
動乱星系
アン・レッキー、赤尾秀子/東京創元社
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総合評価
(4件)3.5
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powered by ブクログある意味で、「破天荒」な主人公が起こすドタバタ物語。 〈反逆航路〉シリーズのスピンオフともいえるこの物語は、辺境地域での政治的争いと蛮族(異星人)との関わりのなかで、一人の女性が自立していく様子を描く。 ラドチ(人類、シリーズの本筋世界)とプレスジャー(エイリアン、圧倒的な勢力)の狭間で、出生と〈家〉という概念のなか、主人公インテグレイは冒険の旅にでてしまう。 行く先々で起こる出来事に泣きながら体当たりしていく様子が、ちょっと面白い。 〈アンシラリー〉が出てこないのは、少し残念。
2投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログ2020-08-08 アン・レッキー「動乱星系」読了 後半一気読み。 叛逆航路3部作とキャラはかぶってないけど、物語背景に大きく関わるので読んでからがお薦め。 舞台や出来事を別にすれば、普通の女性が成長するお話。「普通」のお陰で、読みやすい上に物語的実験が明確になっている。
3投稿日: 2020.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あらたな3部作の導入編っぽい。船長と流れ者とじゃじゃ馬、3人の凸凹宇宙旅がはじまる期待感にわくわくするが、前3部作の大事件も背景でじわじわにじむのもいい感じ。続編出たら買うしかねえ。
1投稿日: 2018.11.15
powered by ブクログ辺境にある星系国家。有力者の娘イングレイの進む道は… ひと騒動の後の彼女の変化した姿勢が頼もしい。少しの自信が心の持ちようを支えてくれる。星を渡り歩ける世界観は想像するしかないけれど、地球という星を今のところ離れられない私たちと共通することはきっとあるのだと思える。
1投稿日: 2018.10.14
