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おちくぼ 1巻
おちくぼ 1巻
山内直実/白泉社
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総合評価

6件)
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    平安のシンデレラストーリー。高校時代に出会いたかった!笑 そうしたら古典の授業をもう少し楽しめていたかも。

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    投稿日: 2021.06.24
  • 続きが読みたい!

    この1巻には、第一話から第四話までと、「ぼくのあねうえ」という番外編が収録されています。 さすが、原作をアレンジする才能に長けている山内先生。古典の落窪物語が、見事に山内ワールドに変身していました。 コミカルで、明るくて、シンデレラストーリーといえども、陰湿さはなく、主人公のひたむきな性格に好感が持てます。お裁縫へのこだわりなど、人柄が出ていて描き方が本当に上手いです。 あこきは、どことなく瑠璃姫の雰囲気もあって、ジャパネスクファンとしては嬉しいですし、右近少将も今後の変化に期待です。 続きが気になる終わり方です。 ちなみに、「原作の訳本のご案内」というミニコーナーが3か所あり、落窪物語の訳本が丁寧に紹介されているので、参考になります。 「この本をベースに描かれているのかぁ」など、知ることができ、原作も読んでみたくなります。

    1
    投稿日: 2016.05.10
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    大好きな落窪物語が山内さんの漫画で読めるのはとても幸せです(≧∇≦) それぞれのキャラが素晴らしいです。 次の巻楽しみです。

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    投稿日: 2015.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『落窪物語』は何度も読んでいる大好きな作品の一つ。漫画になっているのを見つけ、早速読了。古典の美意識のイメージでいくと、今風にアレンジしてある山内さんの画にギャップを感じましたが、直に慣れていくのでしょうね。左近の少将=チャラ男、に笑ってしまいました。

    0
    投稿日: 2015.10.25
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    古典『落窪物語』も、作者の他のコミックも未読。なので何の先入観もなく読めました。これくらい外来語やら“チャラ男”などの軽い言葉が飛び交うと、継子いじめのジメジメ感が全くないので、これからも安心して読めそう。

    0
    投稿日: 2015.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    山内直実さんの新シリーズ。 「落窪物語」は読んだことがなかったですが、山内直実バージョンを楽しみにしてます。 こういうお話はだいたいヒーローとヒロインだけがメインですが、サブキャラもメインっぽいので、珍しいなぁって思いました。乳兄弟の女房のあこきとその彼氏の惟成が主点でも話が進むので、面白いです。 悪役は分かり易すぎる北の方で、ヒロインはそんな彼女に否定され続けて、自分に自信がなくなってしまったあこきの姫様「落窪の君」。この生活から脱却しようとあこきが彼氏の惟成に相談したのが始まり。 惟成の乳兄弟は右近の少将の藤原道頼で、仕事もできるしお金持ちで顔もいいけど、女癖が悪いのが欠点。 ちょっと惟成が「落窪の君」に興味を持って、文を出すけど全く返事がない。 これまで自分がアプローチして乗ってこない女はいなかった彼からしたら、興味を持つのは当然ですが、強引に接近して、自分の顔を見たら拒否されることはないだろうと思ったんでしょうね。 「落窪の君」にものすごーく拒否されて、へこんだ道頼が一転。 これまでは軽い気持ちだったのが、「落窪の君」を大切にしたいと思うようになり、そのときの道頼の顔がいい顔しています。 すごくいいところで終わったので、続き楽しみです。

    0
    投稿日: 2015.08.23