
総合評価
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powered by ブクログ震災って難しい。 基本僕にとっては他人事だったなぁ。 でも他人事だからこそ色々大変なことが起きる。 想像もしていませんでした。
0投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小野寺徹平 神戸から遠間市立第一小学校に応援に来た先生。六年二組の担任。妻、娘を阪神大震災で亡くした。 遠藤悟朗 わんぱくそうな児童。妹のぜんそくがひどい。父は農協職員、母は市役所職員。 大谷幸夫 小柄な生徒。 松井奈緒美 長身で大人びた雰囲気の児童。父は漁師で、津波で家と船を失って避難所暮らしを続けている。副委員長。 千葉哲 学級委員長。 三輪明菜 三浦 被災死した元の担任。 友田太郎 震災でケガをしたせいて丸刈りになった。 田丸 地元で写真店をやっている。 冨田和代 六年一組の担任。 田窪洋一 六年一組の児童。 保科圭子 一組の児童。不登校。 福島智史 震災が原因で転校してきた児童。父親は東京電力福島第一原子力発電所に勤務している。 亜紀 福島の妹。二年一組。 三木まどか 教員になって三年目。以前は遠間南小学校に勤めていた。 滝野敏也 フリージャーナリスト。 糸井沙也加 遠間南小学校で被災した亡くなった五年生。 伊藤 教務主任のベテラン教諭。亡くなった遠間南小学校校長の夫人。 吾妻 遠間南小学校教頭。 相原さつき 災害ボランティア。小野寺が九五年に被災したときに担任を務めた五年三組の学級委員長。 あんちゃん 中井俊。地元で結成された被災者支援団体「地元の御用聞き」のリーダー。 畑野康司 阪神深江駅前で居酒屋を営む。小野寺が一九九四年度に担任した。 水口義光 小野寺が一九九四年度に担任した。東大から国土交通省入省というクラス一のエリート。 橋本健太 小野寺が一九九四年度に担任した。トラック運転手。 翔平 奈々 桃子 震災で亡くなった児童。 玉恵 小野寺が一九九四年度に担任した。神戸市内の小学校で教鞭を執っている。 時田直之 小野寺が一九九四年度に担任した。教師。 奥本咲子 小野寺が一九九四年度に担任した。アパレルに勤める。 工藤雄輔 小野寺が一九九四年度に担任した。清酒会社に勤めている。 敬子 小野寺の妻。 恵美 小野寺の娘。 森永 元深江小学校校長。 田中珠里 六年三組。津波で母を亡くした。
0投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログハゲタカのイメージとは一線を画す作風。 経済小説メインかと思いきや、解説で阪神大震災の被災者とのこと。 おそらく言えなかった本音の部分がこの本を通じて表現されているんだろう。 震災を忘れないでとはどういうことなのか等、一つ一つの言葉が重たい部分もあるが、前向きに生きていくための考え方が、まいど先生を通じて語られる良い作品だった。
8投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログ会社の先輩に3冊本をお借りした同じシリーズで3冊。 先ずは一冊目。 この本は東日本大震災後の東北が舞台になっている。 忘れもしない。あの日。 私が36歳の時、ちょうど主任研修を受けている時だった。 会社ではなく、浜名湖畔の研修センターに全国から社員が集まり、研修を受け、親睦を深める為の宿泊研修の2日目だった。 班ごとに机を合わせ、筆記中。。。 私のペットボトルのお茶が揺れていた。 「あ、地震だ。」 私が言うと、班のメンバーは、 「消しゴムだよ。」 と。(・・;) そのうち、全員が異変に気づき始める。 大きく研修センターが揺れ始めたのだ。 震度3くらいだったはずだが、大きく、長い揺れだったことを記憶している。 揺れが収まった頃、人事担当の人が研修開場に飛び込んできた。 「東京方面の人、すぐに帰り支度をしてください。帰れない可能性があります。直ぐに支度してください! 関西方面の方はそのままお待ちください。」 東京方面から参加していた人がゾロゾロと開場を後にした。 暫くすると、全員に帰宅命令が。 「電車が止まっています。浜松方面の人も帰宅出来ません。車でお越しの方は、浜松方面の方を乗せていってあげて下さい。」 私は同じ工場の方を乗せて帰宅した。 本当は高校時代の友達と飲み会の予定があったのに、飲み会は勿論中止(-。-; ↑こんなことくらいでぶつくさ言ったらバチが当たりますね。 その日は結局東京方面の人は帰宅出来ず、もう一泊することになったらしい。 さて、この本は、東日本大震災被災地にある遠間第一小学校に、自身も阪神淡路大震災での被災経験がある小野寺徹平が、神戸から応援教師として赴任してくるところから始まる。 関西弁の面白おかしい小野寺先生。 関西人らしく、ユーモアのセンスも溢れている(^^) 被災地の子供たちの裡に秘めていた我慢を心配し、子供たちが本当に嫌だと思っていたことを書き記し「わがんね新聞」を発行したり、福島原子力発電所に勤める父親を持つ転校生が「“ゲンパツ”」と同級生から呼ばれていた問題に真っ向から向かったり、学校からの避難の最中に教え子を亡くした教師の苦悩を救った。、災害ボランティアの問題に首を突っ込んだり。。。 小野寺先生の奮闘から、小学校を舞台に被災地のリアルが伝わる物語。 教師の物語だが、GTOや、ごくせんのやんくみのようなすっごい先生って感じでもなく、どちらかと言うと校長の方が、スラムダンクの安西先生のような雰囲気でかっこいいかな?? 次に進みます( ̄^ ̄)ゞ
107投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログ「忘れないで」本文の中で、一部の震災者からのメッセージだが、同じ状況の中でも捉え方は人それぞれでした。私は震災者ではないので、その人たちの心境など分かるはずはないのですが、なぜか頭に残る言葉です。
13投稿日: 2024.03.07
powered by ブクログそして、星の輝く夜がくる 真山仁 1.小説より 「人は大切なことは、決して忘れない。 けどな、過去に縛られたらあかん。 大切なのは、今日であり、未来やろ。」 多くの事件、事故がニュースで流れます。 そして、また、新しい報道で上書きされていく日常です。 それらに対して、私自身が何を感じ、何を考えているのか? 時間をつくることにより、少しだけ遠い未来を想うことにつながっています。 そんなことに気づかせてくれた作品です 2.購読動機 久しぶりの小説を読むにあたり、取材から掘り下げて執筆する真山さんをチョイスです。 ドラマ「ハゲタカ」のあと、バラ色の未来/カジノ誘致、虚像の砦/放送認可、マグマ/地下熱発電、オペレーションZ/国家財政、標的/女性首相、そして、雨にぬれている/東日本大震災と読んできました。 今回、前回に続き、東日本大震災がテーマの作品です。 3.読みながら 自然と頬を濡らしていました。 何に対してなのか? 震災のなか生活する子供たちの表情が見えてくるからです。 周りの大人たちが大変な状況をみて、「迷惑、心配をかけまい」とする心が読者の私たちに痛いほど伝わってきます。
22投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログ東日本大震災直後に東北に赴任することになった小学校教師が主人公。自身も阪神大震災で妻と子供を亡くしている。 東電社員の息子福島くんのエピソードは福島くんのひたむきさに感動してしまった。 東日本大震災は著者真山仁さんが有名なハゲタカシリーズでも取り上げており、今回も事実に近いストーリーが非常に惹きつけられた。 参考文献を参考に、東日本大震災について知りたいと思う。
1投稿日: 2022.08.27
powered by ブクログ2011年3月11日 日本人の意識が変わった日 津波、原発事故、危機管理、絆、ボランティア... 東日本大震災で被災した小学校に応援教師として赴任してきた小野寺 小野寺自身も阪神淡路大震災で妻子をなくしています。 そんな小野寺と傷を負った子供たちや父兄、地域の方々と、被災地の問題への取り組みが語られている短編連作の物語。 ■わがんね新聞 赴任した小野寺が一番最初にやったこと。 子供たちの不満や怒りを吐き出させるために作り始めた壁新聞 変わり始める大人たち、元気になっていく子供たち ■”ゲンパツ”が来た 福島第一原発から避難してきた子供の案件から、原発問題に 偏見、それぞれの本当の想い ■さくら これは辛い 津波避難時に目を離した隙に生徒の女の子が行方不明に 結果、女の子、そして校長先生が犠牲に その事件の真相は... ミステリチックな展開ですが、とても重い話でした。 鼻の奥がツーンと来ます ■小さな親切、大きな... ボランティアの問題 ボランティアと地元住民の間の関係に踏み込んでいます。 ■忘れないで 阪神淡路大震災の慰霊祭のため帰省した小野寺 自身の経験も思い出しながらも、震災を忘れたほうがいいのか、どうなのか自問、そして恩師の言葉 「人は本当に大切なことは決して忘れない。けどな、過去に縛られたらあかん。大切なのは今日であり、未来やろ」 慰霊祭に集まる人の理由. 「明日も生きる勇気をもらいに来ているんや。一生懸命がんばるから、天国から応援してなって」 目頭が熱くなります。 ■てんでんこ 流された二宮金次郎像が発見。 これを卒業記念に修復することにした子供たち。あらたな金次郎像のデザインは.. 続編もあるそうなので、ぜひ、そちらも読みたいと思います。 とってもお勧め
26投稿日: 2022.03.12
powered by ブクログ東日本大震災後の東北地方の小学校に赴任した若き教師を軸にした6編の短編連作。 その中の1編「忘れないで」は考えさせられた。 若き教師は阪神大震災を体験しているのだが、その慰霊祭に出席しようとしているのを知った母親たちが彼に託した「忘れないで」と言う気持ち。そして1枚のポスター。 「忘れないで」と言うのは特定の人に向けてではない、という事に対しての違和感。 その違和感はどこから来たのだろうか。
1投稿日: 2021.12.05
powered by ブクログ今まで読んだ東日本大震災の本と比べて、新たな角度から見た震災と向き合う人々の話。小野寺先生のような先生に出会えた生徒は幸せです。
8投稿日: 2021.02.28
powered by ブクログいわた書店さんの一万円選書で選んでいただいた一冊。東日本大震災、学校など今の自分と少しリンクする内容があり、とても考えさせられた。 たくさんの生徒や職員、地域の人々が悲しみを抱えながらも、小野寺先生の明るい人柄に背中を押されながら力強く生きていく。 「人は本当に大切なことは決して忘れない。けどな、過去に縛られたらあかん。大切なのは今日であり未来やろ。」 辛い悲しいことを乗り越えた人だから言える、力強い、そして重みのある言葉。読んでよかった。
12投稿日: 2021.01.16
powered by ブクログあんなに私たちを恐怖に陥れた震災でも世界が変わることは無かったのに、今、私たちはコロナで世界が、生活が変わってしまった。 CMを見て、今までは商品を見ていただけなのに、今はマスクやフェイスシールドでいつ撮影されたものなのかを見てしまう。 旅行や外食に行け→だけど気をつけろと見えない敵にどうしろというのか。私たちは十分我慢した。あとどのくらい我慢すれば良いのか…というのを被災した人の前で言うのは気が引けるな、とこの本を読みながら漠然と思った。
1投稿日: 2020.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
テンポよく読めたけど、そこまで泣けるってほどでもないな。 被災しなかったからなのかな。 主人公のキャラにちょっと引き気味。 子どもたちや周りの人々はとても良いと思う。 続編もあるのか・・・
4投稿日: 2020.08.05
powered by ブクログ震災から2ヶ月。 被災した小学校へ赴任。 子供の強さと弱さを感じながら過ごす毎日。 "人は忘れていくもんだ。 だから生きていける。" 綺麗に完結して終わらない これからも生活は続くからこそ、 胸に響くのだと思う。 迷いも不安もある。 後悔も残ったまま。 それでも生きていく。 そんなメッセージを感じた。
1投稿日: 2020.07.16
powered by ブクログ震災についてニュースで表面的な事は情報として分かったつもりにはなるが、そこにいた当事者がどんな思いをしたか? 震災の事を取材し考え抜きフィクションとしての作品にする。人の命・人生そのものに関わるテーマなので批判も覚悟しなければならない。そこをあえて切り込んでいき、作品にしたという事は、やはり忘れて欲しくない、関心を持ち続けて欲しいという著者の願いなのだろう。 まだ何も終わっていない震災のその後や、日本全体の問題なども問題意識を持ち考えるきっかけを与えてくれる。
1投稿日: 2020.07.13
powered by ブクログすごく読みやすくて一気に読めてしまった。遠間市は架空の都市らしいけど、モデルはどこかなあ、と想像しながら読んだ。私は特に「”ゲンパツ”が来た!」が好き。福島くんと遠藤くん、田窪くん保科さん。みんな優しくて賢い子たちだし、誰かを守ろうとしているのが痛々しかった。 現実ではここまでうまく片付かないだろうが、震災が起こった後で起きた問題を考えさせられた。
1投稿日: 2020.07.09
powered by ブクログブクログで紹介がされていたので、読んでみたい!と思った本。 阪神淡路大震災で家族を亡くした男性教師が、東日本大震災の被災地で教師をする。 架空の町なのだけれど、読むと、その土地がどこなのか?がわかる。 フィクションなんだけど、ノンフィクションのような感じ。 一気に引き込まれるように読んだ。 書かれていたのは、被災者とその他の人々(ボランティアや、被災地にいなかった人々)の心理的ギャップ。 それは、避けようとしても避けられないものだが、それがあるということを認識しているか?いないか?の違いは大きい。 忘れないで。 『結局は、忘れないでって言葉をどう解釈するかですよね。見捨てないでという意味にとるのか、あの時に起きたことは教訓としてあるいは励みとして大切にするか。(略)』(209頁) 自分は後者でありたいと切に思う。
1投稿日: 2020.06.30
powered by ブクログ2020.2.8 11 とても良かった。1万円選書の1冊。一つ一つの作品に答えが用意されていなくて、読者に問う作品。 答えはすぐに出ないけれど、自分としてはどうしたいか、どうするかを考えさせられた。当時少しだけボランティアに行った身としてもハッとさせられるところや、涙が出るところ、あらためて覚えておこうと思ったところなど、心に響くところが多々あるあった。
0投稿日: 2020.02.11
powered by ブクログ経済ものの作家という著者のイメージから、この作品には意外感があった。 しかし、著者が阪神淡路大震災で被災していると知り、彼にとっては書くべき作品であったと、納得。 東日本大震災で被災した小学校へ、阪神淡路大震災で妻子を失くした主人公が、応援教師として赴任。彼は、関西人のノリで子供たちの本音を引き出し、被災地の抱えるさまざまな問題に取り組んでゆく。読んでいて爽快感を覚えると言ってしまったら、被災者に対して不適切発言になるだろうか。 3.11から7年が過ぎ、当事者以外はややもすると、過去の出来事との思いに至りがちになる。 そんな時、折に触れてこの作品を読み返すのもいいだろう。 続編の『海は見えているか』も、続けて読んでみたい。
4投稿日: 2018.06.25
powered by ブクログブクログの評価だけで、何も考えずに続篇の「海は見えるか」から読み始めてしまって、後から1作目の今作を読んだ。 2011年3月11日。未曾有の大震災、そして津波に襲われ、多くの人の命を奪った東日本大震災。 被災した東北の架空の町・遠間に志願して、派遣された阪神大震災の被災者でもある「まいど先生」こと、小野寺の奮闘記を描いた作品。 あくまでも架空の町が舞台なのだけど、描かれいる事実にはほぼ本当の名称が使われている。 マスコミが創り出した「可哀想な子供達」の本音を「わがんね新聞」を通じて、引き出してみたり、原発の問題にも真正面から取り組んでいる姿勢に、すごく感心した。 自分の身内も原発の影響を受けた。しかし、あの地区に住んでいた人の多くは、危険と隣り合わせであることは理解していたこと知っている人は意外に少ない。そして、自分の命を顧みず、事故後も原発の中に残って作業をしている人がたくさんいることも、知られていない。 福島と言う児童の言葉として、この事実が語られていたことに非常に感銘を受けた。 そして「さくら」の章では、大川小学校の被害をどうしても思い浮かべてしまう。2作目から読んだからこそ、明るいと思っていた三木先生の心の傷に号泣。 助かったことを責められながらも、命を助けられなかった人たちのために生きることを選択した三木先生の決断に勇気をもらった。 ケツメイシの「さくら」をちゃんと聴きたくなった。
6投稿日: 2018.06.02
powered by ブクログ真山仁『そして、星の輝く夜がくる』講談社文庫。 東日本大震災の直後に神戸から赴任した応援教師の小野寺徹平を主人公にした連作小説。希望の光を感じる非常に良い作品だと思う。 神戸で阪神淡路大震災を経験した型破りの熱血教師の小野寺は大震災にうちひしがれ、心に大きな傷を負い、疲弊した子供たちや父兄、教師らと本音で向き合い、被災地の未来を切り開いていく… あれから7年も過ぎたのだが、まだまだ被災地の復興は道半ばである。特に福島第一原発事故で帰宅困難区域に指定された地域では僅かな光も見えないというのが現実である。全てが元通りになることは無いが、もう一度立ち上がり、前に進みたいという気持ちになる作品だった。
2投稿日: 2018.03.16経済小説の多い真山氏の渾身の震災小説:子供たちの無垢のひたむきさが涙をそそる!
敢えて言えば、一昔二昔前の学園ドラマの様な感じもするが、くさいと思いつつ、のっけから”まいど先生”にやられた。震災後の子供たちの弱さ・大人への遠慮(がまん)が徐々に生きる上でのたくましさに変化する様子が良く書けている。『頑張るな!我慢するな!』とはよく言ったものである。まいど先生こと小野寺も良かったが、ここに登場する校長が格好よく、こんな校長がいてくれたらと切に思う。実際には、フクシマ苛めに鈍感な教師達とさらに輪をかけてだらしない教育委員会の対応を見ると、現実の“教師と言う村社会”にむなしさを感じる。6年後の3.11を前にして何気なく手にした小説だが、この本はあたり:是非とも多くの方(特に教師たち)に読んでいただきたい。
0投稿日: 2017.03.15
powered by ブクログ安心すると忘れる 忘れないでほしい 忘れないと生きていけない 希望と夢は違う。希望は逆境、苦しい状況の中でもつもの。夢は無意識にもつもの。 時代そのものが逆境に近い今、希望は社会全体にとって以前より重要性が増している。 ぼくらは世界に対して無力さを感じることに負けてはいけない。
1投稿日: 2016.05.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やられた。 職場や電車の中で読んでいる最中、涙が出て困った。 阪神大震災で妻と娘を亡くした小学校教諭が、神戸で上司とぶつかった歳、大先輩から勧められて被災直後の東北への派遣を申し出る。 被災地では、大人だけでなく子どもも様々なことに耐えていた。子どもをストレスから解放するため、「わがんね新聞」の発行を仕掛けるなど、破天荒ぶりを発揮。 神戸で被災した際の児童に「養女にならんか」と言っていた話が痛い。彼女はアフリカへ行ってしまったが、この後、どうなるのだろう。
1投稿日: 2016.04.10
powered by ブクログ序盤の勢いに圧倒されて、思わず泣きそうになった。 被災することを言葉にすると簡単なのかもしれないが、経験者からすれば、決して終わりはないと突きつけられた気がする。 中盤から終盤にかけては、主人公の教師という面だけではなく、一人の人間としての苦悩がちょっと??
3投稿日: 2016.02.12
powered by ブクログ序盤からスピーディーな展開で、一気に読んでしまった。 土地柄も踏まえた被災者の心情が良く伝わってくる。
1投稿日: 2016.01.27
powered by ブクログ2016.1.5読了。 震災文学というジャンルがあるのかわからないが、東日本大震災をテーマにした小説。個人的に「さくら」という章が良かった。 大人の価値観を子どもに押し付けるな!というスタンス。ボランティアのあり方は共感した。 最後は あれ?終わり?って感じの結末で物足りなさが残った。
0投稿日: 2016.01.05
powered by ブクログ20151229 新聞記者の経験を活かした経済モノ、政治モノが多い印象の著書による東日本大震災を題材にした異色作品。 こんなに読みやすくて、心が暖まる作品も書けれるのかと著書の力量に驚かされた。 阪神大震災により、妻と娘を失った小学校教師が、東日本大震災で被災した小学校に赴任し、明るく、前向きに奮闘する物語。フィクションではあるものの、すべてのエピソードがリアルで深く考えさせられるテーマが多かった。 普段、小説をいつか読み返そうと思う事は無く、本が溜まったら古本屋に買い取ってもらうが、この作品はずっと手元に置いておきたいと思える。 著書の最新作も気になるので読もうと思った。
2投稿日: 2015.12.29
powered by ブクログ東日本大震災の爪痕が生々しく残る東北地方の小学校に、神戸から赴任した応援教師・小野寺徹平。かつて阪神・淡路大震災を経験した彼は、心に傷を負った子どもたち、父兄たちとの“本音の交流”を通して、被災地が抱える問題と向き合っていく。「ハゲタカ」シリーズの真山仁が挑んだ、渾身の震災文学。
1投稿日: 2015.12.08
