエピソードはそれだけで読んでいてワクワクする一面もある。コンクパールっていう真珠を画像検索してみたらあまりにも自分の好みどストライクだった。いつか養殖が実用化しないかなぁ。

    0
    投稿日: 2019.12.01
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    読了。シリーズ6作目。軽い感じで読み始めましたが、気づいたら6作目まで読んでいました。1.2巻は短編ライトミステリーの感じでしたが、3巻あたりから主人公達の過去が見え隠れし、主人公2人の友情を超えた信頼関係、人間性に惹かれ、先が気になり読み進んでしまいました。 今作は主人公の1人正義の過去が関係した話。これまではもう1人の主人公リチャードのベールに包まれた過去が少しずつ明らかになる感じでしたが、今回は正義の話。通勤電車で読んでいたので、先が気になり仕事が手につかない感じでした(笑) 前巻まで、リチャードが相手を思い頼ることをしなかったことを正義が嘆いていたのに対し、今作はその逆。お互い相手を思いやるが故、相手から遠ざかり1人で解決しようとして、結果、助けを求めることは大切なこと、助け合うのは必然。というメッセージが届けられたように思う。 2人の相手を尊重し合う関係は、読んでいて素晴らしいと感じる。取り敢えず第1部完結。たぶん続きも読むと思う。

    0
    投稿日: 2019.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回で第一部完というこで。 色々とてんこ盛りで楽しかったです。 谷本さんとリチャード氏のご対面もあったし。 そして、正義くんの血縁上の父親。 あの言葉の通じなさは、もはやモンスターです。あれは怖い。リチャードとジェフリーがいてくれて良かった。中田父もカッコイイ! 第二部も楽しみ(今回見事作者の罠にはまりました。そうよね、正義くんもカッコイイよね…)。 しかし、なんですかね。 色々と誤解を含むようなやりとりをわざとやっているのか、と疑いたくなるような言動は、読んでる方もむずかゆい…。 それが面白いんですが、電車の中でニヤニヤしながら読むのは恥ずかしい(笑)。気をつけよう。

    0
    投稿日: 2019.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙を見た私「ついに結婚するのか……?」 ●コンクパール ミルクマン中田に笑っていたらすごい目にあった。 具体的に言うと「あなたと食事をして帰りたい」のくだり、あれ本当、ずるいと思う。正義くんと食事をとっても平気なよう予定を入れていないだとかの辺りからそわそわしてたんだけど、まさか一度流れた食事の話を引き戻してくるとは思わなかった。壁を殴ったあたりで私は一度本を閉じた。胸がいっぱいになった。。。そしてその様子を目の当たりにしてキレる子どもを思い出す中田正義よ…。ここのリチャード視点が読みたくてたまらない。 ●スピネル フットマン正義! 出喰わすリチャード! 待っていた展開がちゃんと用意されるの、最高すぎてにやけた。そしてすごく好きなのが、ヤラセ会話なんだけれども、「あなたの言葉はその都度私の顔を撫でては去ってゆくいたずらな風のようなもの」「あなたが喜んでいることをとんちんかんな語彙で教えてくれる」の辺りのセリフ。お愛想とはいえリチャードの優しさがそよそよ漂うようないいセリフだった…。あやめさんと板垣さんの2人の関係性もよかったな。 ●パライバ・トルマリン ついに天使と天使のご対面! 怪盗パライバのエピソードも、そのあとのリチャードと谷本さんのやりとりも、よいなあ…じんわり…。 そしてすごく心にきたのが谷本さんの「自分のことをエトランジェだと思っている人にとても優しくしてくれるお店」というセリフ。リチャードが、自分は異邦人だから、という理由でつけた店名に、あたたかい意味を宿してくれた。うっ正義くん…人を見る目がありすぎる…。谷本さんをお見送りして、戻ってからのリチャードと正義くんのやりとりもよかったです。恋ではなかったけど、正義くんと谷本さんのあいだにも確かに通じ合うものがあったんだよな。大事な人なんだよなあ。 …といういい話で終わると思いきや、ですね。いやフラグが立ってはいましたが…。 ●タンザナイト ああーううー。幼いころのトラウマって大きくなっても蘇ると厄介なんですよね。しかも本人が目の前に現れるわけだし…ホームセンターで包丁を用意するくだり、ひやひやした。正義くんいつも人をばびゅんと助けに行くのに、いざ自分が窮地に陥ると一人でなんとかしようとする。というか、人を助けるということも一人でやっているし、たぶん誰かを頼るというのができないんだと思う。 シャウルさんとのメールで、「こういう言葉を返してくれる人もいる」と正義くんが泣きそうになるシーンにぐっときた。なんだかすごくリアルで胸に迫った…。 ジェフリーさんがストーカーでよかった! って思ったのはまあまあまあ置いておいて、やっぱりさ、びっくりするよね。「あなたを帰したくない」だよ。「何階?」だよ。断るかと思ったじゃないんだよ状況的にそんなん言う感じじゃなかったじゃんありがとね!!!  そして一室での怒涛の愛のムチ……。ラピスラズリで正義くんがぶつけた叫びに返歌するかのような言葉たち。包丁まで持ち出して崖っぷちで耐えた正義くんのことを、ああいうふうに救い上げてくれて嬉しかった。リチャードが、正義くんが思っている以上に正義くんのことを理解して、見守っていてくれて嬉しかった。そしてそのことが、きちんと正義くんに伝わってよかった。 解決方法も鮮やか…。正義くんは自分が思っているよりずっと大事にされているのだよ。 ●シンハライト これさあ~~~これさあ!!! どう受け止めたらいい…? 第三者視点により明らかになる正義くんの顔面偏差値、血縁のある身内はおそらく一人しか持たないはずの正義くんの「親戚」の話、出てこない彼のフルネーム、同居、付き合っている人はいないが好きな人はいる…………。 う、うーん。すごくすごく勝手な妄想を展開すると、付き合ってないけど結婚しており姓が変わったのでフルネームが出てこない。親戚はクレアモントの血筋の方の話で、褒め殺しの達人は正義くんのことではない。 うーん……しっくりこない! 気になりすぎる…。フルネーム出てこないのは単なるミスリードという気もするし。

    2
    投稿日: 2019.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今度は正義くんターン。正義くんの生物学上の父が、正義くんに寄生しようと現れる。怖い。こういう、穏やかそうな口調な人がDVするときどんだけ豹変するんだろうとか。全く人対人として会話が噛み合わない感じとか。今回引き下がったけど、自分が恥かかされるの大嫌いだろうし、とにかく生活できないだろうし、その後彼はどういう行動とるんだろう。 ともかく、リチャードさんと正義くんのお互いを「大好きで大好きで」、どんどんお互いが不可欠になっていく感じがいいなあ。 あと、シンハライト、見てみたいなぁ。

    0
    投稿日: 2019.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    正義の就活決着編。大学四年生時代をすっ飛ばしてるけど。 正義が今まで心の奥底に持っていた傷が実父の出現によって吹き出す。実父がゲス過ぎて口が塞がらない。 母親へのDVを目にして育った正義の中には、くすぶる父親への恐怖と、母親を守らなくてはという使命感、そして自分にも実父と同じように相手に暴力をふるう血が流れていて、いつか最低野郎に成り下がってしまうだろう、という強い自己不信感がある。 正義がヘドロと称したこれらの気持ちをリチャードに吐き出せて良かった。 自分をよく見せたい、格好いいところを見せたい、役に立ちたい。でも自分の醜い本性がバレるから、好きになってもらうのは怖い。相手の好意を受け取れない。 自分のような不要な人間だから、何かあっても周りがそこまで悲しむことはないだろうって、、リチャードにしてみればそれは悲しいよね。 正義がどんな心持ちでお家騒動に関わったのだとしても、それはリチャードへの好意からであって、リチャードの救いになったのだから。 自分も正義に何か返したいのに。 リチャードには正義の窮地を救える財力と人材と能力を持っていて良かったよ。 今回の事件解決で、より絆が深まってハッピーエンドっぽい。まだつづくようだけど。 …ジェフの監視力に恐怖を覚える。。 実際問題こういうときに警察に行って、どれくらい助力を請えるものなんだろう。 本人への接近禁止令がでても、友人や学校へ近づかれたら迷惑だし。 正義が追い詰められるのもわかる。

    0
    投稿日: 2019.01.06
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    シリーズ第6弾。第一部完結! プロローグとエピローグの仕掛けは気に入りました。 リチャードと谷本さんの話もよかった。 谷本さんが帰った後に、しょげているリチャードも新鮮。 苦しかったのは、正義の父親の話だなぁ。 正義の危機に最初に気付いたのが、まさかの!でもグッジョブ! 苦しかった分、怒涛の展開に(´。`;)ホッとしました。 前作のシトリンの話と繋がってたんですね。 このシリーズの好きなところは、こんな風に相手を思いやり 深く信頼し合う関係なんですよね。 第二部は来月発売ですね。さてすぐ読むか?まとめて読むか・・・

    0
    投稿日: 2018.11.03
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    にやけるようなストーリーじゃないはずなのににやけちゃったよ。本当は結構ハードなはずなのににやけちゃったよ。 私もそれじゃプロポーズじゃん、って突っ込みましたよ。 ってな感じでした 2018.10.14 120

    0
    投稿日: 2018.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まぁ、ご都合主義なところがあるシリーズだけれどレーベル的にごちゃごちゃさせない展開が好まれそうな気がするのでこういうのはこういうので「あり」だな、と思う。

    0
    投稿日: 2018.09.27
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    御都合主義!でも、不覚にも泣いた〜〜。まさかここでこの人登場とは。シリーズはまだまだ続いていきそうで、楽しみ(*´∀`*)

    0
    投稿日: 2018.02.10
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    そこかしこで正義ったら毎日がプロポーズ、みたいな?(〃▽〃)もうyouたち早く結婚しちゃいなよっ。リチャードもリーチャードで既に正義ご両親にはご挨拶済みだったみたいだし(n*´ω`*n)。相手に迷惑かけたくない正義の気持ちも凄く分かるけど、打ち明けられて頼られたら、信頼されているんだなという満足感と力が湧き出てくるもんだよね。

    1
    投稿日: 2018.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつBLにすっころぶかはらはらドキドキしながらここまで読んできて、あ、転ばなかった、と胸を撫で下ろしました。ちゃんとリチャードさんと谷本さんの対面も果たされたし。(あれは多分振られてはいない、頑張れ正義!)本紹介にある正義の実父は、予想を裏切って頭の線が切れてる系で、何でしっかりしたひろみさんがこんな男と結婚したのかさっぱり謎……でも裏でジェフリーが塩対応のリチャードにこき使われてて笑いました。

    0
    投稿日: 2018.01.20