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薔薇十字叢書 縊鬼の囀
薔薇十字叢書 縊鬼の囀
愁堂れな、遠田志帆、京極夏彦/KADOKAWA
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総合評価

9件)
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    百鬼夜行シリーズの面子が学生だった頃の話。 榎木津の面倒見?が今より段違いに良い気がする。 もちろん、大人になった今でも悪い人間ではないが、なんだろう…傍若無人さが抑え気味というか…。

    0
    投稿日: 2022.01.19
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    本家よりずいぶんライトに書かれた京極堂シリーズの高校生編。 2作目なことや他の著者でも書かれているなど全く知らなかったので、他のシリーズも読んでみたいです。 榎さんと関君が中禅寺のために奮闘する一冊です。

    6
    投稿日: 2021.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同じ作者による「天邪鬼の輩」の続篇。前作よりもさらに 「萌え」の方にシフトしているし、「妖怪成分」はさらに 薄め。一応若い中禅寺によるミニチュアのような憑物落とし はあるし、決して読んでいて面白くないわけではないのだが さすがにここまで来ると違う気がするな。 薔薇十字叢書も今のところここまで。後は本家の「鵺の碑」 を待つだけか(トオイメ)。

    0
    投稿日: 2019.09.19
  • あれはあれ、これはこれとして

    ヒロポンが違法どころかこの時代にはふつーに薬局で買える代物だったという結構致命的な時代考証ミス…なくても物語成立するだけに気色悪い。気づけよ、編集。 酒を一滴も飲まない中禅寺の家に、ビールが常備してあるなんておかしいだろ、この人ほんとにファンか?更に言うと冷蔵庫が普及したのは1960年代(昭和35年)頃、それまではあっても氷の塊を入れた氷室式の箱。千鶴子さんが氷かついで坂道を…ないだろ?生鮮食料品は毎日使う分だけ買いに行くのが当たり前の時代だなんて、この人考えてみたこともないんだろうな。昭和生活史社会史の勉強、って言うと大変だけど、該当の時期のサザエさん読んだらいいかも。 やれやれやっと本題…物語そのものは楽しめました。 中禅寺に恋文、おお青春小説、いや少女漫画、と思いきや死人は出るわあろうことか中善寺行方不明になるわ、…やっぱり事件でした。狂ったように探し回る榎木津先輩、中禅寺とは「友達」なんだよな、と繰り返し自問自答する関口くんが愛しい。なんせ大人になった中禅寺君は断固「知人」と言い張りますからね。 それにしても3人ともまとも過ぎるほどまとも。百鬼夜行シリーズのイメージで見たらもはや「こんなの榎木津/中禅寺じゃない」レベルに違和感があるけど、これは子供の頃の話だし、間に戦争もあって何も変わらないようじゃしょうがない。もしなんなら、あれとこれは切り離して、単なる軽い青春小説と思って読んだ方がいいかも。

    0
    投稿日: 2017.11.17
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    前回は榎さんが事件にまきこまれ、今回は京極堂。関口君は本編で毎回巻き込まれてるからバランスとれてるのかな…? 本編より大分仲がいい感じの三人がほほえましいです。何より榎木津家長男、総一郎の出番が多くてニンマリしました。

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    投稿日: 2017.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    また今回も美しい表紙で。 冒頭の引用の、不思議な怪談ぷりに惹かれます。 自分がもらったんでもないのに赤くなる関君ににやにや。 お兄様ふたたびに熱い涙です。 木場が一番好きなのですが、このシリーズに木場少年は無理かなあ。 また次もお願い致します。

    0
    投稿日: 2017.07.18
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    地味に続いてます『薔薇十字叢書』。闇雲に買おうとしてるわけでは決して無いのだけれど、愁堂&遠田再びですので…。 それにしても愁堂さんの学生期3人組は相変わらずなんというか…か…可愛らしいな…!!(薔薇十字叢書は本家と比べてはいけないというか、あくまで二次創作だから!とは思うんだけど、どうやっても置き換えちゃうとカオスすぎて一人でヒイヒイ言う羽目になる) というわけで、数少ない2回目の執筆の愁堂さんは前回同様、学生期の3人組。前回が榎木津礼二郎(どうでもいいけど、予測変換でフルネームが出た…)メインで、今回は中禅寺メインということらしい。まぁ秋彦君は失踪しちゃってるので、むしろ今回は榎木津総一郎メインなのじゃないかとも思う。というか本家の総一郎氏の記憶があまりなかったのだが、こんな美味しいポジションの人でしたっけ?(多分違う) こんなメルヘン世界なのに、案外本家並みにエグい事件が絡んでて、それとメルヘンの食合せはあまり良くない気がして微妙な読後感ですが、赤面するほど仲良しな3人のメルヘンワールドは、抗いがたい中毒性があります…。

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    投稿日: 2017.06.27
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    第一弾に続き、第二弾も一高時代の三人♪まだ可愛らしいなぁ(*^^*)今回は中禅寺が大変な事件に巻き込まれてしまう(゜゜;)榎木津の兄・総一郎に協力を頼み、榎木津と関口が謎を追う!あぁこの仲間良いな(*´-`)羨ましい~(^^)

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    投稿日: 2017.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ああああああまだ発売してもいないのに表紙の美しさやばい!!!!!前作に続き期待!!!仕事頑張る!!! →読了。 薄さにまず驚きましたが、一気に読めてよかった。 前半の恋文()を貰う中禅寺と、それで悶々と悩む関口にページが割かれていてとてもニヤニヤしながら読めました。 一高時代ということで、原作よりもみんな個性がやや控えめで、まだ信頼が固まる途中……というのがいいですね!! 中禅寺が消えたことで柄にもなく??関口以上に焦っていたように見える榎木津が初々しくてよかった。 後日談が現在なのも。 二次創作なので、どこまでが公式設定なのかはっきりわからないのが残念です。ぐぐろうかな。 結局榎さんの目について関口は知らないままなので、また愁堂先生に書いていただきたいです(*^^*) もちろん表紙イラストは遠田先生で!!!

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    投稿日: 2017.05.06