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新装版 阿片戦争 (二)
新装版 阿片戦争 (二)
陳舜臣/講談社
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総合評価

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    第二巻完了。以前に読んだときにはもっと早く阿片戦争が始まった気がしたが、気のせいか。中国への侵略は第二次世界大戦に至るまで帝国主義の強引さ、いやらしさが出ている。守るべき国益とは何か、相手国の尊重とは何かを考えさせられる。

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    投稿日: 2018.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気読みした。スケールの大きさ、時代の激しさに翻弄されながら。「阿片戦争」という歴史の大きな出来事に突き進んでいく。その中心は林則徐。 「阿片を厳禁し、中国人の意気を取り戻す。結果、英国と戦争になろうとも、敗北必至であっても見事に戦うのだ」という信念で行動する林則徐。道光帝(やる気の起伏が激しい皇帝)の信任を得て、広東で阿片の廃棄を強行。 一方で大きな変化を望まないム・チャンアらの勢力と対立する。 「戦えば負ける」とわかっていながらも、大きな敵に挑まなければならない時があるのだろう。命よりも大事なものが。コンスタンティノープル陥落時のコンスタンティヌス11世も、命を長らえようと思えば、そうできた。北越戦争における河井継之助も、官軍に恭順していれば何事もなく明治を迎えることができた。もちろん、罪なき多くの庶民が犠牲になったのは事実だが。 100年後の将来を見据えて、正しいこと、自分のやるべきことを貫く信念。林則徐にはそれがあると思った。 カン・ギタン。この物語で僕の好きな人物の一人。たたき上げの人間で、危ない現場を渡りながら儲け話、面白い仕事と探してる。でも根は単純で優しい若者。 この後、どうなってゆくのか・・・・

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    投稿日: 2017.07.11
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    憂国の士・林則徐が推す阿片厳禁論は動揺する道光帝(どうこうてい)の心を掴み、彼は地方官吏から欽差大臣に抜擢される。広東に赴いた林は断固たる態度で阿片を取り締まるが、中国進出を諦めない大英帝国は執拗な挑発を繰り返す。そして全英国人の広東追放と全ての阿片の没収が引き金となり、戦争が勃発する。(全4巻)

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    投稿日: 2015.09.11