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金物屋夜見坂少年の怪しい副業
金物屋夜見坂少年の怪しい副業
紙上ユキ、宵マチ/集英社
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総合評価

6件)
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    タイトルから妖怪ものかなと思って購入したのですが、人間の情を色濃く書いたミステリーでした。 大正時代の日本のような国で、金物屋を営む少年が副業のまじない屋を通じて事件に関わっていくという筋書き。ほとんど異能の力は出てこず、陰鬱でどこか懐かしい世界で生きる人たちの秘密が事件の鍵になっています。 切った張ったも大どんでん返しもない地味なミステリーですが、美しい文章で丁寧に描写された世界にふと迷い込んだような気持になる。そんな話。

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    投稿日: 2020.02.22
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    その金物屋の副業は、まじない屋。 よくある事、といえばそうな、1話目。 この頃の女性の地位の低さと身分の上下がすごいです。 そして思い切りの良さも…。 2話目は、それで家族の気が収まって落ち着くなら やってもいいのでは? と思いますが。 権威の方々は、自分こそが正しい、という判断が いつ間違っている事に気が付くのでしょう? 衣食住の裕福だけは約束された 不自由な生活のお姫様、な3話目。 こういう場合、のセオリーをきっちりと踏んでいました。 結局、すべては少しずつ全員から漏れていった事。 誰が…というよりも、こうせざる得なかった 原因が一番問題あり、ではあります。 最初から、そういうものだ、と約束して 何か妥協点を出していれば良かったものを…。

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    投稿日: 2018.04.23
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    舞台は架空の日本、明治~大正あたりの時代設定。文体だったり、作品全体に漂う雰囲気がすごく好みだった。第一話は確かコバルト本誌で読んだのだけど、そのときから「これは書籍化したら買おう」と決めていたほど。夜見坂少年の年齢不詳な感じもいいなあ、と思う。現在三巻まで刊行されているのだけど、また続き出ないかなあ、と楽しみにしている。

    1
    投稿日: 2018.03.22
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    もっと金物屋の本業場面があると良かった。副業のまじない屋に持ち込まれる案件は家族内のトラブルばかりで重い。

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    投稿日: 2017.01.11
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    うん、面白かったです。ラノベだし、と侮って読み始めたら結構読み応えがあり、大正時代的な(作中では明正時代らしい)背景描写や言葉の選び方など上手いと思いました。この作者さんは他にどんな作品があるのだろう?と、調べたら、なんとこの作品がデビュー作とは驚きです。続編と、今後の活躍にも期待して注目します。

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    投稿日: 2016.03.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    亡くなった祖父から金物屋+副業のまじない屋を引き継いだ夜見坂少年が遭遇した3つの事件。 ホラー+ミステリーみたいな話。呪いや悪気、殺人事件も出てくるけれど、ホラーとしてもミステリーとしてもすごくあっさりしている。その辺りを期待して読むと、少し物足りないかも。 年齢の割には分別臭くて、洞察力が優れていて、おまけに広い人脈をもつ少年が、依頼人たちの心の内側に触れて、悩みを解決していく感じ。一応まじない屋らしき力も発揮するけど。

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    投稿日: 2016.02.23