
怪盗紳士 アルセーヌ・ルパン 奇岩城
モーリス・ルブラン、高野優、大林薫、しゅー/KADOKAWA
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総合評価
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powered by ブクログ漢字 大人レベル フリガナ あり(全ての漢字に) 文字の大きさ 小 長さ 長い(240ページ) 出版年 2016年(オリジナル1909年 フランス) 内容 ある事件を発端とした、高校生探偵ボートルレと怪盗ルパンの対決。抄訳。 感想 原作の少し冗長と感じられる部分や、現代では差別的な印象のある表現、分かりづらいジョークや子どもには理解が難しいと思われる心理描写などを上手く省いていて、引っかかりを少なくし、興味を途切れさせない良い訳となっている。後半、フランスの歴史が絡んでくるあたりも分かりやすくなっている。また、ルーアンとル・アーブルの位置関係など地理の話が出てくる箇所に地図が掲載されていたのも良かった。挿絵は、個人的にはルパンの外見が少し幼すぎように感じるが、子どもから見ればちょうどいいのかもしれない。
0投稿日: 2025.04.06
