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キーリ 死者たちは荒野に眠る
キーリ 死者たちは荒野に眠る
壁井ユカコ、田上俊介/KADOKAWA
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総合評価

94件)
4.4
49
23
14
2
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    R3.5.12〜8.13 (きっかけ) 有人に借りた (あらすじ) キーリは教会の寄宿学校に通う14歳の少女。霊感が強く霊が見えることから、神の存在や教義に疑問を抱いていた。 冬の長期休暇初日、キーリは<不死人>の青年ハーヴェイと、その同行者の小型ラジオの憑依霊・兵長と知り合う。 キーリは、勝手に彼らの旅についていく事に……。様々な亡霊たちとの出会いと別れを経験しながら、キーリはやっと自分の居場所を見つけた気がしていた。 しかし、旅の終わりは思いのほか早く訪れる。ハーヴェイが教会の<不死人狩り>に捕まってしまい……。 (感想) 物語はまあまあでしたが、文章が少し読みづらかった。 キャラクターの動きの描写などがくどく感じました。

    0
    投稿日: 2021.08.16
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    主人公のキーリは、教会の寄宿学校に通う14歳の少女です。霊感が強く、他の人には見えないものが見える彼女は、クラスメイトたちから避けられており、唯一の友人は幽霊のベッカだけでした。 ある日、彼女はイースタベリの駅前で、「不死人」の青年ハーヴェイと、ラジオの憑依霊「兵長」と出会います。不死人とは、兵士の死体に、超高純度のエネルギーの結晶である「核」を、心臓の代わりに埋め込まれた者たちのこと。80年前の戦争で、死なない兵士として作り出され、現在は「核」を狙う教会に追われる身となっています。 ハーヴェイは、炭化銃を装備した教会兵たちの目をかいくぐって、兵長を戦争で亡くなった兵士たちの眠る墓場に送る途中でした。キーリは、そんな彼らについて行くことを決め、奇妙な3人の旅が始まります。 旅の途上、3人はかつてハーヴェイが世話になったという診療所を訪れます。ところがそこで、ハーヴェイと同じく不死人であり、現在は教会のために「核」の回収人として働いているヨアヒムに見つかってしまいます。 キーリと別れたハーヴェイは、ヨアヒムの襲撃を受けて「核」を奪い取られてしまいます。そしてヨアヒムは、なにくわぬ顔でキーリの前に現われ、彼女を首都の神学校に招くという話を持ちかける。ヨアヒムの正体を知らないキーリは、彼の言葉に従って首都へ向かう列車に乗ります。そんな彼女に、「核」を失ったハーヴェイの身体に入り込んだ兵長がやってきて真実を告げます。キーリは、ヨアヒムからハーヴェイの「核」を取り戻すことを決意します。 「あとがき」にも書かれているように、「荒野の惑星、スチームパンク、旧式ラジオ、さびた機械と古いオイル」といったギミックが詰め込まれた世界が舞台ですが、キーリには霊が見えるということで、すこし幻想的な雰囲気もある物語です。いちおう全体の流れはありつつも、連作短編のようなスタイルになっているところが気に入っています。

    0
    投稿日: 2019.03.16
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    コミカライズ版をきっかけに出会い、中学時代の青春を捧げた作品の一つ。 幽霊が見える事で周囲から遠巻きにされていた少女と、戦争の罪をなすりつけられ命を狙われる身となった不老不死の青年、そして、戦死後ラジオに憑依した兵士の霊が、3人で荒廃した惑星を旅しながら、それぞれの居場所を求めていく物語。 砂埃の匂いがするような荒廃した世界の中で、 陽だまりのようにほんのり暖かくて、涙が出るような優しさが溢れる作品です。 呼んでいくうちに切なさで苦しくなっていくので、正直何度も読み返そうと思える作品ではないのですが、最近ふとしたきっかけで再読し始めました。 互いの存在に救われ、互いを救いたいと心から思うキーリとハーヴェイの、少しずつ少しずつ縮まっていく距離感と関係性が本当に尊くて切なくて、やっぱりこの作品が大好きだなと心から思います。 読み終わった後、必ず心に何か残る作品なので、 ライトノベルであることに食わず嫌いせずに色んな人に知ってほしいな、、

    0
    投稿日: 2018.06.17
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    今まで読んできた本の中で一番好きなシリーズ 中学生の頃に出会い、読み終わった後もずっとカバンに入ってました。 当時は最終巻のラストを思い出す度に涙が…。

    0
    投稿日: 2015.05.03
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    間違いなく私に青年×少女の良さを知らしめた、影響を受けた一冊。 あとハーヴェイみたいな人と結婚することを夢見て彼氏ができなかったのもこの本のせい( ˘ω˘ ) この本を読んだのがそれこそキーリと同年代(!)だったので自己投影しながら読んでいたし、恋愛にしか興味のない年頃だったので最後はくっつけくっつけ…!と念じていた。残念ですがこの巻ではくっつきません、続きを買いましょう。 退廃的な世界で救いのちらつく車窓から、不死人と少女とラジオがあどけなく笑っている話。 ちなみに兵長と言えばリヴァイよりこっち。

    1
    投稿日: 2015.01.19
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    再々読。不老不死の青年の旅に霊感が強い少女がついていく話。それまで青年は生きることに対して嫌気を感じていたが、少女との出会いで(途中殺されかけても)無意識に生き延びようする所までの変化が印象に残った。 2014.8.9(1回目)

    0
    投稿日: 2014.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一巻のみ。 霊感が強く幽霊が見える少女と不死人という不老不死の男の物語。 私の周りで 「一巻は凄い面白い」 と評判。 「二巻以降は?」 「あんま印象残ってない」とのこと。 宗教だったり惑星移住だったりでちょっと不思議な世界勘が結構雰囲気出てます。良いです。 中世っぽいけどスチームパンク的な。 黒髪でおとなしいという主人公のキーリがどうも没個性的に感じてあまり好きじゃなかったんですが、読み進めてく内に我が見えてきたり成長が垣間見れたりでダンダン好きになってました。 かわいくてたくましいです。 読みやすく読後感も良いんですが対決シーンがやや強引かつ早急な決着だったのであっけにとられた 最後はとても素敵です読後感良し。 全部読むのでとりあえずの★3!

    0
    投稿日: 2014.05.30
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    退廃的な世界観に引き込まれました。 幽霊の見える少女と不死人の青年とラジオに憑依した兵長の霊が旅をします。

    0
    投稿日: 2014.04.02
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    高校生のときに友だちに貸してもらって読んだキーリシリーズ、古本屋で安く売られていて、再読したくなったので買いました。 幽霊が見える女の子、キーリ。 戦争兵器として作られ、永遠の命をもつ青年ハーヴェイ。 しゃべるラジオ、兵長。 そんな3人の、どこか不器用だけど暖かい、けれど常にいつ終わってしまうか分からない寂しさと切なさが織り混じった旅は、まだはじまったばかり。 おぼろげに覚えている最終巻にあった、彼らの旅の終着までの間に、また私も3人といっしょにブルーグレーの空の下を旅できると思うと、なんともいえない喜びと懐かしさが胸に込み上げます。 大好きなシリーズの第一巻、再読記念。

    0
    投稿日: 2014.01.11
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    個人的に、不死人であるハーヴェイのキャラクターが不器用で切なくてとても好きです。 後悔と、苦しみと、切なさと、悲しみと、いろんなものを背負って人は生きていて、いろんな人に出会って信じ信じられてやっと、自分を知るんだなあと、 自分や周りの人間を重ねて思いながら 読みました。 不器用な登場人物がとても物語を引き立てます。

    1
    投稿日: 2013.09.26
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    教会の寄宿学校に通うキーリは、霊を見ることができる特別な力を持っていて現実にそぐわない教会の教えに疑問を抱いていた。駅舎で出会った不死人(ハーヴェイ)の青年とラジオに宿る兵長の霊との出会いをきっかけに、冬の植民祭休暇を彼らの旅に同行する。目的地である東の戦場跡地までの道すがら様々な霊との交流を元に徐々にハーヴェイたちに心を寄せるキーリ。しかし、不死人の持つ無尽蔵のエネルギーを欲する教会の追手が刻々と忍び寄っていた。 『クロノ×セクス×コンプレックス』を読んで、壁井さんのファンになりました。代表作である『キーリ』にも手を伸ばしてみました。 乙女チックなイラストとは裏腹に、内容は結構ハードです。独特の世界観に入り込むまでは時間がかかるのですが、いったん物語の世界に入り込むと登場人物たちが息づく様がありありと浮かんできます。一つひとつの動作や場面を丁寧に解説する地の文が素晴らしい。 ライトノベルに多い派手な戦闘や学園生活ではなく、鉄道旅行を中心として物語が進行していく様子が旅好きの自分には印象に残りました。生きている人間に接するのが苦手なキーリ、無愛想で世俗に興味のないハーヴェイ、初対面ではキーリに対し敵対心丸出しだった兵長、それぞれが旅を通じて少しずつ互いを分かり合い成長していく。特別な言葉や難しい表現では決してないのだけれど、過度なく不足なくのシンプルな心理描写や風景描写が、一人ひとりの存在を際立手せてくれる。

    0
    投稿日: 2013.08.09
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    総体評価的には☆5。 世界観☆5、キーリ☆4.5、ハーヴェイ☆5。 ツンデレ好きの鼓動が疼きました。 気分的には4.5で読後感はニヤニヤ。 キーリとハーヴェイを繋ぐ感情がどこからきてるのかがわかりにくいと感じたので、評価を少し落としました。 文体がとても丁寧で、読みやすいです。 2010.01.16

    0
    投稿日: 2013.07.09
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    壁井さんのファン(のつもり)なのにキーリをちゃんと読んだことがないのは問題だなと、思って古本屋で探してきました。 とりあえず3巻まで購入。 1巻だけは内容を知っていたのですが、続きを全部読もうと思います(*・ω・)ノ

    0
    投稿日: 2013.03.17
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    ずっと読んでみたかったのですが、やっと読めました。 評判が凄く良いですが、納得。 気になっていた要素としては、著者の壁井ユカコ先生が女性であることが とても大きいのですが、良い意味でまさにと思いました。 先日読んでハマった「紅牙のルビーウルフ」の著者の 淡路帆希先生も女性ですし、やっぱり女性の文章が合うのかも。 あと、同じ壁井先生でも、以前読んだ「鳥籠荘の今日も眠たい住民達」ほど やさぐれた感じがないのも良かった。 いわゆるラノベに多い妙に説明くさい(オタクくさいとも言う)ぐだぐだした 文章でなく、淡々としているのでイライラせず読めます。 そして淡々としているからこそグっとくるというか。 なので設定こそSFっぽいですがラノベくさくないです。 この巻だけでもすっきりとはしていますが、続くべくして続いているでしょうから 先も読んでみたいですね。 既に10年ほど前の作品なので、図書館にある巻以外も読めるだろうか;

    0
    投稿日: 2013.02.23
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    思い出の本です。 中学生の頃に読んで、一気にシリーズ読破しました。 キーリとハーヴェイと兵長の関係が好き。 ラストは泣けました。

    0
    投稿日: 2013.01.27
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    荒廃した世界に、死なない男と霊が乗り移りしゃべるラジオ、そして幽霊の見える少女が出会って旅をする話。 幽霊が絡むので、とにかく切ない話が多く、 荒廃した世界が舞台なのも相まって 読後の切なさが半端ないです。 そういうものが大好きな私が本当に偶然に出会った名作です。 アニメ化して欲しかったなぁ…今からでもしないかなと思い続けています。

    0
    投稿日: 2013.01.07
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    キーリ 死者たちは荒野に眠る キーリは教会の寄宿学校に通う14歳の少女。霊感が強く霊が見えることから、神の存在や教義に疑問を抱いていた。 冬の長期休暇初日、キーリは〈不死人〉の青年ハーヴェイと、その同行者の小型ラジオの憑依霊・兵長と知りあう。 キーリは、勝手に彼らの旅についていく事に……。様々な亡霊たちとの出会いと別れを経験しながら、キーリはやっと自分の居場所を見つけた気がしていた。 しかし、旅の終わりは思いのほか早く訪れる。ハーヴェイが教会の〈不死人狩り〉に捕まってしまいーーー!? 第9回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞作。 *** 初めてキーリを読んだのは中学の頃かと。友人から借りて読んでいて、結局どこまで読んだのか忘れて今に至るという。 で、壁井さんの別作品(カスタム・チャイルドやら鳥籠荘やら)に触れる機会がありまして、それからなんとなく読みたいなーという気持ちがわきあがり読み出す、と。 そんな感じでキーリでしたが、私にしては珍しく内容をちょいと覚えておりました。たまに漫画版を立ち読みしてたからでしょうか← ある程度のストーリーは覚えていたとしても、ハーヴェイのかっこよさとかロリコンっぽさ(こら)はすっかり忘れており、漠然と確かかっこよかったよなー、みたいな。 ていうか読んでて凄いきゅんきゅんしたのですが、中学生だった私はそう感じたのかしら? …覚えてないなー。 面白かったなー、確かかっこよかったなーとかそんなもんでしたよ多分。 当時「兵長」の読み方に何故か困った記憶はある。← 世界観は流石壁井さんと言うべきか、退廃的。全体的にちょっとくたびれた感とかがたまらないです! ロストテクノロジーとかなんか燃えたぎりますな…! とかまあそういうのには関係なく、基本的に旅のお話。ぶらり途中下車みたいな。 で、キーリとハーヴェイの微妙な距離感にきゅんきゅんくるわけなのですが、キーリはちょっと気になるなーいやかなり気になるなー的で大変わかりやすいのですが、ハーヴェイは想いをしまいこんじゃおうとするのでアレですね。 そんな二人を間近で見てる兵長はさぞかしもやもやしてることでしょう。 なんていうか犯罪的な年齢差も良いですよね!ハーヴェイ見た目は20代でも実際年齢はだいぶおじいちゃんだし(言動その他もろもろは昔から変わっていないそうですが)、キーリ14歳だし。そこはかとなく漂うロリコン臭…!← だがそこがよいのですよ! 破天荒遊戯みたいな感じなのか。あれも恋愛感情あるなしを抜きにしても10歳差くらいだったか…ラゼルさん確か中学生だった気がするのん。 こういうのはおっきい方がちっちゃいほうに依存してるとよい! 支えるつもりが支えられていた〜とかよい! ハーヴェイさんはすでにその傾向が見られますよねぇ。いいぞもっとやれ! なんだかんだで二人の距離が縮まってくと良いですね! 意識を取り戻したハーヴェイは既にやらかしてましたが。 可愛いようきゅんきゅんするよう!!! まあそんな訳で面白いですキーリ。壁井さんの作品は読みやすくて良いなぁ。 キーリとハーヴェイの今後をきにしつつ☆5!

    0
    投稿日: 2012.11.25
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    面白かった! 王道なラノベという感じ。 イラストは少女漫画みたいだった。 壁井さんの文芸のほうも読んでみたいなぁ。 霊のみなさんが切なくてよろしかったです。

    0
    投稿日: 2012.06.07
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    人は一人では生きられない。 いつも誰か、隣にいて欲しい。 人は一人では生きられない。 例え、死ねない体であっても。

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    投稿日: 2012.05.14
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    文章がしっかりしていて、少し分かりづらいシーンも多いんだけど 安定して読める。 退廃的な世界観なんだけど、 機械と霊という相反する二つの存在が一緒にいるのが不思議。 不死者に霊、魂がないのだとしたら、 ハーヴェイを操作しているのは脳なの? とかいろいろ気になってしまって。 そういうの気にならない人だったら楽しいのかもしれない。 言葉選びが小気味よい。話は王道。 続きは特に気にならないかな。

    0
    投稿日: 2012.02.12
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    王道のCPだと思うんですが 王道には王道たる所以があって、 やっぱりいいんですよね。 ハーヴェイのいまいち 報われない所が好きです

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    投稿日: 2012.01.17
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    半分までは惰性で読んでました。自分の中で半分読んで面白いと感じない小説は読み通しても心に響かないと思ってたので。しかし、この本は途中からぐっとひきつけられて目が離せなくなりました。そこからひきずられるように最終巻まで読んじゃいました。キャラクターも濃くて面白く楽しく時に物悲しいです。

    0
    投稿日: 2011.12.17
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    死んだ霊が見える少女、キーリと不死人、ハーヴェイ、ラジオに憑依 している霊、兵長が列車で旅する話。 マルドゥック・スクランブルを読んでいたとき、私の頭の中で バロットのイメージは表紙で見たことがあるだけのキーリの姿だったのですよ。 というわけで、キーリの方も読んでみました。 話の作りや描写が丁寧。キャラクターも魅力的でした。 ただ、電撃ゲーム大賞の大賞作品にしてはインパクトが足りないような。 あと一文が長いのか句読点が不適当なのか、読んでてつっかえる感じが するのが気になりました。 でも面白かったことは面白かったので続編も買ってみようかと思います。

    0
    投稿日: 2011.09.16
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    おもしろかった。 なんていうか、面白い設定だなって思う。 あんまり軽い感じじゃないけど、 すごい、好きだなあ。

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    高校生のときに1巻から最終巻までがーっと読みました 生活破綻者やしゃべるラジオと旅する少女のお話 出会えてよっかたと思えた本です

    0
    投稿日: 2011.06.02
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    全巻読み終わってます。 初めて買った電撃文庫です。 この作品で壁井ユカコ先生が大好きになりました。 全体的に切なくて、一冊一冊がものすごく心に残るお話です。 最終巻の最後の最後では、もう涙が止まらなくて大変でした。 苦しいくらい切ないけど、読み終わった後は何故だか心があったかく感じる、本当に素敵な小説でした。

    0
    投稿日: 2011.04.23
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    人生変わったというか、初めてすげぇと読みこんだのは壁井ユカコさんの「キーリ」だったなー(a_wak)

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    投稿日: 2011.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

     この本のレビューを見ていると「中学のときに出会った」という方が多いですが、わたしも中学のときに出会って衝撃を受けた一人です。  主役3人が、旅を通して「生きる」(既に死んでいる人もいるけど、敢えて「生きる」)意味・目的を発見・再発見していくさまが、中学生くらいの心に響くのかな、とも思ったり。  退廃的な「惑星」を舞台に、「生きている」少女・キーリと、「死なない」青年・ハーヴェイ、「死んでいる」ラジオの憑依霊・兵長が旅をする話。  化石燃料のスモッグと黄砂で灰色と黄色に染まった空気が見えてきそうなくらいの風景描写と、ちょっと捻くれた性格の三人称がとても好きです。風景描写と心理描写が一体となっているような、安定感のある文章でした。  80年以上も不死人として「生きて」きたハーヴェイが、キーリと会ったせいでこんな酷い目に遭わなきゃならなくなったんじゃと思うくらい酷い目に遭うし、この先も遭っていくわけですが、それを思うと、第一巻目の今作が一番抵抗なく、話としてもすっきり落ち着いて読める作品のように思います。

    0
    投稿日: 2011.03.11
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    退廃的な世界観、他のファンタジー作品にはない独特な砂の海を走る船。 その世界設定に引き込まれ、想像力を膨らませて情景を浮かべていたのを覚えています。

    0
    投稿日: 2011.01.06
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    話の雰囲気が好きです。レトロな感じ? 生きてるけど生き方がわからない少女と、死にたいけど死ねない男の組合せが風変わりです。

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    投稿日: 2011.01.04
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    たぶん、ライトノベルを漁ろうと思うキッカケになった本。すごく好き。 内容を忘れてしまう本が多かったり題名すら思い出せない本があったりするけど、たぶん、これだけは忘れないだろうなと勝手に思う、それくらい気に入ってる本です。

    1
    投稿日: 2010.07.22
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    高校時代、一緒にオーストラリアへホームステイした友人が持ってきていたシリーズ。確か当時の最新刊が五巻ほどだった。日本に帰国してすぐ全巻収集。自分の文章を見直すきっかけとなった作品。再読開始。

    0
    投稿日: 2010.06.19
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    中学校の時、たいして仲良くない子に 何読んでるの?って声かけたのがきっかけ(笑) キーリとハーヴェイの話はドキドキばっかりで。 結局全巻買っちゃったというハマリっぷり。 キノの旅より好きです。 初の電撃文庫で読んだ作品。

    0
    投稿日: 2010.05.15
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    霊感の強い少女・キーリと不死人と死霊の旅 読了日:2007.08.13 分 類:中編 ページ:281P 価 格:550円 発行日:2003年2月発行 出版社:電撃文庫 評 定:★★★★ ●作品データ● ---------------------------- 主人公 : キーリ 語り口 : 3人称 ジャンル: ライトノベル 対 象 : ヤングアダルト向け 雰囲気 : 異世界、暗め、退廃的 結 末 : ハッピーエンド イラスト:田上 俊介 デザイン:Yoshihiko Kamabe --------------------------- ---【100字紹介】----------------------- 教会の寄宿学校に通う14歳のキーリは霊感が強く、 神の存在に疑問を抱いていた。冬の長期休暇初日、 キーリは<不死人>の青年ハーヴェイと その同行者の小型ラジオの憑依霊・兵長と出会い、 勝手に彼らの旅に同行する ----------------------------------------- 第9回電撃ゲーム小説大賞<大賞>受賞作です。 ちなみにイラストは第9回電撃ゲームイラスト大賞<大賞>受賞者さん。大賞同士でタッグを組んだ作品ですね。 舞台は異世界、というか異惑星。 <十一聖者と五家族>がこの星にやってきて教会を…という文章が、オープニングで登場するため。うわお、壮大?そのため、この世界では我々の歴史とはまったく違う歴史があります。戦争があって、そのとき存在した脅威の兵士<不死人>というのが堂々と存在するわけです。<不死人>は心臓にあたる「核」を抜かれない限り、死ぬことはない存在という設定。眠らないし、食べなくてもいいし、傷は治るし。でも、教会は<不死人狩り>として容赦なく攻めてくるわ、友人知人はどんどん歳をとって死んでいくわで、著者のことばを借りれば「人生くたびれた男」。 ついでに「あとがき」からこの物語について、最も簡潔かつ的確に表現した部分を引用しましょう。   いまいち退廃的な雰囲気の、鉄道旅行を   メインの舞台とした物語です。   ストーリー的には、まわりくどい性格の少女と、   めんどくさい性格の男がくっついたり離れたり   する話であり、人生くたびれた男が   生きる意味を取り戻す話だったりもします。               ―あとがきより …お分かり頂けましたでしょうか。 菜の花が何を言うよりも、著者のお言葉が一番的確ですね。当然。 文章や展開にも特に気になるところはありませんし、これはという欠点のない作品です。デビュー作なのに落ち着いた品質。ボリューム感もあって、読んで満足ですね。ライトノベルにしては、ややキャラの個性が弱い気はしましたが、全体の雰囲気に取り込まれた、と考えればまあ。続編、そして次作が楽しみな作者さんです。 --------------------------------- 文章・描写 :★★★★ 展開・結末 :★★★★ キャラクタ :★★+ 独 自 性 :★★★ 読 後 感 :★★★★ --------------------------------- 菜の花の一押しキャラ…兵長 「……ばいばい、キーリ。もう二度と会わないよ」               (ハーヴェイ)

    0
    投稿日: 2010.05.01
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    この作者さんは本当に文章の書き方がうまい。 暗い内容でも、テンポよくすらすらと読めてしまう。 途中読むのが辛くなる事もあるけど、是非全巻読み切って欲しい。全巻読んだ後の感動はたまらない。

    0
    投稿日: 2010.03.28
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    初めて「感動して泣いた」作品です。 表紙に惹かれて読み始めましたが、世界観と繊細な描写、キャラクターたちに引き込まれて全9巻一気に読破しました。 何回読んでも泣かせてくれる、素敵な作品です。

    0
    投稿日: 2010.03.14
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    ある意味GIRL MEETS BOYな話であるけれども、この本は2人と1個(?)の旅をただ静かに見守るストーリーであって、そこに萌えもラブもありません。  むしろド派手なアクションシーンもあまり無いまま続く旅にはしんみりとした印象さえ受けました。それでも何故か読んでしまうのは、そのしんみりとした印象が、どこか綺麗で清々しく感じられるからでないかと思います。  読後に「いい本を読んだなぁ。」と思える一冊。自分がライトノベルを読み出して最初に出会った「個人的Sランク」の本でもあります。  9巻まで出ていますが、やや後半失速気味な感が…。最初の方は短編連作形式なので、まずは1巻だけ読んでみることをオススメする。(もうむしろ1巻だけ読むのでもOKかもしれない。全編通して第1巻の第1話が1番イイ話だと思う。)  最後に巷で有名なキーリの名ゼリフを。   ひょっとしたらこの惑星に神さまはちゃんといるのかもしれない。 それはもう完全無欠に立派で公平な人格者で、強い者にも弱い者にも、お金持ちにも貧乏人にも、ただ平等に見守るだけで決してどちらか一方をえこひいきして手を差しのべるなんてことはしないのだ。 なんてありがたい神さまなんだろう。死んじゃえ。

    0
    投稿日: 2010.02.11
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    廃墟が好きな方、荒んだ雰囲気が好きな方におススメ。 幽霊が友達だった女の子キーリと、死なない体を持つ青年(推定年齢80歳くらい)ハーヴェイのお話。旅のお供にラジオは必須。

    0
    投稿日: 2010.01.17
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    電撃文庫の新人という事と、イラストが田上俊介さんだからということで購入した一冊 内容よりも、実は田上俊介だから、というのが購入理由としては大きかったのですが、読んでみたら意外なほど面白くて、引き込まれて行きました イラストも、この頃の田上さんの絵が好きだったんですけどね… 同人時代から知っていた方だったので、こうして文庫の表紙を飾っているのに驚いて、名前を何度も確認してしまいましたw

    0
    投稿日: 2010.01.16
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    たぶん今までの人生で一番好きなラノベ。SF恋愛小説というか、なんというか。少女漫画のにおいがしますが、世界観はクソ好みです。 シリーズ全巻読みましたが、ヨアヒムの生き方がとても好きでした。 あと、ベアトリクスは憧れの女性です。

    0
    投稿日: 2009.11.18
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    2巻が発売されてしばらくした位に 初めて1巻を手にしたのですが・・・ どうしてもっと早く読まなかったのか・・・!! と後悔してしまうほどにお気に入りの一冊ですww 舞台設定が他惑星であるにも関わらず どこか懐かしさや古めかしさを感じさせられます。 読みやすい文章で、スラスラと進んでしまうわりに 読み応えもたっぷりです! この本に出合えて良かった! 心からそう言える一冊です。 とってもオススメ!! 《最終巻まで読破》

    0
    投稿日: 2009.10.31
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    私のラノベ好きの原点。 以下続刊だけど、これ一冊でも十分読ませる本だと思う。 ハーヴェイとキーリの、何とも言えない関係がとても好き。 確かに溝があって、でも、お互い孤独で誰よりも近い距離。 そういう距離感と、じりじりとして近づかない関係がいい。 兵長いいよ兵長。

    0
    投稿日: 2009.10.24
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    不器用な女の子と青年と、優しい幽霊(inラジオ)のお話。 切なくて悲しいけれど、とても優しいお話です。

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    投稿日: 2009.10.10
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    中学生のときに見かけてずっときになってました。 でも買わずに時が過ぎ22歳になってようやく読みました。 あー・・・なんで中学生のときに読まなかったんだろう! とても心が温まります。 主人公の2人はそこまで明るい人間ではないけれど 大切なことを知っている・・・知らなくても無意識に持っている、そんな感じです。 兵長がまたいいんですよねー。 2人の父親って感じ。切れると恐いけどw ハーヴェイは大切なものを見つけてしまった。 彼が死ぬときはキーリが死ぬときなんじゃないかな。

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    投稿日: 2009.09.07
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    <全09巻>第1巻 著者自体は知っていてなんとなく敬遠していたんだけど、漫画を読んだきっかけで漫画が面白くて小説にも手を出した。結果、良かった。(内容の割りに)淡々とした文章を読んでいて知らないうちに泣くという経験は初めてしたかもしれない。絵は漫画の方が好きかな。最後に髪と制服を捨ててしまったのがそれが気に入っていただけに残念

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    投稿日: 2009.07.30
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    久々に読み返してみた。 自分の中でずっと好きだろうなとおもってる本の一つです。 作者さんがデビューしたときに出会った本。 人間の友達がいないキーリとラジオに憑依している兵長、そして不死人のハーヴェイの出会いの巻。

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    投稿日: 2009.07.09
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    電撃文庫をちょっとずつ読んでみようかなと思って借りてみた。ハーヴェイがネウロの笹塚さんにどこか通じるような気がしてならない(笑)不死人はすごく長く生きているからなのか、キーリとハーヴェイとの恋愛っぽい関係にちょっと違和感を覚えてしまったり。でも死んだ人だったり、霊だったりの書き方が上手いなあと思う。最後まで読んでみたい。

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    投稿日: 2009.06.17
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    『死者たちは荒野に永眠る〈下〉』までしっかり追わせてもらいました。何年もしてからもう一度じっくり読み返すとまた感想違うんだろうなあ。

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    投稿日: 2008.10.18
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    よく怪我するくたびれた青年と変わった女の子の、毛色の変わった旅モノです。 すごいオススメですが電撃にしては女の子向けだなぁといった感想。 カスタムチャイルドと鳥籠荘も読んでますが私の中での壁井さんのイメージはやはりキーリ。 夕暮れ時のような優しく切なく朽ちた世界観が大好きです。

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    投稿日: 2008.08.13
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    地味なかんじが否めないけどそこも含めてすき。ときどきはっとするようなとこがあったりして。少女と青年とおっちゃんっていいよね。

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    投稿日: 2008.08.09
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    友達に貸してもらった本。 めっちゃよかったです。 登場人物も世界観も全て大好きです。 Thanks to T.T. Thanks to T.M.

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    投稿日: 2008.05.18
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    図書館で見つけ、興味で読んだ本。世界観やキーワードなどが好きすぎる作品です。 独特の雰囲気に包まれて、切なさや優しさや温かさでいっぱいになりました。 最終話は、あれも幸せのカタチなのかもしれない。

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    投稿日: 2008.05.15
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    キーリは教会の寄宿学校に通う14歳の少女。霊感が強く霊が見えることから、神の存在や教義に疑問を抱いていた。 冬の長期休暇初日、キーリは〈不死人〉の青年ハーヴェイと、その同行者の小型ラジオの憑依霊・兵長と知り合う。 キーリは勝手に彼らの旅についていく事に……。様々な亡霊たちとの出会いと別れを経験しながら、キーリはやっと自分の居場所を見つけた気がした。 しかし、旅の終わりは思いのほか早く訪れる。ハーヴェイが〈不死人狩り〉に捕まってしまい――!?

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    投稿日: 2008.04.20
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    全9巻。 霊が見える少女と、不死人の男と、ラジオに憑いた兵隊の憑依霊が旅をする話。 終わりが切なすぎる。

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    投稿日: 2008.02.22
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    良かった。かなり想像以上でした。巻を重ねるごとにつながりがあるお話になっていくけれど、短編っぽい1巻は一番好きです。世界観がいい。 血まみれピエロはせつなさが特に◎

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    投稿日: 2008.02.11
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    『?死者たちは荒野に眠る』 『II 砂の上の白い航跡>』 『III 惑星へ往く囚人たち』 『IV 長い夜は深淵のほとりで』 『V はじまりの白日の庭 (上)』 『VI はじまりの白日の庭 (下)』 『VII 幽谷の風は吠きながら』 『VIII 死者たちは荒野に永眠る(上)』 『IX 死者たちは荒野に永眠る(下)』 完結

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    投稿日: 2008.01.30
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    病院の帰りに図書館に立ち寄ってみたら、蔵書点検中で休館してた。 なんだか淋しい・・・ というわけで、以前ブックオフで手に入れてた文庫を引っ張り出してきた。 今回読んだのは壁井ユカコの『キーリ - 死者たちは荒野に眠る』 著者のあとがきによるとスチームパンクとのこと。 そういえば星々を行き交う船のことが出てくるような遠い未来の話なのに、列車は汽車だったなーと思い返す。 パンク系の小説はというと、学生の頃初見で目が回ったウイリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』でただひたすら「読みにくい・・・」という印象を持ってしまい、今まで手が出ずにいる。 映画だと大丈夫で、大友克洋のスチームパンクアニメ『スチームボーイ』を喜んで観た記憶がある。 サイバーパンクとの出会い方は不幸だった。 もう20年も前の事だし、いま読んでみたら別の印象を持つのかもしれない。 さて、『キーリ』は実はバリバリのSFではないし、霊的なエピソードがメインの情緒的な描写の多いお話だ。 舞台だけSFで。 というわけでかなり読みやすかった。 続編が出てるみたいだけど、きちんと終わってる話なので続きは読まなくていいかな・・・

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    投稿日: 2008.01.22
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    読み手を選ぶので☆4つ。 霊が見える少女キーリと世界の政権を握る教会から命を狙われる「不死者」たちとの心温まるも切ない物語。

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    投稿日: 2007.11.22
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    ?氏に借りて読みました。 ハーヴぇイと右手クンが好きです(でした?) 早く最終巻買わないかなぁ〜・・・

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    投稿日: 2007.11.05
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    友人に貸して貰ってよみました。 一度物語りに入るとなかなか抜け出せなくなります。 独特の世界観で織りなされる物語は私の心を掴んで離しませんでした!

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    投稿日: 2007.10.08
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    全9巻  面白いです。素敵でした。  話の筋がしっかりしており、最後も自分的には納得できるキレイな終わりになっています。  キャラクターも一人ひとりが丁寧に扱われて、たとえ死んだりしても大切な何かを話の中やキーリ(主人公)に遺してくれていっています。  背景、世界観も際立っているので、本当にその土地へ行った事があるかのように、文章を読むだけで脳裏に広がります。  文章慣れしていない方にとっては少々読みづらい感じもするかもしれませんが、すぐ話にのめりこめます。そういう本でした。  この一巻にあたる「キーリ 死者たちは荒野に眠る」は漫画にもなっているので、まずはそっちを試しに読んでみるのも良いかもしれません。

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    投稿日: 2007.08.26
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    絵に惹かれ買ったけど、これははまった!キーリが可愛くて、ハーヴェイのめんどくさがりなくせにやさしいところが好きだ。このときから壁井さんの書き方が好きになった。可愛くてでもとても繊細な文章に。それ以来、壁井さんの作品は全て読んでいます!

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    投稿日: 2007.07.20
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    もう全巻持ってますが、ただ今1巻から読み直し中で、今も変わらず大好きな一冊です。 キャラも凄く良いし、文章も好きな感じ。 この妙に回りくどかったり、急に淡々としたりするのが私好みでした。 そしてなにより世界観が素敵。全体的に荒廃した世界で、切なくて、でも暖かくて、列車に乗りたくなるようなお話。

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    投稿日: 2007.06.27
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    1-5まで読了 キーリとハービーがなんかもうあああって読んでるほうが悶えてしまう話。不死人とか幽霊とか孤立とか痛くて怖い話だけど読み終わった後は頭から足の先っぽまですうって何かが通ってああって泣いてしまいそうになる話。少女のこういうきゃらってなかなかなんだけど、キーリは大好き。ハービーももちろん好き。

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    投稿日: 2007.06.19
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    壁井さんはイイなぁー ハーヴェイが果てしなく好き。 キーリの「神様死んじゃえ」台詞 大好きです。 キーリ最高、壁井最高。

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    投稿日: 2007.06.13
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    とても好きな作品。でも、正直なところ9巻まで続くとは思ってなかった。この1巻で終わるだろうな、と思ってた。だから、2巻が出た時は心底驚いた。

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    投稿日: 2007.05.11
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    壁井ユカコ神!(゚∀゚)カスタムチャイルドとはうって変わって、幽霊の見える女の子と喋るラジオと不死身の男の旅のおはなし。世界観が本当に好きです。切ないねー。全巻購入してしまった。

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    投稿日: 2007.04.04
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    壁井さんのファンになった。淡々とした文章が素敵。テーマは重いしイメージカラーは灰色だけど、読んでて全然しんどくならない。セリフも設定もすごくうまいと思う。

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    投稿日: 2007.03.25
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    幽霊が見える女の子と死なない男の人としゃべるラジオの旅の物語。 シリーズ全9巻のなかでも、私はこの1巻が一番好きです。

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    投稿日: 2007.03.25
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    壁井さんに惚れた。(爆)こんな風に文章を書きたいと思える作品。なんだろう…。句読点の無い独特の書き方が好きだ。キャラクターもきちんとそれぞれ立っていて素敵。

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    投稿日: 2007.03.21
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    退廃した雰囲気がいいな。句読点のない文章が魅力的。キーリのキャラ、本当に好きだ・・・っ。ライトノベルだけどすごく面白い。

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    投稿日: 2007.03.14
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    全9巻の第1巻。9巻の画像が無かったのでこれ使いまった。句点が少なくてサバサバした描写が話を面白くしてます。素晴らしいと思います。ほんとに。いやマジ。

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    投稿日: 2007.03.09
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    壁井さんに出会えたきっかけの本。 描写が素敵。句点が少ないところが私好みです。退廃した感じがなんとも言えない。

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    投稿日: 2007.03.06
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    全巻読みました。これがデビュー作とは思えないくらい良い。キャラがとても人間らしくて素敵(笑)また読みたいです。

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    投稿日: 2007.01.11
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    実を言うとカバーイラストのハーヴェイが赤毛でなんとなく「ラビに似てる!」とかいう理由で買ったものです(おい)。でも、中身はすっごく面白かった・・・!ハーヴェイは全然ラビとは違うキャラだったけど人生にくたびれててもう死にたいとか言いつつなんとなく頑張ってる感がたまらない。キーリもすっごく可愛い女の子で他のキャラクターも魅力的ですごく大好きなお話です。ハーヴェイとキーリがくっつく所がもう机バシバシ叩きたくなります(え)。これが壁井さん作品追っかけの始まり(笑)。

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    投稿日: 2006.12.23
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    本当に大好きな作品。一巻進むごとに辛くなる反面、二人(と一台)の関係は結びつき、無くてはならないものになる。そして、最終巻は涙が止まらないほど。痛いほど切なさと、じんわりとした幸せを兼ね備えた作品。

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    投稿日: 2006.12.21
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    このシリーズ続けるつもりが無かったようで、結構足早にストーリーが進んでいた。 けど、登場人物が魅力的。 友達から全巻借りて読んだのだけれど、1週間で読み終わった。それぐらい夢中でよんだお話。

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    投稿日: 2006.12.09
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     壁井ユカコさんのデビュー作品。ものすごくおすすめ。さすが大賞を受賞しただけのことはあると頷ける充実した内容  キーリシリーズは完結しましたが、ほんとに全部おすすめ。ああいう文が書けるようになりたいと思う人の一人

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    投稿日: 2006.12.02
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    霊が見える少女キーリは、寄宿学校の長期休暇中に出会った不死人の青年ハーヴェイと、小型ラジオに憑依している兵長との旅に付いていく事にした。さまざまな出会いと別れを経験し、自分の居場所を探していくキーリ。ちょっぴり切なくて面白いです。確か完結したような…。(曖昧)

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    投稿日: 2006.10.12
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    壁井ユカコさんのデビュー作。 退廃した惑星で、幽霊が見える少女と不死人の青年とラジオの憑依霊の旅の物語。 壁井さん独特の文章が大好きです。

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    投稿日: 2006.09.01
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     霊が見えるキーリはある日、自分と同じように霊の見える不死人のハーヴェイとラジオに憑依している兵長と出会う。1話ごと登場する霊が変わります。  物語の雰囲気とキーリとハーヴェイの関係がいいです。ハーヴェイはキーリに会ってから怪我が無駄に多くなってそう。

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    投稿日: 2006.07.26
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    退廃した雰囲気が溢れる作品ながらも、それでいて綺麗で繊細な描写がこの小説を読ませてくれます。 一文が長いと言われていますが、私としては作者がわざとそうしている気がします。そのことよりも、綺麗な描写なのですが、それが時々まわりくどいと思ってしまう時がありました。特に第六話でキーリが列車でハーヴェイの核を探して動き回るとき。描写、というよりも説明が多すぎて、今キーリがどのように動いているかが少し分かりづらかった気がします。しかし、読んでいるうちに慣れてきて、そのどこか淡々とした、それでも温かな世界に引き込まれていく自分がいました。まあ、あというならばヨアヒムがなぜあそこまでハーヴェイに執着するのかが分かりません。教会側に属する人間だったとしても、キーリを奪おうとしたということは、個人的な怨恨があるわけで。そこが少し気になりました。脆くて、優しく……時に愚かで弱くて強い。私達の世界そのものを、キーリという人間が映し出してくれていると思いました。彼女と兵長、そしてハーヴェイ。それぞれ違った性格をしていますが、その三人の絡み合いがとても印象に残りました。次巻もこのようなハイレベルな作品であることを期待しています。

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    投稿日: 2006.07.07
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    これも結構有名かな?タイトルに惹かれて読み出したら止まんない止まんない。キーリとハーヴェイのくっ付いたり離れたりが…(*ノノ)

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    投稿日: 2006.06.10
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    立ち読みで惚れた作品。全巻そろえました。 人より霊感の強いキーリと、『不死人』のハーヴェイと、ラジオの兵長が旅をするお話。 キーリとハーヴェイがくっつきそうでくっつかないところが個人的にツボです。

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    投稿日: 2006.05.21
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    泣きたいくらい優しくて、理不尽で乱暴で、いとおしい物語。毎回ハーヴェイの不運さに同情しつつ、幸せに終わらない予感を噛締める。普通過ぎるほど普通で、それ故に息苦しいくらい主人公に感情移入してしまう。次回で完結。

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    投稿日: 2006.03.21
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    幽霊が見える少女と死なない死人の青年とラジオの憑依霊という変な取り合わせな人々の旅のお話。通して見ると退廃的で気だるい雰囲気が漂う作品です。決して明るい展望の見えない旅の中で、自分のすべきこと、したいことを探し続けるキーリたちの姿が印象的でした。物語もそろそろ佳境のようですし、どのような結末を迎えるか楽しみです。

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    投稿日: 2005.12.20
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    霊が見える女の子キーリと不死人の男ハーヴェイ、そして兵士の霊が憑依したラジオ。この3人(?)が繰り広げる優しい物語。

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    投稿日: 2005.12.14
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    壁井ユカコ先生のデビュー作。 読み進めるうちにどんどん世界に引かれていく作品です。 主人公のキーリの成長していく姿も素敵に描かれてる作品だとおもいます。

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    投稿日: 2005.08.17
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    年の離れた男女が一緒に行動する、というのは元々好きです!イラストと前評判の良さに惹かれて購入しましたが、独特な文章や言い回しがすごく気に入っています。 もうすぐラスト・・・・・・らしいのは寂しいですが、どう完結するかも楽しみです。

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    投稿日: 2005.08.16
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    第9回電撃ゲーム小説大賞・大賞受賞作。電撃でいちばん萌える作品です 退廃的な世界観とか男女カプが好きな方は絶対ハマりますよ!ハーキリ超萌え!!

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    投稿日: 2005.07.30
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    不器用な二人のそんな関係がいいです!story的にもひかれる内容なので読んでみるのもいいかもしれません。

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    投稿日: 2005.06.21
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    年の差スキーな管理人お気に入りのシリーズです。 幽霊が見える主人公キーリと、戦争で作られた不死人ハーヴェイと 憑依霊なラジオの三人のお話。 明るい訳でも暗い訳でもないさびた世界観がすき。

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    投稿日: 2005.06.16
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    BookOffで購入。 死んだ人が見えるキーリと、不死人のハーヴェイ、ラジオの兵長・・・3人の旅のお話。 キーリとハーヴェイの惹かれていく過程が、オキドキします。 でも、出会いも別れもあって。 切ないでございますよ。一番好きなのは、「切符を拝見いたします」かなー。「血まみれピエロに喝采を」も切なかったけど。車掌さんが、何度も往復するスピード感に引き込まれました。 一番、好きなテキストは、これ。 ――――神様というのは、きっと完全無欠に立派で人格者で、強い者にも弱い者にも、お金持ちにも貧乏人にも、ただ平等に見守るだけで決してどちらか一方をえこひいきしれ手を差し伸べるなんてことないのだ。なんてありがたいんだろう。死んじゃえ。

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    投稿日: 2004.10.25
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    幽霊が見える主人公、キーリと、不死人の物語。 こう書いてしまうと、現実味の欠片も感じ取れず、至極ありきたりな話のように思えてしまいますが、実際には荒廃的な世界を旅する、リアルタッチなお話に仕上がっています。

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    投稿日: 2004.10.20