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体は全部知っている
体は全部知っている
吉本ばなな/文藝春秋
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総合評価

182件)
3.8
38
59
60
3
1
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    短編集。「ボート」の美しい記憶や「小さな魚」の不思議な喪失感や「花と嵐と」の祝福したくなる気持や「サウンド・オブ・サイレンス」の姉の静かな愛情。どの話の主人公も主体的に生きていて眩しい。無防備にも思えるほど大らかな生き方は現代風でないかも知れないけれど例えば「田所さん」の打算の無い優しさに涙が出た。今も日本の何処かにこのような人達が暮らしているのだろうか。適当に生きたい。

    0
    投稿日: 2025.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1話10分ほどで読める短編集 ドキドキするお話もほっこりするお話も切ないお話もあったけど、アル中の母親と娘の話、「ボート」が1番好きでした。 吉本ばななさんの文章は情景が自然と浮かんできて、とっても美しいので、大好きです。

    0
    投稿日: 2025.10.06
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    吉本ばなな。 大作家ですよ。大作家と分かってるけど、名前のオリジナリティと、この方の作品が盛り上がってた当時に思春期だった私が「流行作家=ダサい」という呪いに縛られていたせいで、なんとなく避けてきた作家の1人。 というわけで記念すべき初ばななでしたが、なんだかとても、きちんとしたお話を書く人だ、というのが第一印象です。 短編だし、目新しい仕掛けがあるわけじゃない。だけど一編ずつにちゃんと起承転結があり、しっかりオチがついている。作家が書いたんだなー、ひっくり返るような事件やエキセントリックな登場人物がなくても読ませる、これが吉本ばなななんだなー、と。 吉本ばなな、ダサくなかったです。 寝食忘れて読ませるパワーはないけど、登場人物みんなに血の通った良いお話ばかりでした。

    1
    投稿日: 2025.09.17
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    むかし読んだ。なつかしい感じがした。これこれ、この唯一無二の感じ。当時ものすごく影響された。今、読んでもおもしろい短編集。

    0
    投稿日: 2025.09.12
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    13の短編集。みなさん、好きな話しはそれぞれですが、一話目のみどりのゆびが、少し不思議なエッセンスがあり良かった。どれもなかなか上手くいかない人生でもそんなに悪いものでもないよねと思わせられた。

    0
    投稿日: 2025.09.08
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    あとがきで作家自身も書いているけど、体と本能にちゃんと耳を傾けていれば、間違った方向には行かないんだな、と。 日々のノイズで、体の声や本能の囁きが、聞こえづらくなっていたり、聞こえているのに聞こえていないフリをして生きている自分への戒めになる。

    0
    投稿日: 2025.07.01
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    『体は全部知っている』というタイトルの作品は収録されていませんが、全体を通してこの言葉がぴったりだと思うと、とても奥深く感じました。 どの短編も心に残るものばかりでしたが、特に「田所さん」や「おやじの味」が印象的で、好きだなと思いました。

    12
    投稿日: 2025.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サウンド・オブ・サイレンスがすごく良かった、姉と思っていた人のこの台詞で本当のことが分かってその瞬間時止まった 「だって、もう私もさ、もうあの時みたいに、誰か好きになったりしたこととか、みんななかったことにして、親に尻拭いしてもらうの、ずっと嘘ついてるみたいで、二度といやなんだもの。ずっと言わなかったけど、ずっと、間違っていると思っていたもの。もう今は後悔してないし、楽しく暮らしてきたし、いいけど、もうあんなことはいや。私は確かにあぶなっかしいことしかしないから、心配なのはわかるけど、これ以上なかったことにしたら、頭おかしくなっちゃうよ。」 いやめちゃくちゃ辛い、、読んでて泣きそうだった、彼女と両親がどんな気持ちで主人公のことを育ててきたかと思うと、、、そりゃお互い本当のことは言えないよねって思う、だって今まで積み上げてきたものが崩れてしまうのは怖いだろうし、、、彼らが仲の良い家族であるからこそお互い秘密を無理に暴こうとしないんだって分かるから読んでてほんと辛かった、自分だったら耐えられるのかなとか考えてしんどくなった、しかも秘密を持つことを彼女は本当は嫌がっていたんだと思うともうどうしたら良かったんだろうとか色々考えてしまう、素直に自分の子として育てるべきだった、、?でも当時15歳の彼女には無理だったと思うから両親が養子として迎え入れたんだと思うけどでもずっと嘘をつき続ける人生って、、、とか考えてまだ辛い、、

    0
    投稿日: 2025.05.30
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    はっきりとした形では見えない体の部分から醸し出される生活感と感性が素敵でした。ゆっくりと時間が流れていく感じで心地よかったです。特に「花と嵐と」を読んでる時は私もこの世界に飛び込みたいなと思いました(^-^) あとがきに書いてあった〝体と本能にまかせておけば、さほど間違えることはない”が好きです〜

    13
    投稿日: 2025.05.04
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    掴みどころがない本。 この短編集を読んで、「タイトルはなんでしょーか!」 と聞かれても正解できる自信がない。 ばななさんの語彙力を堪能した。

    0
    投稿日: 2025.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集だと本のタイトルは短編のうちの一つ、ということが多いけれども、体は全部知っている、というお話はありません。どれか一つの短編が表紙を代表してしまうのではなく、全体を代表するようなタイトルに私は大満足しました。 日常にときとして入り込む非日常、意識の世界にふと訪れる無意識の世界、現実に紛れ込む夢、、、それが、普段忘れている自分の本心とか、内側に触れる瞬間を生み出す不思議。 ばななさんが、30代半ばで挑まれた作品とのことです。体がストライキに入って、体に立ち返ったことをあとがきで共有されています。 … 第1話目の「みどりのゆび」で、おばあちゃんのお話で、いきなりぴったりくる。 _祖母が死んで初めての冬だったが、もう何年も前のことのように遠く思えた。 私が1人旅の途中の山道でふと思い出した、去年の冬のアロエについての家族でのやり取りと、そこから思い出す祖母との最後の会話。 _「それでね、おばあちゃんはあんたにはわかると思うの、そういう感性がね。植物ってそういうものなの。ひとりのアロエを助けたら、これから、いろんなね、場所でね、見るどんなアロエもみんなあんたのことを好きになるのよ。植物は仲間同士でつながっているの。」 そういうものなの、っていうところがなんだかとてもリアルだ。母も祖母もなにかそういうものだって教えてくれてた気がする。 _そうか、こうやってつながりができていくのか、もうアロエは私にとってどこで見ても見る度にあたたかいものや優しいものにつながっていく。 一人旅、ってこういうことのために会ったりするのかもしれない、遠くに1人で行って、自分に戻る、自分の原点に戻る、自分の内側に戻る、そうやって、また次に進む先がどちらなのかに気づく。 … 「黒いあげは」や「明るい夕日」なども、今が夢か現実かよくわからなくなる時の錯覚が書かれていてとても共感しました。 友人とドライブ行って温泉行って、ふとした記憶がよみがえる。父母のもめごとと、2週間の父の家出… 黒いあげは蝶が飛んできた記憶とともに、現実にも現れる… 胡蝶の夢!?!? _止めることのできない時間は惜しむためだけでなく、美しい瞬間を次々に手に入れるために流れていく。 _…私はなんとなく気が狂いそうだと思った。自分の歳も住んでいるところもわからないような感じがした。夢に出てくる風景の中を歩いているようだった。それはいい夢でもわるい夢でもなかったが、現実からは遠くに離れていた。今歩いているこのミニチュアの世界で、自分だけがぐぐっと巨人になって、高い高いところから私たちのちっぽけな人生のあれこれ全て、昔から今までの全部を見つけているような錯覚にとらわれたのだ。 … 「おやじの味」では、職場で失恋して、出勤できなくなり、今は山小屋に1人暮らす父のところで過ごすことにした私。 _「ねえ、お父さん、みんあんでここで暮らせたらいいのにね。お母さんも、畑とか耕して、虫とかつかんで、みんなでいっぱい働いて、夜ごはんたくさん食べて、ぐうぐう寝るの。みんな並んで。真っ暗な中で。」 私は言った。それは泣けてくるくらいあり得ない、遠くの光景だった。なんでだろう?なんでありえないのだろう。なにがどこで間違ってしまったのだろう?きっと、私が毛虫の感触を失ったのと同じ道のりで、家族から少しずつなにかが失われてしまったのだ。 この部分を読んだときに感じた強い恐怖心?深い悲しみ?みたいなものはなんなんだろう。たくさんあった可能性は既に遮断されているという現実を突きつけられる、からなのか、 あったものがなくなったことに気づいたときの喪失感?ずっと前からなくなっていたけれど、ただ気づいていなかっただけ、確認せずにおいておいた、「ある」かもしれない可能性。今はもう、絶対ない、でも過去には未来としてありえたたくさんのこと。なんでこうなったのか、なんでこの現実が選ばれたのか、の分かり得なさ。それでもこの現実からは路線変更はできない、有限性。… … 「サウンド・オブ・サイレンス」では、養子であることをはっきりとは言われていなかったけれども、15歳年上の「姉」が肉親であったことはうすうす気づいている私。 _…とにかく、 人の体や心というものが自分たちの思っているよりもずっとたんの情報を受け取ったり発したりしているということだけは確かなように思える。 現実にある神秘性。体が神秘だ。… … 「いいがけん」は、もっと世俗的で面倒で、私は、この人生ってなんだかなあ、と思う。きっとなにかがどうしようもなく偏っているのだろう、という。 神社にお参りに行く。 _「子供もじじいももういいです。ちょうどいい年頃の伴侶に恵まれますように、道のりは遠くても。」 …

    3
    投稿日: 2025.01.15
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    余計な人間関係の構築、人への文句、全部暇だからでてくるもの バタバタと動いて一見忙しいようでも、内面に充実する時間が無いと人は暇になって見かけの忙しさにのまれていく

    1
    投稿日: 2025.01.11
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    短編集。身体と五感を十分に使っていれば、毎日はヒマになるスキなどなく美しいものである、ということ。 Amyよりやっぱ吉本ばななのほうが好きだなあと思うなど。

    1
    投稿日: 2025.01.03
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    必要以上のことはしない。しかし逃げもしない。 他のいろいろな味付けでごまかさない。 私はその性質をその強さも弱さも含めて一言で言いあらわせるように思う。 彼女は、気高い人だ。

    0
    投稿日: 2024.12.22
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    すごく浮気する人とつきあうのと、浮気どころではない人生に都合のいいようにつきあわされているのと、どっちがましだろう?の答えを早く見つけたい〜❕ 田所さんがお気に入り♥

    1
    投稿日: 2024.11.13
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    本を読んで、この感覚、自分も確かに感じた経験があると思った箇所が何箇所もあった。でも、何か感じても、直ぐに流してしまい、無かった事になる場合が多い。 感じた事を言語化する事で、その経験が深まり、感受性が高まると思った。

    0
    投稿日: 2024.09.27
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    モーリス・ドリュオンの『みどりのゆび』を調べていて、偶然に吉本ばななの「みどりのゆび」に出会い、読んでみました。 かつてベストセラー本を次々に出していた頃私は夢中になって読んでいました。今回、突然にまた私の前に戻ってきた吉本ばなな。優しさ、癒しといった柔らかさだけでなく、毅然と前を向く強さまで手に入れて成長した姿を見ることができました。 どの短編もポスイットだらけです。

    0
    投稿日: 2024.09.09
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    複雑な状況に置かれている時、考えすぎてしまっている時ほど、肉体の正直さに委ねていいのだな。癒される短編集だった

    1
    投稿日: 2024.09.07
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    何か素敵だと思うけど、言葉にできないもどかしさとか。 忘れちゃいけない気がしてじっと立ち止まるけど、その瞬間を切り取れない切なさとか。 大事そうなものに直面した時、コレクションのように集めたくなってしまう人間の性なのだろうが、ほんとは、きっと、目に見える形で残しておかなくても感覚として体が蓄えているのですね。 だからこそ、色鮮やかな今を必死で生きないといけないし、感覚を蓄える体も大事にしないといけない。 本能に従っていれば、きっと私たちはより人間らしく、数字だとか利益だとか成果だとかを求めず、曖昧なものを許容できるのでしょう。 吉本ばななさんの作品、恥ずかしながら初めて読みましたがもっとこの綺麗な文体に触れたいと思いました。 「みどりのゆび」「おやじの味」が特に好きでした。 見たことないはずの情景とそこで揺れ動く心情に、「あ〜..なんかわかるな〜..」となぜか共感してしまいます。 状況は違っても、似た感情に私も出会ったことがあるのだ、私の体も知っていたんだ、と思わずにはいられなかったです。

    0
    投稿日: 2024.07.13
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    忘れてしまった過去の記憶でも、⁡ ⁡体、感覚は過去を覚えていてそれが心に繋がっていく。⁡ ⁡そんな短編集です。⁡ ⁡ 癒される柔らかい文章ですが、⁡ ⁡考えさせられる言葉がたくさんあります。⁡ ⁡ ⁡⁡13篇もあるんです。⁡ ぎくり。とするお話しが、きっとみつかるでしょう。 ⁡

    0
    投稿日: 2024.02.05
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    色んな家庭があって、普通の家庭というものはなくて、それぞれの家庭がそれぞれ違うのだけれども、ちょっとずつ自分の家庭の部分部分に、すこしにてて、なんだかさめざめと、言葉が身体の奥の方に落ちて響くような話ばかりだった。 僕の家が、そんな家だったからなのかも知れないけど。

    0
    投稿日: 2024.01.29
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    初吉本ばななさんでした。 ちょっと難しい話を書く方なのかなという先入観を持っていましたが、全く違って丁寧で綺麗な印象でした。 ありそうでない、なさそうでありそうな日常のお話でゆっくりと大切に読みたくなる文章で私は好きな1冊となりました。 ばななさんの 他の本も読んでみたいです。

    1
    投稿日: 2023.09.23
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    吉本ばななさんの本に裏切られたことがない……ひとつの文章の読みやすさと程よい軽さのユーモアといったら!授業中にこそこそ読むのにぴったりで、

    2
    投稿日: 2023.01.26
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    タイトルの通り、「はっきりとした根拠はないけどなんとなく体がさまざまなことを感じ取ってしまう体験」を共通テーマとした短編集。 「みどりのゆび」と「田所さん」が特に好き。 よしもとばななさんの文章は美しいなと改めて思いました。筆者本人も体調を崩していた時に書いた作品らしく、年末に数日寝込んだ身としては体を大切に生きようと改めて思いました。

    4
    投稿日: 2023.01.12
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    SNSもテレビのニュースも「正義」に溢れていて、 「ちゃんと」してないとすぐ炎上、 「ルール」を守らないやつには何を言ってもいい、 不倫・不謹慎・悪口・サボりは許されざる非道。みたいなことばかりなので なんだか拍子抜けするような力の抜けた生活たちにほっとする。 とはいえ私も読みながら 「酒飲みながら子供とボートなんて」 「傘返せよ」 「じいさんと寝るなよ」 とか何度も思って、 「明るい夕方」では、「さぼっちゃったんだからこの子は自業自得」と少し思ってしまう自分にハッとする。 嫌な言葉だなー、自業自得。 自分も業を背負わせてる一員かもしれないのに。 「自分の中に眠る憎しみのパワーを全部とりあえずそこに注ぎ込んでそのもののせいにすることに中毒してあるみたいな変な状態になって、戦争っておこるのかもしれない……」 そうかもしれない… そうだよな、他の人のことなんて、本当はどうでもいいよな。 このときの「私」に友達が来てくれたみたいに、どうでもよくない人を大切にしていく方がいい。 というかそれしか大事じゃないな。 自分の心と体を、大切な人の心と体をいたわって、 どうでもいいものはそのままにしておこうと思う。 ゆるいようでとてもとても強い短編集だった。

    2
    投稿日: 2023.01.07
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    いちばん好き。一つ目の「みどりのゆび」を読んでいる時に、この一冊を好きになると分かった。僕が毎日を生きていく上で欲しい言葉が幾つもあった。こうだと思っていたことが、ちゃんとこう!だと書かれていた。ありがとう。

    1
    投稿日: 2022.11.16
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    五感で気付く瞬間が人生の中にいくつも散りばめられている。 本当にハッとして、ストンと落ちてくる感じ。 「体は全部知っている」 まさに表題通り。 感情移入はしないけど、そのハッとする瞬間の感じが綴られていて、心地いい。 感覚が鈍ってきた時に読みたい一冊。

    4
    投稿日: 2022.09.29
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    田所さん ばななさん独特の、現実と「あの世(不思議な非現実)」のあいだを行き来するような世界観が垣間見れる

    0
    投稿日: 2022.05.02
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    吉本さんは良い意味で道徳的な話を書かれる 生きていることには本当に意味がたくさんあって、星の数ほど、もうおぼえきれないほどの美しいシーンがわたしの魂を埋め尽くしいるのだがら生きていることに意味をもたせようとするなんてらそんな貧しくてみにくいことはもう一生よそう、

    6
    投稿日: 2022.05.01
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    よしものばななの短編集。個人的には最後から2番目の短編が好きだった。本書を読んで1番に考えさせられたのは恋愛やSEXについての価値観。よしもとはこのように二者を並列に語っていることからも2つを独立して存在する概念として捉えている。恋愛の中にSEXが包含されるのではなく恋愛と肉体関係を別物として割り切っているのだ。平たく言えば性愛に関して開放的で不倫や一晩の情事などの行為を恋愛に縛られることはない自由なことだと謳っている。これは価値観の相違であり是非が問題ではないので1つの考え方としてインプットしておこうと思う。また気づいたこととして挙げられるのは今まで読んできたよしもとばななの小説には必ずと言っていいほどおばあちゃんが出てくるということ、そしてほとんどの主人公はそのおばあちゃんが大好きだということだ。作者がおばあちゃん子である証であろう。最初の短編も例に漏れずおばあちゃんとアロエについてのお話だった。作家の性格や趣味嗜好は作品に現れるとは言うがここまで顕著なのは珍しい。タイトルは「体は全部知っている」だがそれぞれの短編に共通することは体と心というより大切なものと記憶という関係性にある気がした。1作目はおばあちゃんとアロエ、2作目はボートとお母さん、3作目は彼氏とサーファー。大切なものを介して記憶を掘り起こし新しい始まりを告げる。このような共通性があるように感じた。どの短編も劇的な展開があるわけではないが淡々とした日常が彩豊かに描かれている。その時の気分に左右されずゆったりと読める短編集だと感じた。

    0
    投稿日: 2022.04.08
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    ん〜短編が上手だな!一人一人の登場人物にとって一番重要な事を丁寧に描写して、それ以外は上手に切り離してる。かなり短い話のコレクションなので、分かりやすめのテーマが多いけど、思慮が浅いわけでは決して無い。 織り込み方を工夫すれば結構直接的にテーマを喋っても自然と入ってくるものだなあ

    0
    投稿日: 2021.12.29
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    食回りのエッセイかと思って手に取ったらゴリゴリの短編小説集だった。 人との関係性に関する様々な切り取り方をした本だったから、あーこんな人もいるのね、という感じ。 68/100

    1
    投稿日: 2021.07.10
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    恥ずかしながら読んだことがなかった吉本ばななさん、すごく好きです! 植物のことがよく出ていて、描写がすごくきれい。あとは海のこととか、雨とか。 すごく素敵だから、思わず自分も真似したくなってしまう。夜ボートに乗りながら、お酒を飲んだりとか。 「いいかげん」で主人公が喉元まできている言葉を押しとどめることができる、というのが心底羨ましい。どうやったらそれができるのだろう?私はついついその場のノリとか、売り言葉に買い言葉で口から出てしまうので。 元気のないときに、これを読めば大丈夫な気がした。「おやじの味」が好き。

    1
    投稿日: 2021.07.07
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    アロエと話したり不思議な感じとか、 お母さんとおとなびた小さい子とのやり取りが締め付けられたりとか、 夢の中のような感じだった。

    1
    投稿日: 2021.02.23
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    止める事のできない時間は惜しむためではなく、美しい瞬間を次々と手に入れるために流れている。 西日とくろいアゲハが好き。

    3
    投稿日: 2021.01.19
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     『体は全部知っている』というタイトルだけあって、気持ちが追いつく前にしっくりとわかっていることや予感、五感がすべてのことを拾い上げている感覚がふんだんに描かれた13篇でした。初期のみずみずしいよしもとばななさんの文章が好きな人なら本作もきっとお気に入りになるはずです。  こんなに短いお話ばかりなのに、きっちりとわたしたちの好きな、あの雰囲気が流れていて一つ一つの情景を肌で感じられそうなほどでした。読んでいるとまるで優しい、ミストにちかいようなぬるいシャワーを全身に惜しみなく浴びられるような、そんなしあわせなかんじがしました。

    2
    投稿日: 2020.11.21
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    吉本ばななさんの本を初めて読んだ。 文章がきれいで、とても読みやすかった。 もっと読んでいたかった。 どの話も共感できるような、そう、"体は全部知っている"と納得できるような内容だった。

    0
    投稿日: 2020.11.11
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    吉本ばななさんの本を初めて読んだ。 なんとも言えない場面を どこかで見たことのあるような風景と共に 描いていて 読んでいてとても美しかった。

    1
    投稿日: 2020.11.03
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    体はいつでも正直なんだな。膝がいつも痛くなる時、心が下に下がっている時、出してくれてるサインを見過ごさずにちゃんと向き合わないと、体壊れてしまうのだな。

    0
    投稿日: 2020.08.28
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    さらっと読める本。 登場人物に共感出来ない話も多かったけれども、どれもまとまりがあって吉本ばななさんはさすがだなと思いました。

    1
    投稿日: 2019.12.02
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    著者短編小説13編を収録しています。 本書に収められたそれぞれの短編は独立したものですが、最初の「みどりにゆび」から、著者らしいスピリチュアルな世界観に触れることのできる内容になっており、著者の作品世界に入っていく準備が整えられたように感じました。「ボート」の主人公のママや、「田所さん」の田所さんなど、著者の作品世界にマッチするように造形された登場人物たちの魅力に親しみをいだき、「ミイラ」や「いいかげん」のような、常識的な感性ではすこしついていくことのできないストーリーの展開にも、なぜかすっと入っていくことができました。 著者の作品では、長編よりもやはり短編のほうが好きだということを、あらためて確認しました。

    1
    投稿日: 2019.11.02
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    吉本ばななさんの文章はとても好き。読み終わったあと、やわらかい気持ちになって、からだに情景や想いが染み込んでくる感じがする。彼女の文章はわたしが好きな淡い色。 無理に考えなくても、結局は体が一番自分を知ってるんだ、ってことに気付かされた。よく、友達の方が自分を知っているとか聞くし、わたしもそうだと思っていたけど、違うんじゃないか…と。耳を澄ませてみよーっと。

    3
    投稿日: 2019.09.25
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    これ!すっごい!分かる!て言うような感想ではなくて、何となく分かるなぁ~て言う、緩い感じ。まぁ、色々とやっちゃってるけど、考えないで寝ちゃおー!みたいな。分からないですよね

    1
    投稿日: 2019.01.20
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    同氏の小説は恐らく三冊目。短編でも長編でも変わらず、始まりから終わりまで、延々と鈍器で殴り掛かってくるようなパワーある文体が素晴らしい。だが、私には合わないようだ。終止「私」視点から綴られる物語と思考はエネルギッシュで、すぐにお腹いっぱいになってしまう。不味いわけでなく、私の口に合わないだけ。違う物を食べたいだけ。同氏の類い稀な筆力には舌を巻く。人間の思考は、如何に複雑で、如何に長ったらしいものかを再確認させられる。人間は一つのことを考えるとき、複数のことを考えているのだと。そして綺麗毎の表層をめくれば、ドロドロした思考が波を打っているものなのだと。そんなことを思いながら読み終えた。

    1
    投稿日: 2019.01.12
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     タイトルが気に入って読んでみた。「文庫版あとがき」を読んで納得した。オイラはいつの頃からか、健全なカラダに健全なココロは宿ると信じるようになった。ココロさえしっかりしていれば大丈夫だと思っていたが、仕事や家庭の不和で意外に簡単にココロは折れた。その時のカラダと言えば、しっかりオヤジ化しておりとてもストレスなんかと戦える状態ではなかった。ココロを強くするやり方はわからなかったが、カラダの鍛える方法はいくらでもあった。不健康で不摂生がロックでカッコいいと思い込んでだらしなくやってきたので。似たルーツがあって書かれた物語だった。  「文庫版あとがき」引用  もともと体が強くないので、大健康!とまではいきませんが、ぼちぼちやっています、と言える程度には健康です。体は自分で作ったものではなくて親からもらったものなので、あまり汚くして天に返すのは嫌だなあ、それに、まだ当分使うからメンテナンスは怠りなくしないと、などと思っています。  大改造のさなかに、宗教的なことではなくて、体と自分のシンプルな関係について、いろいろ気づいたことがありました。体と本能にまかせておけば、さほど間違えることはないというようなことです。ひとたびそこを見失うと、問題は迷路に入ってしまい、大ごとにならないと気づかなくなってしまうのです。それをなんとなく盛り込んだのが、この本でした。

    1
    投稿日: 2018.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「止めることのできない時間は惜しむためだけではなく、美しい瞬間を次々に手にいれるために流れていく。」黒いあげは より 生きていくための力に満ちた本でした。

    2
    投稿日: 2018.05.23
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    13のお話からなる短編集。 いちばん好きだったのは「おやじの味」という短編で、私も何度も主人公と同じことで悩んだことがあるので、私だけが悩んでいる訳じゃないのかと救われた気持ちになりました。どれだけ多くの人が同じように安心したのだろうと思いました。 80年代後半「ばなな現象」と呼ばれるブームがあったそうなのですが、若い女性を惹き付けるものは30年経っても変わらないのだなぁと思いました。

    3
    投稿日: 2018.05.19
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    タイトルの通りに、体と心がいかに繋がっているのかが分かる短編集でした。 体は全部知っているって良く言うけれど、本当に自分自身でも気付いてあげられない心のことを体はよく知っていると思います。 女の人の心ってこんな風だよなあと思いながら 楽しめました 吉本ばななさんの本はしんどくならずに、でも明るすぎることもなく、読めて楽しいです

    2
    投稿日: 2018.04.23
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    吉本ばなな『体は全部知っている』 170207読了 ★★★★★ 20〜30代の女の子が主人公の物語の短編集。 感性にピッタリ合い共感した。 今年の目標、月に3冊…続くかなぁ

    2
    投稿日: 2018.04.04
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    吉本ばななさんのことばがからだにすっと入ってくる感覚が心地いい。 知ってるような、知らないような、からだとの距離感。 ひとつひとつ短いけど、奥行きのある短編集。

    2
    投稿日: 2017.11.16
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    思い出してからは、これまでよりも、世界を近しく生々しく感じられるだろう、と私は思った。 〈ボート〉 いまの自分を形成していると思われるひとつの出来事を思い出した。

    1
    投稿日: 2017.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    穏やかな読み心地。 繊細さと日常性が同居しているさりげない短編集。 最後までせっせと読みました。

    1
    投稿日: 2017.07.31
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    ◆本能と、直感と。 女は、独特の生き物である。 鋭い直感と本能に生きるものである。 そんな女の生態がよくわかる著書だ。 この本の主役は、 女の、決して人には見せない感情たち。 ここでは、女の体に沿うように 敷きつめられた感情たちが、 揺れ動いている。 女は留まることを知らない生き物である。 ときに感情に従い、ときに理性に従う。 どんなに誤魔化しても、体はとっても素直だ。 悔しくなるくらい素直で、やっぱり 心と体で、ひとつの女ができているとわかる。

    1
    投稿日: 2016.09.17
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    頭で思い出したり考えたりするよりも確かに、体は全部知っていた。この"体"というのはおそらく"感覚"のことだろうと思う。空を見る、食べ物を食べる、何かに触れる、特定の音を聴く、その時に頭にぱっと浮かんでくる何か。それらのものを確かに自分は知っていたはずなのに、どうして私は忘れていたのだろう。 悲しいことも、楽しいことも自分の一部になっているから、思い出すとなんとなくほっとする。ほっとして、自分が何で作られているのか少し分かったような気持ちになる。 全体を通して母に抱かれているような安心感があり、同時に少し悲しくもあり、でもやっぱり吉本ばななの文章は元気が出る。今日も明日も生きていこうと思える。「キッチン」より良いと思いました。

    1
    投稿日: 2016.02.06
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    一冊に13編の短編が入っている。ひとつひとつはすごく短い。物語さわりを少しずつ見せられて、余韻を楽しませてくれる。仕事は何をしているかよくわからないけど、とにかく会社にいる不思議な男性を描いた「田所さん」がかわいかった。

    1
    投稿日: 2015.12.05
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    とある人に本を貸したらこの本を貸してくれた。十年以上ぶりの吉本ばなな。 吉本ばなな、村上春樹、村上龍の三人が燦然と輝いていた時代に青春時代を送れたというのは、案外幸せなことだったのかもしれないと、最近思う。 村上春樹はその後も何度か手にしたが、吉本ばななは初期の作品を4、5冊読んだ程度。本当に久しぶりに読むのだが、変わってないな、というのが第一の感想。 作者の年齢は知らないが、二十年近く経っているというのに当時と同じ感性を持っていられるというのは、ものすごいことだと思う。単純に言えば、ハタチの小娘の時の感覚を、40のオバサンが持っていて、それがおかしくないというのは、当人がよっぽど世間ずれしていないかその感性が当人の個性となっている時くらいだろう。 相変わらず登場人物の女性たちは、どこか世間から一歩、テンポのずれた人たちで、その感覚を厭うことなく普段着感覚でもっている。周囲の人間は彼女たちに振り回されたり、何かを気づかされたりするのだが、不思議と彼女たちを嫌ったりバッシングすることはない。 今回は「からだ」にまつわる感覚を描いた短編が集められており、どれも手軽に読めるのだが、あとからもう一度読み返したくなる、そんな作品集になっている。 13の作品の中で、わたしが気に入ったのは「ボート」という作品。ちょっとエキセントリックな母親との思い出を、綴った話だ。 久しぶりの「純文学」も、なかなかいいもんだと思った。

    1
    投稿日: 2015.07.25
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    家に転がってたシリーズ。買った覚えはないけど、ってことは父か?繊細系女性作家の大御所吉本ばなな先生の、心と身体にまつわるフル一人称短編集。意外に2000年代の本だった、バブル時期の本かと思い込みながら読んだ。

    1
    投稿日: 2015.05.14
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    7.8年ぶりに再読。短編集。 (田所さん、花と嵐と、が好きだった。) うつ病とかそういうことが、全く珍しくなくなった。何やら危うい雰囲気の人たちも電車や街でよくすれ違う。心と身体のバランスは気をつけていないと、すぐに崩れてしまう。きっと誰でも紙一重。 そういうことに対して、よしもとばななさんが送っているメッセージのような気持ちで読みました。

    0
    投稿日: 2015.05.12
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    私たちは、すべての動物・植物・地球全体とシンクしている話。 植物を助けるようないいことだけでなく、ヤバイと思った直感がそのとおり進むといった、好ましくないこともしかり。 30代後半。 からだが発する信号に耳を傾け、ひとに流されずに自分のうちから感じるものを信じて過ごしたいと思い、じんわり読了しました。

    1
    投稿日: 2015.05.01
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    短編じゃ物足りなかったー。もっと読みたくなる。 おやじの味がすき。 そして、あとがきが一番すき。 頭でっかちな子ども時代を過ごすと、 身体と心を切り離すすべを覚えてしまう・・ 大人になってから一大決心して 身体を立て直したというばななさんのコメントが一番ぐっときた。

    1
    投稿日: 2015.04.30
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    直感的に体で感じていること、無意識に心で感じていること…そういうことを大事にしたい。 とても好きな一冊。 また、ふと読み返したくなる時が来るんだろうな。

    1
    投稿日: 2015.04.20
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    よしもと氏の文章はすっと心のなかに入ってきて、一番感じやすい所を触っていく。「おやじの味」に出てくるオムレツが食べてみたい。

    1
    投稿日: 2015.04.15
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    自分に自信なくて、生きていることに罪悪感があったから、自分を好きと言って言い寄ってくれたひとを貴重に思わなくてはいけない、と思ってしまっていたのだ。 おやじの味 より いいかげん もよかった

    1
    投稿日: 2015.03.01
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    「そうか、私は、本当は傷ついていたのか。」 自分の気持ちなのに自分でもわからないことは人間にはよくあるかもしれない。特に恋愛している時など。 「本心」という短編の中では失恋した主人公がぼんやりとした悲しみのなかで、自分の中にあった一番の、本当の悲しみに気づく。 濁流のように押し寄せる思い出と悲しみに飲みの混まれ、自分の芯にある悲しみが見えなくなる時がある。なにが辛くて悲しいのかわからないから、余計に苦しい。 そんな時ふっと周りが静かになり、自分の心の一番奥底がのぞける、そんな瞬間が、この短編では短い夢として書かれている。 自分の中に押し殺した深い悲しみを知れた時、多分.それが前に進める原動力に繋がる。未来へ踏み出す一歩になる。

    1
    投稿日: 2014.09.08
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    14/09/07 1話10頁弱の短編集で電車の移動時間で読みきっちゃいました。2時間くらいかな。 “私の将来にはなにひとつ前向きなものはなく、ただ今現在があるのみだった”(P169)の一文がずこーんときました。だけどばななさんはそれでいいんだよと言ってくれる。いまを大切に、自分の感情に素直に、と。 P136-137 自分の中の深いところに押し殺してきた気持ちをわかるということが、何よりも大切なんだなあ、と思いながら、私はタルトの上の果物を口に入れた。すっぱい、まだ生きている物にしかない濃い味がした。(「本心」)

    1
    投稿日: 2014.09.07
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    【本の内容】 「アロエが、切らないで、って言ってるの。」 ひとり暮らしだった祖母は死の直前、そう言った。 植物の生命と交感しあう優しさの持ち主だった祖母から「私」が受け継いだ力を描く「みどりのゆび」など。 日常に慣れることで忘れていた、ささやかだけれど、とても大切な感情?心と体、風景までもがひとつになって癒される13篇を収録。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

    1
    投稿日: 2014.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    吉本ばななの小説を読んだのは二十数年ぶりだと思います。 確か以前に読んだのは”キッチン”という作品で、当時、自分が好きだった女の子が読んでいて、それで読んだような記憶があります。記憶が混濁しているかもしれませんが。ただ、このなんというか、空虚感というか諦観をスタートにしたような感覚は、以前感じたものと共通のような気がしました。 この文庫本は、短編集です。

    1
    投稿日: 2014.06.02
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    なんだか朝に、比較的読んでいた気がする。 朝日のなか、ごくごく水を飲むみたいなかんじ。 心と体のサイン。 辛いときは辛いって、自分がそのまま受け止めてあげなきゃなと思った。 読むタイミングで違うのだろうけれども、本心、が今は一際刺さった。 辛い経験をしたことでより小説とか音楽から受け取れるようになったなー、人間に深みが出ちゃったなー、とか、謎の前向きさを発揮しつつ。苦笑

    2
    投稿日: 2014.04.19
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    『呼び名がなんであろうと、関係性は変わらない。それは私が腹の底から思える数少ないことだ。おじいちゃん、お父さん、お母さん、そういう問題ではない。私たちは家族だ。そう思った方が絶対に便利だ。』

    1
    投稿日: 2013.12.21
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    取り留めもなく素敵な短編集。後書きで著者本人が言っているように、何篇かは「かなり出来のいい短編」ですし、他も「結構出来のいい短編」です。

    1
    投稿日: 2013.10.10
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    掌編と、それに近い短編を13篇収録。フィクションだが、いずれも作家本人を思わせるような女性が主人公。そのことが、一見ばらばらな物語群に統一感を与えている。物語集のタイトルにあるように、どの作品も多かれ少なかれ「体」が物語の核にあるようにも思えるが、あまり深い意味はないのかも知れない。集中では巻頭の「みどりのゆび」が、とりわけ印象的だ。「ひとりのアロエを助けたら、これから、いろんなね、場所でね、見るどんなアロエもみんなあんたのことを好きになるのよ」と臨終を間際にしたおばあちゃんが語るところはことに魅力的だ。

    1
    投稿日: 2013.09.25
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    以前、吉本ばななの本を読んで 随分スピリチュアルな人だなあと思ったけど あとがきを読んで、色々なことを体験して スピリチュアルになったんだなあと思った。 それにしても、こんなに感受性豊かだと 生きるのが大変だろうなと思う。。。 生きていくには、少々鈍いくらいのほうが楽かも。。。 でも、この感受性、すばらしいよなあ。

    1
    投稿日: 2013.09.17
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    今さら吉本ばななさん( ´ ▽ ` )ノ笑 女性的で、違和感なくストンと心に落ちるとっても読みやすい短編集。 気持ちがざらついてるときとか、無心になりたいときによい気がする。

    1
    投稿日: 2013.08.12
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    短編集。 読感がキモチ良い日本語に触れたくなったので、 久しぶりにばななさんを手に取りました。 冒頭の「みどりのゆび」が素敵。 ばななさんの本を読んだあとは どうも、生活を丁寧に生きてみようという 気持ちになります。

    2
    投稿日: 2013.07.21
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    短編で読みやすく、 すらすらと読めた。 良い話ばかりだし、 一話一話しみじみする。 でもすこし似たり寄ったりで 飽きてくる。 印象に残らない話が多かった。 たまにどきりと 突き刺さる言葉があったりするのは すばらしいなと思う。

    1
    投稿日: 2013.07.07
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    不思議で、ちょっと不気味な感じもして、吉本ばななっぽい小説。 体は全部知っている。 ボート が印象的。 アル中のお母さん、今のお母さん、お父さん。 夕暮れの公園。

    1
    投稿日: 2013.06.16
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    ほしい言葉はここにある。 言葉に表せない感情や感覚を、まっすぐ送ってくれるよしもとさんの文章が大好きです。

    1
    投稿日: 2013.05.23
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    昔読んだ。 また今から読み直します。 表紙に描かれたアロエの花を夢中になって模写して…。 花の絵をボールペンで沢山描いた。 それくらい面白い本。

    1
    投稿日: 2013.05.06
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    小さな物語ころころと、短編集。 おやじの味が良かった。 生きていることに意味をもたせようとするなんて、一生よそう。 いい言葉だ。

    1
    投稿日: 2013.04.21
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    『相手も今頃は寂しさにうちのめされているのだろう―しかしあと数時間すればお互いが忘れる、薄れてくる、また新しい明日をはじめる。そのことが一番淋しいのだ。』 やっぱよしもとばななはいいなあ。。 疲れたとき悲しいとき道がわからないとき、読んだら必ず何かをくれる。そしてその何かはいつも自分の中にあって気付いていない部分なのだ。 この本の短編集は全部すき、とくに『小さな魚』がすき。 悲しいときたくさん泣いてたくさん食べてたくさん寝て、そんな当たり前のアドバイスが一番体には効くんだよなあ ばななはなんでも知っている、だな(笑)

    1
    投稿日: 2013.03.02
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    (2003.02.22読了)(2003.02.19購入) (「BOOK」データベースより) 「アロエが、切らないで、って言ってるの。」ひとり暮らしだった祖母は死の直前、そう言った。植物の生命と交感しあう優しさの持ち主だった祖母から「私」が受け継いだ力を描く「みどりのゆび」など。日常に慣れることで忘れていた、ささやかだけれど、とても大切な感情―心と体、風景までもがひとつになって癒される13篇を収録。 ☆吉本ばななさんの本(既読) 「夢について」吉本ばなな著、幻冬舎文庫、1997.08.25 「日々のこと」吉本ばなな著、幻冬舎文庫、1997.08.25 「ハネムーン」吉本ばなな著、中央公論社、1997.12.07 「ハチ公の最後の恋人」吉本ばなな著、中公文庫、1998.08.18 「パイナップルヘッド」吉本ばなな著、幻冬舎文庫、1998.08.25 「SLY」吉本ばなな著、幻冬舎文庫、1999.04.25 「不倫と南米」吉本ばなな著、幻冬舎、2000.03.10 「ハードボイルド/ハードラック」吉本ばなな著、幻冬舎文庫、2001.08.25

    1
    投稿日: 2013.01.07
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    タイトルに惹かれて買いました。 等身大の自分と向き合っていく話が多かったように思います。 でも内面的なことだけじゃなくて、家族的な温かさや、孤独を背負う人たちに対する慈悲深さみたいに、外へと向かうものも感じられます。 主人公の気分の浮き沈みが繊細な感性をもって描かれています。 景色に投影される心理を見つめているような描写で、読んでいると心情に色彩が溢れるような気がしてきます。 個人的には、時折女性の慈悲深さとか潔さみたいなものが見え隠れして、男である自分とはまったく違う世界を見ているようで、なんだか怖く感じるようでもありました。 だからこそ、そういう想いをさせていたのか…とか、過去を振り返って考えたりも。それだけ、真に迫るものがあるのでしょう。 読んでいると、淡々と、それでいて溌剌とした清涼感が感じられます。 静かな山の湧水で手でも洗っているような、そんな感じ。 何かに悩んでいたり、鬱屈とした想いを抱えているとき、読んでみるといい本だと思います。

    2
    投稿日: 2012.12.28
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    自然と体、感情がすべて混ざり合った話ばかりで優しい気持ちになった。 日々の中で気持ちが揺れることがあるが、そんな心の小さなひだを上手に書く作家だという印象を受けた。

    1
    投稿日: 2012.12.16
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    短編、うんと短いのに、そんな中でギュッと掴まれたり、この人のこと、もっと知りたいのにぃとおもったり。全部読んで、やっぱり手元においておこうかなぁと思った貰い本。 吉本ばなな、山田詠美、ゆっくりゆっくり探り中。今のところ、いい感じ。

    1
    投稿日: 2012.12.01
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    いくつか光る短編が。 吉本ばななは、辛いことを通ってから読むべきなのだろう。時には寄せてくるように、時には遠くをただように感じられる人のこころ、景色。淡々と起きるとんでもない出来事の影にそれらを見るためには、いちいちエロティックさにセンセーショナルに反応していてはしょうがない。 でも、分からないなりにすごくきれいだし、乗り越える切なさ、寄りかかり合う人間模様が胸に迫る。 さびしさとは。 辛いことがあったときに読み直したい本。 今のところのお気に入りはボート、ミイラ、サウンド・オブ・サイレンス、いいかげん、など。 どれが、と思って読み返そうとすると、どれも結構隙なんだなあと思い出す。

    2
    投稿日: 2012.10.23
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    気にもとめなかった植物や、昔よく通っていた道、大自然などが登場人物たちの傷ついた心を癒してくれる。 優しい気持ちになれる小説でした。 また読み返したい!

    1
    投稿日: 2012.10.07
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    手放すことにしたんだけど、登録されていなかったので、読んだことあるぞ、の記録のために(2012/10/07)

    0
    投稿日: 2012.10.07
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    表紙の絵が可愛い! 短編集。今の自分にはすごく合っていたみたいで、作品を読むたびに「あーわかるわかる」っていう感覚になった。

    1
    投稿日: 2012.08.30
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    まずこの名前が好き。体に注目して、その感覚を大切にしている人がいるんだってシンプルに伝えてくれるタイトル。 そして、あぁ田口ランディってこの人に似てるんだと思った。なんてゆうか女性エッセイストって感じだなって思った。そのまんまなんだけど笑。でも田口ランディよりももっと上品で、そっと言葉を添えて行くような所がすごく良い。もちろん田口ランディのさらけ出す所は魅力的なのは前提として。 本の中身は短編小説でタイトルほど身体的ではないけど、ポツリポツリとさりげなく体に、感覚にまつわる話が書かれている。その微妙な感覚を大切にしてそれをあんな風に描写できるのは、さすがに人気のある実力派作家といったところだと感心する。心がフワリとする短編小説。

    1
    投稿日: 2012.08.25
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    おやじの味 が 好き 短編が13篇入っています 時間の流れを切なく感じます 過去と現在、未来があって わたしがあるんだな と 一冊を通じて 漠然と感じました

    1
    投稿日: 2012.07.14
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    忙しいときこそ、ばななさんの本がよみたくなるのです。 イライラしたり、ムカムカしたりするときに心が落ちつく。 焦らなくても大事なことが何なのかをしっかり教えてくれる気がするんだよね。

    1
    投稿日: 2012.06.03
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    短編ということもあって よしもとばななくささがあまりしなかった。 よいなぁ  「みどりのゆび」は教科書に載っていたから懐かしいし、 「ボート」とかの親子ネタがぐっときました

    1
    投稿日: 2012.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミイラ を読んだあと、心臓がバクバクしてました。 後々までずっと小骨がのどにひっかかってるみたいでした。 あの作品の集中力というか濃密さというか、異世界への吸引力みたいなものに、自分も巻き込まれたのかな・・・と思います。 話の設定や展開は決して心地よいものではないけれど、インパクトのある作品でした。

    2
    投稿日: 2012.05.16
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    全部で13篇の 短篇集 豊かに香り立ち込める 細やかで潤った風景 やっぱり この人の書く文章は お水みたいだな、と思います こくこく、すうっ、と、入ってくる 重なるものがとても多くて 不思議なきもちで読みました

    1
    投稿日: 2012.05.11
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    みどりのゆび おやじの味 が好き。 物足りなくて短編集はあまり読まないけれど、 ひとつひとつの物語の余韻が心地よく、 いい意味でこころとからだを緩ませてくれた。 からだの感覚 内側の声 大事にして、深刻にならず軽く 今を生ききっていきたいなと思った。

    1
    投稿日: 2012.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集 13篇の小説 表題どおり、あたまではなく、体や本能で感じたことの確かさが描かれている。よしもとばななさんは、易しいことばしか使わないところが好きだ。読んでいると、さまざまな感情に易しいことばで形が与えられていて、かゆいところに手が届く感じがする。『デッドエンドの思い出』は、棺桶に入れてもらおうと思っている。 みどりのゆび・黒いあげは・明るい夕方・本心

    1
    投稿日: 2012.03.03
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    ★3個か4個で迷った。 よしもとばななさんらしい1冊だと思う。 短編、というか掌編集で、ところどころにばななさん独特の比喩や言い回しが出てくる。 いつものように平仮名が多用され、柔らかで不思議な「ばななワールド」を作り上げている。 いくつかメモしておいた。 「つらさや寂しさを吹き払おうとする時、そんなふうにちょっとしたごほうびみたいに自由が生まれる。」 「止めることのできない時間は惜しむためだけでなく、美しい瞬間を次々に手に入れるために流れていく。」 「遠くて、なんとなくきれいなもの。それが彼の魂の色なのだろう。」 「生きていることには本当に意味がたくさんあって、星の数ほど、もうおぼえきれないほどの美しいシーンが私の魂をうめつくしているのだが、生きていることに意味をもたせようとするなんて、そんな貧しくてみにくいことは、もう一生よそう、と思った。」

    1
    投稿日: 2012.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数ヶ月前に読了しましたが、もう一度読み返しました。 誰しも失恋とか、大切な人や物や何かを失った時とか、自分でも何に傷ついているかわからないような痛みを感じてしまう時期があるかと思いますが、そんな痛みが癒されていく瞬間瞬間を切り取った美しくて優しい13篇です。 「黒いあげは」の「止めることのできない時間は惜しむためだけではなく、美しい瞬間を次々に手に入れるために流れていく。私は、あ、ちょっとしたごほうびだ、と思った。」の文章が好きです。 「田所さん」に出てくる田所人形ってどんなのかな?かわいい親父人形って想像しただけで癒されますよね(笑)。 「小さな魚」の好き嫌いに関わらず今までいつも自分の一部になっていたものが突然なくなってしまった時の喪失感も、なんだかこの微妙な気持ちわかるなぁ、とじわじわ染みてきました。 13篇の中では「おやじの味」が一番好きかな?晩年の父親のことを思い出して私も涙ぐんでしまいました。 「いいかげん」の「子供もじじいももういいです、ちょうどいい年頃の伴侶にめぐまれますように、道のりは遠くても。」と神社での祈りの言葉にちょっと吹いてしまいました。でも、将来が見えなくて漠然と不安な時など、この主人公みたいに素直な気持ちで神様にお祈りしたら、あとはなるようになるさ~、っていい意味で開き直ることも大切ですよね。この場面も大好きです。 心が疲れている時や、寂しい時、弱っている時にこの本を開くととても癒されますね。

    1
    投稿日: 2012.01.10
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    よしもとばなな みどりのゆび。3年間ずっと思い続けてみないふりして、でもときどきそっと出してみたりしてたこの気持ち、3ページに凝縮されたらやるせない。でも、読んでよかった。進むだけじゃなくて振り返ること、大事ー!

    1
    投稿日: 2012.01.04
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    青アゲハとアロエが印象に残っています。 良いことをしらせる青アゲハや、私も、植物とは深い繋がりがあり、 植物に見守られている感覚に、とても共感しました。

    1
    投稿日: 2012.01.03