犯罪モノとしては若干粗が目立つけど、こまけーところはいいんだよ！と最後まで一気に読ませてしまうところは作者さんの技量ですかね。 展開がグダグダにならないことを祈るばかり

小手川ゆあの本を読むのは２シリーズ目ですが、やっぱり、この物語もストーリーが好きですね。 普通に考えて、知り合わない人たちが、人殺しという共通の行動をすることで一緒にいる、たしかにファンタジックな話ですが、なさそうでありそうな話のようにも思います。できれば長く続いてほしいです。

500万円もらうかわりに罪人を殺害する・・・。 とてつもなく救いがない。 でもなぜだろう、もんのすごい引き込まれる。 殺人と引き換えにもらったお金を姉の治療代に当てる、志貴。 彼の心の葛藤がいい具合に描かれていて、おもしろい。 スーパージャンプで読んでるんだけど、これは単行本で買って読むべき！！と自分で解釈し、昨日思わず買った。 やっぱりいい。 でも、最初の頃よりも今連載中の方がおもしろいかも、と思い星4つです。

待望の新刊！とてもとても楽しみに待っていました。 海外ドラマ好きの作者らしい作風の印象を受けます。ただそこはやはり小手川ワールド独自の雰囲気は健在で一気に読めてしまいます。ストーリーの着眼点がすごい。公式サイトで発売記念フラッシュを拝見しましたが「ファンタジー」の意味がわかりました。 作風は、小手川作品でいうと、アンネフリークス・アルカナ（初期）系です。シリアス重点の印象。

久しぶりに出ました、小手川ゆあ。 正直どうかなと思っていたけれど、思っていたよりは良い感じ。 相変わらず「小手川ゆあ」ならではの世界観。 死刑囚０４２も独特の切り口だったけれど、今回の君のナイフも相当独特。 悪人が相手ならなら金の為に人を殺してもいいのか否か？ その葛藤と戦う主人公と、気にする必要なんかないのだと囁くヒロインと。 そして自分の為に殺す警官。 これからに期待しよう。