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有川浩/幻冬舎
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総合評価

471件)
3.8
113
180
115
26
5
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    セラーというタイトルだけあって、読みやすい。最強でした。こんな夫婦になりたいなと思いました。いまからでも出来そうなことは今やるしかないと思いました。こんな生き方、最後の迎え方を目指したい。

    0
    投稿日: 2026.01.15
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    自身が親の介護に向き合ってることからキツい描写のあるside Aはしんどかった BもAに劣らず「喪失感」がすごい 対になった二つの「小説」を愛した者たちのお話

    0
    投稿日: 2026.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めて最後まで集中して読んだ小説です。読み始めたら、有川さんの書く文章が好きすぎて止まらなかったです!!これから有川さんの本を全制覇したいと思いました! 作中作がいっぱいあったので、展開が全然読めなかったですwww 小説家の妻と夫の言葉の掛け合いが面白いのと、2人ともお互いに好きな人だけしか見えてないのが尊すぎた!!妻の性格がどストライクで好きです!

    1
    投稿日: 2026.01.07
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    すごく好きな文章で、読む手が止まらなかった。 普段はあまり作家で本を選ばないが、この作家さんの本は他のものも読みたいと思えるそんな素敵な本だった。

    3
    投稿日: 2025.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これは…どう解釈すればいいのか…⁇ 作家の妻のキャラクターが作者そのもののように思えます。side:Aの妻が複雑な思考をするほど死に近づく病になってしまう話は作家の妻による小説だと思うのですが、side:Bの夫が病に倒れる話は読者によって解釈が変わると思いました。私は作家の妻が自らの身に起こった、夫との出会いから彼が交通事故にあって病が発覚したことまで全部本当のことを、物語という形にしたのだと思いました。そして物語の方で明言を避けた夫の死という結末を避けるために逆夢を起こそうとしているのだと…。

    0
    投稿日: 2025.12.21
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    小説家の妻とその夫 sideAとsideBで展開。小説家として、夫婦として。ただひたすらの純愛で、ある単語だけで埋まるページの真相を知ったときはとても切なくなりました。 どこまでが現実で、誰の物語なのか。最後の最後まで惹き込まれました。

    8
    投稿日: 2025.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全体を通してSideAの方が面白かった。読んでいて、文体というか表現というか、内容よりも文章に価値があるような本だった。 またSideBでは、女性が夫を看取るのを避けたい気持ちから、落ちたら大変な怪我を追うような階段をわざと手すりを使わずに降りていく様子がとても印象に残った。自分も、大切な人が自分より先に無くなる状況に陥ったときに、後追いをしないで生きていけるのかと考えさせられる内容だった。 さらに知恵袋の解説で、ストーリー・セラーは、「もしかして有川浩の夫も...」と匂わせる形で二重の作中作を描いているという考察を目にした。これが本当に衝撃的だった。ここがいちばん面白いと思う。今のところネット上に有川浩さんの夫婦間にストーリーセラーのような事実は公開されていないが、本当のことを読者に匂わせるだけで、現実と小説の曖昧さが強調される最後の一文が衝撃的だった。

    3
    投稿日: 2025.12.14
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    小説なのですが、リアリティを残す締め方が気持ちをぐっと引き寄せますね。Aside、Bside共に、主人公と関わる人への愛情と憎悪の振れ幅もあって面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.12.11
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    ずるい。ずるすぎる。 学生時代に出会って、もう5度目の完読。 何度読んでも、必ず泣いてしまう。 展開は分かっているのに。 描写も分かっているのに。 ずるい。本当にずるい。 有川浩先生はどうしてこうも人を泣かせることが上手いのか。 植物図鑑も旅猫リポートもレインツリーの国も泣いたぞ? どうしてくれるんだ。 次は何を読もう。 次こそは泣かないぞ。

    0
    投稿日: 2025.12.04
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    小説家の奥さんとそれを支える旦那さんが平和に暮らしている中で余命わずかの病気に罹る話。 「こういう話を書いたよ」というのがマトリョーシカのように続くイメージ。 フィクションと分かっていてもSide:Aでは涙腺が緩んだ。電車の中だったのに危ない。 言葉選びが綺麗で読みやすく感動する内容だったが、何か少し物足りなさがある。短編だから入り込む前に終わってしまうからか?

    0
    投稿日: 2025.11.28
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    SideAとSideB 2篇からなる作家の妻を支える夫のストーリーで両方とも良かった。 誰かを好きになる瞬間は、正気じゃない。正気じゃないから気の迷いもたくさん生まれる。(P185) 「阪急電車」以来の有川先生。

    86
    投稿日: 2025.11.17
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    装丁に見覚えがあって、話もなんとなく聞いたことがあるような‥10年くらい前に読んだことがあるはずですが、再読でも十分に楽しめました。私は書けない側だけど書く側の人間だったので、レイプされる感覚はとても良くわかる。夫でさえ見られるのは嫌だもの。ましてや同僚なんて‥!あぁおぞましい!!でも書かない側の夫はそんな感情はさっぱりわからないということだったので、彼の気持ちもとってもよくわかる。夫が先に死んだら‥私もあとを追わずにはいられないかもしれないって、私たち夫婦によく似ているなぁ。

    1
    投稿日: 2025.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どこまでが小説か現実かがわからない… 考察を調べてみないと私の読解力には難しい… 甘やかしてくれる夫は凄い理想的だけど、本を読んでるときに邪魔されるとキレるってちょっと無理だなって思った。

    11
    投稿日: 2025.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーーん、複雑な気持ち。 Side:Aは前にアンソロジーの方で一度読んだことがあり、と言ってももう16年も前のことで、当時学生だった私の立場・状況が(当たり前だけど)私にしては大きく変化しているので、作品から受ける印象も変わるかなぁと思ったけれど、そこまでではなかった。むしろ同じところで不快感を感じたり、涙している気がする。 Side:Bは初めて読むので内容は知らなかったけれど、なぜか長年Side:Aの夫から見た視点だと勘違いしていたので、読み始めは少々混乱した。でもどちらかというとBの方が好みかも。Side:Aはちょっとファンタジーというか、そんな奴おらんやろと思ってしまって、主人公夫婦が。だから悲しいけど共感はしないし後に引かない。Side:Bの方がリアルで、実際こんな感じなのかもなぁとか、自分にとって後悔しない最後ってなんだ?とか考えた。 終わり方は、Side:Bの方は作中作中作?みたいにどこまでも入れ子式になっているようで煙に巻かれた感じがして、モヤっと。 心が沈んで憂鬱な余韻が残る中、どこまでが作中の実際あった話なんだ?が気になって感情がごっちゃになってしまった。 ずっとうっすら気になっていたのが、作者有川浩自身はこの小説を書くことに抵抗はなかったのかということ。作中に何度か、夫が死ぬという話は面白そうなんて考えたから罰が当たったんだと書かれているけれど、これは作者も同じことをしているわけで、絶対考えないはずないよなぁと。 でも小説家って、自らを切り売りするのが仕事なのかなとも思っていて、それが「ストーリー・セラー」なんだと言われると、まぁそりゃ書くかと。この辺りの作者の心情を知りたい。 あとやっぱり作者の小説、男性は理詰め、女性はヒステリックか男の後ろで3歩下がる・・・みたいなキャラクターがよく出てくる気がするけど、私はそれが苦手で、現実にいるとモラハラっぽいなと思ってしまう。感情的に怒鳴る人が本当に苦手で。それを受け入れて耐える人も。あ、おっさんぽい女子も苦手・・・! なので今作はSide:Bの方がやっぱり好み。 『図書館戦争』などは明らかに作り話なので楽しめるのだけど、他の作品は現実味が強くなるほどキャラクターのモラみが気になってくる笑 だからこの作品を読んで改めて思った、私は有川浩のミリタリー×恋愛要素が好きなんだ。そして現実世界ではなく、SFの中でドンパチやったり月9をやっていてほしいんだ。やっぱり図書館戦争や自衛隊3部作のように、戦闘シーンを活き活き描写しているのがカッコイイと思っているんだ、私は。本の世界で現実に極力向き合いたくない人間なので・・・! 言うて十数年前の作品だけど、今と比べて既に古いなと感じる点がいくつかあって。 ・スマホがないので近くのコンビニが分からない ・電車のおじさんが話してる減反政策、今とんでもないことになってるよ ・女性は総合職でもない限り会社に居づらくなっていく風潮だった ・携帯は普及しているが、それまでは緊急時には財布と手帳を持って出たらしい 十年一昔とはこういうことなのか、変化のスピードが速すぎるのか・・・この作品でそれを実感するとは全く思っていなかった。 逆に終身雇用は当てにならないとか保険の切り替えとか会社作って節税とかこの頃から言ってて、マネーリテラシー高いなと(笑) あぁ、次は魔法や空想の生物が出てくるゴッリゴリのハイファンタジーに浸りたい気分。 20251021

    8
    投稿日: 2025.10.21
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    先輩が貸してくれたので読んでみました。ここに書かれている話が事実なのかフィクションなのか曖昧で読んでいて不思議な心地がしました。

    0
    投稿日: 2025.10.15
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    これも素敵なの。 二つの物語が一つになっていて、結末は同じだけど登場人物と属性が違うだけでこれだけ物語が変化してしまうのかと頭を抱えてしまった。 有川浩さんの凄さを実感した一冊。 本は読むことはできても書くことはできない。その事実に嫉妬してしまう人たちがいる。作家さんって本当にすごいんだと思ったし、妬み僻みの恐ろしさを実感した。 ちょっとだけ、私も書ける側の人間だったらな、と想像してしまった。 そんな一冊です。

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    「余命3000字」という名前に興味を持ち、手に取った作品。3000字とは彼女に残された文字数。思考すればするほど死に近づく病を患った作家の女性とその読者で書くことが苦手な男性の姿を描く。sideA とsideB 、2つのストーリーからなるこの作品だがその2つが合わさって1つの意味を持つ。そんな、涙なしでは見られない感動の物語。

    1
    投稿日: 2025.09.09
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    とにかく、めちゃ良かった! 一作目の話が特に。 主人公の女性の、小説を書くことに対する態度や信念が、自分が哲学をするものと重なりました。 はじめから流れるような文章に身を任せて完読しました! 優しくも力強い愛を感じる本です^_^

    18
    投稿日: 2025.09.05
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    宝塚好きの先輩に、「物語の種」をお薦めしたからだろうか。 有川ひろさんが好きだと思われているらしくこの本を手渡された。 帯には「ダ・ヴィンチbook of the year2010 恋愛小説部門第一位」とある。 恋愛小説だとは思っていなかったのでお借りしたものの、やはり積読になってしまい… そろそろ返さねばと隙間時間を見つけての読書。 結婚しても、こんなふうにいつまでも仲良しで、恋人同士のような夫婦ってどのくらいいるのだろうか。 好きな作家と結婚したことが幸せだからといって妻を甘やかしてしまう男性とか、いるんだろうか… 結婚の理想像が描かれていて、私には非現実すぎてしまった… 有川ひろさん、好きなんだけど、今の私にはキュンキュンしすぎるのはちょっとシンドイ。 登場人物が彼、彼女と固有名詞でないのが、ストーリーの仕掛けなのかもしれないけれど、それもあって読みづらくイマイチ入り込めなかったかな。 15年前なら、私もキュンキュンしながら読めてたかも。 先輩に本を返す時にこの感想を正直に伝えるか、悩みどころ。

    37
    投稿日: 2025.08.30
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    最後の方分からなくなっちゃったからもう一度読みたい‼️でも本当に面白かったし泣けました。途中の同じ文字だらけのページとかはびっくりした!本当に有川浩さんのすごさがわかりました。

    1
    投稿日: 2025.08.28
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    めちゃくちゃ久しぶりに読み返した一冊。 昔読んだ時には感じなかった感動と熱さに、とても「やられた」! もう内容も忘れていたけれど、あれは良い作品だったよなぁといつまでも思っていた自分に、ほらやっぱりそうだろ?と言いたくなるくらい、切ないけど本当にささる!!

    8
    投稿日: 2025.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夫婦の絆にしんみりくる。 一つ目のお話は妻が亡くなり、2つ目のお話は夫が亡くなる。 お互いがお互いを愛し、心の深いところで繋がっていているのが文章からひしひしと伝わってくる。 切なさもあるけど、人に優しくなれるお話でもある。 どこからが本当なのか、明らかにならないまま終わるのも印象的。 不思議な読書体験ができた。

    25
    投稿日: 2025.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    旦那と妻のニ視点で物語が進んでいくなかで、どちらからも愛をたくさん感じたし、結局なにが本当でなにがフィクションなのかわからないところも面白かった。 side:Bがすき。わがままを聞くのが生き甲斐ってところにすごく愛を感じた。

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラストがよく分からなかったのと、主人公(特に女性)にあまり共感できなかった。 どこまでがフィクションなのかが分からない。どんでん返しは大好きだけどどんでん返しと呼べる程のオチでもなく、感動系でいくならフィクションオチはやめてほしい。

    0
    投稿日: 2025.05.24
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    中学生の時に図書室で読んだのが初めて。 本屋で見かけて久しぶりに読んだけどやっぱりすきだ。ぶっ通しで読んでしまった。 aもbも両方素敵なんだよ 大切な人との時間は大切にしていきたい。

    0
    投稿日: 2025.05.09
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    初めて有川浩さんの作品を読んだ。 私は単行本化にあたり書き下ろされたsideBが好き。 次は塩の街を読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.05.07
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    人生で初めて一晩で読み切ってしまった。 sideAが好き。 sideAだけで星5の価値がある。 後半はボロボロ泣きながら部屋で読んでた。 切ないけれど自分の小説を好きだと言ってくれて、こんなに愛してくれる人に出会えて羨ましいなとも思ってしまった。 私もこんなに大切にしてくれる人に出会えたらなぁ 有川ひろ先生の小説が大好きで図書館戦争とクジラの彼が1番だと思ってたけど、一晩で覆された気がする。 旦那様と仲が良い有川ひろ先生だからこそ書けた物語なのではと思う。旦那様への感謝の気持ちもこもってそうだなと勝手に思ったりもした。

    9
    投稿日: 2025.04.26
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    普段本を読まない妻からすすめられた。予想通り当人はまだ読んでいないらしい。借りたその日に読み終え感想を求められた。 「途中サイコ系かと思ったけど、良い裏切り方をさせられたよ。」 「何言ってんのかわからないけど、好きなインフルエンサーがおすすめしてたから買っちゃった。」 そういうとこだ。結局君は読むのかい? 何気ない夫婦のやりとりが微笑ましく感じた。 そんな作品だ。

    1
    投稿日: 2025.04.10
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    泣ける泣けると言われすぎて泣けなかった… マトリョーシカのような構成なので どこまでが事実でどこまでが小説か見失いかけた。 2篇目の方が好み。 温かみがありながらも寂しく、 恋愛で弱った部分を寸分違わず刺してくるような そんな鋭い一言に出会えるところが 有川浩さんの小説の魅力なのかなと感じる。

    0
    投稿日: 2025.04.03
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    作中で「読むのが好きだったら、一回くらい書いてみたいと思うだろ」というセリフが引っかかりました。 わたしは小説を読むのが趣味になってもうすぐ2年経ちますが、まだ書いてみたいと思ったことがありません。 読書が好きな方は書きたくなるのが普通なのでしょうか…? わたしはなんとなく書けない側の人間のような気がしますが(・ω・`) そしてもしこの先、書いてみたい気持ちが芽生えて、運良く賞を取れたとしても、親族や旧友にはバレないように覆面作家としてデビューしようと心に決めました。

    9
    投稿日: 2025.03.27
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    side Aとside Bからなる夫婦の物語 side Bの作家の作品がAなのかな? フィクション性が強いAもいいけど、Bの愛する人がいなくなる現実感が感じられる方が好きだった AとBで好み分かれそう

    3
    投稿日: 2025.03.10
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    大切な人が居なくなった時の心の準備をどうするか今からでも考えるべきだなと思った 話はAの方が好き、途中で号泣してしまった。

    1
    投稿日: 2025.03.09
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    ずっと前に短編集か何かに収録されていて、感動したのを覚えていたものの、単行本化されてから読もう読もうとは思いつつ、読めていなかった作品。 Side AにしろBにしろ、それに出てくる夫に深く共感した。 話自体は、昔ほど感動できなかったのはなぜだろう。。 ただ有川ひろさんの作品をまた読みたくなった。

    1
    投稿日: 2025.03.08
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    ずっと気になっていてやっと買えた。嬉しくて、本の中身も読みやすくて6時間ぶっ通しで読んでしまった。 あらすじを1つも見ずに読んだから、1つ目のお話を読んだ時に、かなり大ダメージ喰らいました。初めて本を読んで泣いたよ。2つ目のお話を読む時も身構えていたけれど、やっぱり少し泣いてしまった。 私の大切な人がずっと傍にいるなんて思い込みしないで毎時間毎秒大切に使って過ごしていこうと思えた本です。

    0
    投稿日: 2025.03.06
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    SideAとSideB ある夫婦を描いたストーリー。 Aが作家の奥さんが致死性脳劣化症候群という難病、脳で考えると寿命が縮まってしまう病と作家で有りながら最後まで闘病する姿を描き、Bでは旦那さんが交通事故での入院時に膵臓癌が見つかり闘病する姿が描かれている。 どちらも凄く愛を感じる事ができる。奥さんは最後まで旦那さんを愛し、旦那さんも最後まで奥さんを愛す。 最後のページでストーリーセラーに対になる話はこれで終わり。 査収して下さい。と編集者から、先生、旦那さん、最近事故に遭われました? 作者にやられた。作者らしい作風で幕を閉じる。 しかし、夫婦の愛情には想うものがあった。

    0
    投稿日: 2025.02.18
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    自身の入院中に読んでしまって凹みました。。 自分のことも不安になるくらいリアリティがあったので。 感動しました。

    9
    投稿日: 2025.02.03
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    私の好きなタイプど真ん中の男の人が出てくる話。理想が無駄に具体化してしまうからこういう話に出会いたくなかった気もする。 恋愛小説だから相手を好きになる動機とか、惚れ直す所とか出てくるのだけど、その度に同感でしかなくてびっくりした。幼少期の大半を有川浩の小説が占めてただけに、知らぬ間に価値観が染められてしまってたみたいだった。

    0
    投稿日: 2025.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説家の妻と読書家の夫という一組の夫婦を主人公にSideAとSideBで設定を180℃変えて綴られる涙腺崩壊必須の恋愛小説。SideAは妻がSideBは夫が病気で死に直面しながらどちらの立場でもお互い真摯に向き合い最後まで心から相手を愛しぬく姿が苦しいほど美しい。 私は全く内容を知らずに表紙に青いリボンをかけられてプレゼントみたいでキレイだったからという所謂ジャケ買いでこの小説を読むことになったけど実は私の彼はまさに奥様の病気が原因で死別していて読みながら私の知らない彼と彼の奥様の物語に置き換えてしまってなお一層色々な意味で胸が苦しかった。 私も人生の最後の時はこれほど愛してくれる人に側にいてほしいし逆の場合でも全く同じ気持ちで彼を看取ってあげたい。どこまでがリアルでどこまでがフィクションなのかが曖昧になっていてそこが作者の上手さでもあるわけだけど願わくばすべてがフィクションであってほしいと願わずにはいられない作品。

    3
    投稿日: 2025.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本書の大きなテーマが「近い将来に身内が死ぬ」だと思う。夫婦や恋人、それに近しい魂の繋がりがある関係の人が死を宣告されたとき、自分はどう苦悩するのか。病気の進行を抑えられないもどかしさに苦悩し、死んだ後に声も顔もおぼろげになっていくことを想像して悲しくなると思う。 他人の死は自分の死より受け入れづらいことだと思う。自分が死ぬことは覚悟できるが、他人が死ぬことを許容できないのはどうしてだろう。現実味がないからだろうか。 AサイドもBサイドも幸せに最後を精一杯に生きていたと思う。病気にならなければと幸せな時間がもっと続いてはいたが、それはもしもの話である。2人は死を覚悟し、幸せに生き抜いたと思う。

    0
    投稿日: 2025.01.20
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    致し方ない事であるのだが書体が女性調であることが残念 ストリーも短絡であり どこにでもある話であり 若い人には受けるだろうが 万人向けではなく 読書を選ぶ作品であり 物足りない

    0
    投稿日: 2025.01.18
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    自分自身が化学療法しか方法のない病気をしたことがあるので、SideBはなかなかリアルに胸が押しつぶされそうになりました。 自分のときは自分で検査に行き、自分で医師から告知され、すべて自分で決めたので、配偶者は言われたようにするだけ。だったので、ここまで寄り添ってもらえるのは少し羨ましかったりした。

    0
    投稿日: 2024.12.08
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    本を読む手を止めるのが惜しかった 読み終わったあとに「この話ってどこまで本当なんですか?」と真っ先に浮かんできた。そのくらい境界線が曖昧になったところが引き込まれた

    0
    投稿日: 2024.12.04
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     小説家の妻と夫の二つの話。夫婦愛、家族愛がテーマな作品。 どこまでがリアルなこの夫婦の物語なのか、妻の作品の物語なのか個人的にはあまり分からなかった。そこは少しもやもやした。しかし、そんなことはあまり気にならないほどこの作品には感動できる。妻の小説家としての葛藤、推しである作家でもあり大好きな妻を支える夫。2人の日々のやりとりや絆などに心が洗われる。 有川浩さんの作品は本当に読みやすく、感情移入しやすく書かれていると思う。日々の生活が忙しく家族との関係が疎かになっている人も多くいると思う。私自身も学業やバイトを理由にあまり帰省しなくなった。どちらかというと夫婦愛のほうが強い作品ではあるが、この本を読んで改めて家族の良さを再確認してみてはどうでしょう。

    3
    投稿日: 2024.11.14
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    『ストーリー・セラー』 物語を紡ぐ側と、物語を受け取る側。 小説の中の小説。 読書好きで物書きでもある自分にとって、どちらの視点であってもこれがノンフィクションであると錯覚してしまった。どこからが本当で、どこからが作り物なのか、作者にしか分からないのに。 物語というものは読み手がいて初めて成り立つ。 ましてや読み手が気にいるかどうかは分からない。 彼女と彼のように、もし伴侶となる人が自分の紡いだ物語を誰よりも好いてくれていたら、それは何よりも失いたくない人生の宝となり力となるだろう。 2024.7.21 読了

    1
    投稿日: 2024.11.02
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     ブクログの感想を見ていたらあまり、良かったという感想を見かけませんでしたが私は好きでした。  この本は2つの中編のお話で構成されています。SideAでは小説家の妻が致死性脳劣化症候群という複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、死に至るという謎の病を発症してしまいます。小説家を続けるには命を捨てるしかない。命を救うなら小説家を続けることは諦めなければいけない。切ない設定だと思いました。SideAを読んでからSideBを読むとすごい驚きがまっていますよ!  心がとても動かされた素晴らしい本でした。

    89
    投稿日: 2024.09.29
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    Side:Bの作家がSide:Aの小説を書いたということでしょうか? ちょっと混乱はしましたが、ストーリーとしてはキュンとしたり、悲しくなったり、分かり合える人と寄り添えるのはいいなーと思いました。 有川さんの作品は好きですが、今回は物足りない感じがしました。短編だからでしょうか。

    1
    投稿日: 2024.09.26
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    #10奈良県立図書情報館ビブリオバトル「プレゼント」で紹介された本です。 2011.12.3 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-709.html?sp

    1
    投稿日: 2024.09.25
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    2024/8/31 普段読まないタイプの作品だが、有川浩先生とあって手に取った。 夫の優しさと妻の優しさそれぞれを感じるとともに、人が恋をし、愛を与えることの根底を知ることができた。 人生で読む事が出来て良かった作品の一つ

    1
    投稿日: 2024.08.31
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    こんなん泣くわ。 電車で読んでて涙止まらなくなって思わず本閉じるくらいには泣ける。 彼は自分が「書けない側」だと言ってたけど、彼の言葉の使い方がすごく好きだ。 『今日は暑いです。コートが邪魔。でも影がマントのようで愉快』のメールがツボだった。愉快。 side:Aとside:Bの2つのお話。ある男女の愛のお話。自分が読んだ、涙したこの話はどこまでが現実でどこまでが作りものなのか。自分が書いた本を売ってお金を稼ぐ、そんな作家の話。タイトルのストーリーセラーに納得。 彼の愛に涙が止まらない。彼女を甘やかすことが彼の生きる目標。いちばんのファン。

    1
    投稿日: 2024.08.23
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    sideAが印象に残った。私にも彼がいるので、どうしても恋愛モノを読むと彼のことを考えてしまい、胸が熱くなる。特に亡くなる前に彼へ宛てた手紙を読んだ時、自分の彼を抱きしめたくなった。

    1
    投稿日: 2024.08.18
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    おすすめ小説と聞いて買った一冊。 小説家の奥さん応援する旦那さんの話 side A、sideBとあったので、1つの話を違う角度から見た話なのかと思っていたが、全く違った。 sideBの作家さんが書いた小説がside A と自分は考えたがこれも違うのかな?  ラストの方はちょっとだまされた感があったりした。 なんとなく構成が深いと思った小説でした。

    8
    投稿日: 2024.08.08
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    阪急電車が大好きで他の有川さんの作品も読んでみたいなと思い購入しました。君と俺と彼女と彼の関係がとても特別で甘酸っぱかったです。病気が出てくるけど重くなりすぎず温かい気持ちで読み終わることができました。甘やかしてくれる彼欲しいー!!!書ける側ってやっぱすごいー!!

    11
    投稿日: 2024.08.04
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    感性に惹かれられたいし、感性に惹かれたい。君の紡ぐ言葉が好き、なんて自分からしたら最上級の愛の告白だな 大好きだった作家の夫になって、自分がその作家の作品に影響を与えられるって冷静に幸せ者すぎる。『君を甘やかすことが僕の義務で人生の目標』とか言っちゃうのも無理ない sideAの終盤は号泣しながら読んだ

    0
    投稿日: 2024.07.21
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    有川ひろが1番好きな作家だ。やっぱり期待を裏切らない。 切なくも読みやすい物語はいつもわたしに特別な時間をくれる。 でも残念だったのが自分が悪いのだけれど、絶対泣くぞ!と覚悟しすぎて泣けなかったこと。笑 もっとシンプルな気持ちで受け止めればよかったなあと後悔。

    41
    投稿日: 2024.07.12
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    やっぱり有川さんの作品は好きだ。 なんかのこ主人公の作家は有川さんぽいなーなんて、思って読み進め(泣き泣き)、有川さんからご主人へのものすごいラブレターなんだと感じた。 「書ける側の人」はほんのひとつまみの人間だと思うけど、羨ましい。でも有川さんの書く愛ある作品を「読む側」でいられるのも嬉しい。 どこまでが本当なのか、本当の事は何もないのか私には分からないけど、ずっと引き込まれる愛の物語。

    1
    投稿日: 2024.07.08
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    何も起こってない時に普通に付き合ってる分には普通の善良な人たち。 そんな家族ならいらない。 そんな家族に私はなってしまっていた。 善良で優しい人間になれなかった私、 人間が無条件に優しくなれるのは、相手がホントに死人の箱に片足突っ込んでからなの。なんでも我慢できるようになるのは、相手がホントにこれから死ぬってことが目の前にぶら下がってからなの。人間は生きてたら絶対些細なことで喧嘩すんの。 の文に少し救われてしまった。 かすかに残酷な悦びを覚えた。 善良なことで目くじらを立てる善良な人々が、善良に後ろめたい顔をするのが心地好かった。 すごいところちゃんと文にするなぁ、書く人ってすごいな、 今まで本を読んでこなかった自分が愚かだ。

    1
    投稿日: 2024.07.01
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    理想の関係すぎる!素晴らしく素敵な二人の二つのお話。 有川さんの作品は大好きすぎます。 奇跡が起こって欲しいと本当に願いながら読むのがやめられなくなってしまう。 続きのお話があれば絶対に読みたい‼︎ もう一度読み返してみよう‼︎!

    14
    投稿日: 2024.06.21
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    滅多に泣かないのに、中校生の頃2度読んで2度大泣きした。 もう二度と読むことはないかもしれない。 でも人生で一度は必ず読んでいたい本。

    0
    投稿日: 2024.06.20
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    やっぱり有川浩大好きだ 勢いが止まらずに読んでしまう 電車で読むと乗り過ごしちゃうのが難点 きっと彼女もそんな作者だったんだろうなと思います

    0
    投稿日: 2024.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説の小説。このベタな甘々な感じの有川浩の恋愛ものを高校生ぶりに読んで懐かしくなったとともにさすがにこれは小説だからありえるストーリーだなって重く受け止めすぎずにサラッと読めた。2部構成になってて、結局現実だったのはどっちか最後にひっくり返った構成は好きだった。文字の羅列が印象的な一冊だった。

    1
    投稿日: 2024.06.04
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    ⚫︎感想 理想のパートナーを得た女性作家を描いている。 作家が主人公の物語は好き。 ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 妻の病名は、致死性脳劣化症候群。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病。生きたければ、作家という仕事を辞めるしかない。医師に宣告された夫は妻に言った。「どんなひどいことになっても俺がいる。だから家に帰ろう」。妻は小説を書かない人生を選べるのか。極限に追い詰められた夫婦を描く、心震えるストーリー。

    41
    投稿日: 2024.05.27
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    切ない。 AもBも亡くなるのが切ない。 ハッピーエンドが好きなので 対なら、生きたverが良かったと思うが 妻が亡くなり、その対で夫が亡くなる。 それが斬新 且つ それが有川浩なのか。 文中は温まり、相手を思いやり 続きが読みたくなる作品だった。 彼、彼女、夫、妻 名前が出てこない世界線もまた 想像が膨らみ素敵だと思った。

    1
    投稿日: 2024.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序盤だけ職場の休憩時間に読んで、残りは自宅で一気読みしたけどsideAで大号泣した。職場で読み進めなくて良かった...。 小説の中の小説、という設定が面白かった。 side AもBも、旦那さんが真っ直ぐで、そして優しくて素敵すぎる...。  やっぱり有川浩先生の恋愛小説が大好きだなあと痛感させられた。

    3
    投稿日: 2024.05.16
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    「致死性脳劣化症候群」と名付けられることとなった、世界でひとつしかない奇病であり難病に患う妻。その妻は作家です。妻とのなれそめから語られていく、夫婦の物語でした。一人称にとても近い三人称視点での語りで、小説としてはどことなくくだけた感覚を覚えました。 というのが、本書のSide-A。もうひとつ、Side-Aと対になる、ほぼ同分量の物語Side-Bも収録されています。 著者の有川さんはラノベ出身のためか、軽めの文章なのですが、どことなく空虚なようでいて人肌の温度のしっかりある質感がよかったです。そして、ぐっと引き込まれるエモさもあります。 では、ここからは引用しながらになります。ネタバレにもなりますので、ご注意を。 __________ 「何も起こってないときに普通に付き合ってる分には普通の善良な人たちだよ、って前に言ったよね」  彼女はそう前置きして話し出した。  うちの家族はね、私以外の皆が皆、現実に向き合う能力のない人たちなの。困ったことや悪いことが起きても、じっと我慢してたら、無視してたら、いつか何とかなるって思ってて、誰かがどうにか片付けなきゃどうにもならないことをいつまでもいつまでも先送りにする人たちなの。父は強がってるけどその筆頭で、しかも王様なの。たとえば母が「これは何とかしなきゃまずいんじゃない?」って言っても怒鳴りつけて黙らせる人なの。  父には何を言っても無駄なの。だから家族は昔から父には何も言えなかったし、今更もう何も言わない。そのくせ父は、自分で引っ張って引っ張ってこじれきってから「どうにかしろ」って家族の誰かに問題をなすりつけるのよ(p101) __________ →Side-Aより。これってうまく言えてるなあ、と思いました。たとえば僕自身の、ごく近くの周囲、そしてちょっと遠めの周囲までの範囲なんかはたいていこのように「何も起こってないときに普通に付き合ってる分には普通の善良な人たち」だったりするんですよ。世間的にはどうなんでしょう? やっぱりありふれていたりしますでしょうか。……というか、かつての自分もそうでした(忘れるところでした)。とくにコミットせずとも、自然と解消していくのが、周囲のこじれやちょっとした問題だと思っていました。でも、解消しきれていないでうっちゃられるそういった問題が、水面下で積もりに積もっていって、目の前に顕れたときには横綱級になっていたりもするんです。うちの母親は先送りのこういうタイプだし、父親もごく家庭内のこと、介護の一コマだとかではこじれきってから「どうにかしろ」となります。肌感覚でわかるところでした。 __________ 日曜日の夕方、彼女は一時間近くも病院をたらいまわしにされた。理由は後に詳しい友人が教えてくれたが、精神科や心療内科に通っている患者は、それだけで受け入れを拒否されるのだと言う。たとえ倒れた原因が脳卒中かもしれなくても、心筋梗塞かもしれなくても、精神病による通院歴があるだけで「精神病で緊急を要する症状は出ないので、受け入れはできない」と一まとめに蹴られる。彼はそんなことを知らなかったので、一一九番のオペレーターの指示のまま彼女の現在の通院状況と病歴や投薬内容を告げた。(p115-116) __________ →Side-Aより。まず二点ほど指摘したいです。ひとつは、精神科や心療内科に通っていない患者でも、受け入れに1時間やそこらのかなりの時間を要することは珍しくないこと。もうひとつは、精神科や心療内科に通っている人はひとくくりに「精神病」ではないこと。精神病となると重いほうなのでしょうけれど、○○障害、○○症候群、など、精神病とまで呼ばれない疾患が多くあるものです。それを踏まえて言うのですけれど、さいきんは、精神科や心療内科には、もっと気軽にかかるべきだ、というもっともな論調がありますし、実際アメリカなどのように軽く来院できたほうが苦しみが軽くなると思います。でも、引用にあるように、救急時に受け入れを拒否されるなどの「選別」対象になってしまう。薬の管理が病院側でできないから入院はお断りなんて言われて拒否さることもあります。このあたりが社会的かつ世間的に解消されないと、精神科や心療内科に通うことへの障壁は低くならないです。また、そういった診療科へかかる人への差別も少なくなりません。気軽な感じで行けるというアメリカなんかは、救急時の扱いはどうなってるんでしょう? __________  それを訊いたら、正気に戻ってしまうような気がした。誰かを好きになる瞬間は、正気じゃない。(p185) __________ →Side-Bより。人を好きになるときって、頭がヘンになっている状態だなんて聞いたり読んだりしましたけど、この作品の著者もそう思うんだなあと。というか、そういう認識でいて欲しいです、大前提としてみんなが踏まえていること、みたいに。「ああ、頭がちょっとヘンになってるんだね」とくすくす笑われながらも微笑ましいと思われて許容されるっていうようにです。 __________ あたしたちを助けてくれない世間体など知るか。あんたたちも含めて。(p212) __________ →Side-Bより。あんたたち、というのは、こまごまと干渉してくる両家の親のことです。そうなんですよね、すごく困っていて、誰かに助けてもらえるならありがたいのに、助けてもらえることなんかまずなくて、でも、そんな周囲の世間体は守らないといけない、みたいな不文律というか、暗黙の常識みたいなものってあるなあといつも感じています。そう感じているからこそ、この一文に小気味の良さを感じて共感が芽生える、という。 というところでしたが、最後にひとつ。事後論理と事前論理について、さいきんぼんやり考えているのですけど、この小説は、…というか本作に限らず他の多くの小説がそうだったりすると思うのですが、事後論理でつくられている作品といった感じでした。つまり世界のいまの在り方をまず肯定して、そこから構築している、というような。カフカの「世界と君との戦いにおいては、世界の側につきたまえ」という言葉のその通りの実践という感じがします。そればかりか、ほんとうに常識というか、定石なのかもしれないなとも思えてしまいます。世界をひっくり返したいと思っても、まずは肯定から入れという意味かな、なんて、考えてしまうところです。そして、本作は、そういう意味では、世界の前提を疑って、そこに挑むというよりは、世界の盤上は揺るぎないものだ、とそこは疑わずに、その盤上で生きづらさを言語化し、その世界をひっくり返さない範囲で、つまり世界のルールを変えることなく(ときにルールが失われているための生きづらさもあったりするので、失われたルールを再登場させるなどもありますが)、格闘する、言い返してみる、モヤを取り払ってみる、今一度そのあたり常識のもともとのところに立ち帰ってみる、などしている感じがします(……と考えましたが、世界の側につく、というところはもっと考える余地があり、ちょっと怪しい論述になっていることを認めます)。

    17
    投稿日: 2024.05.06
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    この本は、「物を書く」側の人間と「物を読む」側の人間の恋愛小説である。 本の中には二篇の物語が収録されている。どちらも最後にはパートナーが死んでしまうのだが、死んでしまう側も看取る側も最期まで相手を想い続け、満ちた感情で物語を読み終えてしまうのもまた切ない。 正直この本はもう10年近く前から定期的に読み続けている本で、展開ももちろん知っている故に感想を書くとなると少し難しい(書いたこと全てがネタバレになりそうな気がする)。しかし、読む度に新鮮に心が痛くなったり涙しそうになったり、幸せな感情になったりと心を動かしてくれるこの小説と有川浩さんが私は大好きだ 10年近く読んでいるとは言ったものの、まだ私の中で落とし込めていない謎が2つある。 ひとつはなぜ登場人物は具体的な名前を与えられていないのか。小説の中で、登場人物の呼称はセリフであっても「彼」「彼女」であった。 2つ目はsideAとsideBの繋がりである。どちらも「小説の中の小説」であり、また物書きと物読みの恋愛小説で共通点が多い。この2つの物語に関連性がありそうとは思いつつもまだ私の中で答えが出せていない。

    1
    投稿日: 2024.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    sideA こっそり書き溜めていた作品を彼に読まれた『猫剥げかけ』な彼女。 作品を大絶賛した彼は「俺は君が飛んでいるところを見てみたい」と後押しして、彼女は小説家になる。 その彼女が思考するほど寿命が縮む病気になるのが辛かった。それでもかっこよく生きたのが素敵だった。妻側が亡くなるストーリー。 sideBも切なく悲しかった。 会社の同僚だった彼が自分の小説の大ファンだと知り、交際に発展して結婚した2人。 彼が交通事故にあい、すい臓の腫瘍も見つかってしまい長くはない命。 彼女のわがままを聞いてあげるのが生き甲斐だったから、奥さんを残して逝ってしまうことが苦しそうだった。 逆夢を信じて旦那の亡くなる話を小説にした彼女だったけれど、小説の中に小説が入っている形だったから最後までスッキリはしなかった!

    1
    投稿日: 2024.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    有川浩氏の作品をまとめ買いしてきた。 どこまでがホントで、どこからがウソなのか? 女性作家が描く夫婦のストーリー。 夫視点、妻視点のsideA、sideBで構成されている。 どこまでがホントなのかは分からない。 でも、感性に惹かれ合う、お互いの言葉選びのセンス、言葉の大事さ、を理解し合えるって羨ましい。 身近に感性が合う人がいる確率はリアルでは低そうだし、出会える確率はもっと低いように思うけれど、ここまで甘やかしてもらえるなら夢を見たくなりますね。

    0
    投稿日: 2024.04.19
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    p68結婚の最大のメリットは精神的に支え合える相手が常に傍にいることだ。 p254ハンデが分かってから積極的な選択をすることは難しい。 sideAの方が好き。

    0
    投稿日: 2024.04.19
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    サイドAの微笑ましい2人のやりとりと、あの出来事以降の物語の展開で胸が締め付けられる。大事な人を想像しながら読むと余計に涙が止まらなかったです。

    1
    投稿日: 2024.04.08
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    sideAとsideBの二部構成 sideAの別視点をsideBで描かれていくのかと読み進めて、ん??と思ってたらそーゆーことか! 読む年齢、時期によって感じるものが変わってきそうだなぁと思う作品だった。 いまのわたしはsideAが好き。 想い想われお互いを尊敬し尊重する。そんな夫婦は理想で愛に溢れてるなぁ 有川浩さんの描く登場人物はみんなあたたかく、芯がある。だからか全員に惹かれその本の世界に入り込んでしまう 言葉ってすごい。言い回しによってその人の人柄がでるからこそあ、その考え方言い方好きだなって思う相手のことを好きになる。そんなことを思った一冊だった。 書ける側の人間っていいなー!うまく表現できないことを言語化できる。伝えられる。

    0
    投稿日: 2024.04.07
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    付き合うまでの過程はすごくキュンで好みでした。 お互いに理想とする人に出会えて結婚できて幸せに年を重ねて行くはずだったのに… やっぱり愛する人が亡くなってしまうのは悲しいですね。 感動というよりはただただ悲しくなってしまいました。

    12
    投稿日: 2024.03.28
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    とても切なく大好きな恋愛小説です。 Side A もSide B もどこからどこまでがお話で、どこからどこまでがリアルなのか区別がつかずとても不思議な気持ちになりました。 いろいろな考察ができそうでとても面白い作品だと思います。

    1
    投稿日: 2024.03.26
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    作中の話なのか、登場人物自身の話なのか、時々混乱…だけど、大事な人を亡くす悲しさ、辛さ、痛さが文章から伝わって、だんだん感情移入。自分がその立場になったら…と想像したら、読むのが辛くなった。

    0
    投稿日: 2024.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    好きな作品を書く小説家と出会い家庭を築くお話がサイドAとBの2つ。 どちらも出会い方、出会ってから、結婚してからと素敵なお話が続きます。 涙が溢れて読みにくいところがいくつかありましたが、寂しくない作品です。 相手を思う気持ちを通し続ける彼らは素敵でした。

    1
    投稿日: 2024.03.20
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    ほんとにいちばんすきな小説かもしれない sideAが好きだけど、Bも最後の1行で心震えた、、 あと小説家っていいなーって思った。主人公も小説家で、言い合いがあった時とかに思ったことが言語化できててわたしまですっきりした あとやっぱり言葉選び?が素敵 微笑ましくてにやにやもするし、この夫婦かわいくてすきだな〜って思ったり、その分ちょーー感動した。いいところ学校で読んじゃって泣き泣き

    8
    投稿日: 2024.03.18
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    胸がキュッとなる作品でした。妻の心情を思うと本当に辛かったです。自分に置き換えて考えてしまうと本当に涙が止まりません。

    0
    投稿日: 2024.02.27
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    久しぶりにこの作者の本を読んで懐かしく感じた。理屈っぽいロマンティストというフレーズが文中にもあったが、上手く言い表してる。女性作家と読書好きの夫という設定の中、死に直面して世界が大きく変わる姿がsideAとsideBでふた通り描かれている。どちらも涙を誘うが個人的にはBの話の方がいいかな。

    1
    投稿日: 2024.02.11
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    半分あたりで号泣。最後は割とあっさり。 前半の話が家族の複雑な話が出てきたりして、展開の変化も多くて面白かったなぁ!

    3
    投稿日: 2024.02.01
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    面白いし、読みやすい 今読み終わったけど混乱してる。 sideAはスッキリ読めて、sideBになって、これはどの立場 の誰の話だ??って。 最後の最後にこれはそういうことかも?って思ったけれど、なんだか見落としているような気持ちもする。 もう一回よんだらスッキリするのだろうか。 どちらのお話も一面を覆う同じ言葉の繰り返しには、圧倒というか 嫌悪感を感じるほどの圧を感じたけれど、実際にそんな場面に自分が向き合ったら、そうなるか もしくは真っ白 になるかのどちらかだもんな、と納得もした。 《追記》 どうやらあとがき?付きの本がある様子。 私が買った文庫本にはなかったのだけれど、それを読んでsideA/Bの事が分かったって書いてある感想もあって。 上に書いたように多分こうかな?という感覚はあるが掴みきれていないので、そちらも機会があれば読んでみたいと思った。

    0
    投稿日: 2024.01.24
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    情景がスッとイメージできる、さすがすぎる先生の文章力でした。 お互い負けず劣らずの理屈っぽい2人が出会い、結ばれ、別れる。 ストーリー構成やキャラクターの個性も魅力のあるものでした。 個人的な好みだと思いますが、Side:Aは★10をつけたいくらいワクワクしたり感動しましたが、Side:Bで失速した印象を受け、★4としました。(いきなり辛口) 彼女が書いた小説の内容だったと思いますが、Side:Aのストーリーをそのまま彼女側の視点で描いて欲しかったなーという印象です。

    0
    投稿日: 2024.01.14
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    どうにも酷い仕打ちに胸を締め付けられ、そして強い絆にまた胸を締め付けられる思いがする。甘いけど甘くない話だった。

    0
    投稿日: 2023.12.24
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    恋愛小説として読むと胸きゅんするし、二人の会話に微笑ましさもあるし、思わずニヤニヤしてしまう台詞もある。 苦手分野を快く引き受けてくれるのも、相手を守る為に相手の家族にも臆する事なく自分の意見を言ってくれるのも『甘やかすのが趣味』と言ってくれるのも『元気に死に損なおうね』と言えるのも、なんか素敵な関係だったなあ。 sideAは『彼』と『彼女』 sideBは『妻』と『夫』 対のお話ではあるんだけど、何か関連してるのか同じ人達のお話なのか、どこまでが真実で、どこまでが作品としてのお話なのか。 面白い作り方だったなあ。 どっちの夫婦関係も好きだったなあ。

    0
    投稿日: 2023.12.24
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    私は誰かにおすすめの本教えてと言われたら必ずストーリー・セラーと答えるくらいこの本が好きです。 何度も読み返したくなる本 SideAもSideBも最高です

    3
    投稿日: 2023.12.22
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    Side:Aが好みだった。 Bは単行本化にあたり書き下ろされているから もちろんAあってのBなんだけど Bから読んでもいいかもとも思った。 恋愛小説とも言われるけど、 単純な恋愛小説ではなかったです。

    32
    投稿日: 2023.12.20
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    不治の病系の話ってどうしても好きになれないんだよなぁ、、、性格がひねくれてるから、泣かせに来る系無理で。 もちろん自分の身に起こったらって想像してみたこともあるけど、あくまで想像でしかなくて。 でも、この話はそれに+αで「え、つまり?」みたいなとこがあるから、思わずウィキペディアで調べたくなっちゃうような読後感。またもっと大人になったら読んでみよう。

    0
    投稿日: 2023.12.20
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    青森へ向かう新幹線の中で読了。 配偶者を失うということについて考えさせられた。 全て命があってこそ。

    0
    投稿日: 2023.12.18
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    私は完全に読み手の人間、読む側の視点を彼が全くその通り代弁してくれて思わず頷いてしまった。 side Aで泣きそうになり、side Bでどこまでが創作でどこまでが現実か?を少し考えちゃったり。(物語なんだろうけど) 私がパートナーと死別するとき、いつか来るその時は突然なのか刻一刻と迫るのかはたまた順番もわからないけど、最後の瞬間までお互いを想いあって過ごしていたいものだなあ。

    1
    投稿日: 2023.11.28
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    作家になれる人、作家として売れるとこうなるという事もわかる、お仕事小説の部分もあり楽しむ事が出来ました。 最後、きっと良いエンディングを迎えてくれるだろうと願いような気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2023.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白くて一気に読了しました。 読み終えると、作り話の中の作り話から一気に作品の中の現実にもどされ、そして現実はどうだったのかと作中の編集担当と同じ感覚になった気がします。 どちらの話の夫婦もそれは仲睦まじく 相思相愛とはまさにこのことで自分が少しだけ 優しくなれた気になりました。 Side-Aでは痴呆のリアリティが凄く目を背けたくなりましたが、それよりもあの父親の精神構造には閉口しました。

    1
    投稿日: 2023.11.16
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    2023/10/30読了 #有川浩作品 純愛小説。 複雑な思考により死期を早める病に かかった小説家の妻とファンの夫。 妻は小説を書かない人生を選べるか。 2つの世界線から描かれるストーリー。 いい話ではあったけれど、 ちょっと作品として奇を衒ってて スッ話が入ってこなかった。

    18
    投稿日: 2023.11.13
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    力いっぱいに手を引かれてストーリー の中に連れて行かれるような感覚で 一気に読み終わりました。 彼、彼女の三人称視点と主人公の 一人称視点が混ざっており、不思議 な距離感があります。 sideA.sideBの2つの物語でAは作家 である彼女が、Bでは作家の夫である 彼の病を軸に進みます。 正直言うとAの冒頭で彼が、彼女のプラ イベートとしての小説を強引に読む くだりがあまり気分の良いものではなく 読むのを止めようか、とも思いました。  但し、その後に起こる様々な出来事 のインパクトが強いため、忘れることが できました。 作家自身が、作家の生活や心の内側を 描いている場面も多く、面白いですよ。

    1
    投稿日: 2023.10.11
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     甘々の恋愛小説、しかも切なく泣ける系。読み始めて十分で抱いた感想はそのようなものだった。あまり好みの作風ではないので早々に読むのを辞めてしまおうかと逡巡したが、偶々閑だったのでさくっと読破してしまえば良いと思い、通読。  結果的には、面白かった。否、ストーリーそのものはどうしても苦手なのだが。この仕掛けは途中で読むのを辞めていたら分からなかっただろう。  本当のラストまで読んで初めて妙味の分かる仕掛けと言うのも有るものだ。不覚にも一本取られた形である。

    4
    投稿日: 2023.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絶対読んだことある、これ。 しかも今回ちゃんと読んで鳥肌立った。設定とおんなじじゃん、これ。 今は無い出版社のお話と対になるお話を書下ろしで単行本化、って。うわあ。 有川浩さんてなんかのお話で絶対目にしたことある作家さんなんだけど、毎回何だったか分からなくてうやむやになる。そうか、植物図鑑か。あれもおもしろいよね。 今回は殺人がないちょっとした謎、みたいなミステリーを読みたいと思って探してた時につい手に取ったお話なんだけど、これ、人目がないところで読んだ方が良かったなあ。 おもしろくて吹き出しそうになるところも、うるうるきちゃうところも、思いっきり楽しめたのに。まあいいか。 最愛の人が生きるのを、「自分のために生きろ」と自覚しているところが潔い。そう、その人のためになんて祈れない。自分のためにじゃなきゃ。 最初のお話の、おばあちゃんのところはもう読んでるだけなのに臭ってくるようで、しかめっ面しながら読んでた。3年間お風呂入らないって。もう想像しただけでゾッとした。それに触れるのも。 ストーリーセラーの方が内容としては激重。でもどちらも最愛の人と小説が絡んでいて、うん、読んでよかった。

    1
    投稿日: 2023.09.22
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    どこまで本当でどこまで物語か、楽しく疑いながら読めた。あっという間に読んでしまった。 唯一無二の存在であり続けた2人が素敵だった。

    1
    投稿日: 2023.09.07
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    面白い。あっという間に伏線回収された感じ。 スッキリするような、真実を更に考えるような、楽しく疑うことができた。

    3
    投稿日: 2023.09.03
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    「最強の夫婦」のはなし。 そして、作家ってすごい。 自分もいつか死ぬ。 たぶん、配偶者のあの人とは、どっちかが先でどっちかが後だ。 そのときに、この物語のように残された時間を過ごせればいいな。 そして、 お互いの価値観を認め合って お互いの生きざまを支え合って 世間体だとか前世代の常識だとか職場の人間関係だとかにとらわれず 力強く二人だけの人生を歩んでいるどこかの誰かに、この本をお勧めします。

    1
    投稿日: 2023.08.26
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    作家の妻と夫の2つのストーリー、 特にsideAのラストは感動して泣いてしまった。 こんなにお互いを大好きな夫婦ってくすぐったくて微笑ましい、付き合い始めの初心を思い出さねばと思わせてくれる優しいお話でした。

    0
    投稿日: 2023.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    端的に言って号泣。 メタ的な構成も見事で、どこからどこまでが現実なのかと作者の経歴から調べざろうえない。こんな構成の本があるのかと唸ってしまった。 ただの構成の面白さだけでは決して終わらせない、登場人物たちの魅力も流石。有川浩の作品に出てくる登場人物は皆んな生き生きしているように感じる。

    0
    投稿日: 2023.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説家の妻と会社員の夫という組み合わせの、2組の夫婦の物語。 …だと思うけど、1組の夫婦のパラレルストーリーかもしれない。登場人物に名前がなくて、「彼」と「彼女」、「夫」と「妻」で書かれているので、真相はわからない。 何より、この物語は作者が書いたものなのか、物語のに出てくる小説家の妻が書いたものなのか… ストーリーそのものは感動的な、泣けるストーリーだけど、不思議なフィルターを通して見ているような感じだった。 最後、「夫」がどうなったのかが気になる。

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    投稿日: 2023.08.05
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    side A 愛する妻のために『普通にしとけば善良な人達』(彼からみた義理の家族)の問題に立ち会ったり、妻の病気を知りながら付き添って小説の「書く側」の妻の後押ししてくれたりと愛情溢れる中編やった。妻のトラウマになった「自分の書いた小説を他人にみせて叩かれた」に対して旦那が批判されても自分が後押しするし最初の読者になるし、妻の作品が好きって言ってくれて妻も内心嬉しかったんやろな。それも自分の作品が好きっていってくれる人に。 「書ける側」の人間と「読みたい側だけど書けない側ゆいる」人間の出会うきっかけ、葛藤とかあってスムーズに読み進められた。 義理の家族にとっての問題のお婆ちゃんの認知症やけど(作中はゴミ屋敷、介護放棄)、現代でもあり得る可能性はあるよなって思った。今でも家族が介護しないといけないとあかんって風習みたいなんあるし、介護疲れもあって虐待なんて更にあるし。身内の問題を夫婦に押し付けるのもどうかと思うけど。 妻が病気になっても連れ添ってくれるのいい夫婦やなって。 side B 旦那に「夫が死ぬ話をかくように」と急かされて、夫が亡くなる話。 side Aと対になるストーリーやったけどBも夫婦愛を感じられた作品やった。 両方職場で自分が書いた作品を読むっていうきっかけで付きあうようになって結婚する展開やったな Bやと交通事故をきっかけに脳腫瘍が見つかって夫婦や病院、家族とどのように過ごすか連携しながら生活していってな… 病気と闘いながら妻を盛大に甘やかす夫が可愛かったww 妻は負けず嫌いに不器用やけどいい人。夫が大変ないなかで自分の小説を空想しながら書くってメンタル強いなって思ったわ。ある程度売れて稼ぎあって、自分ができないことは雇ったりしてw 夫の猫が飼いたい希望もすんなり受け入れてるし病気の進行や状態把握しながら生きていくって大変やな

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    投稿日: 2023.07.21