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童話物語(上) 大きなお話の始まり
童話物語(上) 大きなお話の始まり
向山貴彦・著、宮山香里・絵/幻冬舎
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総合評価

100件)
4.2
50
24
14
1
5
  • aniotaのアイコン
    aniota
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    このレビューはネタバレを含みます。

    国産ファンタジー。貧しい少女、彼女を痛めつける悪いおばさん、悪巧みをするおじさん、良い妖精と悪い妖精、など人物設定はかなり王道だが、翻訳版があれば世界でもヒットすると思うほど、ワクワク、ハラハラ、ときに腹立ち、そして泣けてくる物語。そしてびっくりしたのが巻末の付記が細かく書かれていてるところ。とても上下巻で完結する物語とは思えないほど細かいプロットだ。 ペチカは暖かい家、温かい食事、優しいお母さんの元で幸せに育った。母を亡くし、家を失うまでは。教会に預けられてからのペチカは守頭をはじめ、少年たち、パン屋さん、だれもが彼女を虐げ、12歳になる頃にはもう誰も信じられなくなっていた。動物を蹴り飛ばし、親切な人から物を盗み、友人を騙し、すべての親切を拒否し彼女の周りには敵だけしかいないように映っていた。 だが目の見えないおばあさんの絶え間ない優しさ、ペチカのことを本気で心配してくれる妖精フィツと交流するにつれ、だんだんと優しい母と過ごしていたときのペチカを取り戻していく。 だがペチカに安らぎはない。住む場所もお金も身寄りもなく、何よりも常に恐ろしい守頭に追いかけられているからだ。隣町に逃げようとも、大きな森に逃げようともそこに守頭は現れた。ペチカは逃げるためにしかたなしに暴力を振るったが、怪我をさせられコケにされた守頭はそれを絶対に許さない。必ず捕まえるつもりなのだ。ペチカの家を平気で燃やす連中だ。もし捕まったら身寄りのない孤独な12歳の少女は簡単に殺されるだろう。 そんな中でも真っ直ぐな心を取り戻しつつあるペチカは大切な友に会うため助けるために身を投げうって行動するのだった。

    0
    投稿日: 2025.02.13
  • 紫丁香花のアイコン
    紫丁香花
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    妖精ファンタジーものは初めてかも 結構古いお話だと思うけど、ずっと気になってた もうペチカが痛々しすぎて...なんども苦痛になって結構しんどかったけど、フィツがいてくれていい意味でもまあ悪い意味でも良かった ペチカは全然性格悪いんじゃないよ ペチカをこんなふうにした世の中が悪いんだと、架空の世界にすごく怒りを感じてた 妖精の日もまだまだ謎だから下巻が楽しみ

    0
    投稿日: 2022.04.10
  • unicornedのアイコン
    unicorned
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    妖精らしくない妖精たち。中には悪者もいる。世界は滅びるべきかの答を探しに地上へとやってきた妖精フィッツは性格の悪い少女ペチカに出会う。先の見えない展開で下巻へ。

    1
    投稿日: 2020.12.18
  • yo-5h1nのアイコン
    yo-5h1n
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    ブクログで紹介されていたのを見て、ああ!と、持っている文庫本の方で登録しました。 感想は…簡単には書けないけど、下巻で。

    5
    投稿日: 2020.11.30
  • Persimmonのアイコン
    Persimmon
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    評価が高かったのと、タイトルで読み始めたが、冒頭からのペチカへの仕打ちに想像を覆されてしまった。 妖精と知り合い、親切な盲目のおばあさんに助けられ、これで進んでいくかと思いきや、そうはいかなかった。 個人的にはなぜここまで評価が高いのかわからない。

    0
    投稿日: 2020.11.15
  • largeaslifeのアイコン
    largeaslife
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    #新刊ラジオ で激しくおススメされていたので読んでみた。 上下巻と長編だが、読む価値はある。というより、是非読むべき物語。 「感動した」と言ってしまうと陳腐な気がするが、とても大切にしたい物語だった。 上巻は、設定資料集つき。世界地図も上巻のみ。 [more] 世界は滅びるべきなのか?その恐るべき問いの答えを得るために、妖精フィツは地上へとやってきた。最初に出会ったひとりの人間を九日間観察して判断することがフィツの使命。しかし、フィツがたまたま出会ったのは極めて性格の悪い少女ペチカだった…。単行本未収録の設定資料集を新たに追加して、感動のロングセラー、ついに文庫化。

    0
    投稿日: 2018.10.12
  • 森田珀のアイコン
    森田珀
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    まわりの人たちの優しさを信じられないペチカが、かわいそうだった。 「かわいそう」という言葉では、語れないくらい。

    0
    投稿日: 2018.02.05
  • いーのアイコン
    いー
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の女の子はどんなに貧しくても心はとても綺麗…じゃないのかーい! ペチカは、意地悪でケチでずるくて、心も貧しい女の子。 ペチカだけではなく、守頭やパン屋の主人やルージャンたち、大人も子供も嫌なやつばかり。 これファンタジーだよね…?ブラックファンタジーかな? と思うほど。 評価はすごく高いので、下巻を楽しみに読みます。

    1
    投稿日: 2017.07.31
  • nuhuaueo0のアイコン
    nuhuaueo0
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    ネットなどで高評価をたくさん見てきたので、ハードルをあげすぎただろうか?文体が妙に説明くさくて読みづらく、世界観も作りこんでいるといえば確かにそうだが、聖書や有名なファンタジー小説からの借り物みたいなイメージが多くて期待ハズレ。ついでながら挿絵も個人的にはイマイチ。とりあえず、執拗で凄惨ないじめのために、人格が歪んでしまった主人公ペチカの成長がこの話のキモだと思うので、それだけを期待して下巻へ。

    0
    投稿日: 2016.09.07
  • 正統派ファンタジー

     ファンタジーは、まず描く世界の構築が大切です。SFチックにするもよし、指輪物語風にするもよし。ただ、この世界の構築をいい加減にしてしまうと、単なる昔話風の童話になってしまいます。この本は、初っぱなから、作者が作り上げた世界のとても詳細な説明から始まります。これがクドいくらい長い。また、一巻の終わりにも駄目押し的に綴られています。作者がどのような方かは存じ上げませんが、おそらくご自分もファンタジー好きなのではないでしょうか。  さて、この物語。ディテールまで定義された世界の中でストーリーが展開します。いじめられ少女が主人公で、妖精がでてきたり(かなりクセがあるけと)、めしいのお婆さんが出てきたり、脱出劇あり、冒険活劇あり、とまぁ、古今東西のファンタジーや昔話の良いとこ取りをしたような感じではありますが、さぁ、どーなる、どーなる、とページをめくる手が休まりません。  まだ上巻を読んだだけなのですが、ラストがどうなるかは、まったく見当さえつきません。それに、タイトルがなぜ「童話物語」というのかも、気になるところです。さてさて、下巻の展開は如何に?

    10
    投稿日: 2016.05.20
  • cronistaのアイコン
    cronista
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    妖精が出現すると、疫病が流行り世界は滅びる。 そんな言い伝えが残るクローシャ大陸の僻地トリニティ。 孤児のペチカは生活に困窮し、救貧院の役割を果たしている村の教会の雑用をしている。しかしそこでは常にいじめの対象となり、おびえる毎日がつづく。人を信じることができず、こころの支えは亡くなった母の写真だけ。いつもひもじいので猫が寄ってきても、食べ物を取られたくないから蹴とばす。すさんだ性格のため友達は一人もいない。 そんな彼女のもとに、ある日妖精が現れる。妖精の名はフィッツ。 妖精の出現に世界が滅びる前兆とおびえるペチカ。果たしてフィツが姿をあらわした目的とは。 なんて、書いてると面白いような気もするけど、おっさんが読んでもそんなに感動しない。 人に薦められて読んだんだけど、もう心が動脈硬化だし、涙なんか出ないし。 やっぱりこういうのは感受性が豊かな年代に読まないと。 中学生ぐらいが読んだら、すごい面白いとは思う。 主人公のペチカの設定は12〜3歳。このあと旅を共にするルージャンという男の子も同じくらい。 けっこう分厚い本だけど、ひらがな多いし、改行も多いから、すらすら読み進められる。達成感も得られるから、これをきっかけに本好きになることも期待できる。 初めは人を疑ってばかりのペチカが旅を続けるうちに、やがて出会う人たちの優しさに触れ、心を開いていくという、ファアンタジーの王道路線といえる展開は、安心して子供に薦められる本だと思う。

    0
    投稿日: 2015.11.11
  • りんご花のアイコン
    りんご花
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    上巻は、主人公がつらい思いをして日々を過ごしているところから始まるので、読みながら悲しくなりますが、世界観にぐいぐい引き込まれて、一気に読み終わりました。住んでいた町を出て、少しいいことがあるかなと思えば、裏切られ、奪い奪われの生きていくことに必死になる姿は迫るものがあります。読みながら自分がいかに幸せかを気づかせてくれます。妖精のフィツとの出会いでペチカが成長していき、最後のあたりではとても頼もしく逞しいです。下巻がどのように結ぶのか楽しみです。

    0
    投稿日: 2015.09.06
  • kokkomameのアイコン
    kokkomame
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    しっかり作り込まれた別世界ファンタジーもの。 孤児のペチカ(13才)は、教会の 雑用などの手伝や施しで、貧しさのなかで生きている。教会の守頭からも、村の子供たちからも辛くあたられ、ただひとつの心の慰めと言えば、優しかったお母さんの思い出だけ。 ある日、教会の釣り鐘塔の掃除をしていて、妖精フィッツと出会う。 この世界では、妖精は人間に災いをもたらすとして恐れられている。ペチカもフィッツを恐れ(もとから怖がり)、なんとか巻こうとするが、フィッツにとっては、人間界に降りてきてはじめて会った人間(フィッツにとってはペチカ)としか話しが出来ないし、観察しなくてはいけない。 けれど、そんなペチカに大人たちは冷たい。一人で住んでいた小屋を焼かれ、(たった1枚のお母さんの写真はフィッツが守ってくれた)ペチカは雪の中、町を追われる。 前半はペチカの辛い物語。 辛い環境のため、性格はひん曲がっていて、臆病で、不器用なペチカ。 妖精は人間達を滅ぼすかどうかを決めるため・・・として送り込まれたフィッツ。だけど、いい妖精のフィッツ。 同じように人間の研究にきているヴォーは、差別され孤独な人間イズワルドについて、人間界を滅ぼそうとする。 前半の物語が終わったら、クローシャ大百科事典がはじまる。 作者の作り込みが・・・すごい・・・。

    0
    投稿日: 2015.02.10
  • うさちゃんのアイコン
    うさちゃん
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長いお話だった~。 序盤は主人公ペチカがいじめられたり殴られたりで、読んでるのもつらかった。 ペチカ自身生きていくのに必死で、子犬を蹴飛ばしたり、優しい気持ちを持つ余裕がなかったけれど、 そっと寄り添ってくれるおばあちゃん、愛情を注いでくれる夫婦に出会って ペチカは少しずつ変わっていきます。 いじめっ子だったルージャンも改心してペチカを一生懸命助けたり、 じーんとするところはルージャンの場面だったりする。 読み終わったあとは優しい気持ちになれる一冊。

    0
    投稿日: 2013.10.17
  • miraのアイコン
    mira
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公ペチカのこれでもかってくらい辛い出来事。 で、すんごく弱い被害者かって言うと、そうでもあるけど、ペチカもかなり根性曲り。そんなペチカとフィツのギャップ。 両者がお互いを体当たりで受け入れあう様子が、とっても激しい。 ほんっきでやり合うことが出来る相手と、再び話が出来たりするとき、そこにあるのははっきりした絆。 そこに本当に生々しいものを見る。 そういう経験が出来るって、とてもすごい。 なので、読んでいる間も、はっきり言って嫌な気分を味わう時が多い(笑)

    0
    投稿日: 2013.09.14
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    コトバアソビ
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    ハードカバーを読んだときには、物語への引き込まれ方が半端じゃない… と思った以外はもうひとつかなと★三つにしていたんだけど、 文庫版を読んでこの物語の、この本の良さがわかってきた(気がする)。 作者の拙くも(エラそうにすみません)熱い想いが込められた文章と 生々しくも逞しく生きる登場人物達から、 いつの間にか目が離せなくなること請け合い。 巻末の歴史なんかも想いが詰まっている。

    2
    投稿日: 2013.09.09
  • amedamako2のアイコン
    amedamako2
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    とても心に残った作品です!最初のこの上巻はひたすら主人公が辛い目にあい読むのが辛いくらいですが、その後から本当に泣ける話しです。

    1
    投稿日: 2013.08.06
  • ごろ助のアイコン
    ごろ助
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    人の心の描写が上手く、特におばあちゃんで泣きました。上下巻読み、生きているうちに押し殺していたり隅に追いやっていた感情感性取り戻せた気がします。

    1
    投稿日: 2013.07.17
  • urarinchoのアイコン
    urarincho
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あっという間だった。ぐいぐい引き込まれるように読んだ。なんだかよくわからないけど、次を、続きを読ませる力があるというか、読んでいてこちらも力むような感じだった。 文章には妙な恐さというか、毒というか棘があるような感じ。なんでペチカにこんなつらいこと、試練ばかりがやってくるのか、と同情・憐憫を誘わずにいられない。ただ、そのせいで言動がかなりキツイです。それも人間の一面というか、至極人間的なんだろうな。 衣食足りて礼節を知る、貧すれば鈍する、ということか。 性善説,性悪説という話もあるが、後天的に、環境で人が変わるということもありますよね。ペチカも主人公としては、けっこうえげつないけど、環境が違えばもっと違う人生,生き方があっただろうと思いますし。 とりあえず、なんだかよくわからないまま上巻終了。下巻を読まねば。 巻末の設定集がすごいですね。けっこうボリュームがあるから、残りまだページあるな、と思っていたらいきなり上巻終了でビックリ。 でも、こういう世界観を作るのって結構好きです。地図があるのもうれしい。足跡がビジュアルで伝わります。

    2
    投稿日: 2013.05.30
  • miyu9872のアイコン
    miyu9872
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    何もかもが移り変わり消えてゆく、限りある世界。 永遠の世界からやってきた妖精フィツは、答えを出さなければならなかった。 「人は滅びるべきなのかー」 人の優しさも思いやりの気持ちも理解できなかった少女は成長し、 過去に手を差し伸べられなかったことを悔やむ少年は、今となっては受け取ってもらえない手を伸ばす。 ある者は憎しみに駆られたまま堕ちていく。 誰も見ることの出来ない世界の果てがあり、 天まで届かせようと築かれた塔のてっぺんでは、辿り着けなかった者達を肥やしに美しく花が咲いている。 ー他ならぬあなたのための童話です。 *** かなり長いです。 どういう訳か絶版になっているようですが、ぜひハードカバーの重みを感じながら読んでほしい作品。 ここに描かれる「世界の果て」がとても好きです。

    0
    投稿日: 2013.02.05
  • あわよくばのアイコン
    あわよくば
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     とりあえず上巻のみの感想。  先にいろいろなところで高評価を目にしてしまったので期待しすぎだったのかもしれないけど、ちょっとダレる。一文一文が長く説明的で、文章がこなれてない感じがある。ただ、話は面白い。  ペチカを性格が悪いと書いてあるが、いじめられすぎててそんな印象がなかった。てっきり、イアンハンタみたいなキャラだと思っていた。それはともかく、子猫は蹴ったらアカンやろ絶対。全私がドン引いたわ。  フィツよりもテディーがかわいい。ブル。ルージャンがいいやつ。  守頭がなぜあんなにペチカにつらく当たるのか、理由が分からない。指潰された後はともかく。意味もなく残酷なやつだって現実にはいるけど、このお話のなかでは、それはヴォーだけでいいんじゃないか、といまのところ思っている。永遠の命を持つ妖精には、命の大切さが分からなくて当然かもしれない。  それとは逆に、おばあちゃんが無条件に優しいのに、理由はいらないと感じた。  まあいろいろと瑣末なことが気になって★3つなわけだけど、できたら小説は楽しく読みたい。「この小説はつまらない」という判断は常に間違っている可能性があるけど、「この小説はおもしろい」という判断は絶対に正しいと思っている。読んだ人がどんな人であっても。  下巻はもっと楽しめたらいいな。  世界設定を事細かに書いた大事典は、話の途中であまり読みたくないので飛ばした。下巻を読み終わった後で気が向いたら読もうと思う。

    0
    投稿日: 2012.10.29
  • miiのアイコン
    mii
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    内容…★★★★★ 人物…★★★★ 文体…★★★★ 上巻はどこまで読んでも正直ペチカが好きになれない。 ペチカがどんなに暴力を受けようと、哀れなくらい質素な生活をしていようと同情してあげられないのは、彼女の行動もかなり非道だからかもしれない。 やられっぱなし、もしくはされた相手に仕返しするんならいいけど、 猫を殺してしまったり、小さな妖精に暴言を吐いたりと 自分より弱いものに当り散らしているから、結果ペチカのほうが悪いように見えてしまう。 これは下巻になってもちょくちょく出てくるので、ペチカの性格が元から良くないのだと思われる。 下巻の半分に差し掛かったころ、ようやくペチカが好きになってくるので、読み進めるのがかなり辛い。 しかしその分クライマックスの展開には感動させられました。

    0
    投稿日: 2012.10.19
  • 月白のアイコン
    月白
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    性格の悪い少女に最初は嫌な思いをしながらも、読み進める内に惹きこまれていく。最後は涙が止まらなかった。 上下巻。

    0
    投稿日: 2012.10.17
  • mangataのアイコン
    mangata
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    読み終わるのがこんなに勿体無いと思ったのは初めて。すべての文章に優しさがあふれている。 魔法や剣の外国ファンタジーもわくわくしてすきだが、日本作家ものは心にしみじみくる気がする。

    0
    投稿日: 2012.08.15
  • emirunのアイコン
    emirun
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    いや、あかんでしょう! 主人公がのっけから、お腹を空かせた痩せた捨て猫に、火のついた薪当てて火傷させちゃー! とゆーことで、ぬこ好きのわたしは読むの止めました。主人公に感情移入出来ないファンタジーは、だめなんだもん。

    0
    投稿日: 2012.05.29
  • kajyukaのアイコン
    kajyuka
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    極めて性格の悪い主人公って紹介されていたのですが、それはちょっと違うなって思いながら読みました。 本の厚さに圧倒されていたのですが、読みやすくて、もう終わり?って感じでした。 主人公の心の変化が読んでて嬉しかったです。 只今下巻を読破中です

    0
    投稿日: 2012.04.01
  • a_miのアイコン
    a_mi
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    主人公の性格の悪さが読んでいて苦しい。 人間の汚い部分が詰まっていて、フィクションだとわかっているのに、なんでこの世界にはろくな人が居ないんだろうと腹が立ってくる。 後半に入ると少しずつ主人公に変化が現れてきたので、少し希望を持ちつつ下巻へ。

    0
    投稿日: 2012.03.22
  • つきのんのアイコン
    つきのん
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    本当に性格悪いです。 性格悪いって言うのは、腹黒とかじゃなくて口が悪いw フィッツもそこまで性格良いってわけでもないしw 癒しキャラはおばあさんかな?

    0
    投稿日: 2012.03.22
  • SASAPのアイコン
    SASAP
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上下巻呼んでの感想。 物語の世界観がよく練られており、想像力を掻き立てられる。 所々、展開が強引であったり、先が読みやすかったりするが、 童話・ファンタジーという括りで評価すれば、特に気にならない。 登場人物の心理描写に長けており、心に触れているような 気持ちになれ、最後は温かい気持ちで読み終えることが出来た。 時折、ハッとさせられるようなフレーズもあり、大人が読んでも楽しめる童話。 私が心に残ったのは下巻のフィツの言葉。 「永遠じゃないから変われるんだよ。ペチカもルージャンもみんな変わった。変われるって素晴らしいことなんだ。変われるってことはいつだって可能性があるってことなんだ。変われるってことは今日が駄目でも明日はうまくいくかもしれないってことなんだ。変われるってことは絶対あきらめるなってことなんだ。」

    0
    投稿日: 2012.03.16
  • 3kaijohonのアイコン
    3kaijohon
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    読んでいて、胸が痛くなる冒険ファンタジーです。この童話物語、一気に読ませる、続きがすごーく気になるだけの力を持ちながら、ちょっとだけ人には薦めにくい理由があります。 それは、物語の最初がとても悲惨だということ。その悲惨さに打ち勝って先を読み続ける強さが必要なのです。続きが気になる気持ちの方を大きくして、この敷居をぜひ乗り越えてください。 すごーくネタバレはこちら http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120305/1330916874

    1
    投稿日: 2012.03.05
  • クマオのアイコン
    クマオ
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    よくわからないまま終わった。 今のところ、苦手。 世界観に特有単語が多いのと、暴力的なイジメ、主人公の道徳感の欠如に嫌悪感が先立ってしまって(−_−;) 下巻読んでみましょ。

    0
    投稿日: 2012.03.01
  • kurumirai25のアイコン
    kurumirai25
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    中学3年生くらいに表紙と帯に惹かれて購入し、何度も何度も読み返している本。 極めて性格の悪い少女ペチカと世界は滅びるべきなのか調査にやってきた妖精フィツの物語。 とにかく文章がうまくてビジュアル的です。小説を読むというよりも映画を鑑賞するのに近いです。 この本はもともと単行本で、文庫化するにあたって上下巻に分けて発行されたのですが、上巻は下巻の序章部分に過ぎず、物語は下巻に入って一気に面白くなっていきます。上巻は途中でダレる部分があるので、映画を観るように一気に下巻の最後まで読み切ることをおすすめします。

    0
    投稿日: 2012.01.08
  • kiyononnのアイコン
    kiyononn
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    世界で一番好きな物語小説。 この本を抱いて死にたいです。 ひとりの孤独な女の子が 愛の意味を知る旅に出るものがたり。

    2
    投稿日: 2011.12.13
  • しじみのアイコン
    しじみ
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    とある小さな村に少女、ペチカはいた。 彼女は常に飢え、人々には蔑まれ、世の中すべてを憎みきっていた。 ある日、いじめっ子ルージャンの策略により釣り鐘を掃除することになったペチカは、その塔のてっぺんで妖精のフィツと出会う。 二人の友情や冒険の話。 これ、大好きです!! ペチカのひねくれたところに初めはちょっとイライラしますが、次第に彼女が心を開いていくさまはちょっと微笑んでしまいます。 ルージャンも一途でかっこいいし。 できれば二人のその後も見たかったなあ・・・

    0
    投稿日: 2011.11.28
  • まぁのアイコン
    まぁ
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    書評を読んで買ってみた。もっと悲惨なものを想像していたので、ちょっと肩すかし。文章はうまいし、世界構成が極まられている。

    0
    投稿日: 2011.10.20
  • sのアイコン
    s
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    逆境に負けずに明るく優しく生きる女の子の心温まるお話・・・ではない。もっともっとシビアです。何とか幸せになって欲しい。ハッピーエンドに帰結することを切に祈りつつ下巻へ。

    0
    投稿日: 2011.09.21
  • もんちのアイコン
    もんち
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    幼くして母と死に別れたみなしごペチカは、日々意地の悪い教会守や近所の悪がきどもに苛め抜かれ、ひねくれた性格にますます拍車がかかっていた。 そんなペチカの元に神様からある使命を命じられた一人の妖精が舞い降りる。名前はフィツ。 彼の使命は一人の人間を9日間観察し、世界は滅びるべきなのか判断を下すこと。出会ってすぐペチカの性格に愕然とするフィツ。邪険に扱われながらも日々を共にするうちに、ペチカ自身気づかぬうちに内面の成長を遂げていく。 日本生まれのファンタジー小説の佳品。大人でも楽しめる作品です。

    0
    投稿日: 2011.08.30
  • chocolatetのアイコン
    chocolatet
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    主人公が辛い思いをして人を信じられなくなっていく中で優しい人々と出会えてふれあっていくのに、ひどい人がいる中で優しい人もいるのが泣けました。 またこの本を読めてよかった。もう失くしません。

    0
    投稿日: 2011.07.07
  • さきのアイコン
    さき
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    ☆ファンタジー気分の時にオススメ☆ あらすじには『極めて性格の悪い』と紹介されていたペチカだけど、あんな環境なら仕方ないよねぇ…と思うくらい最初は過酷な内容でした。挿絵がほんわかかわいくてとても素敵でした。

    0
    投稿日: 2011.06.21
  • サヤカのアイコン
    サヤカ
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    文章うまっ! やわらかい言葉づかいで陰湿な光景や心情をきちんと書いている筆が非常に好み。ペチカが好きです。彼女を好きだというと、我ながら非常に偽善くさいのですが、やはり足掻いている人には胸を打たれてしまう。

    1
    投稿日: 2011.03.04
  • satosyのアイコン
    satosy
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    図書館で借りてみたが、2週間のうちにほとんど読み進むことができなかった。予約している人の待ちがあるわけでもなさそうなので、延長も出来たと思うが、amazonで検索したら、中古ならばずいぶんと安く買えるので、買ってしまった。送料が250円もするけど。 内容は、 悲惨だ。 何度か、本を閉じてしまった。 でも、先を読みたくなる。 最後は、下巻を早く読みたくなるような終わり方。 早速、下巻を読み始めた。

    0
    投稿日: 2011.02.16
  • とんでけのアイコン
    とんでけ
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    悲惨な展開のオンパレードで読むのが辛いが、これがリアリティなんだろうと我慢して読み続けるだけの魅力はあった。 下巻はもっと感動的な展開が待っているらしいので期待は膨らみます。 気になったのは、世界観の細かさ・膨大さに比べて一部の登場人物の設定が甘すぎること。 特に悪役としてご都合主義が過ぎる存在がいて、何度か登場してくるのだけど、全体のストーリーの完成度を見事に台無しにしていると感じた。

    0
    投稿日: 2011.01.11
  • いさやのアイコン
    いさや
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    物語本編ももちろんだけど、この本が書かれた経緯の方に興味を持った。物語に対する作者たちの姿勢が温かい。

    0
    投稿日: 2010.11.29
  • もももんたのアイコン
    もももんた
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    大好きで大好きで何度も読み返している作品。ほとんど完璧に創られた世界観がすごい!!その上にある悲しい境遇や社会と、それでもそばにいてくれる人たち、やがて成長する主人公に、ぐいぐいと引き込まれます。 お話は不幸にもお金がなく、家族もなく、今日を生きるだけで精一杯の少女の元に、ある日突然妖精が現れ、旅をしたり、離れたり戦ったりしながら成長を遂げて行くストーリーです。 上巻では主人公の悲しい境遇とそこから来る世界や人に対する不信感がまず描かれていて、ぐさっと胸に刺さります。

    0
    投稿日: 2010.11.17
  • chicotanのアイコン
    chicotan
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    うーん。最後はハッピーエンドかもしれないけど、ストーリーは深いなぁって思うけど、暗いー。いじわるされまくってひとを信じられなくなって、自分もさらに弱いものにいじわるしちゃうって・・・。ちょっと好みじゃない。

    0
    投稿日: 2010.06.07
  • shizuku0429のアイコン
    shizuku0429
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    主人公は、どこまでも人間らしく。 読むのは大変でも、どんどんお話は積み重なっていって、最後は号泣。ファンタジー好きは必読だと思う。

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    投稿日: 2010.06.02
  • 空珠のアイコン
    空珠
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    貧困って、身の回りのなによりもまず、心を貧しくするんだと思いました。 私達がしているなにげないことでも、恵まれているから出来ることなんだと思い知らされます。

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    投稿日: 2010.05.31
  • えんのアイコン
    えん
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    はじめから主人公の性格がよい子じゃないので、読むのが辛かった。どうやら自分は、連続テレビ小説のヒロインを期待していたみたい。 *** 下巻を読み終えた今では、この陰湿さがあってこそだとしみじみ思う。

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    投稿日: 2010.05.23
  • hellogoodbyeのアイコン
    hellogoodbye
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    I loved this book! Possibly one of my favorites so far. It really shows how much a character can grow and change throughout the story. The trials and challenges she had to face were difficult but she pulls through in the end. This is a novel that I wouldn't mind reading over and over again.

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    投稿日: 2010.04.27
  • 11mikiのアイコン
    11miki
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    大きなお話の始まり。 内容は少し意地悪な主人公のペチカという女の子が妖精に出会って旅に出るお話。 途中にでてくるおばあちゃんとか可愛くて、怖い部分もあるしほのぼのする部分もある。

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    投稿日: 2010.01.14
  • fukuno.のアイコン
    fukuno.
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    上下巻。昔の西洋のどこかのような、独特の世界観が魅力的です。天涯孤独の女の子と妖精が主人公で、少しずつ変わって成長していく登場人物達の姿に感動しました。 また時間を置いて読み直したい小説です!

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    投稿日: 2009.11.29
  • 匙のアイコン
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    この痛さは・・・月の影影の海上巻を読んでいた時の痛さだ・・・。子供時代に誰かを傷つけた思い出に主人公ペチカやルージャンがざくざく食い込んでくる。どっと読まされた。

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    投稿日: 2009.10.18
  • 三月のアイコン
    三月
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    和書では最大級に好きなハイ・ファンタジー。 童話の基本に忠実に、物語を積み上げる上巻。 破壊と再生を経て、読むたび号泣する下巻。

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    投稿日: 2009.07.09
  • のりぴぃのアイコン
    のりぴぃ
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    高校生のときかな とにかく好き 時間があるとなんか読んでるし 泣きたい時も読んでるし さびしい時に読んでる すっごい温かいの 大好きなの〜!!

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    投稿日: 2009.05.28
  • chicorisのアイコン
    chicoris
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    薦められて読み始めたが あまりの残酷な苛め描写で気分が悪くなった。 気分悪いままでは嫌なので最後まで読んだ。 大きなお話の始まり徐々に希望の光がさしてくるかな・・・という予感を残す。[31]

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    投稿日: 2009.04.26
  • krorainaのアイコン
    kroraina
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    素晴らしきハイファンタジーの傑作 風とか、光とか、温もりとか、 そういうものを感じることができる小説というのが、ごく稀に存在する。 本書もその一つである。 しっかりとした世界設定。 描写は豊かだが無駄がない。 何よりも、主人公ペチカのキャラクターが小気味良い。 「宮崎アニメを一本見たかのようだ」との評があるが、全くそのとおりだと感じた。 現在世に氾濫する「ファンタジー」の多くが、いまだ『指輪物語』の劣化した焼き増しを抜け出せずにいたり、実際の中身は歴史小説や中国武侠小説と何ら変わらない「エセ・ファンタジー」であったりするのに対し、この作品は真にファンタジーたりえている。 ほんとうのファンタジー、それは人の心を照らす光。 私にとって、宝物のような本です。

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    投稿日: 2009.03.04
  • みーなのアイコン
    みーな
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    追いかけて追いかけて長め。 父から文庫本でこの本をもらったことは、人生の中でかなり貴重であり運を使い使ってよかったと思っている。 上下巻で一気読み。そしてさらに何度も何度も読み返しました。 作家を本気で目指したのはこの人がきっかけで、この先をどうしたらいいか考えているときに実際に会えて30まで頑張れと言ってもらえたのは本当に本当に幸せなことです。 あなたみたいになりたいんですと思いながら握手できたこの右手でいい作品が書けたらと思いいまだにそう思っている。 自分語りになってしまったが作者様含め大好きな作品。 もっと読んで欲しい。不滅な大ファンタジー。

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    投稿日: 2009.02.24
  • エリィのアイコン
    エリィ
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    冒頭で庇護欲を掻っ攫われた。でも現実のペチカを知ると、逞しさに戸惑う。そこでまず、捕まってしまった、と思う。 時折、鉛筆書きの挿絵(地図とか道具とか馬車の中の様子とか)があって、それがとてつもなく懐かしかった。ほっとして、うれしい。 ペチカは一人ぽっちの女の子。お母さんに先立たれて、その日の食事にさえ苦労するほどの貧乏生活で、必死に働こうとしても邪魔ばかり入る。正直、居た堪れなくなる。「どうして、ペチカばっかりこんな辛い思いをしなきゃいけないの」って憤りを感じながら、実はペチカの性格も起因していたりする。まさに悪循環。だけど、悲劇のヒロイン気取ってるんじゃないからいっそ清々しい。ペチカだって、自分の行動が「よくないこと」だと知っている。でも、生活を顧みると、そんな悠長なことは言ってられないのだ。さてここで、考えさせられる。朝ごはんは具のない、味の薄いスープだけ。一生懸命働いて、ようやくほんのちょびっとしかない晩御飯にありつけたそのときに、飢えた子猫が近寄ってきました。あなたなら、どうする?子どもに考えさせるのに、これほど深いものはないだろう。 孤独に生きてきたペチカは、たくさんの人に欺かれてきた。疑心暗鬼。自分しか信じてはならない、という悟り。頑ななペチカに、フィツが能天気な理想論を叫ぶ。おっちょこちょいフィツも、だんだん考え始める。ペチカは本当に悪い子なのか?ペチカが変わるチャンスはいくらでもあって、でもなかなか素直になれない作り方は、いっそ切なくなるほどいとおしい。頑張って頑張って、それなのに口を開いた途端ついつい憎まれ口を叩いてしまうペチカに、しっかり口喧嘩を受けてたつフィツが可愛らしくもたくましい。 言葉で諭すわけじゃない。文章で間違いを指摘するわけじゃない。それなのに、なぜ、こんなに胸を打つのだろうか。ひとつの『物語』の持つ、雰囲気やストーリーから、「何か大切なもの」を感じ取る。感じ取らせるパワーはやはり、ジブリに共通するものに違いないはずだ。 そして忘れてはならないのが、ルージャン。キュン死にするかと思った。

    0
    投稿日: 2008.12.07
  • まっきゅんのアイコン
    まっきゅん
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    童話、といいつつ 生々しい表現もあるし 怖い部分もあるけど すぐに引き込まれる一冊。 学生時代に読んで良かったなーと思います。 小学生とかより中学生が読むような童話かなぁ。

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    投稿日: 2008.11.10
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    toko
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    ペチカもばかだけど、フィツはバカだ。フィツはバカ。ルーもバカ。みんなばか。だから可愛い。おばあちゃん最高。好きすぎる。ペチカの最初の性格の悪さは狙いすぎだと思う。

    0
    投稿日: 2008.11.10
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    ねこむらいす
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    ジブリ的世界観??を持つお話。 一度読み始めると最後まで一気に読めます。 今まで読んできた本の中で一番好きな本です。 上巻でのペチカはギスギスしてて読んでて心が痛みます。 でもだんだんやわらかくなっていきます。 ただのファンタジーじゃない! 深い。重い。それでいてあったかい。 かなりおすすめ。

    0
    投稿日: 2008.07.09
  • ぐらなのアイコン
    ぐらな
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    友人に薦められて、読みました。 前編は、なんていうかすごく暗いと言うか厳しいと言うか。 ちょっと怖かったです。 追い立てられるように、ペチカの旅が始まるのだけど。 行く先々でピンチに陥って、逃げるのです。 ヒヤヒヤしながら読みました。 物語の世界観が、細かに設定されていて。 とても素敵な本です。 挿絵もかわいい。

    0
    投稿日: 2008.05.10
  • わさびのアイコン
    わさび
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    私はハードカバー版を読んだんだけど(どうやら貴重らしい)著者の作品への愛がいっぱいつまったお話だと思いました。 「湯たんぽの代わりじゃないよ」 泣ける〜むしろこの話が心の湯たんぽだよ!!

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    投稿日: 2008.02.09
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    sansan
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    本当は 上・下巻じゃなくて一冊になってるやつを 紹介したかった。。。 表紙の絵、最後まで読んで見返すと 『いいな〜』と思います。

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    投稿日: 2007.12.26
  • Crizeのアイコン
    Crize
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    全然知らない作品だったけどなかなか読み応えがあって面白かったです。ファンタジーとか普段はあんまり読まないけどたまにはいいもんです。ルージャンのがんばりっぷりは異常。あいつがんばった。

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    投稿日: 2007.11.30
  • 志ん也のアイコン
    志ん也
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    隠れた名作中の名作。 ハードファンタジーだけど読みやすい。 ところどころで涙腺がぶっ壊れそうになります。

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    投稿日: 2007.10.27
  • 裕のアイコン
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    最初はヒロインの性格が薄暗くて卑しい所もあり、彼女を取り巻く環境も最悪なので 読みにくいかもしれませんが次第に色々な人たちと出会う事で主な登場人物たちが成長していく壮大なファンタジー小説です。 物語の舞台設定や描写が詳細で、一気に『童話物語』の世界に惹き込まれます。 前半が酷かった分、後半では人の優しさや温かみが胸に突き刺さるように感じ、最後は涙がボロボロこぼれました。 ファンタジーの好きな方は是非^^

    0
    投稿日: 2007.10.21
  • takanoのアイコン
    takano
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    このお話大好きです!初っ端ネコを蹴っ飛ばす主人公ペチカに心底驚きましたが、そんなペチカやいじめっ子だったルージャンの成長には感動します。この物語は本当に涙なしでは読めません。後半の、ペチカとルージャンがぎこちなく歩み寄っていく過程が好きです。

    0
    投稿日: 2007.09.22
  • mameponのアイコン
    mamepon
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    たくさんの大切なものが詰まった素敵な本です。 読み終わった後、生きることの苦しみや素晴らしさが胸に広がって、ありきたりな感想だけど、読んで良かった!と思いました。 この本の良い所はお話だけじゃなくて、世界観がとてもしっかりしているところ。 物語の世界・クローシャの地図はもちろん、通貨や時間、他にも気候、文化などが絵と共に紹介されています。 クローシャ大百科事典なんてのもあって、それだけで62ページもあります! 各章ごとにそこで登場する町や人の説明の絵が載っているのもすごく細かいし可愛いんです。 児童向けにしては、シビアでエグイシーンが多くてファンタジーにしてはリアル。 でもそれを乗り越えていく主人公に感情移入して、応援しながら夢中で読みました。 上・下たった2冊の本だけど、海外ファンタジーに負けないくらい素晴らしい作品です。

    0
    投稿日: 2007.09.09
  • 案山子 太郎のアイコン
    案山子 太郎
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    今まで読んだ本の中では一番心が動かされました。 現実的でシビアですが、それでも心が温まるお話。「嫌な人」が存在する事よりも「温かい人」がいてくれる事の方が泣かせられます。 ハードカバーが絶版なのがちょっと残念です。

    0
    投稿日: 2007.04.29
  • でっかいペンギンのアイコン
    でっかいペンギン
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    あれ?妖精って一人の人間としか話せないんじゃなかったっけ?とか、設定に矛盾を感じることもあるけれど、でも好き。 おばあちゃんが好き。町が好き。食べ物が好き。雰囲気が好き。 どこかで売ってないかなぁ

    0
    投稿日: 2007.04.15
  • もっこのアイコン
    もっこ
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    上下巻・・・読み始めの部分の描写があまりにも残酷で悲惨だったのでこれってファンタジーだよね?と思ってしまうほどでした。その描写も主人公ペチカの“ゆがんだ”性格を表現するためには欠かせないものだと納得。それほどにペチカを悔しくて悲しくてつらい出来事が追いかけてきます。世界の果てには何があるのか?人々の憎悪をかきたてる炎水晶に勝つことはできるのか?世界が終わるという「妖精の日」は訪れるのか・・・何度も泣きそうになりながら読みました。「誰だって自分が思っているよりはすごい人間だよ」このセリフが深く心に刻まれました。日本のファンタジーもすごい!!「アンティアーロ・アンティラーゼ」

    1
    投稿日: 2007.03.17
  • まいのアイコン
    まい
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    母に面白いから読みなさいといわれ読んだのですが、確かにすごく面白かった。 この世界観がとても好み。

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    投稿日: 2007.03.08
  • トモのアイコン
    トモ
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    なんで普通ならいい子で、かわいらしいって主人公にハマったりするんだけど、これは違った。。 すごく厚い本なのにすごい速さで読めちゃう。 最後には優しいまなざしで主人公を見れる。 とっても温かい本でした。 紹介してくれてありがとうな本。

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    投稿日: 2007.03.07
  • チトセのアイコン
    チトセ
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    友達に借りて号泣した小説です。 妖精フィツが出会ったのは意地悪な少女ペチカ。 生きていくのに必死な故に非情な主人公には最初感情移入しにくいんですが話が進むにつれてどんどん応援したくなります。 かなり分厚いですが一気に読んでしまいました。 世界観の作りこみは必見です!

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    投稿日: 2007.03.04
  • terre-verteのアイコン
    terre-verte
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    とてもよかった。 正統派に児童文学でファンタジー。 妖精なんかが出てくるのに軽くはならず地に脚がついた感じがするのが好感が持てます。

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    投稿日: 2007.02.24
  • ベェフのアイコン
    ベェフ
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    今まで私が本の中でもトップ3に入るほど好きな本。 物語の中の世界がはっきりしていて、クオリティがとても高い! 時間の流れ方や町・村の地形もすべてが私達の世界とは違うもの。 是非スタジオジブリで映画化して欲しい。 キャラデザインは宮山香里さん(本の挿絵を描いてる方)で。 私はハードカバーの方で読んだのですが、 今では文庫で発売されています。文庫では上・下と分かれていました。

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    投稿日: 2007.02.03
  • ウィスのアイコン
    ウィス
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    ジブリが好きなファンタジーファンにお勧めです。 胸があったかくなるファンタジーです。キャラがとても可愛いらしく、世界が魅力的。

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    投稿日: 2006.12.17
  • ahirururuのアイコン
    ahirururu
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    どっぷりとファンタジーに浸かれる物語。世界観が広く、苦しくても貧しくても、力強く生きていくペチカに惹かれます。上巻では読者側がどきりとしてしまうような少し残酷な部分もあるけど、いつの間にかのめり込んでしまう冒険ファンタジー。

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    投稿日: 2006.11.19
  • ぴよままのアイコン
    ぴよまま
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    何故かすごい強烈に印象に残る話。母上に聞いてもそうだったようで。彼らがすごく生々しく、生きているように感じられるからなのかな…。

    0
    投稿日: 2006.10.04
  • 青のアイコン
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    辛い境遇のせいで性格が著しくひねくれた少女の話。最初は主人公とは思えないことをしでかすので、別の意味でハラハラします。

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    投稿日: 2006.09.20
  • あすかるのアイコン
    あすかる
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    主人公ペチカはこころのひねくれた女の子。平気で盗む、嘘をつく・・・いきていくために。 それが、妖精フィツと出会うことで、旅をすることで、徐々に変わっていくのです。最後は少し切ないかな?

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    投稿日: 2006.08.21
  • みどろのアイコン
    みどろ
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    最初はペチカが憎々しくてたまらないけどもだんだん愛しくなってくる。それだけいい子に成長していく。ペチカは生きることに必死。凄く分厚いくせに上下続くけど数回読んだ。とても大きくていいお話。

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    投稿日: 2006.08.19
  • ゆいきのアイコン
    ゆいき
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    感動と違う悲しみ。 ペチカの痛みや悲しみを感じられる。 生きるとは何か?死ぬということはどういうことなのか。 それを考えさせてくれる本です。

    0
    投稿日: 2006.06.23
  • decoctのアイコン
    decoct
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    主人公の貧しさとどうしようもなさにドキドキした。そしてその小さな残虐性にゾクゾクした。かすかな希望は無惨に打ち捨てられる。そして主人公はそんな世間に復讐するかのように小さな悪事を当然のように行う。◆その架空のリアルにしっかりと心を掴まれ、一気に読み倒す。よもやここまで面白いとは思わなかった。どうしようもないのに、かすかに希望が感じられるのだ。そして、貧しさの描写の巧みさから、希望がけして薄くないだろうことが予測できるのだ。

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    投稿日: 2006.06.14
  • かりんのアイコン
    かりん
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    今思うと数年前、この本が文庫として出たばかりの頃に本屋で見かけていた。たまたま探し物をしている時に見つけたのだが、やけに分厚い上・下巻だったことと、なんとなく明るいとは言えない表紙絵を覚えている。その当時、ファンタジー方面の本から遠のいていたわたしであったが、タイトルに不思議と惹きつけられて手にした記憶があるのだ。だから、この表紙をネットで見たときに「あれ、どこかで見たことが…」と、デジャ・ヴのようなものを感じた。まさか、この本を読むことになるとは…と奇妙な縁を感じたのである。読後の今は「なぜあの時買わなかったのだろう」と後悔しきりである。でも、まだ読むべきときではなかったのかもしれない。そして数年後にまた再会した事を思うと、必ず読む運命にあった本とも言えるのではないだろうか。大げさかもしれないけれど。【感想は下巻の方に】

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    投稿日: 2006.06.12
  • ゆずこのアイコン
    ゆずこ
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    綺麗ごとだけじゃない。人間羨んだり、妬んだりしながら、それでも1人じゃ生きられないんだと強く感じる物語です。 世界は滅ぶべきなのか、妖精フィツはその答えを得るために初めに会った人間を9日間観察して判断する使命を果たしに来ました。 その初めて会った少女がペチカ。しかし、その少女は、かなりひねくれた性格をした少女でした。それには訳があって、ペチカは両親を亡くし、よそ者だと村人たちにイジメ抜かれていてたのです。毎日の食事もままならず、生きるのが精一杯。 妖精と居るこ所を村の者に見られ、ペチカの家に火をつけられ、監禁されそうになります。妖精は不吉なものとされていて、ペチカは災いを呼ぶものと見られてしまったのです。ペチカの運命は一体…。 ペチカの身の上が心配で一気に読み上げてしまいました。涙なしでは読めませんでした(T_T)

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    投稿日: 2006.05.28
  • あゆみのアイコン
    あゆみ
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    序盤、主人公の女の子のすさみっぷりがすごい。妖精をモップで叩き落し、子猫をけりで吹っ飛ばす。ほんとは心の優しい子なのに現実は過酷です。テーマは「信じること」でしょうか。これがなかなか難しい。クライマックスで泣かされました。

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    投稿日: 2006.03.20
  • chocolatinaのアイコン
    chocolatina
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    とても素晴らしい物語。はじめからさいごまで、全く飽きることがなかった。 大きなお話はまだ始まったばかりなのです。

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    投稿日: 2006.02.12
  • にやのアイコン
    にや
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    面白そう。 ファンタジー系は好きなのさ。 現実じゃない世界に連れて行ってくれるから引き込まれるからね!!

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    投稿日: 2006.02.10
  • レナのアイコン
    レナ
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    永遠の世界から地上世界へやってきた妖精フィツ。 フィツは9日間地上世界で一人の人間の行動を観察し、地上世界が滅びるべきかを判断するためにやってきたのだった。しかし、フィツが見つけた人間はきわめて性格の悪い女の子、ペチカだった…。

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    投稿日: 2006.02.08
  • サカサキのアイコン
    サカサキ
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    潔いほど報われない展開に引き込まれずにはいられない。ピンチの時には上手いこと助けが入るなんてファンタジー目じゃない。国内で一番好きなファンタジー。

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    投稿日: 2005.11.15
  • 夕凪夏留のアイコン
    夕凪夏留
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    図書館で借りて、おもしろかったので文庫も買ってしまった。 向山貴彦といえばビックファットキャットの世界一簡単な英語の本。 ウチにあって読んだけどやっぱ勉強系は…挫折。でもわかりやすい。 あ、童話物語に話を戻さねば。 最初の方はほんとに主人公の少女がかわいそうで挫折しかけた。 でもだんだんその少女に友達が増えてきて報われてきたなぁ、と。(?) 最後はホント泣ける。感動モノ。 でも妖精がでてきてちょっとファンタジー。

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    投稿日: 2005.10.25
  • kasaneのアイコン
    kasane
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    評判が軒並み良く、また粗筋を拝見しても私好みの内容なので、とても気になっている一冊です。いずれ是非読みたいです。

    0
    投稿日: 2005.09.17
  • COPPIのアイコン
    COPPI
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    「アンティアーロ・アンティラーゼ」覚えてしまった言葉。最初は少しも感情移入できなかった。でも、どんどん読みは加速していった。人は変われる。2度は読まない。でもそれがいい。

    0
    投稿日: 2005.06.04
  • るまのアイコン
    るま
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    (ネタバレあり)上下巻合わせて、1000ページ弱ある長編です。童話といっても、メルヘンチックなお話ではありません。世界滅亡が関係してくるお話ですから、色々と考えさせられる内容です。ペチカのいる世界の設定も、すごーく細かくてびっくりです。これは・・・自宅で読んだ方がいいかもしれませんね〜。泣けるからです。私が泣いた箇所はいくつかありますが、特に「パーパスでオルレアさん達が出てくるあたり」。嬉し泣きです。物語が進むにつれて、ペチカは大人になってゆきます。年齢だけじゃなく、心も成長していく過程が、読んでて微笑ましかったです。成長していくのは、ペチカだけじゃないんですよ〜。挿絵もついてるし、地図や詳しい説明もついてて面白いですよ〜。ハリポタもいいけど、童話物語の方が読んでて色んな気持ちにさせられました。作中に出てくる「朝はまだ世界の裏側にあった」って言葉が何か・・・好き。 (2005/2*)

    0
    投稿日: 2005.04.15
  • marin2000のアイコン
    marin2000
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    もうこれを超える西洋ファンタジーには出合うことはないと思う。最初は主人公に感情移入できないが、読み進めていくうちについつい応援してしまう。大切な何かに気づかされた一冊。

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    投稿日: 2005.04.03
  • えぬのアイコン
    えぬ
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     何年か前、どこかの書評で「和製ファンタジーの大傑作!」と絶賛されていたのを見て、いつか読みたいなぁと思いつつ忘れていまして。最近友人がこれを読んでいたのを見て思い出し、彼女もまた絶賛していたので、じゃあ是非とも読んでみようと購入を決意。  ゆっくり読もうと思っていたのに止まらず、電車移動&待ち合わせ時間を使って上下巻一気に読み終えてしまいました。いやー、ほんと面白かった! 人目がないところで読んでたらきっと号泣してた(笑)  貧しい町で暮らしている身寄りのないペチカという女の子のところに、フィツという妖精が現れるのが物語のはじまり。フィツには地上で最初に出会った人間を調査しなくてはならないという任務があったので、ペチカに付きまとうのですけど、彼が目にするのは人間の汚いところばかり。ペチカは街の人々に辛くあたられたりいじめられたりしているし、ペチカ自身もそんな中で生きぬくために他人を押しのけることをもいとわない。誰も信じられないペチカの姿が序盤は痛々しくてしかたないのですよ。  やがて事件がおきてペチカは町を出ざるを得なくなり、逃げるように旅をはじめることになります。そうしていろんな人と会ったりフィツの真の目的が明らかになったり大変な事件が起きたりしつつ話は進んで行きます。  ネタバレになっちゃうので詳しくは言及しませんが、私は馬車のおばあちゃんのエピソードに(心の中で)号泣しちまいましたよ。最後のほうでペチカがおばあちゃんと再会できた時には、もうほんと心から「良かった……!」と喜んでしまいました。上巻で、いなくなったペチカを必死で探すおばあちゃんの描写が切なくてたまらなかったので……  後半に出てくる人たちにも感動させられましたが、ちょっと人間関係が「魔女の宅急便」みたいだなーなんて思っちゃいました(笑)。オルレア夫妻がオソノさん&旦那さんでヤヤさんはウルスラ……(笑) (読書日:2004/4/1)

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    投稿日: 2004.12.02
  • haruのアイコン
    haru
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    正直言って、ハリーポッターはるかに面白い。スタジオジブリでアニメ化して欲しい作品。何度読んでも、面白い!!

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    投稿日: 2004.10.29
  • アオイのアイコン
    アオイ
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    「M・エンデ+J・クロウリー+宮崎駿を連想させる圧倒的筆力!」 ↑これ帯の宣伝文句ね。 大ファンタジー帝国ですょ、壮大な設定ですょ。 そら巻末に事典も載る筈ですとも。必要だってば。 実際まだ上巻しか読んでないから、どう結末を迎えるかはまだわからない。 でもなんか、、、シュール。 なかなか主人公に感情移入出来ないんだよなぁ。 読んでる間ずっと感じてた違和感はそこなのかも。 もろファンタジーな設定なのに、結構救われない場面とか多くて辛い。 もーちょっと夢見させてくれよ〜ってカンジ。 でも挿絵は素晴らしいです。 ちょっと印象派ちっくなカラーの挿絵につられて買ったようなものです。 ただ下巻を買うかはビミョウ。。 ぃゃ、多分買わない。

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    投稿日: 2004.10.15