Reader Store
愛すべき娘たち
愛すべき娘たち
よしながふみ/白泉社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

155件)
4.5
84
45
13
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友達にもらった本。母娘関係って絶対何かしらの呪縛あるよね。良くも悪くも。いや父娘も父母息子もそんなんだろうけど。親も人間であり別の人間だしね。20年前の本なのに女性の社会的立場みたいな描写が今と変わってなくて笑う

    0
    投稿日: 2025.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よしながふみってずっと一貫したテーマで描いててすごい 「母というものは要するに一人の不完全な女の事なんだ」

    0
    投稿日: 2025.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りて読んだような気がする。 最初の話がものすごく心に残っている。 確か母と娘の問題について書かれた研究の本にも引用されていた気がする。

    1
    投稿日: 2024.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よしながふみは天才。サラッと読めるけどかなり考えさせられた。女って苦しいことだけじゃないと思う。少なくとも私は結構楽しい。 麻里と雪子の親子関係とてもよかったな。2人とも優しいんだよね。麻里が雪子にあなたは可愛いよって伝えてるシーンはグッときた。

    0
    投稿日: 2024.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・人を愛することは、分け隔てること ・母もまた不完全な女でしかない 幼い頃に親から言われた言葉は深く刺さるもの。

    1
    投稿日: 2024.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母麻里と娘雪子を中心とした5編の連作短編。 よしながふみ先生が母娘の絆や呪縛を物語に落とし込むと、こうゆう怪作が生まれるのだなと。母、娘、女性、恋人、恋人未満、女友達…登場人物それぞれの細やかな心情が多くを語らず、でも痛いほど丁寧に伝わってくる。 育ってきた環境も立場も生き方も異なるけれど、皆それぞれ誰かの「愛すべき娘」。 でも人はいつだって不器用で、勝手で、不完全な生き物。愛を与える側も、愛を受け取る側も。

    2
    投稿日: 2023.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    三浦しをんさんが「女性同士の会話がまさにコレ」と言ってた。 つまり"本質的な感情"が書いてあるのだろうと思って読んだ。 しをんさんが「男性にもお勧め」と言うので読みたいと思ったのだが、凄いものを読んでしまった感が強く残った。 このように勧められなければ男性は手に取りにくい本なので、しをんさんの推しに感謝だ。 父と息子だと愛情は希薄だが、母と娘の間の愛情は複雑に感じてしまうのは自分が男だから? 最終話の最後の雪子のセリフ「あたしは、お母さんが死んだら……」がぐさりと刺さったなあ。 この物語を締めるのに相応しいセリフだ。 読み終わって結構な衝撃が残っている。 名著だと思います。

    48
    投稿日: 2023.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    三浦しをんさんが、エッセイ「乙女なげやり」において「自信を持って、男性でもお勧めできるコミックスである」との発言があった、とKazuさんが紹介していたので紐解いた。 よしながふみは2002-3年で女性誌「メロディ」でこの連作短編を描き、そのあと「大奥」を連載始めたらしい。「きのう何食べた?」等の長期連載のエッセンスがこの短編の中に凝縮されている気がする(「大奥」は原作未読だけど映画とテレビドラマは観た)。つまり、テーマはジェンダー問題なんだけど、人々のさりげない行動を描くのが上手く、また視点がどちらかというと男性・女性両方からみた世界観の感じがして、確かに「男性が見るべきジェンダーマンガ」になっている。2000年代初頭に、此処まで(精神的な意味での)骨太の作画ができているのにビックリする。2009年に「大奥」で手塚治虫文化賞マンガ大賞を獲っただけある。 アラサー雪子の家族と友人にまつわる、様々な事情をほぼ1話完結方式で見させてくれる。その1話1話には、サラサラと描かれている割には考えさせるものが多いのだけど、詳しく語ろうとすると、どうしても自分と比べながら語りたくなってしまうという厄介な構造になっていて、それはあまりにも恥ずかしいので、語れないという「内容」である。なんのこっちゃ。 いやあ、確かに名作です、三浦さん。 14巻で止まっていた「きのう何食べた?」を最近巻まで読んでみよう!

    84
    投稿日: 2023.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    新刊、古書と買い、今回は図書館で… そんなに好きなら手元に置いとけば?と家族に言われましたが、置いときたくない…そういう本。 たまに読み返して、納得する本。どなたかも書いてらしたのですが、古典なのです。 母と娘、母と息子、男女のあり方などが書かれていますが、父親の存在だけは薄い。唯一牧村の父について言及。若林の祖父は、ある意味父親とも言えますが…。 言霊、呪詛…それがテーマではないのはわかっているつもりですが、勝手に深読みしています。 「分かってるのと許せるのと愛せるのとはみんな違うよ」(P199) 辛い言葉です。 言葉で人を傷つけたり縛ったりしたくない。でも実際はそうしてしまい、互いにつらくなることが多い。かと言って、誰とも関わらずに生きれないし… 私にとってそういう本なのです。 たまに読み返したくなる。でも、そばには置いときたくない本なのです。 NHKのある番組で紹介されたことをきっかけに再読。 若林のエピソードが一番心に残り続けています。 第二話の女の子と、牧村はニガテです。 若林のお見合い相手たちも…(龍彦さんのおかあさんも) 龍彦さんも、何か抱えてますよね、と深読み…

    5
    投稿日: 2022.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2022.10.10市立図書館 →購入済 (よしながふみさんの最新刊インタビュー本を読む前に過去の作品をさらっておいたほうがよさそうなので借りられるものを順番に読む) 初出:メロディ(2002年7月号〜2003年10月号まで随時)の連作短編集。雪子を狂言回しに、家族や友人の女たちとの間の愛憎や友情などさまざまな「愛のカタチ」が描かれている。 それぞれの短編でさまざまな年代、さまざまな問題を扱いつつ、6編を通してある母娘の微妙な距離がちょっと縮まる局面をていねいに描いていて、物語の構成・展開といいキャラ造形といい手練れというほかない。 第1話 如月雪子(娘)と麻里(母)と母の若き再婚相手(大橋健) 第2話 和泉清隆(大橋の友人)と滝島舞子(教え子) 第3話[前編]若林莢子(雪子の大学の友人)の見合い行脚 第3話[後編]若林莢子(雪子の中学の友人)続き 第4話 牧村優子と佐伯友惠(雪子の中学時代の友人たち)の生き方 最終話 雪子の祖母の女学校時代の経験と娘(麻里)の育て方 第3話の、マルクス主義者の祖父の薫陶を受けた孫娘がだれにも分け隔てなくを目指した結果、恋や結婚が選択できなくなって修道院に入ったしまうというのは、ちょっと他人事とは思えない話だった。(どうでもいいことだけど、莢子とか雪子とか、かつて娘たちの名前の候補にあげてた名前ばかり…) あとすごいのは最終話、「母というものは要するに一人の不完全な女の事なんだ」、母親を反面教師にした娘の子育てという循環のなかで、完璧な親なんてどこにもいなくても仕方がないよねぇという諦念が伝わってきた。これは手元においてときどき読み返したいかも。 高3の次女もおもしろく読んでるようだし。 「分かってるのと許せるのと愛せるのとはみんな違うよ」とさらっと言えちゃう大橋健ができすぎ〜。やっとの時代劇デビューは大奥の第十四代家茂っぽくてどこかにスピンオフないのかなあ。

    2
    投稿日: 2022.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    連作短編. 母と娘の深いつながりと反発し合う気持ちなど,わかりすぎて恐いくらいうまい描写が溢れている.

    1
    投稿日: 2022.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『大奥』『きのう何食べた?』のよしながふみさんの連作短編集。 2003年のクリスマスイヴに発売された。 傑作です。…という言葉でしか表したくないくらい。 もう、古典ってことでいいじゃないですか! と、誰彼構わず言いたいくらい。 それくらい普遍的なことが描かれていると思う。 第四話の莢子の台詞「恋をするって―――」は、天変地異みたいな衝撃だった。 最終話での雪子のモノローグ「母というものは―――」は、私に母親という存在の見方を変えさせてくれた。 急に読みたくなり、十数年ぶりに読んだが、やはり胸に響く。 すべての『娘たち』へのラブレター。

    44
    投稿日: 2022.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とある母娘を起点にその家族や友人の女性としての生き方が描かれた漫画。それぞれの人物が抱える軋轢や迷いや邪念みたいなものに頷いて共感。昔に比べたら女性の選択肢は増えたし寛容されるようにはなってきたけど、それとは別次元の個の生きづらさは不変なのかもしれない。今後ちょくちょく読み返したい。

    0
    投稿日: 2021.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんだろう やっぱり凄いなよしながふみさん。 ゆっくり繋がっていくストーリーそれぞれにジーンとくる。とても素敵な本だ、。 2022/05/12再読。 泣いた。2回くらい。 前より自分が色んな視点を持つようになったからか、もっともっと感動した。読み終わって「あああー!!!」ってなった。

    2
    投稿日: 2020.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母の言葉が娘の人生に大きな影響を及ぼす。娘が母も祖母の言葉によりつくられたと気づく時、一つのテーゼが立つ。それは「母も一人の不完全な女」だというもの。 しかし、それに気づいたからといって許せるかどうかは別。愛せるかどうかは別。 言葉により女になったことに変わりはない。愛すべき娘たち。

    0
    投稿日: 2019.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    22 03a 恋する女  「時の間」でも取り上げられてた、よしながふみの短編集。  こういうのをよんでいると、人間の関係性というのはそもそも歪なものやおかしなものを含んで成り立っているんだな、といまさらながらに気づきます。  誤解や偏見が生み出すいきちがいとか、大事にしているはずなのに、それが伝わらないとか、そういうのがふつう。  最後にシスターになっちゃう彼女の話が、なかなか衝撃的でした。

    0
    投稿日: 2018.12.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「母というものは 要するに 一人の不完全な女の事なんだ」というセリフが胸を突く。女は母でもあり、娘でもある…。人間のこころの、ちいさいちいさいヒダを汲み取った作品です。

    0
    投稿日: 2018.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女はいつまでたっても女なんだな、と思いました。 特に最期の話は胸に刺さりました。 復讐心やコンプレックスって母親になっても消えない。 娘への八つ当たり、虐待とまではいかないかもしれないけれど近いような…。 それにこのおばあちゃんは自分の母親にもダブった気がします。 たしかに私はいいとこなしだけれど怒ったり叱った分、褒めてくれる人ではありません。 よしながふみさんってそういう複雑な人間を描くのがうまいですね。

    0
    投稿日: 2018.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    母と娘の間にある複雑な感情。 自分にも娘がいるから、ハッとしたり、ジワッと来たりしながら読んだ。 母も完璧な人間ではないし、娘もいつか母になる。 娘に進められたこの作品。 果たして娘は、何を思いながらこれを読んだのか…知りたいような、知りたくないような… 作品の最後に主人公が言ったセリフ 「あたしはお母さんが死んだら、お葬式ではうんと泣くからね」 あなたは?と問いかけてみようかな…

    2
    投稿日: 2017.08.21
  • よしながふみ、最高傑作のひとつ。

    全ての女性というのは「娘」だった。 当たり前なんですが、そのことを、胸の傷を抉るように描き出しています。 「わたしだけのお母さんでいてほしい」というのも「母も、その母からの言葉を受けて生きている」とか、 まさにその通りなのです。 その中でも娘として、というより一人の人間として 世の中で説かれている建前をグっと切り込んだ、中盤のお話が好きです。 愛するということ、の意味を暴く筆力はさすがです。 すごい。

    3
    投稿日: 2017.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱり、よしながふみさんの絵は綺麗ですね。一番最初の話が好き。 そりゃ、元ホストで年下の男の子が義父になったら戸惑うと思うけど、相手が誰だろうがずっと独り占めしてたお母さんを取られるとなったら辛すぎるよね。 もし自分の母親がああなったらきっと、正気でいられなくなるんじゃないかな。 ずっと先の話になるけど、娘ができたら読ませたいな。

    1
    投稿日: 2017.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いくら客観的に見て綺麗であっても、自分で綺麗と思っていなければ、綺麗ではない。逆もまたしかり。 一話めと最終わで母親はいつまでもたっても「女」であるし、親の言うことは子供にとって絶対というセリフが的を得ているな。 三話めの爽子の好い人が必ずしも好い恋人になれるわけではないのね。それに莢子が気づいだけでも幸せになんだろうなぁ。 仕事、恋愛、親子関係についてこの本は腑におちる答えを描いています。 女性は必読です。

    0
    投稿日: 2016.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私の人生の一冊と言っても過言ではない作品です。"フツーの人間"を包む深い謎と魅力を再確認させられました。よしなが先生はほんとうにすごい!

    0
    投稿日: 2016.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    30歳くらいの娘(まあ一応、主人公か)がいて、市役所に勤めている。独身で実家暮らし。 50歳くらいの母が居て、大病をしたが無事に退院してきた。 父(というか夫)は、10年以上前に死別してしまっていて、母娘のふたり暮らし。 50歳くらいの母が、再婚する。 再婚相手は、20代の若いイケメンの、まだそんなに売れていない俳優さんだった...。 ということから話は動き出します。 # 母娘モノ、ですね。 読書会の課題図書。 「愛すべき娘たち」よしながふみさん。 2002年から2003年くらいにかけて書かれた、連作短編みたいな漫画です。 # なんのかんの憎まれ口をききあいながらも、とってもお母さんに依存していた娘は、母の再婚が幸せであることと向き合って、親離れして家を出る。 良い恋人さんがいて、結婚を前提の同棲を始める。 ...一種、小津安二郎、「秋日和」の現代版、とも言えます。 # という1篇を皮切りに、主人公の友だちや知人、などが次々に1篇の主人公となって短編が続きます。 ロンド(輪舞)形式。備忘録。 ●大学講師の男性。教え子女子大生に迫られ、H関係に。だが、相手は「被DV体質」とでも言うべき面倒な娘で…。 ●バリバリ共産主義学者の父に薫陶を受けて育った30代の働く女性。 結婚しようと色々試みるが、「誰とも分け隔てなくする」という打ち込まれた意識と矛盾を来たして混乱。結局、良い相手がいたのに、「愛せない」と修道院に入る。 ●中学生の頃に、それぞれに社会の中で働く女性としてがんばろう、みたいな誓いをしていた三人娘。 だが、そのうち一人は、恐らくは家庭の事情で徐々に転落していく。三人も疎遠になっていく。 30歳を過ぎて再会。 ●最終話。主人公と母親と、母親の母親つまり、祖母。 母娘三代の関係。母は、「自分の母から受けた仕打ちを自分の娘にしたくない」一心で暮らしてきた。 だが、祖母には祖母なりの事情と気持ちがあって...という。 # やはり面白かったのは、読ませたのは、冒頭の1篇と、ラストの1篇。 一見平和な母娘、親子関係。 だけれども、互いに依存度が、重要度が高い関係であるがゆえに、 誤解も歪みもあるし、なにより、お互いに「自分」であることがまず、第一に浮かび上がってしまうので、「母」という役割に収まらない悪意やイライラや、自分のコンプレックスなどがある。 それでも、「娘」にとって、「母」が、「不完全なひとりの女性なんだ」と腑に落ちるまでには、長い長い旅路があるんですねえ。 # 「自分」にとって「自分」は主人公で、「他人」は脇役です。 だけど、「他人」にとって「自分」は脇役。その「他人」にとってはやっぱりその人が主人公。 それは、家族であっても変わりません。 そして、家族は家族であるのだから、何でも許される訳でも無く、はじめから「愛情」というバリアが守ってくれるわけでもなく。 家族の中だって悪意や競争は、当然のようにあるし、起こり得る。 それでもとにかく、「家族」というのは「他人」と「自分」の隙間のような、皮膚の下に食らいつくような不思議な「肌」なんですよねえ。 # 絵柄、ちょっとしたやりとり。 この漫画家さんは、どうやらもっと、ベタベタなエンターテイメントも書けそうだし。 いっぽうで、Hな内容のものとか、もっと変化球でアンダーグラウンドなものも書けてしまう筆力があるんだろうなあ、と思いました。 よしながふみさん、という漫画家さん、全く知らなかったので、発見の愉しみがありました。

    0
    投稿日: 2016.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    また懲りずに母娘の恩讐モノ読んでるんかい!と思われそうな感じのタイトルですが、そしてそのような言葉でまとめることもできる内容ではありましたが、そういう系とくくってしまうにはもったいない、とてもカッコいい女性たちの話で、後味スッキリの読書でした。 1話、3歳年下の義父ができる話 2話、悪い男が好きな女の話 3~4話、聖女な友人の話 5話、かつての同級生の話 6話、私と母と母の母の話 衝撃的だったのは3~4話、好きだったのは5、6話。特に5話では、まだ電子メールというものがない頃の話のようでしたが、手紙、ってのもいいもんだなあと思いました。

    0
    投稿日: 2016.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなり昔のよしながふみの漫画。家を掃除していたら奥から出てきた。懐かしい。母娘の関係が年をとって変わっていく様子を生々しく描いている。

    0
    投稿日: 2016.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     祖母、母、娘にまつわる連作短編集。作中にあった、「母というものは要するに一人の不完全な女の事なんだ」という言葉が全てだと思う。雪子の母・麻里がまさに私の母らしく、私自身も母を女だと思い続けて生きてきたので、全体を通して胸に刺さるものがあった。  また、第三話主人公の「恋をするって人を分け隔てるという事じゃない」という言葉にはハッとさせられた。そんな風に考えたことがなかったし、その考えゆえにした主人公の決断に驚かされる。女には本当に色んな生き方があって、どれも間違いじゃないと感じた。

    1
    投稿日: 2015.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    以前友人に借りて読んでからずっと忘れられず、数年ぶりに再読。いくつか読んだよしながふみさんの作品中、個人的には『大奥』とは別の意味でこの一冊を「恐ろしく凄い」と思っている。

    2
    投稿日: 2015.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「恋をするって人を分け隔てるという事じゃない」 この莢子のエピソードでのセリフが心に突き刺さりました。 女性特有の繊細な心理描写がうまい。よしながふみだから、なんとなく男性を扱った漫画が多いのかと勝手に思ってました(大奥やきのう何食べた?など)。 何気なく手に取って買ってみて、大正解でした。

    0
    投稿日: 2015.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よしながふみの漫画に出てくる女性は、皆どこかしらサバサバしてる。自分のことを鈍いと言ってる麻里の母親でさえ、自分がこうと決めたら突き進む。DV男が好きで冴えない舞子も、博愛精神を持った美人の莢子も。 優柔不断に物事をあーだこーだと悩んだりぶれることが少ない。いっけん、人の描き分けパターンが少ないのかなと思ってしまうが、じっくり読むと、皆それぞれに個性があって、心理描写もしっかり描かれていて凄いと思う。 1話の母子の物語から最終話の母のそのまた母の親子の物語での締めくくりは、本当によかった。様々な女性の人生をじっくり見せてくれる一冊。

    0
    投稿日: 2014.05.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    不器用な女の子達の切なくて、可愛いお話がつまっている一冊。 主人公の女の子はそれぞれで違うので、いろんな話の短編集かと思いきや、世界観は統一されていて、1話目に出てきた娘の周りの女の子の話だった…。 うまーくつながりを持って描かれていて、読んでいてはっとなる部分がすごく多かった。 私は、娘と母の話がすごく好きです。

    2
    投稿日: 2014.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「でもあたし気づいてしまったの。恋をするって人を分け隔てるという事じゃない」 よしなが先生の短編集 よしなが先生はBL出身の方なんだけど 女性視点の漫画も面白いからすごいなあ いやBL自体も女性視点から見たものじゃんと言われればそれまでなんだけど、なんとゆーか、一般紙でもBLでもこの人の漫画にはちゃんと「人間」が描かれてる。そこにすごく魅力を感じます。あとよしなが先生の描くきっついおばさん、おばあちゃんがすき。

    0
    投稿日: 2014.03.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて読んだよしながふみ作品。 よしながふみといえば「大奥(=BL?)」という偏見を持っていたのですが読んでびっくり。 女性の感情の機敏を描くのがこんなに上手い作家さんだったんですね。 5話収録されているのだけど、どの話も素晴らしい。 個人的には1話が秀逸。 娘→母の視点で描かれる1話。 母が連れてきた若い再婚相手。外見も人柄も良く、気が利いて、真っ直ぐに夢を追いかけている彼を、主人公が最初は疑いの目で見るものの、だんだんケチのつけどころがなくなっていく過程がリアル。 「わかってるわよ だからあたしも出て行くのよ」 「ずっと私だけのお母さんだったのよ」という台詞に泣けた。 自分にはできないことをサラッとやってのける再婚相手。 この人は自分なんかよりもっとずっと母を幸せにできるんだ、っていうショックや敗北感や悔しさ... 色んな感情が、上の台詞に余すところなく表現されていて、心にせまった。 出てくる登場人物がみんな素敵。雪子も麻里も健も、冷静で、自立していてカッコ良くて、ちょっとひねくれてたり毒舌だったり。 4話に出てくる雪子、牧村、佐伯の中学時代の会話もいい。 将来は公務員がいいとか、定年まで勤め上げるんだとか。 うんうん、中学生でも女の子はこれくらいしっかり考えてるよねーと共感。 派手なエピソードはないけど、表情と台詞のリアルさに唸り、共感の波に心をがつんと持っていかれた作品でした。

    2
    投稿日: 2014.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    再読。「女」であることのあり様を描く連作短編集、という点はヤマシタトモコ「HER」と共通するところ。「HER」がどちらかといえば自分自身の矜恃と社会的に要求される「女」との相克とを描くのに対し、「愛すべき娘たち」においては「女」であることは所与の条件としながら如何にして選択してゆくのかが問われる。さらに「女」という条件がより広い。彼女らは、男に対応する女であると同時に、母であり娘でもある。この辺りのスタンスの差異は、よしながふみとヤマシタトモコとの作風の根本的な相違になっている。

    0
    投稿日: 2013.09.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった。 こういう、言われないと気づかない些細な日常の不満とか悩みとか、 それが人生にけっこう大きく関わってきたりする事になるんだろうなぁって思う。 女って、ややこしくて繊細。 特に修道女になるひとのお話が好き。

    0
    投稿日: 2013.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    オムニバスで、娘たちが何組か出てくるマンガです。 職業も性格も世代も違うのに、どの娘たちにも、100%ではないけど共感するところがあって。 自分はこう思い込んでいたけど、親からしたら違う気持ちで見ていたんだな、とか、友達の発言や行動に疑心暗鬼になっても、自分の計り知れない事情があることもあるんだな、とか。 ちょっと心が痛くなるけど、鋭く日常を切り取ったマンガです。

    0
    投稿日: 2013.02.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女って本当に面倒くさいし複雑っていう様子がひしひしと伝わってきました。だからといって、読んでいて重い感じじゃなくてむしろ軽い感じで、読みやすくて共感できました。よしながさんの作品は性別を問わず、人が生きていく中で直面する問題をさらりと取り上げているところにいつも脱帽です。

    0
    投稿日: 2012.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    再読。お気に入りなんだけど、感想を書くのは難しいな。。同性ながら登場人物の気持ちや行動がよく分からなかったり、何となく分かる気がしたり。 第2話いいよなあ。先生以上に舞子ちゃんがよく分からないけど。。理解不能な箇所もあるけど、分からなくて気持ち悪い、ではなく分からないけどなぜかいとおしい、という感じかなあ。難しいな。。

    0
    投稿日: 2012.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女性達の繊細な問題をオムニバス形式で綴った作品。 でもそんなに暗くもなく、むしろ明るい位。 著者のいつもすごいと思う所は、 繊細で曖昧な葛藤や悩み・不安を描き出してくる所です。 そしてそれがドラマチックに描かれるのではなく、 淡々といたって普通に展開していく所に凄みを感じます。

    0
    投稿日: 2012.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    高校生のときに読んで、「高校生にはまだ理解できない内容が多分にあるけれどこれは生涯心に残る傑作に違いない」と感じてずっと大事にとってある作品。 その直感はおそらく当たっていて、折に触れて読み返してはその度に感じることが違うので、自分は女として刻々と変化しているのだなぁ、と気づくのです。 他人を分け隔てることのできない女性のエピソードが一番好きで印象深い。 恋愛中はもちろん、普段生活している中でふと彼女の生き方を思い出す、くらい心に刻まれています。 だれかを好きになることはその人を特別扱いするということで、だれかを特別にしたいとかだれかの特別になりたいとか、その感情のなんて身勝手なことだろう、と思う。

    3
    投稿日: 2012.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ダメ女たちばっかり出てくるよ〜 歪んだ人間関係を持ってしまう人たちの話なんだけど、何かみんなズレててついていけなかったよ… ストーリーは面白かったけど…

    0
    投稿日: 2012.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よしながふみさんの漫画はラブストーリーというか、家族が根底のテーマにある気がする。家族でもきちんと気持ちが伝わっていなかったり、 誤解があったりする。喧嘩をしたり、折り合いが悪くても、ねっこに相手を思う気持ちがあればいい。けれどやっぱり、それが伝わればもっといい。

    0
    投稿日: 2012.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母と、娘と、女と、女の子と、いろんな女性の姿をいろんな視点から描いたオムニバス。 女でしか、このストーリーは描けないいんじゃないかと思う。 大好きな作品です。

    0
    投稿日: 2012.10.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ダヴィンチで特集されていたので気になって。 親子って本当いろいろあるね。 人生っていろいろあるね。 相変わらずうまい。

    0
    投稿日: 2012.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一番最初に読んだのは22歳。今は30手前。感じ方が全然違った。母になって、年をとったとき、自分がどう感じるのかすっごい気になる。

    0
    投稿日: 2012.10.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    親を一人の人間としてみることができたら,それは大人になったあかしであるといいます。この本は女性の愛情を,娘と母の関係,母と祖母の関係,男女の関係,友人の関係のいろいろな場面を一人の女性とその周辺の人々を描いています。いろいろな女性のいろいろな歪みかたが描かれ,『母というのは要するに不完全な一人の女なんだ』と結論つけています。一冊にさまざまな愛情をかいた作品。盛りだくさんだけれどもさらっと描かれている,でもやっぱり、読了後はおなか一杯でモヤモヤします。 よしながふみのイメージとしては,『きのう何食べた?』や『大奥』が有名ですね。『愛すべき娘たち』は単巻で2003年が初版で,作品としてはメジャーではないですが,よしながふみの凄みを感じた一作です。

    1
    投稿日: 2012.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    実は初めてのよしなが作品。良かったです。私も母親をこういう風に見るようになるのだろうか。母も娘も1人の不完全な女。

    0
    投稿日: 2012.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よしなが作品は基本的に全部好き。 出たら絶対買う。 「女は謎。  その愛は  もっと謎。」 いい帯だな。 友達母子なんて小奇麗な言葉が流行ってたけど 所詮は女と女。 仲が良くても確執はある。 程度の差はあれど絶対に。 男と男より複雑ね。 「恋をするって  人を分け隔てるということじゃない」 だからってあなたが出した結論は あんまりにパンクで なんていうか、かっこいいです、莢子さん。

    0
    投稿日: 2012.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近好きな作家さん(三浦しおん氏)がめっちゃ推してたので。 いい歳した娘と母親の会話のリアルさ。。 で、またこの母親が激しく年下の役者志望のホストと 勝手に再婚しちゃったり。。 深いわ。。

    0
    投稿日: 2012.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    『イグアナの娘』への返歌 親子、特に母との問題がテーマとなる作品を女性作家は非常にうまく描くことが出来るのはなぜなんでしょうか?男は母からどう自立するかという問題に留まりがちで、同性であることによって関係性が母と娘の間ではより複雑なものになるからなのかもしれません。 あと息子にとっては父親との問題がより大きいのかも(最近は事情が変わってきてるのかもですが) よしながふみは『愛すべき娘たち』で萩尾望都『イグアナの娘』の理想の続編を描こうとしたのではないかと思います。よしなが先生自身どこかで少女マンガの血を受け継いでいるという意識が強くあるという話をしていましたし。そしてその試みが成功したかどうかは最後まで読めば自ずと分かるはず。 個人的には第3話が一番好きなんですが、足音と彼女の表情のシーンでいつも泣いてしまうのです、怖くてたまらなくなって。

    2
    投稿日: 2012.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    独特の世界を持つ作家さんですね。時々キャラクターが見分けがつかなくなるので(私だけ?)、なかなか入り込めないけど、自分自身を表現できない、というか自分をわかりきっていない女の子(元も含む)たちの苦しみや悩みを描く表現力はなかなかでした。

    1
    投稿日: 2012.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母ではじまり、娘で終わる物語。 娘にとって母親は『根っこ』で『壁』で『鏡』な唯一無比の存在。 母がひとりの不完全な女であることを、自覚した時 娘は本当の意味で、独り立ちするのだと思う。

    0
    投稿日: 2012.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「女」としての自分を振り返ると母の存在は偉大で、でも女同士の関係って色々複雑で難しかったりする。「私だけのお母さんだったのに…」という台詞に妙な感覚を覚えた。恋人でも甘えたがりの子どもでもないんだけど…やっぱり特別なんだよな…。他の短編も胸にグッと来る。

    0
    投稿日: 2012.01.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こどもの頃はお母さんは完ぺきな存在で、気分にムラがあったり、矛盾があったりしないものだと思ってたけど、自分が大人になってから「そうか、お母さんも人だもんな」と思うことが増えたので共感できる部分はたくさんあった。

    0
    投稿日: 2012.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母と娘、恋人、友人…様々な愛のカタチ。人それぞれで正解はない。女にしか分からない、不可思議な、それでいてキラキラ光るもの。 なぜだか哀しい寂しい。 でも読後感は清々しい。 「母というものは要するに 一人の不完全な女の事なんだ」

    0
    投稿日: 2011.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    娘と母、娘と祖母、母と祖母、など女性を取り巻く様々な形の愛を描いています。 そして、みんな少しずつ寂しい。

    0
    投稿日: 2011.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    昔マンガ喫茶で読んだので、本棚に入れていいものか・・・。いつか手元に置きたいな。 よしながふみさんの表情の描き方、最高過ぎる。

    0
    投稿日: 2011.11.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大学時代から劇団に所属して女優さんやってた子が、この前ドラマにチョイ役で出てきて、懐かしくなって、嬉しくて、でも自分が情けなくなって。 そんな時にどうしてもこの本が読みたくなった。 「あの時話した  ささやかな夢を  かなえた事のできた  友達が  ちゃんといてくれたんだ」 このセリフがどうしても読みたくて、読み返した。 なんか泣けてきた。 彼女が所属してる劇団がわかったから、手紙を書こうと思う。

    1
    投稿日: 2011.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    親子関係で最も難しいのは母と娘、という啓発本を読んだ時、この本を絶賛しており、今回積読棚から発掘しました。 母も不完全な「女性」で、最終話を読んだ時実母の気持ちが少し解った気がしました。 悲しい、哀しい話。 ですが娘を持つお母さんや、将来お母さんになるかもしれない娘さんに是非手に取ってもらいたいです。 女性をここまでさらりと現実的に、且つ入りやすい形で描いた小説・まんがはないと思います。 読後感も意外に爽やか。お薦めです。

    0
    投稿日: 2011.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    あぁ〜、なんて素敵な漫画。 まさにみんなが愛すべき娘たち。 上質な漫画で、読めば読むほど味が出る。 このなんともいえない表情とか、間の取り方とか大好きです。 女という生き物の不思議。 厄介な生き物だよね。 娘であり、母であり、祖母であり、女である。 面倒くさいとも思うけど、いとおしくもある女たち。 第一話。 50過ぎて癌が発覚した母が再婚相手に連れてきた男は自分より若い男。 ちょっとクールな感じのお母さんが素敵。 そして見てくれがいいのにちゃんばら好きな男。 二人だけだった空間に入ってきた新しい風。 ちょっとじんわりきちゃった。 第二話。 大学の非常勤講師とちょっと変わった女の子の生徒の話。 此処で、第一話のみんなが出てきて、変わらず仲良しで嬉しい。 この女生徒、ある意味すごい。 ん〜、でもこんな子いるんだよなぁ。 ダメな男ばっか選んじゃう子。 第三話。 ”恋をするって人を分け隔てるという事じゃない” ん〜、奥深い。 いくらおじいさんに分け隔てなく接しなさいっていわれたって 普通この若林みたいな子は滅多にいないよ〜。 でも、彼女の最後の決断は普通に納得がいかなくとも 彼女自身には本当にしっくりきちゃったんだろうなぁ。 第四話。 学生時代の友達の今は、みたいな話。 思い描いていた未来と今立っている現実はどうなんだろうか。 それぞれの道。 学生時代をなんだか私も思い出して、 みんなが元気でいてくれたらいいな、と思った。 最終話。 ”母というものは要するに一人の不完全な女のことなんだ” 母と娘。 子どもの頃から言われ続けてきたことって 意外に残ってるものなんだよね。 「こんな母親にはなりたくない」って私も思ったことある。 思春期で怒られて、苛々してて。 もちろん今は全然そんなことなくて、むしろ尊敬なんだけど。 でも母親だって一人の女なんだもんなぁ。 最後の麻里ママの「ふふ」で終わるんだけど この彼女の表情がまたすべてを物語っててじんわりくる。

    0
    投稿日: 2011.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よしながさんの描く女性たちは芯が通っていて、背筋がぴんと伸びている気がする。表面が柔であれ剛であれ、自ら立つことを己に静かに課しているような。彼女たちが愛し愛されるのは能動的な行動で、人として理想的ですらある。ただ待つというのは傷つかないし楽だけど、何も変わらない。そう思って読むと、まず自らが恥ずかしくなってくるのだった。ため息の嵐。

    0
    投稿日: 2011.09.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女性を描いた作品で、これ以上の作品に出逢ったことがありません。 タイトルの"娘"たち、というのがまた秀逸。"女"たち、ではなく、"娘"たち。 女性という性を生きることに対するあらゆる悲しみ・愛しみが胸に痛いくらいに響きました。 大好きな大切な作品です。

    0
    投稿日: 2011.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なぜかわからないけどこの本を読んでぼろぼろ泣いてしまった。 「分かってるのと許せるのと愛せるのとはみんな違うよ」という言葉でなるほどと思った。母も一人の未完全な人間なんだな、と。 母子の関係をリアルに描いていて、考えさせられた。 でも、読後感はいい。

    0
    投稿日: 2011.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よしながふみはすごい。マンガでここまで日常をドラマに、小説にできるなんて…母も大人として完全ではないし、時として愛情がゆがむこともある…と、何気ない、でもマンガらしい日常を通して自然に描いてあるのがいいです。

    0
    投稿日: 2011.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    購入:2011/2/22 読了:2011/2/22 [第1話] 娘に八つ当たりしながら母親が娘に言う言葉。 「あんたの周囲がすべてあんたにとってフェアでいてくれると思ったら大間違いです!」 高校生ぐらい自我が発達して来たらこのぐらい言ってもいいのかな、と思うけど(言っていることは正しい)、乳幼児期にこれ言われて八つ当たりされたら、愛着形成の障害となるだろうなぁ。信頼の形成された親子間じゃないと言ってはいけないな。 [第2話] 第2話だけ、他に比べて浮遊しているような気がする。。。 あんな出来事があったってことを、他人の家で、しかも初対面の家でぺらぺらと喋るだろうか…。 そして、この話だけ、「娘」は何も分かっちゃいないし、何も成長しちゃいないんだよな…。 [第3話] 莢子と不破さんが仲良くなっていく過程の描写が好き。 ただ、前編・後編と使った割にオチはそれかぃ?という感じがした。マルキズムとかよく分からないので、このオチにヒネリがあるのかどうかもよく分からなかった。 恋愛対象として人を好きになることができない、ゆえに結婚もできないことを莢子が嘆く場面があるのだけれど、それらを「嘆かなければならない」ことがすでに抑圧なんだよな…。恋愛教と言われるやつ。だから、恋愛教、結婚教と縁のない場所へ行ったとき、彼女はすがすがしい顔をしているのだろう。 [第4話] 名作だと思う。 最後の2ページで、涙ぐんだ。 [最終話] 第1話の主役が再びメインとなる。そして第1話の時点できちんと伏線は張られている。この構成はうまいなぁと思った。 第1話で謎だった、大橋君が母親と結婚した理由も、自然な流れで明かされているし、そつがない。ところで表札が「如月 大橋」ということは事実婚なのかな。 「(なんでそんなこと言うの!?なんでそんなこと言うの!?お母さん)」 答えは簡単。 その方が母親が救われるから。 この母親の場合なら、女学校の美人に見下された過去の復讐を子どもに対して行って、溜飲を下げられる。 そして、子どもが価値ゼロであれば自分は安泰でいられる。 この母親が孫に思い出話をするときにも作者はこう言わせている。 「義次さんが亡くなった時もユッコちゃんのためにも再婚しなさいって言ったのに結局やもめで通してしまって…」 自分のことしか考えていない人間ほど「だれだれのために」って言葉で自己欺瞞するのね。こういうところこの作者は細かいよなぁ。 姉を弟より明らかに下におき、差別する。そのことを面と向かって娘から指摘されると、「親が子どもをどっちがどっちよりかわいいなんて扱いするもんですか」とおいおい泣く。 うちの母親もそうだったなぁ。泣きはしなかったけど、 「親は」 「親と言うのは」 を主語にしたセリフをよく言ってた。だが、けっして「私は」を主語にして語ることはなかった。 「親が子どもを憎いわけないやろ」 「親なら誰でも子どもに幸せになってもらいたいと思うもんや」 ええ、そういう親は、理想の親ですねぇ。美しいですねぇ。 でも、自分自身がそういう理想の親でないことを分かっていたからこそ、一般論としてしか語れなかったのだろうと思う。 「親とは」と、ひと括りにしてしまえば、その中に自分も自動的に含まれる。 「『私は』子どもを愛している」「『私は』子どもの幸福を願っている」 こんな、自分の心に反するようなことを口にせずとも、理想の親でいられる。 反吐が出るような欺瞞。 …とか、いろいろ考えさせれて涙も出たけれど、この淡々とした絵が、あふれかえったドロドロした心をすっと吸収してくれるような感じだなぁ。ゆえに何度も読み返してしまう。

    0
    投稿日: 2011.02.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この漫画で、社会人になっていた私は、 いろいろ考え方を固めてしまいました。 多くの女性の生き方が交錯するのですが、 印象的なのは、美人で人気高いのに結婚しない女性のお話。「愛するっていうのは差別することじゃない」と気付き、修道院に入ってしまいます。ここから何を読み取るかは人によりますが、私は「こういう生き方もありか」と腑に落ちてしまいました。特に女性は必読です。(bookish) 「美しい母が、自分よりも若い男と再婚する…?」そんな母と娘の確執から始まり、男女の愛、女の友情…登場人物たちがゆるやかに繋がり、最終話のエピソードで一話目がより深く読めるオムニバス短編集。各話それぞれ「女」たちの切実さが胸に迫ります。話は知っているのに、何度読んでもグッときてしまう、この作品の魅力のひとつは「間」ではないでしょうか。登場人物がふと見せる表情、その微妙な変化。アップ。引きの画・寄りの画が、物語を読み進めていく読者の感情に、気持ち良いくらいシンクロします。恋愛劇はもちろん素晴らしいのですが、個人的に、第4話の中学時代の女友達の話に泣きました。気付いたら大人と呼ばれる年齢になってしまった「あの時話したささやかな夢」がある方に、是非。( 山口文子)

    0
    投稿日: 2011.02.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    実家で再読。よしながふみの本の中では、たぶん1番よく出来てる本だと思う。隙がない。 男の人が読んだら、どうなんだろうか。この後味の悪さは、同じように残るのかな。 ストーリーはすごくいいオチなのに、読み終わったあとに残る苦さが、とてもよいと思う。 星は5に近い4。素直に5をつけるのには、ちょっと躊躇してしまったので。いやー、でも名作。

    0
    投稿日: 2010.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みたいと思いつつ早幾年。ww。やっと読めましたが、素晴らしい作品でした。ジェンダーに悩む方、戸惑う方にはぜし!読んでいただきたいです。母娘の葛藤は誰にでもあるんだと、改めて思いました。そして勇気づけられました。

    0
    投稿日: 2010.12.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    くり返し読んでいる愛読書の一冊。 母、娘、祖母、恋人、友人…… さまざまな方向への「愛」が、 主人公を変えて、オムニバス形式で描かれる。 女性から男性のときも、 女性から女性のときも、 一方通行のときも、 双方向のときも、 辛かったり、苦しかったり、理不尽なことも多いが、 よしながふみさんの手にかかると、 そんなマイナス要素すべてひっくるめて、 「愛」は愛おしいものだ、と思う。 最後の最後では、いつも、とても素敵に見える。 個人的には、お母さんの、 「親だって人間だもの機嫌の悪いときぐらいあるわよ! あんたの周囲がすべてあんたに対して フェアでいてくれると思ったら大間違いです!!」 というひと言が、グッときた。

    0
    投稿日: 2010.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高校生のころ立ち読みしたっきりだから、 改めて読みたい作品。 ヤマシタトモコ好きな人におすすめです。

    0
    投稿日: 2010.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よねぴへ よねぴが自力では決して手にとらないものを読ませたいという思いが高じました。あと、自分の中で未消化で、だけどすごく好きだから、読んでもらいたいなと思いました。 漫画なのですぐ読めるよ。 ★めぐちゃんへ 愛すべき娘たち、紹介ありがとう!一話一話が深くて、静かな余韻が長続きしています。 女性に限ったことではないかもしれないけど、小さい頃に植え付けられた言葉や思想の影響から抜け出すことが難しいのは、感じていました。とくに母親への複雑な怒りや抑圧とは私自身ずっと戦ってきているところがあって。。この連作は、今まで溜め込んでよく自分でもつかみきれてなかった鬱々としたものを、ゆるす眼差しでかかれているような気がして、不思議な気分になりました。これからも不完全な人間同士、家族や友人と付き合って行こうと思う。元気になれたりはしないけど、ちょっと大人になったようで、いい作品と出会えたなぁと思ったよ。とくに後半三話は何度も読みました。もともと絵のタッチが好みではなかったのもあって、自力では決して手に取らなかった本だから、ほんと紹介ありがとう! よねだゆみ★ 気に入っていただけて何より。 母と娘の微妙な愛憎は男にはきっと分からないね。今度ゆっくり語り合いたいテーマです! よしながふみはどれもこれもオススメです。 めぐ

    0
    投稿日: 2010.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よしながふみがまた好きになった。 とにかく名言が多過ぎる。 登場人物にリアリティを感じる。ドロドロしたところも、トラウマも、嫉妬もリアルだ。 きっと読者を虜にするのは、「恋をするって人を分け隔てること」だと気付いた、人を分け隔てることなく生きてきた莢子でしょうね。読んだ後も彼女のことが忘れられないもん。 あと、 「母というものは要するに1人の不完全な女なんだ」 そうだったんだ。今まで私は、母とは完璧でなければならないっていうプレッシャーを与え続けていたと思う。それを打ち破っていただきました。 私は母が亡くなったら絶対に涙する派だと思う。主人公と一緒。

    0
    投稿日: 2010.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大奥でその面白さを知ったのだが、やおい(?)漫画ばかり描いてるので、普通(?)のはないのって探したらあった。 やはり人物描写上手いです。 このまま映画にできそう。ドラマ化映画化多いし、そのうちきっと実写化されるに違いない。

    0
    投稿日: 2010.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よかった。 とてもとても。 久しぶりに上質なマンガに巡り合った感じ。 中学生の頃なら未来を描ける。 偉そうなことも平気で言える。 けれど、わたしたちは大人になって気づくのだ。 いろいろなものを少しずつこぼしながら、 少しずつ諦めることでしか大人になれない自分という存在に。 現実を受け入れて、 「妥協」ということばを身をもって知りつつも、 旧友の手紙に少しの希望をみつける。 そうやってわたしたちは生きてゆくのだ。 女である、ということに せつなさと少しの喜びを感じた。

    0
    投稿日: 2010.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よしながふみの観察眼が存分に発揮された傑作短編。 女とは。その答えがここにあります。 難解だからこそ愛しい。女といういきものの全て。

    0
    投稿日: 2010.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかく女が持つだろう葛藤についてがしがし描かれていて、またその苦しみだったり叫びだったりするものが飛び出してくるんじゃなくて、忍び寄ってくるもんで面白すぎた。 どの話も大好きなんだが、一番好きなのは、最初と最後の麻里さんとユッコちゃんの話かな。 ああっ、ユッコちゃんの中学時代の話も好きだな。 最初は母である麻里さんとの間に出来た距離に、どうしようもないくらいの寂寥を覚えるユッコちゃんに動揺した。 ずっと一緒に生きてきて、どんなときも自分の存在を許してくれる絶対的なものだった母が、自分から去り、まるでこれまでをなかったもののように新しい人生を気ままに生きようとする。 麻里さん視点から見れば、「あんたもう飛べるでしょ」と言わんばかりの、最早母鳥みたいな視線でユッコちゃんを見ているような感じなんだが、ユッコちゃんは唐突な別離に混乱して、羽を動かせない。 こういう、やがて母親から身体と共に心も離れたところに置かなきゃいけなくなる瞬間の描き方がふみさんならではという感じで良かったんだなあ。 生きていく過程で、どうしたって女は母親の影響というものを受ける、と思う。 まあ、当方の場合ですが。 思春期には母親のあらゆるところを嫌い、存在自体を消してしまいたいほど憎んだりする。 そのときはどうしてそんなに腹が立つのか分からないんだが、それが後に、母もまた普通の女であるということが原因だったと分かって混乱する。 それなのに、自分のルーツを探るとき、母親というものは切り離せるものでなく、常に傍にあって、まるで本能のように追ってしまうものであると思う。 実際は近づいたり離れたり、その繰り返しだと思うが。 許せないことも、憎んでさえいることも、気付くと自分の中に血として廻っていて、ある時期が来ると母のことを手に取るように分かってしまったりする。血って怖いな。 かといって「それを分かっても、許せるようになるわけでも、ましてや愛せるようになるわけでもない」。血って厄介だな。 まあ、ユッコちゃんもそうだったんじゃないかなーと思ったりした。 でも最後の健くんの告白で、ユッコちゃんは娘であることが、楽になったはずだ。 男は大変だな。女ってほんと謎だよ。 考えが飛躍しすぎてて、筋道立てて考えられるもんじゃないときがある。 だから面白いんだが。 しかし健くんいい男だな。 やーもう、とにかくふみさん、さいこー。 ふみさんの描く、人物の表情が好きだ。 そのひとコマの表情だけで何奥光年か先まで妄想楽しめる。(やめろ) あと、会話中の表現。 なんなんだろ、ふみさんのこうした日常の何気ない表現っていいんだよなあ。 めちゃくちゃ仲間に入りたくなる。ほいでご飯食べたい。

    2
    投稿日: 2010.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大好きなよしなが作品の中でも、特別な一冊です。何度も繰り返し読み、読み返す度に涙してしまいます。さまざまな人間関係、さまざまな形の愛情、さまざまな女性たちを描いていると思います。 連作短編でどの話も好きですが、私はとりわけお見合いの話が気に入っています。祖父の介護のために婚期を逃した女性が、お見合いの末にすばらしい男性と巡り会う話です。普通の少女漫画だったら、結末は結婚式になっていると思う。だけど、この漫画では、まったく違う選択を主人公はする。彼女の愛は、ひとりの人間へと向かうものではなく全方向へと向かうものだから。彼女の葛藤と結末のすがすがしさと一抹の切なさに、本当に何度も泣きました。恋愛感情を持てないことは、罪悪じゃない。 また、作品全体を貫く母と娘の愛情と葛藤にも胸が痛くなります。でも、ピンと張り詰めていたものがふっと緩まるような展開に救われました。

    0
    投稿日: 2010.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    愛するということと、その人たちとの関係について考えさせられた作品。「正しい愛し方ってなんなのだろう」と考えていたけれど、それでいいんやよと言われた気がした。

    0
    投稿日: 2010.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    分け隔てなく。とは私の信条。 でも、シスターにまではなれない。 博愛精神でふらふら生きていこうと思います。

    0
    投稿日: 2010.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    コミック久々です……! なんと初よしなが先生。時流に遅れまくりですか? BLも描かれているそうですが、この方の描かれる女たちの業はリアル過ぎて「ガツン!」と来ます@@ 特に中学時代の幼馴染みのオンナノコたちの話…… 関わり合い方、決別の仕方、生き方などなどがあまりにもリアルで唸ってしまいました。 怖いヨ~…… それでいて、男性キャラはすべてどこかファンタジー。 つまり萌え。萌え萌え。 若過ぎる旦那、義父なんて女の夢じゃないっすか!!(力説) まだ夢を見て生きていけるよママン……(意味不明) よしなが先生スゴイな!もっと読も!

    0
    投稿日: 2010.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大好きな漫画です。 よしながふみの描く女性は本当にリアルだ。 肉親だからって許せないこともある。 それって自然なことだ。ぜんぜん悪いことじゃない。 これをさらりと書いてくれたことで少し救われる人がたくさんいると思う。

    0
    投稿日: 2010.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    昔いつも考えていたこと。「僕らがこんなふうに(GIDで)生まれた意味はなんなのだろう」 たぶん、きっと、意味はない。理由も、たぶんない。 動物学関係の本を読んでいるうちに、遺伝子の確率の問題、と考えるようになったけれど、それも、よくはわからない。 だた、ひとつ言えることは、僕らがこんなふうに生まれたことで、自分や周りには、きっと、あまり一般的ではない影響が出る・・・ということ。 この本は、人と人との関係性を描いています。 因果は巡るというか、、ある人がそういう性格になったのには、こんな理由(?)がありました、と。 様々な人間の関係性を、「母と娘」という愛情が深いようで同族嫌悪意識をもった世代の異なる二つの生き物をとおして描こうとしている(と思います)。 「自分はFTMではないか」と悩む未成年の子の中には、女性性の拒否とGIDを混合しているケースもあるそうです。そんな人にすすめたい本のひとつ。 あと、自分がGIDに生まれたことを「罪」のように思って隠して生きていこうと思っている人にも読んでほしい。 …人間なんて、影響しあって、いいことも悪いことも含めて―ただ、生きていくんだ、という気持ちになれる(かもしれない)から。

    0
    投稿日: 2010.03.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    心に響く本。しみじみ、よいです。 一人の「人間」として「女」として、一人ひとりの女性に焦点をあてていくオムニバス。自分の母親もかつて少女だったんだ。今まで何気なく母親という役割でその人を見ていたんだなあと気付かされます。

    0
    投稿日: 2010.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編が5話(うち2つが前編・後編に分かれている)。各話ごとにも関連性があり、一つの大きなくくりとして「愛すべき娘たち」という本のタイトルがつけられたと思われる。 どの話も、ストーリーを読んでいくことで自然とテーマが浮かび上がってくる。信念を貫くことの尊さについては様々な登場人物を持ちいて、ケースバイケースを丁寧に描いている。 特に、会話のないコマがぐっと胸に迫ってくる描写は、この漫画家の特筆すべき美点であり、他の作家と一線を隔している(この手法は萩尾望も上手い)

    0
    投稿日: 2010.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人の心のひだを描かせたらよしながふみに勝る漫画家はそうはいないと思う。 間合いの取り方や台詞回しが実に秀逸。 「理解するのと  許すのと  愛せるのとは  それぞれ別々のものだよ。」 親を愛せない子供にとってどれだけ救いになる言葉だろう。 西洋骨董洋菓子店もいいがぜひ読んでほしい作品。

    0
    投稿日: 2009.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほんとによく出来たお話だと思います。 母もまた一人の人間である。 私はそれを一人暮らしした時に思い知った。 女というもの、母というもの、娘というものを美しく表現してくれてます。

    0
    投稿日: 2009.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よしながふみは立ち読みすべきじゃないね……! 心にガンガン突き刺さって何度も泣きかけました(涙腺弱い)。 数人の、繋がりある女性を主体とした短編連鎖、かな。 メインは女性達の恋愛ではなく、それぞれ異なるその生き様(多分)。 女と女の間の影響って、男のそれよりも粘質で面倒くさいものだなー。 私的名言集に認定したいくらい、琴線に触れる名言がごろっごろ載ってます。 しょっぱなから「あんたの周りがいつでもあんたに対してフェアだと思ったら大間違い」という台詞にKO。確かにそうなんだけど、それを親が子供に八つ当たりするときに言うってのはすごいと思うんだ。 「あなたのためを思って」とか言われたら「何が俺の為じゃ!」とキレることも出来るけど、そう言われたら「あ、ですよねー……」としか言えないじゃないか。親だって一人の人間だし、そりゃ機嫌が悪くて八つ当たりするときもあるよな、ってね。普通は口に出さないものだけどさ。 もう一つぐっさり来たのは、人には分け隔て無く接しなさいと教えられて育った子が放った「恋とは人を分け隔てることじゃないの」という台詞。 私たちは日頃他人を差別しちゃいけない、誰にでも平等に接するべしと、現実はどうあれ道徳的にそう教えられますよね。でも、本当に人間全てに分け隔てなく接するならば、人は誰か特定の人物を愛することも出来ないんだ、と。 そ、そうかー!!目から鱗がポロポロ。 ちなみにこの話の主人公は結局誰もを公平にしか見ることができず、最終的に修道院に入ります。うーん、深い…… この他にもたくさん。どっからこんな言葉湧いてくるんだろう、ほんと。 的確な言葉とストーリーとキャラクターで、女というものが社会的にどういう存在であるのか、上手く表現された漫画だと思います。 社会からどういうことを期待されているのか。女の幸せとは何か。日頃感じてるけど形のないもやもやとした不安や不満や感情にすっきりと形を与えてくれる。押し付けられる「女」というものに嫌気が差してるような方には是非オススメ。心が軽くなります。 女性視点の話なので、男性は少し分かりにくいかも知れません。逆に男性でこの漫画を深く理解できるような人は、ある程度オンナゴコロの分かる人かと(笑) オンナゴコロが分からないとお嘆きの男性は是非これを読んで大橋健(登場人物の一人)を目指して欲しいと思います( ̄▽ ̄*) 私は生涯余程のことがないと結婚しないと誓っているが、彼のような人なら結婚したい……(笑)

    0
    投稿日: 2009.07.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほんとこのお方、女子の気持ちを捕らえた描き方するなー。 共感する部分がたくさんあるし、何気ない一言にハッとさせられます。

    0
    投稿日: 2009.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    BL苦手な人によしながふみ作品をすすめるならコレ。 女性たちの選択や生き方が胸に迫るリアルさで描かれているオムニバス。 個人的には莢仔さんと佐伯さんが印象的。 BL要素のないものでは、もうちょっと明るい「フラワー・オブ・ライフ」も良質の群像劇。

    0
    投稿日: 2009.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人間のことが書いてあります。 矛盾しているところ、汚いところ、そしてきれいなところも余すところなく。 それがとても良かった。

    0
    投稿日: 2009.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     私は第一話と最終話がとくに好きでした。最終話の「母というのは要するに一人の不完全な女の事なんだ」という娘の気づきは、萩尾望都の「イグアナの娘」でイグアナの娘が最後に母の本当の姿を見て、自分への仕打ちを理解したときにリンクしました。さらによしながふみは続けます。「わかってるのと、許せるのと、愛せるのとはみんな違うよ」。これは深い言葉ですヨね。母親のこれまでの仕打ちの理由はわかった、けど許せるかといわれれば無理だし、許せたとして愛せるかといわれれば、無理なのです。そもそも許す必要も、愛そうとしてもがく必要もなく、母と関係のないところで幸せに生きていけばいいのです。麻里が娘よりも若い元ホストの大橋と再婚して幸せになっている姿はよしながふみのそういうメッセージだと思いました。

    1
    投稿日: 2009.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私、こーゆの好きです…。 1話、1話で主人公が変わっていくんですが、もーたまらん! 心にグッときますが、何が良かったかって聞かれると、言葉にするのが難しいです。 ん〜…。やっぱり人ってゆーのはそれぞれで、その人の物語があるんだなぁ〜と深く思いました。 こっちの常識は人にとっての常識でもないし、こんな自分おかしいのかっ?と悩む事もあるけれど、それが自分なんだと受け入れたり…。 とにかく深すぎて、私ではこの感動を伝えきれませんι ぜひぜひ読んでみて下さいVv

    0
    投稿日: 2009.01.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「三話」そういうのもありだな、と思った。 「最終話」不完全なものを理解することは困難。だから素敵なんだと思う。

    0
    投稿日: 2009.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最終話のお母さんのダンナさんのセリフに目からウロコ。。。 世界中でたった一人でも自分の味方がいる限り、生きていけるのかも…と思えた。

    0
    投稿日: 2008.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よしながふみのマンガはいつも面白い。 すべて傑作。 これはね…。 けっこう考えさせられたよ。 人を平等に愛するあまり、誰かを特別扱いすることができない女の人の話とか。 プロポーズされても無理なんすよ↑。 で、最後に選んだ道が興味深い。

    0
    投稿日: 2008.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これを読んで、よしながふみ作品はコンプリートしようと思った。5話ともすべてが秀逸。特に4話がよかったかなぁ。よしながふみってあっさりと描ききる人だと思ってたけど、それはどうも勘違いみたいで、この作品ではえらく深く描いている。深過ぎて、そのえぐり方が生暖かくてうっとしした。(08/5/25)

    0
    投稿日: 2008.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一組の母娘を中心とした、女たちの物語オムニバス。 よしなが作品としては珍しく(?…よしなが作品を制覇出来ていないので本当に珍しいのか知らないけど)ゲイが一人も出てこないので、かなり人に勧め易い。というか、そこら中に薦めて回りたい。 けっこうな、佳作。いや、傑作じゃない? 個人的には4、5話がかなり身につまされるというか、自分が実感として分かるわ〜。女の人は多かれ少なかれ共感せずにはいられないじゃないだろうか。みんな誰かの「娘」だから。 登場人物が皆いろんな考え方や嗜好を持ってるし、いい面もあれば欠点もあって、だけどみんなそれでいいじゃない?ってそのまま受け容れちゃう世界観があったかい。 だけど、自分と違う他人の生き方見て、それでいいのは分かるけど、どうしようもないのも分かるけど、どうしようもなく寂しいとか虚しいとかなっちゃうこともあるよね。って哀しみもちゃんと描かれてるところが深い。

    0
    投稿日: 2008.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズモノなので、全体のつながりはいささか散漫だけれど、さすがに冴えている。冒頭の「親だって人間だもの。機嫌の悪い時くらいあるわよ!あんたの周囲が全てあんたに対してフェアでいてくれると思ったら大間違いです!!」のセリフを読んだ瞬間に、このマンガの出来栄えのすばらしさを確信した。果たして、母と娘の異なる価値観と教育とコンプレックスの、連綿たる関わりを描く悲しくもスケールの大きな話であった。

    0
    投稿日: 2008.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母娘、友達、恋人…女による女のための愛すべき女たちのお話。淡々としたストーリーにひきこまれて一気にさっぱり読めます。面白い!

    0
    投稿日: 2008.07.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    雑誌かなんかで紹介されて、ずーっと読みたかった本。日比谷図書館で出会いました。 分け隔てをしてでも人を愛することができなくて、シスターになってしまう女の人の話が印象的。

    0
    投稿日: 2008.07.08