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プリンセスメゾン(1)
プリンセスメゾン(1)
池辺葵/小学館
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総合評価

37件)
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    年収250万ちょっとの独身女性が東京で理想の家を探し求める。現代を生きる様々な女性たちが家について考え、人生について考え、日々生きる。自分の家を手に入れることは自分の居場所を作ること。自分の夢を自分で叶える。強くてしなやかで優しい。

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    女の人がマンションを買うってそれだけで漫画になるようなことなんだなーとしみじみ思う。いろんな女の人のいろんな家が出てきて、それを見ていると自分も生きようと思えるから好き。 ただちょっとこの漫画に憧れて背中を押されすぎてマンションを買うのはリスキーだなあとも思ったり。

    1
    投稿日: 2023.07.03
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    登場人物が魅力的で、それぞれに悩んだりしながらも日常を淡々と送っている様子が好きです。穏やかな流れの中で、汚れてギスギスした自分の心がすうっと綺麗になった気がします。

    2
    投稿日: 2022.04.11
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    6巻全て読みました。とても静かな漫画でした。 沼ちゃんみたいに、小さな幸せを噛み締めることができたら、どんなに豊かだろうと思います。その一方で、大きな幸せを知ると、小さな事では満足できなくなったり、新しい欲を連れてきたりして、かえって苦しくなることもあるなと最近気づきました。 きっと、沼ちゃんが小さな事で喜びを感じられるのは、そうした大きすぎる幸せを感じた事がないからじゃないかな、とも思います。どちらがいいかは分かりません。 色んな幸せの形を、欠けているところと共に描いているのがとても好きです。 ここに出てくる人たちみたいな生き方がある、幸せの感じ方がある、と知れたから、欲にまみれて苦しんだとしても、多分ここに帰って来られる気がします

    0
    投稿日: 2021.10.10
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    沼ちゃんとその周囲の女性たちの生き方や価値観がそれぞれで素敵。思うように生きているつもりでもどこか満たされないものや悩みはあって、それも普遍的なものから個人的なものまで様々だなぁ。

    0
    投稿日: 2021.07.31
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    あ、これわたしみたいな物語だなって思った。好き。すごくいいな 欲しいものを手にするために頑張る人ってかっこいい。 人生について、出会いと別れについて考える今出会えてよかったなあ

    1
    投稿日: 2020.07.19
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    ひとりで暮らす女性、「家」「暮らし」を夢見る女性たちの日常。 それぞれに一所懸命で、それぞれに楽しく穏やかで、 そしてそれぞれにもの寂しい。「自分の場所」を探し作る楽しみと喜び、 ふと立ち止まって感じる寂しさ。何となく「我に返る」という感覚です。 決して暗くはない。「ああ、こんな気持ちになることあるなぁ」という感じ。 そしてこれは、もちろん女性だけではないんです。

    1
    投稿日: 2019.05.31
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    「でも人生って安全に健康に安定して生きてければ幸せってわけじゃないことくらい...私だって知ってるから」(本文より) 池辺葵は読むたびに溜息が出てしまうくらい、本当に良い。ハッとなる言葉と出会えたり、漫画を通して素敵な人柄が見えてくる。

    1
    投稿日: 2019.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    地道にアルバイトをしながら、理想のマンション購入を目標としている主人公、沼越の台詞。 「努力すればできるかもしれないこと、 できないって想像だけで決めつけて、 やってみもせずに 勝手に卑屈になっちゃだめだよ。」

    2
    投稿日: 2018.11.24
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    電書の1巻無料フェアで読んだけどめっちゃ面白かったわ……!! こんなん読むと持ち家ほしくなるやん……(転勤控えてるかもしれないのでその辺りはもう諦めてる)

    1
    投稿日: 2018.10.08
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    テレビで紹介されていて気になって既刊一気読み。 雰囲気のあるとても好きな漫画だった。 前を見て歩く主人公や、いろいろな思いを抱きながらひとりで暮らす女性たちがみんな愛おしくなる。 素敵な家になりますように。

    2
    投稿日: 2017.12.13
  • せつなくて、ほっこりする

    単館上映のオムニバス映画を見ているようでした。 さまざまな背景の独身女性の一人暮らしがでてきて、人は知らず知らず自分の物差しで人の幸せを量っているのかもしれない・・・などと考えてしまいました。 不動産屋の女性が沼越さん(主人公)がネットを使えないのでは、と資料を紙媒体であげるところが印象的でした。 生活音まで聞こえてきそうなリアルな部屋の描写に切なくなりつつも、人の優しさにほっこりする、素敵なお話だと思います。

    1
    投稿日: 2017.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても不思議な空気を持つ漫画でした。 ダヴィンチのプラチナ本で気になってレンタル。 凄く柔らかくふんわりした雰囲気で、 まったり読むことができる。 「家探し」にフォーカスした珍しい漫画。

    1
    投稿日: 2016.12.29
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    前にマンガワンで掲載してたときにハマって買った。 小さい頃に物件のチラシ見るのが好きだった人にオススメのマンガ。 絵もほわほわしてていい。暮らす、ということを大切に思える。

    1
    投稿日: 2016.12.29
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    「ダヴィンチ」でプラチナ本になっていた。コミックは珍しいのでは。家購入物語という視点が面白い。女性漫画独特の空気を描く感じの繊細さもいいのだが、いずれもワタシの好みではない。やはり濃密の押してくる感じのほうがいい。絵も女性漫画家特有のまずさと感情過多だ。

    0
    投稿日: 2016.12.28
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    2015年、日本。女性がひとりで家を買うことは、無謀なのか、堅実なのか。年収200万ちょっとの独身女性・沼越さんが、オリンピックを控えた東京で、理想の家を求めて歩く。(Amazon紹介より)

    1
    投稿日: 2016.12.22
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    ダヴィンチで見て、手に取った漫画。家選びを経験した直後だけに、なるほどなるほどって納得させられる部分も少なからずあり。イメージは、あくまで淡々と、って感じですね。

    1
    投稿日: 2016.12.19
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    味のあるタッチで、一コマ一コマを大切に読みたいコミックス。どんどん世界観に引き込まれていく。主人公のひたむきで真っ直ぐで努力家で…それでいて愛らしいキャラクターにもハマる。

    1
    投稿日: 2016.11.13
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    不動産マンガが流行ってるのだろうか。 けれど「吉祥寺だけが~」とは全く違って、こちらは一人で家で読んでると泣きそうになる。 内容は、台詞だけ読めば前向きで希望が出てくる話のはずなんだけど、素朴で儚げな絵柄やノスタルジー感あふれる風景?描写?がそうさせるのか、切なくて胸がいっぱいになる。 アラサーになればなるほどダメージが来るので、良い意味で積極的には読みたくない漫画だなw

    1
    投稿日: 2016.04.03
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    決して暗い話ではないのに、なぜこうも終始儚さが漂うのか。どこか胸を締め付けられる切なさがある。たまらない。

    1
    投稿日: 2016.02.24
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    "「今日、沼越さん家行きますけど、ご一緒されます? ああ でも 沼ちゃんに聞いてみないと…だめって言われるかも ちょっと今電話してもいいですか? ええ、ええ、そう、やっぱり、いえいえ。じゃあ あとで。 だめでした。」"[p.124] やっと買った! web連載を知ってずっと気になってた。 表情の読み取りに間違いがないか少しこわい。

    1
    投稿日: 2016.02.19
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    WEBマンガサイト「やわらかスピリッツ」で連載中の「住まい」をテーマにした漫画。主人公は一人で持ち家を探す沼ちゃんこと沼越さん。年収250万ちょい、居酒屋の正社員で25歳。無理だと言われてもあきらめず、一生懸命物件を探し続けるその姿に、不動産で働く人々も心を動かされていきます。ともすると俗っぽくなりそうな話なのですが、池辺葵独特のフィルターがかかり、やわらかく少しものがなしい雰囲気の作品になっています。この作品や「東京タラレバ娘」で、「オリンピックを控えた東京」という言葉が出てくるようになりました。「その時、あなたはどう過ごしているのか?」この問いをつきつける漫画は、今後もしばらく続く気がしています。(kuu)

    1
    投稿日: 2016.02.01
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    淡い空気感がたまらないですね。マンションを買うという夢に向かっていく主人公沼越さんのマンション愛には感服しました。雰囲気がとても良い漫画です。

    1
    投稿日: 2015.12.08
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    ノリで買ってみましたけれども、なかなかに楽しめました! ただ絵がちょっとアレですね、WEB掲載作品のためか、少々下手なような…ま、それを差し引いても魅力ある作品ですよ! まあ、一人暮らしの女子がなんやかやするお話ですねぇ…主に「孤独」を扱った作品…最近、テレビドラマなんかにも独身女性を主題とした作品が多々見受けられるようになってきたと個人的には思っているんですけれども、やっぱし世間にそういう、つまりは独身女性が増えているからこのような漫画・ドラマなどがヒットするんですかねぇ… ↑といっちょ前に分析しつつ筆を置きます…さようなら。 ヽ(・ω・)/ズコー

    0
    投稿日: 2015.11.10
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    もともとサイトで無料で読んでいた、プリンセスメゾンが書籍化したということで購入しました。 池辺葵さんの縫い裁つ人も大好きなので、こちらも大好きです。続巻、楽しみにしています。

    1
    投稿日: 2015.10.14
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    池辺葵最新刊にして、池辺葵入門の書としても最適だと思います。淋しさが漂いつつも、美しく、淡々と力強い。だから池辺葵の漫画が好きです。 https://note.mu/carioca110/n/n61fd61824303

    1
    投稿日: 2015.09.16
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    居酒屋で働きながら、1人でマンションを買おうと頑張っている沼越さんのお話。 絵に描いたような完璧な幸せとは違う、だけど地に足をつけて日々を前向きに生きている人たちがたくさん出てきて、じんわりとした温かさとか勇気をもらえる本でした。 明確な目標を持ってまっすぐに向かっていく沼ちゃんはかっこいい。いいお部屋と出会えるといいな。

    1
    投稿日: 2015.09.09
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    ふんわりとした絵。 でも主人公沼越さんは、モデルルーム巡りを繰り返して、運命の物件を探している。 自分の理想に妥協せずに。 なんだか強い。 なんだかカッコイイ。 沼越さん、素敵な部屋が見つかるといいな。

    1
    投稿日: 2015.08.30
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    マンション購入を夢見るおひとり様女子と不動産屋など彼女に関わる人々のお話。ドラマチックな恋愛などとは異なる現実的な題材だが、柔らかいタッチの画がそれをファンタジーに変換させる。ふいにやってくる厭世的な気分や孤独感を表現するコミックならではの場面が上手く、遊び心溢れる装丁も趣向だ。

    2
    投稿日: 2015.08.02
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    社宅、持ち家ときて、モデルルームにいったことがないので新鮮でした。女性が一人でマンション購入、というのは考えたことがなかったけれど、自分の心だけできまること、ほんとに頷けます。言葉は少ないですが、それぞれの住まいとの関わりが想像できて、心にしみました。窓から家族の声が聞こえる、というのはこの上ない幸せなことなんですね。

    1
    投稿日: 2015.07.14
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    「大きい夢なんかじゃありません。自分次第で手の届く目標です。家を買うのに、自分以外の誰の心もいらないんですから。」 そうだね。自分が頑張りさえすれば叶う夢は、いつだって目標だな、って、ふ、とお腹の中に入ってきた。頑張ろう。

    2
    投稿日: 2015.07.01
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    なんというか、沁みる。 リアルだし、ひとり暮らしの空間をどうつくっていくか、それぞれの日常が垣間見える瞬間の切り取り方にぐっときた。 「努力すればできるかもしれないこと、できないって想像だけで決めつけて、やってみもせずに勝手に卑屈になっちゃだめだよ。」 ずどんとくる。

    3
    投稿日: 2015.06.07
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    「食」についての漫画は数あれど「住」についての漫画はなかなかありません。この「プリンセスメゾン」はオリンピックを控え都市再開発が進むと同時に単身世帯が増加し続ける今の東京を舞台に、さらりとしたやさしい絵で時に心にチクリと鋭く描かれます。 主人公の沼越さんは20代の居酒屋アルバイト。古びたアパートに住みながらもコツコツ貯金をして、いつか「自分次第で手の届く目標」であるマンションを買うために、分譲マンションの物件巡りをするのが趣味。 そんな沼越さん以外にも、たくさんの「住まう人」が出てきます。モデルルーム受付の要さんと阿久津さん、大きな部屋に一人で済む初老のベテラン漫画家、母親を一人地元に残しバリバリ働いている30代の編集者、40代で婚活中の公務員女性……年齢は憶測ですがさまざまな人々がそれぞれの部屋で、自分の「住」を生きています。大きい部屋、小さい部屋、賃貸、持ち家、みなそれぞれですが、彼女たちは日々働いて自分を養い、自分で選んだ住まいに住まう。たとえ胸に寂しさや侘しさをおぼえることがあったとしても、それはしっかりとした、とてもうつくしい生き方ではないかと思うのです。 そして私自身はと言えば、一つ所に縛られるのはまっぴら御免の引越し大好き。もしこの作品を最後まで読んで、考え方が変わったら……面白いな!

    1
    投稿日: 2015.06.01
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    読んでいて、心地よかった。決して収入が多いとは言えない女性たちが、自分に合う家を探していく。 連作短編集。

    1
    投稿日: 2015.05.24
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    ああ、私でも、(頑張れば)家、買えるんだ…、なんて小さな夢を持てるマンガだった。 それぞれ色んな境遇の人たちが、色んな思いから家に寄せる期待や展望。 自分で買った家って、持ってたらやっぱり安心するものなのかなあ。

    1
    投稿日: 2015.05.18
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    webを読んでいるが、絵を紙で堪能したい。縦の距離感の構図がすばらしくて。様々なサイズの家と人間、建物と空、その縦空間の表現が美しく、時に残酷なほどリアルで、うたれる。

    2
    投稿日: 2015.05.17
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    いい部屋に住む。不動産屋をまわりモデルルームを見て回る。いまの住み家を出て新しい部屋へと移ることの夢(理想の暮らし)と現実感(ライフスタイルや経済的な事情)と切なさ(いまの暮らしや独身でいること)とをいっぺんにとらえてみせる素敵な作品。贅沢の世界を見せつけたりやたらと現実の厳しさばかり強調したりすることなく、部屋探しを巡る人びとを等身大にあくまでたんたんと描くバランス感覚がいい。

    4
    投稿日: 2015.05.17