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存在しない小説
存在しない小説
いとうせいこう/講談社
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総合評価

5件)
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    どの掌編もたいへんにおもしろく、思わず頁を繰ってしまう「うまさ」を堪能した。一編を除いて翻訳小説の体で書かれているが、そこには作家が意識するとしないとに関わらず、どこか「日本語で日本の作家が書いている」ということが垣間見え、それがいかにも興味深かった。

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    投稿日: 2020.07.25
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    この著者の小説を読んだのは始めてでしたが、こうゆう小説を書くのですね~と意外でした。存在しない小説なのだから小説ではないのかな?いやでもこうやって読めるわけだし...といささか頭の中をとっ散らかしながら読みました。短いお話(でも内容はけっこう濃ゆいと思った)の合間に挟まれる(わたしにとっては難解な)解説によって考えをあちこちに飛ばされるかんじで、あれ何を読んでたんだっけ?となりましたが、概ね面白かったです。

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    投稿日: 2017.04.30
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    6篇の翻訳小説風の短編、ってことでいいのかな。「存在しない」っていう仕掛けはいまいちピンと来なかったんだけど、短編それぞれがパスティーシュとしてレベル高い。どれもホンマものの翻訳短編言われても信じる。アメリカ、南米のメスチーソっぽいの、マレーシアのムスリム、日本のちょっと春樹っぽいの、東欧マジックリアリズム、香港ノワール、全部が全部それっぽいってなかなかよね。

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    投稿日: 2016.01.21
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    いやぁ、面白かった。 なんというか、著者の狙い的にはメタフィクション的な問題提起ってことなんだろうけど、短編一つ一つが普通に面白い。 つまるところ、これを本当に海外の書き手による作品の翻訳ものとして楽しんでもいいし、そう思わせるように書いてしまう著者ってスゴイ!って思ってもいいし、さらに著者の狙いをメタ的な視点から考えるもいいし。 正直言って、いとうせいこうさんの狙いがなんだったのか、僕はイマイチわからなかったけど、面白かったからまぁいいか、って感じ(笑)

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    投稿日: 2016.01.20
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    アメリカ、ペルー、マレーシア、日本、香港、クロアチア……。世界のさまざまな場所から『存在しない小説』というウェブサイトに届いた小説は、それぞれ見知らぬ土地の風土が匂い立つような文体で、そこに生きる人々のドラマを鮮やかに描き出していく。「存在しない作家」たちによる、魅力あふれる世界文学。

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    投稿日: 2015.12.08