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デザイナーベイビー〔新版〕
デザイナーベイビー〔新版〕
岡井 崇/早川書房
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総合評価

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    ミステリーとしては、ちょっと間延びした感じ。作者は生殖医療や遺伝子操作についての将来に対する懸念を一般の人に広く知って欲しくてコレを書いたのだろうなと思う。そこの部分の解説は詳しく分かりやすく出てくるので勉強にはなるのだが、「ミステリーが読みたい!」と思って読み始めると、ちょっとミスマッチになると思う。

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    投稿日: 2025.04.12
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     城南大学病院教授・須佐見誠二郎は、新生児室担当の助産師から、新生児がいなくなったと告げられる。新生児は大学教授の近森博と、女子大の専任講師の肩書を持つ妻・優子の間にできた初めての子だったが、実はダウン症であった。なぜ誘拐犯はわざわざ病気の新生児を連れ去ったのか、本当に誘拐目的なのか、それとも他に何か目的があるのか?  思ったよりも話がグローバルで、捜査が海外にまでおよんでいったのは意外だった。人工授精等で、命を作り出すところまではOK、ではその命が病気だとわかっていたらどうするか、そしてもっと美人が良い、頭が良い方がいいというのは願望なのか、欲望なのか、どこまでの選別が許されるのか?倫理感、問題提起作としては良いが、ミステリとして読むとうーん?という感じ。現役の医学博士が書いたものということなので、まぁそのあたりはそれなりといった感じ。ちょっと長く感じてしまった。

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    投稿日: 2023.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    0806読了。 5年前にNHKでドラマ化した作品の原作。 物語の舞台になる城南大学が身近すぎて、慣れ親しんだ中央棟と入院棟、懐かしい“友永教授”や“町山薬剤部長”、そして“大井出病院長”(こんなに分かりやすいのに途中まで気づかなかった!)、医局や院内の感じがほんとにそのまんまで、面白い。 ストーリーも複雑に作られていて興味深い。誘拐された赤ちゃんにはいろいろな先天性疾患や生い立ちがあり、不妊治療、優性思想、そして最後には取り違えの話にまで及ぶ。 赤ちゃんの行方がわからないまま、さらに妊婦の死亡、看護師の殺害など話は進展していく。 下地と速水がアメリカへ行ったのは蛇足だけど(笑)、違法の卵子売買、代理出産の海外の情勢には驚いた。 DNAが一致しなかったときの話もわくわくしたなぁ~。 “くそじじい”な須佐見教授が最後に面白い行動に出て、警部をぎゃふんと言わすところが少し爽快だった。

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    投稿日: 2020.08.07
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    体外受精時の遺伝子操作の話。だけかと思ったらそれに関連して誘拐事件やら殺人事件やら。医療技術が進むということと、生殖に関することにどこまでその技術は介入していいのかすべきなのか。議論はどこまでも尽きないけれど、その問題を突きつけている。そして可能であるならば、人間の欲望はどこまでも・・・という話と絡んで、考えさせられる話になっていました。

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    投稿日: 2016.04.25
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    生殖医療に関する情報がてんこ盛り。 その情報過多でストーリーが埋もれてしまったようです。 ポアロばりの髭の警部が、途中から(真面目な)クルーゾー警部になってしまう。

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    投稿日: 2015.10.21