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フライ・バイ・ワイヤ
フライ・バイ・ワイヤ
石持浅海/東京創元社
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総合評価

11件)
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    埼玉の超進学高校の進学課に、変わった転校生が入ってきた。医師でロボットを扱う一ノ瀬教授の娘である一ノ瀬梨香。しかし、転校してきた姿はIMMID-28という、白い樹脂製のロボットだった。高校生活の中で、ギクシャクしながらも馴染んでいく一ノ瀬梨香であったが…。 アシモフのロボット三原則をネタにしていることと、創元推理小説ということで、ロボットを軸にして、殺人事件が起こるのである。 ということで、SFにしたいんか?と思いつつ、突然、本当に突如として殺人事件が起こる。そして盛り上がりもせずに進行していく。 作者としては、殺人事件が描きたかったのか、ロボットのもどかしさを描きたかったのか、それともロボットと人間の恋愛を描きたかったのか、色々ととっ散らかった印象の強い作品。 さらには、ミステリということで高校生たちが事件解決のために推理や議論を行うのだが、動機が見えないことや、もっといえば作者自身があんまりミステリを描こうとしていないのが透けて見えて、だらだらと推理が盛り上がらない。議論も会話がどんどん上滑りしていく。 ロボットが実は不随意で殺人事件を起こしていたのか?というところが軸なのかと思いきや、そこに軸があるわけでもなくて、解決もそれで良いんだというオチになってしまっている。 殺人事件がない方が作者の書きたかったことは表現できたんじゃないのかなということと、東野圭吾などの元ネタがわかる浅さもちょっとね。

    0
    投稿日: 2025.03.19
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    高校の選抜クラスにロボットが転入してきた 病気の少女をロボットを通じて通学させる実験とのこと その中で殺人事件が・・・ 高校生たちは主人公の学級委員長を中心に そこにロボットが絡みながら物語はすすむ そしてまた・・・ 動機などまったくわからず読んでましたが 結末で、なるほどと そして最後もまぁよかったかなと思います

    7
    投稿日: 2022.03.02
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    学園ミステリーにSFの要素を加えた内容は石持氏らしくなく、まるで似鳥鶏さんの作品のようでした。 高校が舞台なのにこの程度の動機で連続殺人を起こさせたのはやり過ぎだと思いますが、その点を除けば学園ミステリーとしてそれなりに面白く、石持氏の新たな可能性を感じたのですが、この路線の作品が上梓されないことからしてあまり手応えがなかったのかな。

    0
    投稿日: 2020.09.26
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    近未来SFと学園物風ミステリで、作者お得意の狭い空間での話。 話としては面白いけど、ミステリとしては少し動機が弱いのではと感じる。あんまり盛り上がりもなさげでした。

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    投稿日: 2016.07.06
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    実験で高校通学に導入されたロボットを中心に起こる事件を解決する 優秀という設定の高校生たちが主役だけど 無理ない感じに推理をしていて良かった

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    投稿日: 2015.11.21
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    編入してきた同級生がロボットで、その後殺人事件が起きるという、SFと本格ミステリーと学園ものが混ざった物語。 石持氏は本格ミステリーの舞台をうまく作り上げるのだが、今回も絶妙な設定だった。しかもミステリーの舞台だけでなく、SFとしても興味深い近未来を作り上げた。 ただ、毎度のことながら動機が弱い。ま、そんなところを掘り下げていく作家ではないので受け入れているのだが。

    0
    投稿日: 2015.11.08
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    ミステリーとしては、強引というか安易というか、納得はできるけれどスッキリとはしないし、一ノ瀬さんのことも犯人もだいたい察することはできたんだけど、それを補うくらいの青春の雰囲気と読後の爽やかさが好きだった。 終盤の伏線の回収も、凝り過ぎてないけど分かりやすすぎず、読んでてあー、ここでか。というスッキリ感もあったかなぁー。

    0
    投稿日: 2015.09.08
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    ロボット!! 病気の少女の通学手段とはいえ、それは少女かロボットか?? 高校生がそこまで考えるか?と思うけれど工学大学の付属高校の特別クラスともなればお利口さんたちの集りかやっぱり。理路整然さと少しのひ弱さが同時に存在する高校生達でした。

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    投稿日: 2015.08.14
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    SF/ミステリー/青春/学園/近未来 石持さんのSFミステリーというと『BG、あるいは死せるカイニス』を思い出す。 ファンタジーチックな『BG〜』に対し、こちらはコテコテのSFでした。 近い未来の世界観が興味深い。 ミステリーとしては犯人の動機当てがメイン。少しインパクトは弱いか。 評価は★3.5くらい。表紙が可愛いので★4に。

    0
    投稿日: 2015.07.13
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    登場する小道具が現在と地続きで、あり得そうな未来に思える。ロボットがミステリーの要素としてうまく取り込まれていて、近未来な舞台と合わせて設定の巧みさを感じさせられました。 いわゆる名探偵役が存在せず、議論の中で真相に近づいていくという構成は、リアルではあるものの物語としては少し物足りない感じもしました。

    0
    投稿日: 2015.07.12
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    隆也のクラスの転入生は、二足歩行のロボットだった!  これは病気の少女をロボットを通じて通学させる実験だという。奇妙な転入生にも慣れてきたある放課後、校内で級友が撲殺され、彼女(ロボット)の背中が被害者の血で染まっているのが発見される。殺害の動機は?  ロボットと事件の関わりは?!  友人の死に直面した隆也たちを新たな事件が襲う。近未来を舞台にした青春本格ミステリ。 解説=青木千恵

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    投稿日: 2015.06.26