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海をみあげて
海をみあげて
日比生典成、尾谷おさむ/KADOKAWA
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総合評価

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    青春…だぁ。 後書きにもあるとおり、『鯨が空を飛ぶ町』と言うキーワードから連想される最も単純で順当な物語。物語に複雑な点は無く、ちょっと不思議なことは不思議なままにしている。いわゆる宮崎駿の『耳を済ませば』や新海誠の作品に通じるものがある。おそらくイラストも影響しているのかもしれない。

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    投稿日: 2015.12.21
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    お兄さんが好き。 一度観光で行きたいと思った。 あとがきに書いてある番外編は、続編ではなく夏休み後の出来事。 ヒロイン友人と男子がお付き合いする過程を描く。

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    投稿日: 2011.01.11
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    鯨かジンベエザメが空を飛ぶなら最高の動物なのに・・・とか思っていたのですが、このお話は本当に鯨が空を飛んでいます。 イラストも綺麗だし、爽やかな物語だったと思います。

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    投稿日: 2010.03.31
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     10年前の震災から、2人の住む町は鯨が空を飛ぶ不思議な町になった、、、。 普通の少女と少年が織りなす、ごくごく普通の爽やかすぎるほど爽やかな青春小説なんだけど(爽やかすぎるほどの爽やかさが、ノスタルジーさえ感じさせる!)、「空を飛ぶ鯨」の設定がすごくいい。読み終えたらつい自分が住む町の空も見上げて、鯨の姿を探したくなる、かもよ。

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    投稿日: 2007.08.04