
総合評価
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powered by ブクログ女性の人生を性を交えて、 描かれた作品。 不思議と、なんでこんなに 面白いんだろうと思いながら、 一気に読んでしまった。
0投稿日: 2017.04.20
powered by ブクログ美貌というのは一時の権力だという。 もし自分がもっと美人だったら、あれもうまくいくかも、これもうまくいくかも、そう思ってしまうが、実はそうとも限らないようだ。 本書の主人公、白草千春は、その美しさから自分の運命が翻弄されてしまう。 かわいそうなほどに。 義理の父との約束はおぞましいし、「壇のおじさま」は高校生の千春に後継出産を依頼する。 気持ち悪い、そんな感情が先立つ。 「壇のおじさま」は彼女を大切にしていた。 同じように、あの彼も、この彼も、彼女を愛おしい、大切だ、そう思っていたのかもしれない。 たとえそれが一瞬であって 千春は死んで、やっと自らから解放されたのだろうか。 彼女の人生を語る上で欠かせないのが親友の由里の存在だ。 千春の分身ともいえる由里は、彼女に生きる希望や世渡りの仕方を教えた。 彼女がいたから千春は大きな仕事をなしえたのかもしれない。 千春の子供、幸一と会えた時は心に響くものもあったが、一方で「ドン引き」の箇所もあった。 いくら大好きな息子でもそれは、ない......。 「好色一代女トゥデイ」はあえてこのダサさなのだろうか。 このセンスはもしかしたら女性の逞しさとそれが当たり前でありがちなものということ、男性の包容力と愚かさを象徴しているのかもしれない。 垢抜けないのが、男女の色恋というものだから。
0投稿日: 2016.02.06久々の雅彦節を感じた本
とっても読み応えがありました。 今までのこの国の成り立ちをかなりかいつまんで、わかりやすく丁寧に書かれてます。 昭和の成り立ちをサクッと理解できます。 もちろん登場人物もとても個性的で、友人との役割分担とかは昔読んだレンタルチャイルドの話を思い出しました。 最近落ち着いちゃったと思い、ちょっと寂しい気分でしたが、次回も期待できる本でした。
0投稿日: 2016.01.13
powered by ブクログ一人の女性の人生が書かれているだけなのに、ぐっと引き寄せられるような一冊だった。 割と厚めの本だと思うが、もの凄い速度で女性の人生が綴られている為、まったく飽きることなく読み進めることができた。 主人公の女性のプライドや生き方、好ましいところが多かったな。 全く自分とは別の種類の人間だけど。
3投稿日: 2015.10.17
powered by ブクログ久しぶりに、島田雅彦さんの作品を読みました。 おもしろかった~!久しぶりに、続きが気になって、時間を見つけては読み、最終的には夜中まで読んで読了しました。 最初から、亡くなった主人公の書記だとわかっているので推理小説のように最後から読んでも読むべき場所がわからないし(何しろ人生でいろいろあったすべてが書かれているわけですから)もうとにかく読むしかなかったわけです! 内容が内容だけに、同じ女性として腹が立ってもいいほどの「美貌」と「性」を売り物にした主人公ですが、描写が露骨なようで、でもどこか醒めた感じの書き方で、それほどいやらしくも感じず、楽しんで読むことができました。 個人的に恋愛ものや性的描写の多いもの、若者の恋愛などを描いたものはあまり好きではないのですが、この小説は男女間のことばかり描いてある割には楽しめたんです! とても魅力的な女性が、国や政治や男や、いろんな大きな波に巻き込まれたら、こんな人生になるのか~!と。 久しぶりに、島田雅彦さんの他の小説も読んでみようかな~!以前の作品よりも、読みやすくなっている気がします。
0投稿日: 2015.09.06
