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世界で2番目におもしろいライトノベル。
世界で2番目におもしろいライトノベル。
石原宙、H2SO4/集英社
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総合評価

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    たまに見かける店名を彷彿とさせるタイトル。そして帯には「ラノベを愛する全てのひとへ」…うぐっめちゃくちゃぐっと来る。これは買わざるを得ない。 英雄係数(主人公度)凡人以下の主人公が、《終わりの魔法少女》《学園異能の覇者》《伝説の勇者》《異世界帰りの救世主》…といった「エンディング後」の元主人公たちの英雄係数を引き継いで突然世界の主人公に! というなかなかロマンあふれる設定なのだけど、「元主人公たち」のストーリーも普通に気になる。続刊に期待したいところですが、果たして主人公はどういう方向性の主人公として進んでいくのか。…やっぱこれラブコメ主人公ってことなのかな…?

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    投稿日: 2015.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最近のライトノベルを主人公がメタ的にこき下ろすところから話は始まるこの物語は、結果的にその最近のライトノベル的な話に収束する。 いやそも最近のライトノベルとはなにか、というめんどくさい話には明確には踏み込んではいないものの、最近のラノベたたきを行う主人公は“もとワナビ”であり、“昔から好きなライトノベル”がありといった設定からは、まあわかって書いているんだろうなあと。 とはいえ主人公は現在もライトノベルを読むのをやめられないというツンデレ的存在でも、物語としても結局のところ、メタ的に最近のライトノベルをめちゃくちゃ肯定していく内容になっている。 最近のライトノベルを叩いてる作品か~~~わしも叩いたるで~~~~~という考えで買うと肩透かしを食らうと思いますが、ライトノベルがなんだかんだで好きな人にはおすすめできる作品です。

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    投稿日: 2015.10.26