面白かった
1巻は延々と主人公ののんべんだらりとした「ダメダメ人間」ぷりが目立つ1冊で、このあとどーなっちゃうんでしょう、という感じだったのが、2巻になってどうして主人公がのんべんだらりとして「ダメダメ人間」なのか(性格的にも、制約的にも)、ということが明かされていく。 とても優しい人間であるが故に、その能力を望み、それがゆえに傷つきそれでも子供たちを守る彼の一面がこの2巻で語られだし、そして凄絶な覚悟で立ち向かっていく主人公は「格好いい」の一言につきた!