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箱根強羅ホテル
箱根強羅ホテル
井上ひさし/集英社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    2005年5月初演の井上芝居の脚本。時は第2次世界大戦末期。陸軍、海軍、外務省それぞれの思惑が渦巻く中での物語。基本的には井上の一連の反戦演劇なのだが、この作品ではシリアスの度合いは薄く、本土決戦を叫び、あくまでも戦争を遂行しようとする軍部のバカバカしさをコミカルに描く。時代の趨勢に翻弄された箱根強羅ホテルが、東急からロシア大使館、そして占領軍へとその支配権が移って行くのだが、そうした歴史や時間感覚はよく伝わってくる。一方で、井上芝居に私たちが期待する哀切さや、独特のペーソスといったものには欠けるようだ。

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    投稿日: 2013.09.27
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    2011.7.17読了。 井上ひさしは、読む者の何かを削り取らないし、過剰に与えもしないので、リラックスして読める。 とりあえず、あとがきで驚いた。

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    投稿日: 2011.07.23