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天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕
天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕
菅野雪虫/講談社
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総合評価

22件)
4.1
7
9
5
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    落ちこぼれの巫女ソニンが活躍しながら成長する物語です。落ちこぼれといっても周りの大人達には大切にされていて、ソニンもそんな大人を慕っているので安心して読めます。大人も子供も楽しめる作品だと思います!

    0
    投稿日: 2024.02.20
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    巫女失格と里に帰されたソニンは、口のきけぬ王子の声を聞き侍女として城に赴く。 巫女や夢見というファンタジー要素と、宮廷の陰謀や戦争という生々しい出来事との融合が面白い。 純粋で真っ直ぐだけど、世界の暗部の陰りもある物語に惹かれる。

    0
    投稿日: 2023.04.05
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    シリーズものを読んみたいと手に取った。登場人物名がソニンとかユナとかイウォルとかアジアンな感じのファンタジーもの。巫女となるように天山に迎えられるが才能がないとして実家に戻されたソニンが、日本の古代のような世界で頑張る話だが、ソニンがつらい目にあう描写を読み進むのが辛い。

    0
    投稿日: 2022.10.20
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    全5巻+外伝2巻のシリーズもの。感想はシリーズ通して。評価は4.0。 自宅待機期間にまとめて読んだもの。ファンタジーものは設定が甘かったり風呂敷広げすぎて畳みきれなくなったりするので、良いものに出会うのが難しい。 この作品は東洋系で3つの国が舞台となるが、主人公のソニンは陰謀に巻き込まれることになる。 子供向けかもしれないが、設定がしっかりしていて、後付け設定やご都合主義もなく読み進めることができた。 良くも悪くも主人公の感情の起伏がないが、その分彼女を通した他の登場人物が際立って見えて面白い。 最後の駆け足感はあったものの、最後まで面白かった。 短編や外伝などもでたら嬉しい。

    0
    投稿日: 2022.07.31
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    読み終わったときに、泣けた!とか、そういう感情があまり芽生えなかった。それは、主人公の、感情を知らない?というところが、自分にも影響をあたえたからなのではと感じた。 続きで主人公がどのように成長するのか楽しみです!

    1
    投稿日: 2022.03.23
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    地に足ついたファンタジー児童文学。 世俗と離れた天山で巫女として育った12歳の少女、ソニンが主人公。 大人の陰謀相手に協力者はいるけども基本的に子供1人の力で立ち向かうのでハラハラしたが、無事に企みを暴いて解決した。 気楽に読めた話。

    0
    投稿日: 2021.10.23
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    図書館で。 童話のようなお話だけれども、そこまで荒唐無稽では無いお話。とはいえ彼女一人でツバメを見つけに旅するのは大変だったろうなぁ… 主人公が疑問を持ったときに門は開かなくなる、というのは中々シビアだな、と思いました。さて、今回は序章のような巻だと思うので次も楽しみです。

    1
    投稿日: 2021.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    俗世を離れて夢見を行う天山の巫女、燕に入り込む魂や、それを呼び戻す香など、象徴的な人物や物事が、穏やかな語り口で、しかし決して平板ではなく語られる。 初めて読むのになぜか懐かしいような、古き良き児童文学の香りがどことなく漂う、良質なファンタジー小説。

    0
    投稿日: 2021.07.29
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    読みやすい文章ですが、深かった。ソニンの行動には心が洗われました。クワン王子がかっこよくてびっくり。彼の活躍もまた楽しみです。すごく良かった。

    0
    投稿日: 2021.02.27
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    読みやすい物語だった。 天山や貧しい家、城の暮らしなど想像しやすい文章だった。 ただ小学生・中学生くらいには良いかもしれないが40代の私には物足りなかった。 天山で感情をコントロールするように鍛えられたとは言え、登場人物全員の感情の機微が詳しく描かれていないので感情移入をしにくい。 目的地にはあっという間に着いてしまう(他のファンタジーだと道中も一緒に旅をしている様な物語がある)し、登場人物も皆良い人風な感じ。 (善人と悪人に二分してしまうと個性を感じられない。 善人の闇も私は読みたい) 特に違和感があったのがイルギが詳細な心の動きがないまま簡単にソニンの味方になってしまったこと。 さらさら読めるので深く考えたくない時には良いかもしれないし、落ちこぼれと言われたソニンが活躍する姿は読んでいて楽しい。 まだ第一巻で続きが気になるところではあるので この本の存在は心に留めておこうと思う。

    1
    投稿日: 2020.03.03
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    広告にあった堂場瞬一の「雪虫」を検索したら、一緒にこの作者の本がズラッと出て来て、こちらの方が面白そうだったので方針変更。 書き振りは子ども向けの感じだし、話に深味もないけれど、絵本のように情景が目に浮かび、スピーディーな展開でズンズン読ませて、読み心地も良い。 外伝も含めてあと6冊あるようで、北上次郎の解説を読むと尻上がりに面白くなりそうだし、引き続き読んでみたいと思う。 ただ、「スカーレット・ウイザード」もそうだけど、これから古いシリーズの続巻を中古本屋で探すのが大変。

    1
    投稿日: 2020.02.15
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    物語はですます文体で進み、絵本を読んでいるような柔らかさ、読みやすさ。 その一方で、ソニンが山を下されるところから始まり、世の厳しさ、政に伴う駆け引きや暗殺等、なかなかシビアな内容となっており、そのギャップが新しい。 心情や展開、情景はそこまで細やかに描写されているわけではないけれど、自分で補完しながらもどんどんページを読み進めてしまう魅力がこの本にはある。 特に、王子との出会いは(恋愛的なシーンではない)何かが始まると予感させるわくわく感があった。 これからの王子との絆や、ソニンがどのように活躍するのか楽しみ!

    0
    投稿日: 2019.04.09
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    優しい子ども向けの語り口だけど、わりとシビアな現実を反映させる感じ。ずっと積ん読だったけど、慌てて2〜5巻買いました。

    0
    投稿日: 2018.12.15
  • 良い本に巡り合いました。

    私には、息子しかいないけれど。 もう息子たちは成人してしまったけれど。 娘がいたら、絶対に読んでもらいたい一冊。 彩雲国物語然り、十二国記然り。 女の子が、自分の力で運命を切り開いていくお話は、本当にわくわくします。 これは、そんなお話。

    0
    投稿日: 2018.05.31
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    ソニンの突っ込みが面白かったです。 児童書なんだけど、政治の陰謀や駆け引きに巻き込まれた話ってのもなかなか厚みのある話でした。何より、恋愛が絡んでなのがいいね。次の巻がすぐに読みたかったけど、なかった……残念。

    0
    投稿日: 2017.11.12
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    今年はいいファンタジーに たくさん巡り会えています。 この作品も素晴らしかった。 息をつく間もなく読み終えました。 ソニンは特別な人間です。 おおよそ普通の人間には 手も届かぬほどの清廉な人間です。 それは天山が与えたものでも 下界で育まれたものでもない。 彼女を愛した家族と友だちが 彼女の優しさと強さと清らかさを 彼女のものにしたのです。 ソニンのような清廉さに触れた 普通の人間たちは 善か悪か必ずどちらかに 振り分けられてしまうことでしょう。 さながら最後の審判のように。 さらりと物語に溶け込めました。 こんなにすんなりとこの物語が 大好きになれたことに驚いています。

    0
    投稿日: 2016.08.27
  • 少女と少年の出会い、児童文学!

    巫女達の閉ざされた清らかな修行場、畑などもあるその住まいを天山という。 巫女としての能力を自らの意識では発現出来なくなった主人公は、天山から赤ん坊の頃離れた故郷へと帰される。 そして彼女は少年王子と偶然出会い、波乱の運命へと導かれ、進むーー。 アジアっぽいファンタジーです。 読みやすく、主人公たちを応援したくなる、続きが読みたい作品。

    2
    投稿日: 2016.03.01
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    生きる上で大切な事が、児童書なので分かりやすく読みやすく描いてありとても良いと思います。大人が読んでもソニンの聡明さや清らかさに好感を持つでしょう。落ちこぼれて家に帰されたソニンを迎える家族に愛情があってホッとしました。ソニンとミン、嫉妬のような負の感情のない女同士の友情も清々しいです。

    0
    投稿日: 2015.09.08
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    ファンタジー。巫女として勉強を続けていたのに才能がないからと帰された女の子が主人公。お城が出てきたりどきどきわくわくする。 2015/7/17

    0
    投稿日: 2015.07.17
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    ファンタジーって面白い。 と素直に感じる本でした。 難しくない。 先が気になる。 読みやすい。 楽しい。 わくわく。 シリーズ続けて読んでみたいな。 どんな展開になっていくのか楽しみです。

    1
    投稿日: 2015.03.30
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    よかったー。天山育ちのソニンの少し人の心の機微に弱いけど、くるくると回る頭の回転の早さに読んでて、ウキウキしました。イウォル王子との出会いもとても印象的。イウォル王子…なかなか潔癖かもしらん。これはラブにはなかなか傾かなそう…と思ったら、周りのレビューみたら本当にそうみたいだね!えー、そんなのつまんない!そこはイウォル頑張ろうよ!!年の差3歳なんかあっという間ですよ!? 心に留まった人物は、上記の二人を除けば、ソニンのお父さんとクワン王子。ソニンのお父さんは、とても素晴らしい人だね。人の愚かしさも高潔さも、どちらもよく見てきたことがある人なんだと思う。それをソニンに訴えるシーンが良かった。いい親御さんを持って、ソニンは幸せだー。 さらにクワン。誰ですか、あなたは?と思ったら、なんか伏線ちっく!!次巻が楽しみー!ふふふ。 私としては、イウォルとクワンがソニンを取り合いして欲しいけど、そんなロマンス無さそうだなぁ…涙。 とにかく、人物がよく描き出されてます。ストーリーは良くも悪しくも先がちょっと読めたかな。でも、それでもよい本です。

    0
    投稿日: 2014.06.05
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    児童文学らしい語り口 場所は朝鮮半島。。かな 修行のかいなく、才能を見限られ、ついに天山から追い出された主人公ソニンの成長物語 誠実で邪気なく、それ故に無謀とも思える行動をするソニン そんなソニンがすこしづつ理解者を得ていく 幾多の困難を経験しても、このまま素直に成長していって、さわやかな物語を語って欲しい。

    1
    投稿日: 2013.09.22