
総合評価
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powered by ブクログ▶図書館になし。 ● 2025年2月22日、YouTubeで「本を読むこととお金を貯めること」で検索して出たショート動画、「頭のいい人がこっそり読んでる本4選」のコメ欄に書いてある、皆のおすすめ本。→ひろさちやとしか書いてなく、どの著書がいいのか分からなかったのでブクログで1番人気レビュー数が多いこの本をチェック。 「故・ひろさちやの本を読んだほうがいいな。ひろさちやは一貫して人生の無意味さや、世間の奴隷になるな、立派に生きる必要なんてないというこ とを言い続けていました」 https://youtube.com/shorts/xdxuWn5jcTA?si=HWLgoUfFBAqRCGMB ●2025年3月25日、メルカリでこの本含めて3冊セットで処分セールされてた。3冊300円。他「もう、怒らない」「ヤンキー化する日本」→このセットをお値引していただき300円で購入(3冊)。① ●2025年3月29日、ネコポスで到着。
0投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログ確かYouTubeで紹介されてるのを見て、読んでみたいとずっと思っていた本。ブックオフの110円コーナーで見つけた!ラッキー。 読んでみて同意できる部分ばかりでした。人生は無意味、生き甲斐は不要、世間の常識を信用するな等、一見するとネガティヴっぽい内容なのかな?と思いましたが、読んでみると納得。 気楽に生きていけばいいんだと思わせてくれるいい本でした。また読み返そう。
10投稿日: 2025.01.14
powered by ブクログ閑吟集のなかにある歌「何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ」を出発点に、生きにくさを感じる世間を自分らしく生きるための哲学を提供している一冊でした。 キリスト教などさまざまな宗教で説かれているものを用いていたが内容としては禅的な要素が強い印象でした。とくに合一意識を持ちながら差別の多い現実を生きるという難しい点を狂いの哲学として筆者が提唱しているところが面白かったです。 内容はエッセイ調のため読みやすかったです。
0投稿日: 2023.02.05
powered by ブクログ隣人との付き合い方が特に参考になった。 今まで正しいことを言ってしまった時もあったのが恥ずかしい。 私自身も、正しいことを言われた時すごく嫌な気分になったし、言ってきた相手とは結局縁を切ったのを思い出した。
0投稿日: 2022.11.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
-2007.06.30記 昨夜につづき、ひろさちや氏の近著についての追書きである。 第1章の「狂いのすすめ」から、終りの4章は「遊びのすすめ」へと結ばれ、遊狂の精神こそ世間-縁のうちに生きる人間の最良の智恵と説かれるが、その世間-縁なるものを思量するに引かれる具体的事象がいくつか面白い。 たとえば、動物社会学の知見によれば、アリはそれほど勤勉ではない、という話。 まじめに働くアリは約2割、残りの8割は怠け者。正確にいえば、2:6:2の割合で、ものすごく勤勉なアリが2割、6割が普通、怠け者が2割ということだが、6割の普通のアリを怠け者のグループへ入れれば、先述のようなことになる。 そこで、2割の勤勉な者ばかりを集めて新しい集団をつくればどうなるか。勤勉だったアリの8割が怠け者に転じてしまうのだ、という。 もうひとつ、養殖うなぎの稚魚の話。 養殖うなぎの稚魚はたいてい外国から輸入しているが、これが空輸されてきたとき、8割、9割の稚魚が死んでしまうのである。これでは採算もとれないから、窮余の一策で、試しに稚魚の中に天敵のナマズを入れて空輸してみたところ、稚魚の2割はナマズに喰われてしまっていたが、残りの8割は元気そのものだったという。アリやうなぎの稚魚の集団における生態も、人間社会の生態も大同小異、同じようなものなのだ。それが世間というものであり、また縁のうちにあるということなのだ。 あれこれと本書で紹介された事象の中で、それなりに新鮮で刺激的なものとして私を捉えたのは、「老衰とガン」の相関的な話だ。 筆者には、放射線治療の第一人者として現代医療の最先端にいながら、逆説的でセンセーショナルな書として注目を集めた、「患者よ、ガンと闘うな」を著した近藤誠医師と対談した「がん患者よ、医療地獄の犠牲になるな-迫りくる終末期をいかに人間らしく生き遂げるか」日本文芸社新書-があるようだが、これを引いて、近藤医師曰く、ガンという病気は、本来ならば老衰のように楽に死ねる病気だ。高齢者がだんだんに食べなくなって、痩せて枯木のようになって、格別苦しまずに眠るように死んでいく。そういう死に方ができるのがガンなのだ、と。 また、高齢者の死因において、老衰死が極端に少なくなり、代わってガンが増大したのは、摘出手術を当然視した現代医療の徹底した普及から、手術の後遺症や抗ガン剤の副作用、病巣の転移などを誘発することが圧倒的にひろがってきたからだ。むしろ老衰のような死に方を理想とするなら、ガンを無理に発見して治療しないほうがよい場合も多々あるのだ、と説いているが、少なくとも少壮期に発見されたガンならばともかく、壮年の晩期や初老期にさしかかってからの場合など、まこと肯ける話で、斯様に対処するが智恵というものかもしれぬ。
0投稿日: 2022.10.16
powered by ブクログ結論は納得できるのだが、その理屈が納得できない。例えば、「現在を楽しめ」と言われればそうだと納得できるだろう。 しかし、「人生に意味はないし生き甲斐は不要だから、現在を楽しめ」と言われると納得できる人は少ないのではないだろうか。 人生に意味はない・生き甲斐は不要だという理屈はもちろん書いてあるし言わんとしていることはわかる。しかし、例えが極端な物が多い。そのため、いやそれは違うだろうと思いながら読み進めると、最終的には確かにそうだなという結論に行きつきなんだかモヤモヤした気持ちになった。
1投稿日: 2022.04.02
powered by ブクログ少し前の本です。 自由人になる為にはどうすればよいのかを あらゆる宗教の教えに例えています。 すごく文章に嫌味が無くスッと入ってきます。
4投稿日: 2021.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まとめ □弱者の自覚、狂者の自覚が必要 □世の中は狂ってる、自覚すれば自分は正常になるかも □でも逆らう必要はない、少し嘲笑して蔑んでいれば良い □自由=自らに由る になれ □近藤誠と対談して共感している □生き甲斐を押し付けられ、世の中の奴隷となっている □隣の三尺 小さな親切大きなお世話 □ご縁=比較対象→ 比較してはならない=仏の物差し 感想 物事を流せない真面目な人には、もっと楽に生きても良いではないかと語りかけているので良いだろう。 自由の為には、拠り所が必要、つまり情報が必要。評価してはならないとあるが、正確な情報を手にしてから、世間に流される事ではなく=どちらが機能的に優れているかではなく、どちらが自分に適するのかという評価は、それこそ個人の自由である。 流れに竿立てず生きるのも大切だが、個人の価値観を軽んじて、仏の教えである「卓越した無執着」とは異なるものが読者に伝わらないか気がかりである。
1投稿日: 2020.11.22
powered by ブクログ狂い、という語感が強すぎるだけで、決しておかしくなれというわけではない。 すでに世の中狂ってるから、マトモに戻るには狂うしかない。 仏教視点から物事を捉え直す。『狂う』ということはその言葉通り狂うわけではなく、世の中の当たり前とされていること(=世の中のゴムの物差し)に従うのではなく、自分の価値観で生きること。 また人生とは、キリスト教だと神のため、仏教だと配役された役を演じるものとしている。 病気になったことで、医療が発達して新薬が生まれる。決して不幸なことではない。 遊び、の気持ちを持つこと。
0投稿日: 2020.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
がんを含めてあらゆる病気に対して医学がやるべき事は、患者の日常生活が楽になるようにお手伝いすることです 仏教の考え方は、老病・死を敵視しません
4投稿日: 2019.08.04
powered by ブクログ『狂う』とはなんだろうか。 少なくとも常識的なことではないと思う。 しかし、そんな常識は普遍的かというと、時代に左右されていくらでも変わってしまうものだったりする。 そんなコトを教えてくれた1冊。ちゃんと理解できたかというと、たぶんできていない。難解でもある内容だった。
1投稿日: 2019.01.14
powered by ブクログタイトルの過激さに反して、極めてまっとうな説法本。 P62 そして大部分の人間は、世間から押し付けられた「生き甲斐」を後生大事に守っています。その結果、会社人間になり、仕事人間になり、奴隷根性丸出しで生きています。やがて(中略)働けなくなり、それを「人生の危機」だと言っては騒いでいます。(中略)それは奴隷が遭遇する「生活の危機」でしかないのです。本当の「危機」はあなたが世間から「生き甲斐」を押し付けられたときなんです。 P77 −カタツムリが旅に出て、ナメクジになって帰ってくる− P98 −反省や後悔をするな!希望や理想を持つな!− (中略)実際は、反省することはくよくよじくじく後悔することなんです。やめたほうがいい。そして、次の機会に失敗すれば、その時にまた「あっ、しまった」と思えばいい。(中略)何度も失敗を繰り返していいのです。(中略)あなたが貧乏であれば、あなたは貧乏人です。(中略)だとすれば、あなたは今日一日、立派な貧乏人として生きるべきです。「金持ちになりたい、貧乏はイヤだ」と思ってはいけない。(中略)現在の自分をしっかりと肯定し、その自分を楽しく生きればいいのです。 P159 ”縁”は正しく言えば"縁起”です。そして”縁起"とは「相互依存関係」だと思ってください。(中略)二人子供がいれば、どちらかが頭がよくて、どちらかが頭がよくないのです。社員が二人いると、どちらかが優秀な社員になります。ご縁の世界においては、それはやむをえないことです。ご縁の世界においては、二人ともに優秀なんてことはありえません。(中略)孤独というのは精神的な孤独であって、肉体的には孤独になれません。かならずめ群れを必要とします。それがゆえにご縁の世界になるのです。 P174 たらちねによはれて仮の客に来てこころのこさすかへる故郷 (中略)お浄土からわれわれはこの世に客となって来ています。お客だから、思うがままになることは少なく、いろいろと苦労があります。
0投稿日: 2018.10.18
powered by ブクログひろさちや節炸裂。 金太郎飴のようだけど、ついつい読んでしまう(笑) 目的を定めるから、今、この時が不幸だと錯覚してしまう。なるほどなぁ。
0投稿日: 2015.06.06
powered by ブクログ肩の力がスッと抜けました。 人懐っこい文章、独特の観点からの持論の展開に逐一ニヤッとさせられ、終始楽しく読むことができました。 人生に疲れたとき、心配事があるときに読むのがいいかなと思います。
0投稿日: 2014.10.02
powered by ブクログ最初に書いておきますが、本書を読むにあたっては、幾つか前提として注意しておきべきことがあると思います。 ①著者は宗教学者(仏教学者)であるということ。従って、宗教的な見地から、物事の1つの見方を提示しているということを理解して読む必要があります。 ②言いたいメッセージだけを捉えるべきこと。細かな事実認識や文章の論理性には若干「?」と首を傾げてしまう部分が散見されます。そこに囚われずに、著者が何を言いたいか、意図をくみ取るべきです。 ③他の本も合わせて読むべきだということ。エッセー集みたいな形で、しかも(著者の本を初めて読む人には)極論を言っているように感じられる書き方をされているので、著者がどういう意図で述べているのか、分かりかねる可能性があります。 ということを前提として、サラリーマンとして日常生活を送っている身にとっては、本書は素晴らしい内容です。本書で説かれるメッセージ(モノの見方=価値観)には"救われるような"感覚にすらなります。まさにお奨めです。
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログ気持ちがどん底の時に読んで、ラクになりました。 癒しではないけど、楽観的に自分も人生を見つめるようになりよかったです。 「何せうぞ 一期は夢よ ただ狂へ」
0投稿日: 2013.10.22
powered by ブクログ世の中は狂っている。それに気づいてしまっても、何も世の中に反論してエネルギーを使うことはない。だったら世の中の大半が賛成している論理的でないシステムに組み込まれるだけ組み込まれよう。自分の価値観だけ捨てずに。 「それっていいのか・・・?」って立ち止まるところを肯定してくれる一冊でした。
0投稿日: 2013.05.12
powered by ブクログそのまま鵜呑みにするのはちょっと危険かなーという点もあるけれど、それを含めてもとても参考になるお話が沢山入っている。 特に神経が細い人におすすめだと思う。
0投稿日: 2013.05.09
powered by ブクログこういう人も絶対数必要なんだと思います。 それはさておき「ひろさちや」というPNは、ギリシャ語のフィロ(愛する)とサンスクリット語のサティア(真理)に由来するものだそうです。 つまり、真実を愛する。 ブッディストかっけえええ!!
0投稿日: 2013.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
世間の常識にとらわれていると奴隷になってしまうかもよ。って本。 「狂い」っていうのは常識からはずれたこと。でもその”世間の常識”だってくるっているんじゃありませんか? …一言でまとめるとそんな感じ。 現在を生きましょう、過去を追わず、未来を願わず、今を楽しむ。 一日賢者…毎日「あすはどうなるかわならないが今日は賢者でいよう」って考えること。それを枚二位できるのこが理想ってお釈迦さんが言ってる来意。ずーっとこれから賢者じゃなくって、毎日決意する。 確かにそっちのほうが気が楽だ。そして結果は同じ。 期待しないっていうのは、絶望するってことじゃなくて、今を楽しむ。がん患者はがん患者としていきればいのです。治るかもしれないし、治らないかもしれない。
1投稿日: 2012.05.31
powered by ブクログお釈迦さまの教えに従って、筆者の中で噛み砕かれた言葉で、今を楽しむ考え方が書いてある。 世間というモノに自分を合わせようとする無駄さは分かるし、世間というモノがだいたいの型に集約されるのは分かるけど、各人の狂い方は千差万別だと思う。 だから、自分の言いたいコトだけ言って「どうせ狂人の言うコトですよ」的なスタンスを取ったり、世の中に従う振りをして心の中で軽蔑しとけばイイ、という考え方はどうも自分の中では腑に落ちなかった。 狂人にも狂人なりの筋があると思う。世間が自分に特定の考え方・行動を強要するなら、それからトコトン逃げればイイと思う。ウソだけはイケナイ。 別の本で読んだ親鸞の浄土に対する考え方は好きになれなかったけど、この本で説明される沢庵和尚の浄土に対する考え方は自分好みだった。
0投稿日: 2012.05.11
powered by ブクログなるほどなるほど!って言いながらサクサク読める。 救われる言葉や考え方が軽快に描かれている。 覚えておこうと思ったことがたくさん。
0投稿日: 2012.02.09
powered by ブクログいつも仏教をわかりやすく、面白おかしく解説してくれる「ひろ さちや」さんの新刊です。 ひろさちやさんは現代に生きる一休さんのような方!! ああ、こんな角度で物事を見ると面白いし、楽しいし、楽に生きられるのね~!と思えます。 面白かったユダヤ人のジョークエピソードをひとつご紹介。 ある町に商売を営んでいるユダヤ人Aがいました。 ある日神さまが、この商人にこんな提案をします。 「お前が欲しいと思う物はなんでも与えよう。ただし、お前のライバルである商人Bには、その2倍のものを与えることにする。 つまりお前が1億円を望めば、Bには2億円が与えられることになる。さて、お前は何が欲しい?」 商人Aは一生懸命考えたあげくにこんなお願いをしました。 「神さま、それでは私の片目をつぶしてください!!そうすればBは両目がつぶれるんですよね?」
0投稿日: 2012.01.18
powered by ブクログひろさちやさん。彼の文章が好き。 確かになーと思う一方で、要するに敗者哲学では?と思ってしまう自分もいる。 でも、お金があるからといって幸せだとも思えない。 欲を満たせば満たすほど、僕らは乾いていく。 そう考えると、この生き方の方が良いのかな、と思えた。 就活する前に人間の絆は読んでおこう。
0投稿日: 2011.12.16
powered by ブクログ本当に、人生に「やる気満々」の人は不要な本。 だからそこが面白い。 思考をリセットするにもお勧めな一冊。
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログ価値観について知りたくて読書。 一般的とされる価値観、解釈、常識とされるものとは一体なんなのかを考える。 「狂っている」 のは何を基準としているのか。 「変だ」 は何を基準にして変だと感じるか。 自分の基準を見つめ直し、疑ってみる作業は面白いと思う。特に東南アジアの国とか行くと自分の価値観が大きく揺さぶられるのでおいに価値があると思う。 いい意味で狂うのは旅をするのが一番なのかもしれない。 読書時間:約40分
0投稿日: 2011.11.18
powered by ブクログ思考の方向は老子だけれども、 もっと内面的なエネルギッシュなところまで 引き出す本。 生きる意味がない って思った方は読んでみても いいと思います。
1投稿日: 2011.09.17
powered by ブクログ「遊び心」の本かな…と思います。 「世の中はどうせ狂っているし、だれしも必ず死ぬし、だったら気楽に行きましょう」っていう内容。 めずらしいのは、「こういうことをやれば大丈夫!」というものを示すのではなく、「こういうふうに考えられるようになればいいよね」っていう感じで、それが実践されなくても別にいいや、っていうスタンス。 飄々とした感じでした。
4投稿日: 2011.08.30
powered by ブクログ世間の目に翻弄されず、すべてのものをそのままで受け入れることの 大切さを宗教の教えと絡めて説いている。 あくせくして、空回りしてしまう時には得るものが多いのではないだろうか。 オリズムにつながる思想が語られている。
1投稿日: 2011.07.12
powered by ブクログ気が楽になる。「現代の日本社会は狂っています。こんな狂った社会で、社会が考えるまともな生活をしてはいけません。」著者は仏教の考え方から、この世の中の生き方を説いている。パレートの法則からどんな集団でも上位20%が頑張る事から、残り80%の必要性、人間の機能価値は他者との縁で一時的に付加されていると説いている。仏教とパレートの法則を結びつける所が面白い。
1投稿日: 2011.05.14
powered by ブクログこの一冊を求めている人にとってはこの一冊は非情によい良書となりうると思うし、実際にこの一冊を求めている人は少なからず存在しているだろう。しかし、 個人的にはこの著書には欺瞞を感じてしまわざるをえない。 「社会は狂っている。しかし、それを常識としてしまうのが世間です。それに押し付けられてがんじがらめになって苦しむのです。我々は所詮弱者です。弱者なら弱者らしく狂ってしまえばよい。それで随分と楽になります。がんばらなくてよい、あなたらしくでいい」 もちろん、こういう言い方でしか掬い取れない人々が一定数存在しているのは硬くないが、この人は、「弱くとも徹底抗戦」する人々については意識的にか触れないでいる。いや、ときおり出してはいるのかもしれないが、そこについてはあまり言及せずに済ましている。そういう意味で、この一冊は、「大衆になれない大衆」のための一冊だと思われてならず、無論、臨床心理を勉強したいと考えている自分がこういうことを言うのは甚だ矛盾しているのかもしれないが、しかし、こういう感想を抱かずにはいられなかった。また、この人は、かなり卑怯でもある。つまり、何か批判を食らえば、「しかし、それはあなたがそういう常識に囚われているのです」という返しをする。だが、それを言ったら、何もかもが常識に囚われていると返されてしまい、つーことは、「あなたは私が常識に囚われているという常識に囚われている」という反論を食らわせれば一体、どういう答えを返せるのか?もはや泥沼である。この著書では酷く単純化された著者の思想が並べられており、それもかなり実践しやすいレベルで綴られている。そこに至るまでに著者の葛藤などがあって、それを経ているからこその単純さなのかもしれないが、この単純振りが物足らなくもある。 ただ、それでも、このひとの「なぜ生きるか?」への返しとしての、「ついでに生きている」という答えや、 ――「世間と言うものは、近寄ると危険です。楯突くのはよしたほうがいい。ただ、黙ってにやにや眺めているといいのです。そして、心の中では、狂っている世間を軽蔑します」という、この、「にやにや」という言葉につい、吹き笑いをもらしてしまい、これは一つやられたなと思わされた。 また、縄文型――弥生型の分類は中々面白い。家の前の掃き掃除をするときに隣の家の前まで掃いておくと、縄文型ならば、「ありがとう」と感謝して終わり、弥生型ならば代わりに家の前を掃除しなければならないという「義務」が生じてしまう。そして、日本と言う国は農業国である上に、近年ますます弥生方の社会になってきている以上、「余計なこと」はしてはいけない。つまり、相手に義務を生じてさせてしまうから。個人的な感想としては、ここでかっとなるのが偽善者。ここでその通りだとうなずくひとは冷淡者。そりゃそうだけれどちょっとすっきりしないなぁって思う人が一番良識あるひとだと思う。あといくつか追記するなら、この人世間をあまりに単純化しすぎてる気もする。その辺りはやはり昔の人なのかもしれない。いえね、単純化したくなるくらい単純な人たちも多いのは同意するのだけれども……。
3投稿日: 2011.05.11
powered by ブクログいい意味で力が抜ける本。 周りを気にして肩肘貼って生きていたのが馬鹿らしく思える。 「自分」をもっと大事にしたい。 わがままでもいいじゃないか。 この広い世の中、私一人くらい自分の好きに生きても問題ないでしょ。 お金の話以外はだいたい私の考えと同じ。
1投稿日: 2010.08.22
powered by ブクログひろ さちやさんの「けちのすすめ」があまりに面白く、その後の私のモノの考え方にかなり影響を与えています(笑)そんな訳で、「ひろ さちや」さんの本・・という事でコチラの本を選びました。 「けちのすすめ」ほど固い感じじゃなくて、割と思考がそのまま流れ出ているような軽い口調に、まるで「おっちゃんとおはなししている」みたいな錯角に陥りました。読書してるのに。 正直に書くと、「けちのすすめ」の方が面白かったです。 全体的にちょっと、感情的な印象を受けました。 基本的には「物の考え方」「日本人の思考がおかしな所に向かっている」という事で、「お~なるほど」と思うところと、「?ちょっと難しいな」と思うところがありました。 どちらかと言えば、この本によると、”世間に躍される世間の奴隷”な私にとっては、耳の痛い話しばかりでした(笑)うーーん。 その中でもやっぱり心にしみる文章がいくつかあって、せっかくなのでブクログの”好きなセリフや名言の引用”に登録しておきたいと思います♪ ブクログ便利~。
0投稿日: 2010.08.22
powered by ブクログ世の中が狂っているから、自分が狂うことで正常になろう、という意味で「狂い」という言葉を使っている。 宗教(特に仏教)での例えが面白い。 読んでいて、心が楽になりました。
1投稿日: 2010.07.27
powered by ブクログ[ 内容 ] 今の世の中、狂っていると思うことはありませんか。 世間の常識を信用したばかりに悔しい思いをすることもあるでしょう。 そうです、今は社会のほうがちょっとおかしいのです。 当代きっての仏教思想家である著者は、だからこそ「ただ狂え」、狂者の自覚をもって生きなさい、と言います。 そうすれば、かえってまともになれるからです。 人生に意味を求めず、現在の自分をしっかりと肯定し、自分を楽しく生きましょう。 「狂い」と「遊び」、今を生きていくうえで必要な術はここにあるのです。 [ 目次 ] 1 「狂い」のすすめ(「ただ狂え!」 太鼓持になってはいけません ほか) 2 人生は無意味(「生き甲斐」は不要 ついでに生きる ほか) 3 人間は孤独(そのまんま・そのまんま 渡る世間は鬼ばかり? ほか) 4 「遊び」のすすめ(迷惑な存在 ゴム紐の物差し ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2010.05.08
powered by ブクログ作者強引wそしてお年寄りなんだなってことがあちらこちらで見受けられる。謙虚さを主張しているようで、別なとこで自画自賛してる辺りとか、この世界にたいする考えとか思想が具体化されすぎてるとことか、自分の意見に固執している辺り。現代日本人をまるまる批判してない?とちょっと反感を抱きながら読んだ。褒めるとこも少しぐらいあるのではないかと。まぁある意味新鮮でしたw 母の友人から手渡されたけどその理由は不明w 生きるということに対して、力むなということが言いたかったのかな。私がストレス感じやすいの知ってるから。 作者名は聞いたことあった気がする。 とにかく人生は無意味とか、がんは治すなとか世間と全く反対のこと言ってるので、その大胆さには脱帽。 宗教知識も増えた。反感抱くけど納得する部分もある。 ただ個人的にはあまり好きではないかな。 でもCarpe Diem(今を生きろ)という私の信念とマッチする良い言葉に巡り会えたので感謝。
1投稿日: 2010.04.04
powered by ブクログ仏教的考えで非常に共感できた。 あまり反芻出来ていないので上手く説明できませんが、いまの常識に疑問を持てということが印象に残ってます。 非常識な世の中においての非常識な意見は常識。
1投稿日: 2009.12.12
powered by ブクログこの世の中、何かおかしい。と思ったひとが読む本。思想的に自由になるには「狂う」しかない。「狂う」とは、世間一般のアタリマエな価値観から離れて物事を考えなさい。ということ。このような人は世間一般の善良な市民から見たら狂っているように見えるのである。仏教勉強しようかなぁ。
1投稿日: 2009.08.17
powered by ブクログタイトルに惹かれて買った本★ 狂ってる世の中だからこそ、狂うことによってまともな人間になれるっていう論理 全体を通して、肩の力が抜けるような一冊でした 今読み返して見ると 気持ちがよくわかります。
1投稿日: 2009.05.01
powered by ブクログ難しくないので一気に読めます。 しかし、こんな生き方もあるのかと、、、ww さすがは東大印哲ですw
0投稿日: 2009.03.19
powered by ブクログ「この世は夢よ、ただ狂え」 言葉とは裏腹に、彼の優しさが全体を包んでくれる。 宗教とはかくも優しいものなのか!
0投稿日: 2009.03.14
powered by ブクログ今の世の中は狂っている。だから、あえて世の中の常識にとらわれず狂ってみる。それで漸く普通になるのではないか? そんな問いがかけられている。 世の中には絶対的な弱者と強者がいて、弱者には哲学を持つことが許されていない、常識の奴隷となっている。 自由とは世間の常識によって判断するのではなく、世間とは違う自分の判断をすることである。 など、今の世の中で常識にとらわれずに自分を律して、本当の意味で自由に生きよう、そのために狂いなさい。 そんなことが書いてある一冊だと思った。
0投稿日: 2009.03.06
powered by ブクログクリスマスにプレゼントされた本。「狂い」と言っても、現代の日本の社会の中で、という事であって、意味合いはちょっと違う。ただ生きよ、ただ自分らしく生きよ、と言うことなのかな。
0投稿日: 2008.12.26
powered by ブクログ・弱者 ・頭蓋骨 ・「どうです、釣れますか」 「釣れるわけがないじゃないですか。ここは風呂場ですよ。」 魚を釣るために釣りをする? ・そのまんま、そのまんま 2008/09/04
0投稿日: 2008.09.05
powered by ブクログどうせ世の中まともじゃないんだ。ならくるっちゃおうぜー。 って主張の本。 その「狂う」ってことが「世の常識を疑え」って主張なのはなんかわかるし面白いと思うんだけど、その具体例としてあげてある著者自身の「狂い」方がどうにもなじめず。 お金を頑張ってかせぐことはない、とか、みんな自由なんだから学校で管理することはないよ、とか。 昔どっかで聞いたことある考え方な気が。 人間の向上心否定しているような気がすんだよねこういう考えかた。 あ。でも「病気と闘うな」ってのはいいと思ったかな。 がんとかの病気を、手術とかで対処するのではなく、うまく付き合っていく。 そうすると苦しまないよー。って。 自分が実際そうするかは置いといて、そういう考えかたは確かにアリ。 でもやっぱりこの人の思想とは基本的に合わないな自分。
0投稿日: 2008.05.10
powered by ブクログ「正しいことを言ってはいけない」が印象的。 憎しみや恨みは正しいことから始まるらしい。 結構いい本。
0投稿日: 2008.04.03
powered by ブクログ過激なタイトルとは裏腹な、深い本です。さらさらと読めて、するすると頭に入ってきますが、深い。 1章 「狂い」のすすめ 2章 人生は無意味 3章 人間は孤独 4章 「遊び」のすすめ という4章からなるのですが、第1章が一番本質的に難しいことを書いてあるなぁとしみじみしてしまった。個人的には、2章と4章が今の自分に響きました。 時々読み返したくなるような新書です それにしても、最近の新書って(昔からかもしれないけれど)過激でキャッチーなタイトルが多いですよね。読んでからタイトルとのギャップに驚くことがあります。ま、それで私も興味を示したのだからこういうものなんでしょうね。
0投稿日: 2007.12.23
powered by ブクログ世間が狂っているのなら、その中で狂うことこそまともになる方法だと説く。世間に巻き込まれず、如何に自己を対象化することが出来るかが、宗教や哲学の本願でもあるのだ。一休宗純のように達観出来るか?
0投稿日: 2007.11.14
powered by ブクログ『人生に意味なんてありません。「生き甲斐」なんてペテンです。』という帯につられて購入。 始めの方は「んんん??」と思ってしまう部分も多かったけど、途中からぐいと引き込まれる。 読みやすいけど、読む人の成長度合いによって読むたびに違うことが見えてきそうな本です。 「今を生きる」ということについて、とても考えさせられてしまった。 まだ分かってない部分も多いんだろな〜!
0投稿日: 2007.11.11
powered by ブクログなんか,深いんだけど,お気楽で良かったです。 仏教の教えを軸としてるんだけど,そんな難しくなかった。 こんなんでいいんだぁ・・・。 少し楽になれたかな?
0投稿日: 2007.08.01
powered by ブクログ今は社会のほうがちょっとおかしい。 当代きっての仏教思想家である著者は、だからこそ「だだ狂え」、狂者の自覚をもって生きなさい、と言います。そうすればかえってまともになれるからです。人生に意味を求めず、現在の自分をしっかりと肯定し、自分を楽しく生きましょう。「狂い」と「遊び」、今を生きていくうえで必要な術はここにあるのです。 アリがまじめに働いてるのは2割という話は有名ですが、これが人間の世界でもあてはまる。 8割の怠け者の社員がいなければ、2割は優秀にはなれないとのこと、いい言い訳になりそう(笑)。 養殖のうなぎの稚魚をカナダから輸入するとき、最初は8割、9割死んでしまった。試しに、その稚魚の中にナマズを入れてみると(ナマズは稚魚をエサにする)、8割が元気だったそう。 稚魚にとって迷惑な存在だけど、その迷惑のおかげで生存できる。 人間関係でも当てはまりそうですね。
0投稿日: 2007.05.16
