
総合評価
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powered by ブクログ答えは始めに見つけて。 だんだん感覚が麻痺してきたとしても、死と隣り合わせの暮らしに限界を感じたら逃げたくなるだろ。 偶然が重なった結果とはいえ、奇跡的に日常に戻ることが出来たのに現実は非情過ぎた結果だろ。
0投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ戦争から傷ついて帰ってきたり、戦争へ行くことを拒んだりと割と重い設定なのかと思えば、意外と普通の生活で安心して読める英国ミステリー。 ホームズやポアロを読んだり観たりしてる人には、容易に想像できそうな背景描写が好きです。素敵。 んが、作者さんには申し訳ないが、BL的な楽しみをしながら読んでしまったw やっぱ、エミール✖️デリックだよね✨とかww こちらはシリーズ2作目だったかな。 やっと、タイトル通り骨董店から事件が始まるのです。 ちなみに、ケイ✖️デューイでもある。骨董屋デューイの賢い養い子は強いのですwww
0投稿日: 2022.02.10
powered by ブクログ実は別版を読んでしまいましたが、内容に遜色なしなはず。やはり戦争は何も生まないので嫌だなぁと。みんなが幸せになれる世界を祈るばかり。
0投稿日: 2021.10.08
powered by ブクログ戦争の影が事件にもローウェル兄弟にも引取った親友の子供ケイにも暗く覆っている。連続殺人を追う形の展開で物語は進むが、本当に語られているのは戦争の悲惨さ、人を殺すことへの嫌悪、そして友情の素晴らしさだ。ある意味戦争文学と言ってもいいのではと思った。
0投稿日: 2021.07.27
powered by ブクログシリーズ2作目で話がどんどん進んでいくからおもしろいけど、事件も主人公たちも戦争中の遺恨のはなしなので暗い気持ちになった。
0投稿日: 2020.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
戦争のメリットのなさが浮き彫りになる話でした。 でも、ケイがデューイと父とのことに一区切りついたようでよかったです。 これからしゃべるケイが見れるのが楽しみです。
0投稿日: 2020.01.06
powered by ブクログ面白いんだけど、他の本でも感じるのは、もうちょっとスピード感が欲しい。 今回のお話は、最後にうるっと来た。 椹野先生のお話は、優しい人ばかりなのが好き。
0投稿日: 2018.01.14戦争について考えさせられる
かといって、読むのに酷く重く感じるわけでもない。前巻はさらりと読んでしまったのだが、今回は、やけに、胸に引っかかってしまった。戦争に行くのを拒否する勇気?(それも勇気であるとは最初は気がつかなかったのだが)、そして、本人たちにとってはつながっているのに戦争中の殺人と戦後の殺人の大きな違い、そーいったものがなんだかとても気持ちを騒がせた。ただ、コノリーに対して、こーゆー着地点に落ち着いたことが、私には新鮮だった。ある意味、納得できて、胸の痛みが救われた。
1投稿日: 2017.03.14第一次世界大戦後の法医学
骨董店店主の兄デューイと検死官の弟デリックそして幼馴染の刑事エミール。前作で仲直りした兄弟が可愛いですね。殺人事件の被害者とデューイの店に持ち込まれたセンチメンタル・ジュエリーが事件を解決に向かわせます。前作で兄弟が第一次世界大戦で負った怪我と心の傷が描かれていましたが、今回はデューイの心の傷と、戦場が発端の事件でした。前作で登場したアンジェラも出てきてくれて嬉しかったです。が、残念ながらデリックとの恋愛ではなく友人関係になりそうな・・・。まぁ、美人が登場するのは嬉しいです。 テーマは非常に重いですが、それをさらりと読ませるのはさすがです。
0投稿日: 2017.01.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『ローウェル骨董店の事件簿』続編。今回は、戦争から帰還したアイルランド人が次々と殺害され、ローウェル兄弟とエミールが事件に挑む。 第一次大戦直後が舞台なので、前作も含めどうしても戦争の理不尽さとか悲惨さとかが根底にある。戦争に行った人、行かなかった人、立場は違えど、それぞれの想いがある。いつも飄々としているデリックが抱えている苦悩が要所要所で語られ、更にそれが際立つ感じ。 それでも、デリックとエミールの軽妙な会話と、3人の魅力的なキャラクターのおかげで、重くなり過ぎず、さらりと読める。 これはシリーズ化するのかな。兄弟もすっかり和解したし、前作で持ち越されたデューイの過去も明らかになったし、このまま終わるのがきれいだとは思うけど、もうちょっと読んでみたい気もする。
0投稿日: 2016.08.16
