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新装版 妖怪(上)
新装版 妖怪(上)
司馬遼太郎/講談社
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総合評価

11件)
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    司馬遼太郎先生が室町時代、しかも戦国時代と言われる末期ではなく中期を執筆していたとは、知りませんでした。箱根の坂の後に読んだのでその時代の空気感が伝わります。 室町幕府将軍の落とし胤とされる熊野育ちの源四郎を通して、私たちは室町時代を目にすることとなります。話は熊野から京都へ、唐天子による幻術に源四郎と印地の大将である腹大夫はなんども欺かれ、拐かされます。ハラハラドキドキの司馬遼太郎、室町ファンタジーの始まりです。

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    投稿日: 2025.02.02
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    熊野生れ「お前は六代将軍足利義教の御落胤」と母に聞かされた主人公源四郎は「将軍になる」と決意し京にのぼるが (『国盗り物語』そっくり) 、そこは土倉(質屋)、一揆の大将、印地(博徒まがいの浮浪者だが戦闘の際、足軽=新戦術の主力要素となる)、宗教勢力に四分されていた…。山田風太郎の忍術小説にたいして著者は「幻術小説」とでも言いたいほどよく幻術が出てくる。合理主義の著者にも否定しきれない人格の迫力が実在したと認めざるを得なかったのであろう。室町時代は書院造り、集落居住など日本的生活様式が出来た時期、宗教も

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    投稿日: 2021.12.18
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    久々の司馬遼太郎。今回は短め・室町時代の物語をチョイス。いやーやっぱり面白い…!ページを捲る手が止まらなかった。タイトル見て「何読んでるの…?」と夫は少し心配していたけれど。笑 下巻もすぐ読む!

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    投稿日: 2021.11.09
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    三代悪女と称される日野富子。怨霊や生霊が身近に蠢いていた室町時代末期の世相を、日野富子、六代将軍の落胤という熊野源四郎、側室の今参りの局を中心に描く。

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    投稿日: 2020.12.16
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    ふと寄った本屋で発見。司馬遼が室町時代書いてたなんて知らなかった! 言ってよそういうことは! と思って即買いして読んだのです、が……期待しすぎるのもよくないのかなー。 もっと富子と今参りの局の暗闘がもっとがっつり書かれてるのかなと期待したら、メインはどちらかというと今参りの局に雇われた(?)幻術師、唐天子の幻戯のほうでした。でも室町というか応仁の乱前夜の京のあの荒んだ雰囲気とか、富子のキャラクターとかはけっこう好みで、楽しく読めました。

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    投稿日: 2012.07.01
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    人と人との化かしあい。登場人物の生き方が、刹那的でひょうひょうとしていて個人的には好き。 源四朗も騙されすぎだけどなんだか憎めない。 苦参(くらら)という名前の娘がでてくるが、一見きらきらネームにみえるけどこれは植物の名前だそうなので、由来を知るとかえって粋にみえる。

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    投稿日: 2012.06.13
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     批判多いレビューなどを拝見して、淡い期待のまま読み始めた。しかし、意外にも、当時の生活感が生々しく描かれており、教科書には載っていない室町末期の姿を垣間見ることができ、楽しく読み進めることができた。  室町時代までにはなかった下剋上という概念が示すように、室町末期は非常に不安定な時代であった。それまでの庶民が持つ価値観は否定され、何を信じていいのかわからない時代であった。人の精神に巣食う闇が物の怪(もののけ)という形で誇大に表現されていた。そのような時代背景から出てくる、当時の人の「心の闇」の表現方法は、抜群に饒舌であると感じた。  私は、そういった視点を持ちながら読んだ。下巻に期待。

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    投稿日: 2012.02.13
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    司馬遼太郎の室町時代の妖気ものだが、史実がちょっと混ざっているだけで今一つな内容。下巻を早く終わらせないと。

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    投稿日: 2011.10.15
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    司馬氏の作品を「歴史忠実もの」「幻術もの」に大局するとすれば、この小説はどちらの性格も持ち合わせているのではないか。日野富子とお今の局の対立は女として興味深く読んでしまいます。

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    投稿日: 2011.02.06
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    初・司馬遼太郎です。有名だから一度読んでみようと思い、これなら上下巻で短いからと選んだ一書。 室町時代の8代将軍の時代、将軍になろうと京都にやってきた主人公、源四郎は、行く先々、着いた先々で奇奇怪怪な出来事に巻き込まれていく。 主人公にこう・・・心に一本筋みたいなもんが一切なくて読んでてムカつきましたうちは。

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    投稿日: 2008.11.27
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    司馬遼太郎ほどの大御所作家にも、駄作って、あるんだなあ。 いや、単にわたしがどうしても室町時代に馴染めないだけ? でも、この物語、主人公がわからん。 源四郎かと思って読み進めると、肩透かしばかり喰らって、それでつまらなくなる。 最初から唐天子を主役に据えて書いてくれたら、もっと面白かった気がする。 読み終えられなかった。

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    投稿日: 2008.02.11