
総合評価
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powered by ブクログ貸本・紙芝居業など日本の文化史の裏側の経済問題をベースに、水木しげる自身の家計簿で当時何が幾ら、出費は何、という生活の話を混ぜ当時のエピソードが展開して行く。 お金のかからない趣味としての墓巡り、そこで立ち去るのが名残惜しい表情を見せる墓石には小便で通信をする…ってこれちゃんと良い意味で成立したものだったんだろうか。とても水木先生らしいけど。 紙芝居河童の三平は河童を出しすぎて収拾がつかなくなり失敗した、というオチがとても好きw
0投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログそろって卒寿超え、ご長寿を誇った武良三兄弟の末弟 幸夫氏も今春4月、鬼籍に入られた。 この機会に再読する。自転車操業どころか一輪車操業みたいな苦境・逆境だというのに、マンガに描かれた水木サンの周辺は妙に明るい。のちの大成功を知っているばかりではない気がする。
0投稿日: 2021.06.02
powered by ブクログ水木しげる先生が実際に付けていた昔の家計簿を元に、当時のギリギリ生活を描く。貧困の中で苦しかっただろうに、どこかユーモラスで、家族の助け合いもあって暖かい。
3投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログオモチロかったです。水木先生の赤貧洗うがごとき若き時代。金策に苦労されてる姿がユーモラスに描かれていてふしぎな感じでした。しかし描き込みがすごい!上巻ではまだ水木先生は独身です。戦後独特の怪しげな胡散臭い雰囲気が出ていていいです。
2投稿日: 2016.08.20
powered by ブクログ「墓めぐり」が楽しい、という水木サンの趣味に共感。別に偉人の墓参りをするとかではなくただ墓地という場所をぶらぶらするのが何となく楽しいのです。 でもさすがに墓石に立小便して死者と交信した気になるのは罰当たりだよ水木先生!
0投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログ本屋で気になっていた水木さんのマンガ。 若い頃は貧しかったのでどんな生活をしていたのか気になります。
2投稿日: 2013.09.18
powered by ブクログ懐さみしいのに、懐がでかい。兄夫婦の金の無心に全部対応してる(マンガ上では)ってどんだけお人好しなのさっ、水木サンッ!
2投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログ家計簿から色々と思い出しながら書いているのか、記述が細やかでなかなかにナマナマしくて面白い。水木先生のタッチだからなお面白い。そして『ゲゲゲの女房』や『水木しげる伝』なんかと比べてみても面白い。
2投稿日: 2012.10.10
