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史上最大の決断
史上最大の決断
野中郁次郎、荻野進介/ダイヤモンド社
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総合評価

44件)
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    ノルマンディー上陸作戦という第二次世界大戦で連合軍の勝利を確信に繋げた戦闘におけるリーダーを通じてリーダーシップとは何かを教えてくれる。 ヨーロッパの地名が分からなすぎて地図を何度も見ながら読んだので時間がかかった。 コナーというよき師によって知識を蓄えていったアイク。そこに実践と人柄が加わることによって頭角を表していく様子が描かれている。

    0
    投稿日: 2025.12.05
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    6章まで読んで7章以降飛ばし読み。ノルマンディー上陸作戦からリーダー論は無理あるやろ。でもこれが無いと本売れないんだろな。 占領下フランスのドタバタ内輪揉めやシャルル・ド・ゴールが連合軍から微妙に距離置かれる感じは国民性出てて面白い。フランスの親独政権とか調べてみたくなった。

    5
    投稿日: 2025.03.25
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    ドラッカーを読むとアイゼンハワーにリーダーシップを学べとある。本書の第8章「アイゼンハワーのリーダーシップ」

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    投稿日: 2025.01.25
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    求めていたのは、英米仏の文化背景が異なる将軍たちをどのようにマネジメントしたのか、叙述した本。 この本はそのようにはことには全く触れず、アリストテレスの概念を持ち出してリーダーシップの分析をしている。 読む人によっては面白いのかもしれないが、サマリーだけで参考にならなかった。

    0
    投稿日: 2023.01.03
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    この戦いを通じてアイゼンハワー、チャーチル、ルーズベルトなど色々な人の動きが見えてきます。 これを通じでリーダーシップの資質か見えてくるのが不思議ですね。

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    投稿日: 2022.11.05
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    時系列でどの戦場で誰がなにをやって~みたいな話が多く、図版も少ない。 第二次世界大戦の各戦場の流れや指揮官をしっておかないと、頭にはいってこなくてつらい。 ビジネス書的なものかと思ったので、 もっと指揮官の人間性・スキル面についての話が主かと思ったので期待はずれ。

    0
    投稿日: 2021.11.29
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    ・アイゼンハワー(ノルマンディ上陸作戦の最高司令官。後のアメリカ大統領)が兼ね備えていたフロネシス(実践知)リーダーに必要な能力 (1 )善い目的をつくる能力 (2)ありのままを現実を直観する能力 (3)場をタイムリーにつくる能力 (4)直観の本質を物語る能力 (5)物語りを実現する能力(政治力) (6)実践知を組織する能力

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    投稿日: 2020.07.19
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    この時代の思想や有様がよく分かり勉強になった一冊。アイゼンハワー、パットン、マーシャル、チャーチル、ロンメル、ヒトラーと各個性もよく分かった。日本やドイツの行き詰まりや背景がよく分かり、将軍の采配の妙、能力なども勉強になった。 また読む座右の書に昇格

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    投稿日: 2020.05.24
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    難しかったぁ〜! 物語に入り込めなかったので理解は薄いのだけど、それでもいくつか学びはありました。 ①リーダーの役割は最善の決断を下すこと。 ②リーダーシップというのは、目標を決めて土俵を準備し実行する所まで。言いっ放しではない。 ③丸暗記も大切。 ④文脈力(パターン認識)の大切さ。 ⑤地道な努力の大切さ。 いつか再読する日が来るかどうかは分かりませんが、次はもっと消化出来る様になっていたいです

    0
    投稿日: 2020.05.16
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     最近はいわゆる「ビジネス書」は全くと言っていいほど読んでいません。野中氏の著作も久しぶりです。  この本は、かなり長い間“積読”状態になっていたのですが、新型コロナウイルスの影響でいつも行っている図書館が長期間閉館されて、手元に読む本がなくなったので手に取り直したものです。  本書ですが、ノルマンディー上陸作戦の戦略・戦術の詳細にも興味がある方は、第一章からじっくり読み進めていけばいいと思いますし、ノルマンディー上陸作戦を材料にした戦略論・リーダーシップ論に関心のある方は、第7章・第8章から読んでみるというアプローチの仕方もあるでしょう。  いずれにしても、実践的ストーリーテラーとしての野中氏の面目躍如たる中身の濃い著作だと思います。

    0
    投稿日: 2020.04.21
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    ノルマンディー上陸作成からパリ解放、ナチスドイツの終焉までを連合国各国の指導者がどのような決断を下したかがわかる一冊。 特にアメリカのアイゼンハワーのリーダーシップについて多く言及しており、彼がいかに優れた指導者だったのかがよく分かる。 それに比べ、今の日本のリーダーときたら……

    0
    投稿日: 2019.12.27
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    失敗の本質では組織にフォーカスをおいていたが、人にフォーカスして、プロジェクトを成功に導くためのリーダシップとは何なのかを説いている。 アイゼンハウアーという人を通して、人を動かすための人間性といまの社会で必要とされているリーダーシップがみえてきた。

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    投稿日: 2019.11.03
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    『プライベートライアン』冒頭の壮絶な場面、臭い以外はあの通りと上陸作戦の生き残りは言う。予想されていて、まだ不十分とは言え防衛強化された海岸に「武力で現状を変更」しようと強襲上陸するのだから犠牲は半端ない。上陸用舟艇は「とにかく多数」で無防備に敵前でパックリ、口を開けて陣地からの火線が集中した。手薄だった砂浜に無抵抗に上陸できた部隊もあったが全滅もあり。ドイツ側「天候が悪いから三日間は来るまい」と油断していた幸運。/そもそも第二戦線の形成はスターリンの要請、「成功だった」との連合国視点が疑わしく思えてくる

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    投稿日: 2019.04.25
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    アリストテレス 3つの知識 エピスメーテ、テクネ、フロネシス ・エピスメーテ=形式知。科学的、認識論的な知識。 ・テクネ=暗黙知。実用的なスキル、ノウハウ ・フロネシス=実践知。形式知と暗黙知を組み合わせイノベーションを生む知恵。 フロネシスとは、多くの人が共感出来る「善い目的」を掲げ、個々の文脈や関係性の只中で、最適かつ最善の決断を下すことができ、目的に向かって自らも邁進する人物が備えた能力。 そうした実践的リーダーの特徴が次の6つの能力 1.善い目的を作る能力 2.ありのままの現実を直観する能力 3.場をタイムリーにつくる能力 4.直観の本質を物語る能力 5.物語りを実現する能力(政治力) 6.実践知を組織する能力

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    投稿日: 2018.12.08
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    ・「指導者とは、原則を状況に適応させられる者だ」パットンの言葉。原則は尊ぶが、焦眉の急は優先した。現実を前にしたときに大切なのは、原則を無視したり忘却するのではなく、それを必要に応じて変えていくことである ・戦闘のある局面では量的に相手を凌駕する消耗戦が、別の局面では、あるいは同時に、質的に相手を追い詰め、攪乱する機動戦が行われることがままある。つまり、機動戦と消耗戦を通時的に総合すれば、最も効果的に、しかも短期間で戦いの雌雄を決することができる

    0
    投稿日: 2018.11.04
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    【由来】 ・東洋経済 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】

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    投稿日: 2018.10.28
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    2018年9月7日読了。 383ページ。 チャーチルにはなれなくても、アイゼンハワーには凡人でもなれる。 モントゴメリーは思っていた通り、クズ将軍。

    0
    投稿日: 2018.09.09
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    第二次世界大戦次のリーダーシップ論。アイゼンハワーの魅力について。現代の組織、人的資源管理にも通じる内容。

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    投稿日: 2017.09.06
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    ノルマンディー上陸作戦はなぜ成功したか、成功の陰にどんな失敗があったかが分かる。こうした歴史の検証は、必ず次世代に繋がると思う。

    0
    投稿日: 2017.07.15
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    失敗の本質が失敗から学ぶスタイルに対し、こちらは成功から学ぶスタイルであるが、こちらも名著だと思う。 この本ではチャーチルとアイゼンハワーを中心に話が展開される。チャーチルの話では、経験豊富で大局観を持った人間が高い視点からアナロジーシーズニングを用いて、物事の対処をすると如何に優れた政治的対応ができるかの良い事例になっている。ヒットラーのようなブームに乗って登場するような才能はあるにしても訓練されていない政治家とは長期のスパンで見れば、勝敗は見えるということだ。日本もそういう意味では、こうした事を良く理解しておいた方が良い。 アイゼハワーの方は、米軍は学習する組織運営に長けているという事が良く分かる。失敗の本質でも気付いたが、状況を見て軌道修正できる事が、一番のストロングポイントではないかと、この本を読んで感じた。スーパーマンがキレキレの頭脳で勝ち切るイメージとは違って、比較的地味な印象を与えるアイゼハワーのような人格の持ち主が大組織を学習する組織に運営する事ができるのであろう。

    1
    投稿日: 2017.04.07
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    ノルマンディーへの上陸作戦が史上最大の作戦と呼ばれ、大規模な作戦だったとは認識していたが、ここまでだったとは想像以上。ヒトラーの作戦ミス等が無ければ危うい場面もあったとは、割と簡単に勝った印象だったので驚きだった。 チャーチル、アイゼンハワーがいて良かった。理想を待ち、現実を直視し、現場に行って確認し、仲間を鼓舞する。リーダーの姿勢をしつかり身につけたいまのだ。

    0
    投稿日: 2017.03.25
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    基本的に同著者の「失敗の本質」と同様の手法で書かれた戦時に学ぶリーダーシップ論。ただ、「失敗の本質」ほどリーダーシップの本質を表現されているようには思えない。アイゼンハワーとチャーチルのリーダーシップに学ぶということだろうが、リーダーシップというものが本来捉えがたいものであるためか、ノルマンディー前後の2人の行動を見ていても2人の人間性と人間くさいところはよくわかるが、リーダーシップという観点では共感できるところが少ない。要は「勝てば官軍」という感じ。

    0
    投稿日: 2016.09.22
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    リーダーシップの教科書といいながらノルマンディ上陸に関する良質なドキュメンタリー。 後半までは、人類史上初の大動員を描き、人間模様も描き的確な歴史の教科書であり、非常に面白い。 「同盟間の熾烈な権力闘争」から「命を懸けた戦場の記録」まで、リーダー、スタッフ、現場担当のどの観点でも読める。 肝心の題名のリーダーシップに関する分析は、最後の項目にあり、著者ならではの鋭い観点で総括されており、ビジネスマンからも納得させる。 平凡でつまらないアイゼンハワーが、平凡なフリした天才なのかを分析し、説得力がある。 一見地味で、多くを語らず、知己に富みながら、立派な仕事を成し遂げる人が、人生の中にいた事を思い出しました。

    0
    投稿日: 2016.09.19
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    第二次世界大戦でフランスを解放した「ノルマンディー上陸作戦」での政治的な動きから、個々の戦闘までを描き、現代の視点からそれらを分析して不確実性に翻弄される歴史のもしもを解き明かしつつ、チャーチル、ルーズベルト、アイゼンハワー、マーシャルなどのリーダーシップを浮き彫りにします。敗戦国のドイツは言うに及ばず英国軍でもできていない権限委譲をしっかり行っている米国軍の強さが印象的、戦争とは悲惨ではあるもののそこから学べることは多岐に渡ります。まとめで暗黙知、形式知の話が登場するところが著者らしいところでもあり、とても勉強になりました。

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    投稿日: 2016.07.18
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    日本軍の組織的な失敗を研究・分析した『失敗の本質』とは全く逆にノルマンジー上陸作戦の成功の本質をテーマにした本です。 今まであまり馴染みのなかったノルマンジー上陸作戦でしたが、面白く一気に読めました。

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    投稿日: 2016.05.18
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    岩石スープ作戦 戦場の孤独 歴史観 善い目的 現場の知 計画通りなんてないな。 フロシネス(賢慮) 善い目的をつくる能力 ありのままの現実を直観する能力 場をタイムリーにつくる能力 直観の本質を物語る能力 物語を実現する能力(政治力) 実践知を組織する能力

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    投稿日: 2016.02.19
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     史実として第二次世界大戦は日本を含む枢軸国が敗れ、連合国側が勝利したこと、ノルマンディー上陸作戦という事実や言葉は知っていても、それが具体的にはどのような戦いであったかということについてはまるで知識がありませんでした。同じく、チャーチル、ルーズベルト、アイゼンハワー、マーシャル、名前だけは聞いたことがあったものの、具体的にどのような人物で、何を成し遂げた人なのかの知識もありませんでした。 本書により、新たな知識を得ることができただけでも、読んだ価値がありました。 第1章から第6章は、ひたすら連合国がどのように戦いを進めていったかということが詳細に記載されています。正直、初めて読む者にはなかなか読みにくかったですが、物量面でドイツを圧倒していたであろう連合国側にも(当然と言えば当然ですが)、ときに失敗があり、多大な犠牲があったことが分かりました。 本書で一番感銘を受けたのは、第8章の「アイゼンハワーのリーダーシップ」でした。 過去のアメリカの大統領にアイゼンハワーという人がいたことは知っていたものの、どんな大統領であったかについては何も知りませんでした。 連合国軍最高司令官として戦争を知悉していたからこそ、ソ連との冷戦下で戦争を回避しようと努めた旨の記載に深く心を打たれました。 フルシチョフに自分の家族を会わせ、その態度を軟化させたというエピソードがアイゼンハワーという人をよく表していると思います。 これから、20世紀の優れたリーダーについての伝記等も読みながら、自分の仕事にどのように活かしていくかということも考えていきたいです。

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    投稿日: 2016.01.03
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    リーダーシップの本質とかいてあるが、リーダーシップはこうあるべき的な解説はほとんど無い。 最後あたりに考察を含めた記載が少しあるだけ。 大半がノルマンディ上陸作戦の戦記。 この戦記がすごく読みやすくてよかった。

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    投稿日: 2015.11.17
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    ノルマンディー上陸作戦を題材にしたリーダーシップ論という触れ込みだが、実際には多くのページは戦史の説明になっており、戦史好きにはおすすめの本。

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    投稿日: 2015.08.15
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    失敗学の畑中先生が書いた成功及びリーダーシップの本。 単に戦記物として面白かった。 「負けに不思議の負けは無く、勝ちに不思議の勝ちあり」と野村監督が言っているように、成功から教訓を読み解くのはなかなか難しい。

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    投稿日: 2015.06.17
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    アイゼンハワーの活躍はすばらしい! ナチスドイツもヒトラーの判断が誤らなければ戦況が変わったなど、指揮命令系統の重要さがわかります。

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    投稿日: 2015.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんとなく本屋で見かけて購入したのだが、これほど中身の濃い本だとは思わなかった。 第二次世界大戦をノルマンディー上陸作戦をメインに記載し、アイゼンハウアーを軸としたリーダーシップ論を展開する。 こうした本は概して、経緯の記載が面白くないものだが、本書は人物が生き生きと描かれ、小説のように引き込まれた。リーダーシップ論について読者に解釈を委ねる部分が多い点は、むしろ本書の意義から効果的ではないか。

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    投稿日: 2015.03.06
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    直接、経営を論じている本ではないが、読み物として単純に楽しめる。我々世代にとって、第2次世界大戦の歴史は、学校では時間切れとしてあまり多くを学んでいないため、改めて調べながら読む必要があったが、いい勉強になった。

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    投稿日: 2014.12.20
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    「失敗の本質」野中氏による、連合国司令官アイゼンハワーのリーダーシップを軸に、Dディ成功を分析した史実書。アイクが発揮した『フロシネス』(実践的知恵)の概念・使い方に学びあり。 一方、英国首相として、その存在感を良くも悪くも発揮した、チャーチルの政治力、老獪さもまた、本書で際立つもの。 ルーズベルトの“仕事”について、もう少しページを割いて欲しかったところもある。

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    投稿日: 2014.11.30
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    計画から実行まで2年2ヶ月、合計39個師団、将兵300万人、6000隻の艦艇、1万4千台の車両を投入して行われたノルマンディ上陸作戦。この"史上最大の作戦"において発揮されたリーダーシップ、決断をアイゼンハワー、チャーチル、あるいはヒトラー、それぞれの観点から捉え分析をしたかなりマニアックな本。 まずは、改めてノルマンディ上陸作戦の大規模さ(上記の規模を半年近く続けた)、複雑さ(多国籍軍であった)を初めて詳細に知ることができた。いやあ、これはすごい偉業だ。その上で、上記3名のほかにもパットン、ロンメル、モンゴトメリー他の将校の行動も含めそれぞれのリーダーシップを詳細に見た上で、終章でアイゼンハワーのリーダーシップの分析に移る。そこには具体的に6つのリーダーシップにおける重要な要素を導き出すわけだが、特に「善い目的を作る能力」を哲学用語の"フロネシス"という概念を用いて説明し、結局はこの能力がアイゼンハワーは決定的に高く、そして重要であったと結論づける。 アイゼンハワーは常に「善い目的」を構築し、それで場の文脈を作り上げ、実践的知恵で実現、物語っていったことにより、史上最大の作戦を勝利に導き、その後大統領となり、近年再評価されつつある"第三次世界大戦から人類を救った男"になったと分析する。 途中、野中さんの戦史好きが発露されてか、作戦の詳細に記述が行き勝ちであるが、終章のリーダーシップ論は、何か困難な挑戦や大きな組織を率いる等に際して、とても参考になるはずです。 本当は「戦略の本質」の1つの章として書こうとしたらしいので、上記の本が好きな方にもオススメ。

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    投稿日: 2014.10.04
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     本書は、8割ほど第二次大戦のヨーロッパ戦線の推移を記す歴史書であり、特にアイゼンハワーなど戦争指導者に焦点を当てている。  残りの2割は、それから教訓なり勝利の理由を考察するリーダーシップ論である。  そのような考察はなくても、歴史の部分だけでも十分おもしろい。アイゼンハワーは3年10カ月で中佐から元帥になったが、このような優秀な人を見抜く目と、この抜擢を可能にする仕組みと、これらを併せ持つアメリカの凄さが、このノルマンディ上陸を成功させた最大の要因ではないかと思ったりした。

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    投稿日: 2014.09.21
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    ノルマンディー上陸作戦を主題としたアイゼンハワーのリーダーシップ論。日頃の仕事上の組織運営にも役立つ示唆が多い。気になる点があるとすれば、他にも野中郁次郎氏の著書を読んでいる人からすると、重複部分もあり、物足りないかも知れない。

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    投稿日: 2014.09.15
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    フロニモス、すなわち実践知と訳される資質にあふれるアイゼンハワーやチャーチルに学んでしまおう、という本なんだけれど、扱っている範囲や登場人物が多すぎで、集中力が散漫になってしまい良くわからずじまい。戦後処理でタフな交渉をしたフルシチョフを自宅に招き、孫たちと交流させて態度を軟化させたアイゼンハワーの人間力は流石。応用力より適応力を重んじたパットンの価値観も納得。「50人のマッカーサーがいても、一人のジョージ・マーシャルと交換するつもりはない」って言うのが可笑しかった。あいつ相当嫌な奴だったんだね。

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    投稿日: 2014.09.13
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    140913 中央図書館 D−デイ:ノルマンディー上陸作戦の連合軍司令官であったアイゼンハワーの例を中心に、大規模なオペレーションを統括する者が備えるべきリーダシップを分析して示す。 基本的には、戦史の説明である。ドイツの電撃作戦、チャーチルが歴史的、地政学的視野で熟慮して世界戦争を俯瞰できる能力を持っていたことなどから始まり、ノルマンディーの作戦について、かなり専門的に説明している。このため、野中は「経営書」という意味を汲んでほしかったとは思うが、現代の経営者よりはむしろ戦史に興味があるものにとって面白い内容になっていると思う。 第二次世界大戦の木霊は、平均的日本人の意識から急速に薄れつつある。「史上最大の作戦」などといってもピンとこない人ばかりになってしまったであろう。ルーズベルト、アイゼンハワー、ロンメル、パットン、マーシャルという名前も平成に入ってからは急速に忘れ去られつつあるのではないか。本書で、その基本的知識を整理することができる。 アイゼンハワーは平凡な人のような外見、印象であったが、中身は相当したたかな人であったという。いろいろな局面で、師ともいうべきフォックス・コナー、マッカーサー、マーシャルという知性から薫陶を受け、実践できるリーダーとして西側世界の自由を救うのに大いに貢献したというわけだ。

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    投稿日: 2014.09.13
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    少し時間がかかりましたが何とか読了しました。 かの名著、失敗の本質に匹敵、もしくは凌駕する本だと思いました。 リーダーシップを天与のものと捉えがちな日本人にとって、これらの本を通じて学ぶべきことは非常に多いと感じます。 歴史があり、国民のレベルが高い日本に、なぜ卓越したリーダーシップが存在しないのか。 カリスマ待望論ではなく、仕組みとしてリーダーシップを身につけた人材を生み出し、活躍させることのできる国になるためにどうしたらよいか、考えさせられました。

    0
    投稿日: 2014.09.08
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    『失敗の本質』の野中教授の著作。今度は 『成功の本質』というべきか。 失敗は日本軍で今回は米英のノルマンディ上陸作戦。 そのなかでもアイゼンハワー・チャーチル・ドゴール・ パットン・モントゴメリー・ルーズベルト・ヒットラー 等々のリーだーの話。 特にアイゼンハワーを偉大なる平凡人として、 取り上げている。 経営学の認知心理学的なディシプリンとしての理論を いかんなく発揮されている著書であると思います。 最終章”アイゼンハワーのリーダーシップ”で 書かれている。 実践知のあるリーダーシップを発揮するための 6つの能力 (1)善い目的をつくる能力 (2)ありのままの現実を直観する能力 (3)場をタイムリーにつくる能力 (4)直観の本質を物語る能力 (5)物語りを実現する能力(政治力) (6)実践知を組織する能力 は非常に深く有意義なことだと思います。 読み応えのある歴史書であり経営書だと思います。

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    投稿日: 2014.08.27
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    今年がノルマンディー上陸作戦70周年だということで、ニュースなどで取り上げられる機会が多かったですが、第2次世界大戦にノルマンディー上陸作戦というものがあり、これを直接のきっかけにドイツの敗戦があったということは歴史で習っていたものの、実際のところどういうものだったのかについてはこれまでほとんど知らなかったため、読んでみたくなりました。 全8章のうち、第6章までが戦争の具体的な経過を史実に即して具体的に記述している部分で、非常によく理解することができました。また第7章は「もし~だったら」という仮定を3つ設けることでその場合に起こったかもしれない出来事をシミュレーションしており、これも非常に興味深く、おもしろかったです。 ただ、最後の第8章の「アイゼンハワーのリーダーシップ」の章については、アイゼンハワーの人となりはわかったものの、これをリーダーシップの一つの理想形として一般化するのには、あまり共鳴できませんでした。 ともあれ、ノルマンディー上陸作戦について知りたいという知的欲求については、十分に満たすことができたので良しとします。

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    投稿日: 2014.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『史上最大の決断』 フラクタル組織とリーダーシップ   URL : http://honz.jp/articles/-/40533

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    投稿日: 2014.06.19
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    マーシャル、ド・ゴール、チャーチル、パットンなどの著名な人をステークホルダーにし、多国籍連合軍を成功に導たアイゼンハワーには、何にも揺るがないブレない軸が備わっていたのだと思う。

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    投稿日: 2012.12.20