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仙台ぐらし
仙台ぐらし
伊坂幸太郎/集英社
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総合評価

155件)
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24
57
61
3
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    本人が「エッセイ書くの苦手」と言っているのだが、それにそぐわぬ(?)内容。 團伊玖磨さんや椎名誠さんのような面白い!って感じのエッセイではなかったな。 本当に一般人のブログを読んでるかのよう。 しかし小説にあるような、ところどころクスリとさせてくれる文章は健在で、自分の映画を話している人の横にい合わせて「なんか暗い」って会話に謝っていたりするところなどは、結構笑えた。

    0
    投稿日: 2016.03.20
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    エッセイはあまり読まないのですが、仙台出張が決まり購入。 仙台へ向かう飛行機の中で読みました。 「伊坂幸太郎は仙台の喫茶店で執筆している。」とあったので、仙台市内のカフェでばったり会えないかを期待しましたが、叶いませんでした。 東日本大震災を綴った内容部分では、やはりぐっときましたね。 ちなみに、仙台では映画「ゴールデンスランバー」のロケ地を巡ってきました♪

    1
    投稿日: 2016.03.19
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    伊坂幸太郎という作家がさらに好きになる1冊。自分が仙台に1年住んでいたということもあって親近感も感じる。内容は半分が震災前。心配性で日常の気になることがあり過ぎてドツボに嵌り笑える。半分一転して震災の直後。震災で心を痛め、作家という仕事に対し疑問を持つも、一般の方からの「また楽しいの書いてくださいね」の言葉でまた意欲が湧いてきたエピソードが印象的。改めて伊坂作品を読み進めてみようと思う。

    0
    投稿日: 2016.02.28
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    かなり気を遣う方なんだなぁと伊坂さんの考えが伝わる。 エッセイという括りですが、実際には...解説を読んでいただくしかないです。

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    投稿日: 2016.02.17
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    仙台に暮らす伊坂さんのエッセイ せっかくなので仙台旅行の時に読みました 普通におもしろく読めるのだけど、 どこか、こういう本の執筆のためにおもしろいこと 探さなきゃなぁって思っている感じがして、 心配症な筆者の人間らしいところが伝わります 仙台に関係した本を出すとどうしても避けては通れない 東日本大震災の話を書くにあたっては、 伊坂さんの影響力の大きさ(本人は望んでいない部分も含めて)ゆえに、 どう表現をするか深く考えたのだろうなと感じますが いい意味でフラットで、でもありのままの気持ちが 読んでいる側にもすっと入ってきました ・・と、いろいろ書いたけど、一番よかったのは とりあえず「ソンソン弁当箱」の話!

    0
    投稿日: 2016.02.13
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    仙台の街で暮らす伊坂さんの生活を綴ったエッセイ。 心配性な伊坂さんの人柄がかわいらしく、好感が持てて楽しく読めた。有名な作家さんなのに「荷物の一つでも運んだ方が良いのではないだろうか」などと言い出したり、腰が低い…。彼の小説はデビュー作からずっと読んでいるけど、作品から受けるイメージそのままです。 その中で印象に残る要素は二つ。 一つは、途中で震災が起こり、本としての方向性ががらりと変わったこと。 震災後は「仙台」を舞台にしたエッセイ、が大きな意味を持つものになってしまった。 しかし、震災後の石巻を舞台にした短編を書くにしても、震災に主眼をあてるのではなく「できるだけ普遍的なお話になっていればいいな」と語る伊坂さん。 「震災前の多すぎるだけでなく、震災後のエッセイまで含めていまの仙台の日常としなくてはならないんじゃないか、それがいまの仙台ぐらしなんじゃないか…」という話をしたと語る編集の土方さん。 地元のこと、被災地のことについて深く考え、大きな思いやりを持っているからこそのそういった姿勢がうつくしいなと感じました。 もう一つは、仙台という街の持つ特別感。 伊坂さんの周りに不思議な磁力が働いているのか、はたまた仙台という街がそういう街なのかは分からないのですが、まるで伊坂さんの小説の中みたいな話が現実に起こります。 コンパクトだけと、不思議な偶然のある街。そんな印象をうけました。

    0
    投稿日: 2016.02.08
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    構えずに読めて良かった。創作部分もあるらしいけど、ご本人も小説の中の人のようでほっこり。 折しも北朝鮮のミサイル発射のニュースがながれ、旦那とニンマリしてしまった。

    0
    投稿日: 2016.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エッセイが苦手らしい伊坂さん。そんな伊坂さんが書いたエッセイだからか(?)面白かった。 エッセイ嫌いだけど、これは良かった。 久々に、エッセイ本で笑いつつ。後半の震災の話し・・3.11に伊坂さんと同じく仙台で被災した私は、共感できる部分も多々有り。

    0
    投稿日: 2016.01.18
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    エッセイ+短編集。臆病な妄想癖のある作者の仙台ぐらしをいつもながらの肩肘の張らない軽妙なタッチで綴っている。震災に会い、途方に暮れながらも自分のできることしようと「楽しい小説を書く」という使命にたどり着く。

    0
    投稿日: 2016.01.04
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    201511/ノンフィクションとフィクションを交えた伊坂先生の人柄が表れたエッセイ。特別な言い回しや過剰な表現がなくても、こうも心に沁みいる文章というのは伊坂先生ならでは。

    0
    投稿日: 2015.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初伊坂作品がこのエッセイ集となった。 本書前半は、「○○が多すぎる」というタイトルでつなげたエッセイ。北朝鮮のミサイル発射に怯え、本物のお化けや怪人が混じっているのではと、未だにお化け屋敷や戦隊物ショーを苦手とする著者は、かなりの心配性で、それだけでユニークな人物像が浮かんできました。そこには大好きな北杜夫のような気質も感じられ、親しみを覚えた。伊坂作品は未読だが、おそらくそのような気質が生んだ作品もあるのではないだろうか。 後半は、東日本大震災発災後の心情を綴ったエッセイや、被災地のボランティアをモデルとした短編作品が収録されている。今にして思うと、37年周期で発生してきた宮城県沖地震が、2015年くらいに起こるのではないかという著者の危惧が奇しくも的中してしまったわけで、心配性な著者のことを面白がるだけでは済まされないエッセイとなった。

    0
    投稿日: 2015.11.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

     正直なことを言えば、震災後、ずっと途方に暮れていた。僕自身は、大きな被害はほとんど受けていないにもかかわらず、役に立たない自分に落胆し、さまざまな不安を前に茫然とするだけだった。ただ、不眠不休で働いているだろう、さまざまな業種の人たちを見かけたり、公務員の友人から、「今が、がんばり時だから」と前向きなメールが届いたりすると、いつまでもおろおろしているわけにはいかないと感じるようになった。ブルーハーツの歌詞に倣うわけではないけれど、「この地震でへこたれるために、今まで生きてきたわけではないのだ」と自分自身に言い聞かせている。(pp.156-7)  うまくは言えないけれど、その時、僕は、「ああ、そうか」と思うことができた。「僕は、楽しい話を読みたいんだ」と気づかされた。(p.180)  仙台って都市としては大きいんだけれど、暮らしはコンパクト。海も山も近くて、ちょっと中心を外れれば田んぼや畑が広がっていて、と自然がたくさんあって、だからこそいろいろな人が暮らしている。そんな町を、僕はいつも歩きまわっている。ちょっと不思議な人たちと出会う確率が高いのかもしれません。(p.246)

    0
    投稿日: 2015.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂さんの仙台の話題がメインのエッセイ 小説でも感じる個性的な感性や視点を感じる文章 仙台という街の不思議な魅力と伊坂さんの魅力が合わさった一冊 最後の短編も良かった シリーズ化しないかなぁ

    0
    投稿日: 2015.11.08
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    仙台を拠点に活動する小説家伊坂幸太郎のエッセイだということで購入。地元の雑誌に連載していたものと、震災後のコメントを収録したもの。本人曰く、エッセイは苦手だそうです。小説家の日常が垣間見られて面白かったけれど。後半に収録されている震災後の心境を綴った短文から、当時の気持ちが分かるような気がしました。

    0
    投稿日: 2015.10.29
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    心配性で繊細で想像力が豊かな伊坂さんにどこまでも親近感がわく一冊。たぶん他の人と比べて「気付き」の感度も高いけど、愉快な人やことが集まりやすい人なのかなあと思った。ちょっと疲れた日、電車やカフェの隅っこで読んでほっとしたい。伊坂さんが面白い話を書いてくれるかぎり世界は少し愉快で優しくなれて、次の日に前を向ける人がここにいる。

    0
    投稿日: 2015.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で借りた本。 仙台をテーマとしたエッセイ。 震災をモチーフにした短編小説もあり、その中で東京から来た映画監督が「市街地は無事だからほっとするね」と言った言葉に対して、「光景を見に来るんじゃなくて、人の心を見に来いよ」と言った言葉がジンと来た。 そうそう。そうなんですよね!っていう気持ちでした。 被害が大きかった地域に比べたら、自分の所のちょっとした不自由なんて、微々たるものだ。そう思って自分たちが我慢するのはいい。だけど、「茨城は被害が少なかったから、被災地じゃない」って。被害が大きかった地域だってあるのに。 住所が茨城県だっていうだけで、まだマシでよかったじゃん。なんて扱われても、「あんたに何が分かるんだよ!」って気持ちになってしまう。 そんな気持ちを代弁してくれた話でした。

    0
    投稿日: 2015.10.04
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    伊坂幸太郎が、生活の拠点である仙台での暮らしを描いたエッセイ集。東北に地元誌にゆっくり連載されたエッセイを中心にまとめられており、時間軸は2005年からとかなり長い。また、後半では東日本大震災を契機に、東北の媒体に対してのみ発表された小文や、移動図書館ボランティアの青年2人を描いた短編小説「ブックモビール」が収録されている。こちらは、大きな被害はなかったものの広い意味での被災者としての当事者でありながら、大した被害を被っていない自身が何を語れるのかという迷いの表出も含め、興味深い。 震災の後で小説を書くことに対して逡巡していた著者がたどり着いた「僕は、楽しい話を書きたい。」という一文がぐっとくる。

    0
    投稿日: 2015.10.04
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    仙台に遊びに行ってみたいな、と前から思ってるけど、行きたい気持ちが増えたなあ。これといって行ってみたい場所とかが出てきたわけじゃないけど。

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    投稿日: 2015.10.03
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    5年に渡る連載という事なので何となく街の風景や空気感が変わって行ったのを感じる事が出来た。特に震災前後は文体も微妙に違う様に感じられ今も尚影響を及ぼしているのだろうと察せられる。短編は短いながら伊坂ワールド全開の清涼感溢れるオチであった。

    0
    投稿日: 2015.09.30
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    本人が「エッセイ書くの苦手」と言っているのだが、それにそぐわぬ(?)内容。 團伊玖磨さんや椎名誠さんのような面白い!って感じのエッセイではなかったな。 本当に一般人のブログを読んでるかのよう。 しかし小説にあるような、ところどころクスリとさせてくれる文章は健在で、自分の映画を話している人の横にい合わせて「なんか暗い」って会話に謝っていたりするところなどは、結構笑えた。

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    投稿日: 2015.09.26
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    仙台で作家生活をされている伊坂幸太郎さんのエッセイ。 「仙台ぐらし」っていうタイトルに、なんとなくほっこりできそうな語感を覚えてご購入です。最近書店で手を伸ばす本というのはほぼこんな感じです。 ・ハートウォーミングなもの(悲しい話いらない) ・のんびりできそうなもの(暑苦しい話いらない) ・すらすら読めそうなもの(難しい話いらない) なんか、こうやって書いてみるとちょっと病んでるっぽいですが、やっぱり仕事とか実際のところけっこうキツかったりするので、バランスをとろうと肩の力を抜いてゴロッとしながら読めそうな本に手が出るんですかね。当分は心のままに、無意識が求めるものに従って読んでいきたいと思います。 で、仙台ぐらしを読んで、仙台に行きたいという気持ちになったかというと、答えは「ノー」です(笑)。でもそれはこの本が面白かったということとは矛盾してません。そこへ行きたい気持ちにさせるのはガイドブックの仕事ですね。

    0
    投稿日: 2015.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎さんの小説はよく読むけれど、あまりどういう人柄なのか知らなかったのでとても新鮮。 「あ、こんな感じの人なのね」と好感の連続。気だるくも、軽快な切り口が何とも心地良かった。 それから、震災の話で紹介されていた「Keep going, and keep doing what you're doing......keep dancing」が印象的。

    0
    投稿日: 2015.09.09
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    仙台在住の作家、伊坂幸太郎さん 実家に帰った折に SPAL内の書店で購入~ 彼の著作には地元が登場しますが これはそのもの仙台での日々! 震災のことも綴られていますが それが中心ではないです 人気作家の日常を 覗いてみませんか~ 巻末には 伊坂ワールド大展開の物語がついてます~☆ またやられました。

    0
    投稿日: 2015.09.04
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    先日仙台に行ったので、目についた本。 仙台の話といっても、伊坂さんの日常での仙台。 こんなに面白い日常を送っているなんてと思うとともに、心配性なところにちょっと親近感がわいた。 心配事が多すぎるⅡで言及されているウィリアム・トレヴァーのテニスコート。気になります。 短編小説のブックモービルも伊坂さんらしさが溢れていて、震災の悲壮感がなく、何でも笑い飛ばせそうなところが良かった。 文庫版あとがきに出てくるソンソン弁当箱というバンド。なかなか面白そうです。

    0
    投稿日: 2015.08.28
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    伊坂さんはエッセイが苦手だと言っているが、なかなか面白かった。仙台に暮らし、喫茶店で仕事をして、些細な事に心配し、多すぎるシリーズに行き詰まる。もう、エッセイは書かないのかな。また読みたいと思う。

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    投稿日: 2015.08.24
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    【ブックモービル】ではこころを揺さぶられた。 個人的に仙台での思い出を振り返りながら読めた。 そしてまたいつか必ず戻ると決意を新たにさせてくれた本だった。

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    投稿日: 2015.08.22
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    伊坂幸太郎氏は仙台の人なんだ。著者のエッセイ、そして東日本大震災の記録でもある。東日本大震災を舞台にした短編も。 自分は心配性かと思った事があるが、そんなことないことが判明した。さすがに北朝鮮のミサイルには心配にならない 【学】 大きな震災に遭った人は、その影響で、急に泣き出したり、怒りっぽくなったり、虚脱状態になったり、塞ぎ込んだりする。それは、生き物の防衛本能で、自分はそういう状態にいる、と自覚しておくことが大事

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    投稿日: 2015.08.21
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    伊坂幸太郎がしょうもないことをあれこれ心配している人、というのがわかって、思わず笑ってしまった。あんなに大胆なストーリーを書く人がまさか、と。可愛らしさすらおぼえた。 だが、あの綿密に練られたストーリーは、細かなところに気づき、思いをはせることのできる、この繊細さがあるから生まれるのだと思った。 あそこまで細かく、気づかないレベルから何重にも伏線をはり、回収するために読み返させるような設定は、何も感じない人にはきっと作れないと思った。 それがわかっただけでもよかった。 震災の話題は致し方なしだけど、ない方がしょうもなさだけが残ってまとまりはあったかもしれない。時間の経過が残されているのもまたエッセイの良さかなと思う。

    1
    投稿日: 2015.08.19
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    前半は仙台に関するエッセイ。 後半は震災がらみのエッセイ+短編小説。 著書にもあるように、仙台のお店や観光地など、注目となる場所を取り上げて。。。というのではなく、日々の生活を中心に書かれているので、仙台らしい場所がいくつも出てくるという内容ではない。伊坂氏自身の日々の日記のような。でも著者の人となりが伺われて、他の作品へのワンステップにはなるかと思います。 そういえば、昨日か一昨日の新聞に「仙台、タクシー削減へ」なんて記事があったな。タクシーのエッセイが2005年の内容なので、10年間そのままだったんだろうか。運転手さんもいろんな出会いがあったかな?

    0
    投稿日: 2015.08.12
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    伊坂幸太郎の仙台エッセイ。 仙台市民だったら喫茶店で遭遇してみたい。 隣でコーヒー飲んでそのまま立ち去りたいものです。

    0
    投稿日: 2015.08.08
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    夏休み、さて何を読もうかと各社の夏のキャンペーンの小冊子を貰って帰って考える。 集英社のナツイチの冊子には“お試し読み”が載っていて、この本のそれはエッセイとは言いながらこの作者の小説の一片を思わすような内容で、どこかでエッセイは苦手とあって買うのを躊躇していたのだけど、俄然読みたくなった次第。 読み進める中で『当初、目論んでいたのは、エッセイに見せかけたフィクションであった』と書いてあり、さもありなんと納得する。 ところが、それもなかなか難しかったらしく『最初の、「タクシー」の話の時こそ、半分ほど創作したものの、第二回以降は基本的に、実話を書きつらねることに専念した』ということで、だけどもこの本の前半のユーモア溢れるお話は十分らしさを堪能出来た。 …2005年から2015年まで書き溜められているということは必然的にあの震災を挟んでいるわけで、書かれたもののトーンは当然そこを区切りに変化する。 作者自身、大きな被害にはあわなかったとは言え、仙台の街に住んでいるからには物理的にも精神的にもダメージはあるわけで、余震の恐怖の中、役に立たない自分に落胆し、途方に暮れ、しかし『「この地震でへこたれるために、今まで生きてきたわけではないのだ」と自分自身に言い聞かせ』、そして少しずつ自分を取り戻していく様が、語って良いのかという迷いを伴いながら語られる。 そうした中で書かれた「ブックモビール a bookmobile」はとても“楽しい話”だった。

    2
    投稿日: 2015.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎のエッセイ。 仙台で暮らす著者の日常を記したエッセイのなかに著者の作風に通じるような視点が見られ面白かった。

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    投稿日: 2015.08.04
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    伊坂幸太郎の仙台ぐらしを読みました。 伊坂幸太郎が仙台で暮らしているなかで出会ったいろいろな出来事を描いたエッセイ集でした。 心配性の伊坂幸太郎のエッセイはほほえましく読みましたが、震災の後のコメントは悲壮感が漂っています。 今やっていることをやり続けなさい、というコメントが心に残ります。

    0
    投稿日: 2015.08.02
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    伊坂幸太郎さんのエッセイ集。「コンパクトシティ」と言っているだけあって、それが感じられるエピソードが多いのがいい。エッセイもどこか、伊坂さんの小説っぽい感じになるんだなーと思った。

    0
    投稿日: 2015.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂さんのエッセイってあんまり読んだことがないんだけれど、気楽に読めそうなので手にとってみた。 伊坂さんの人となりがよく分かるような一冊だった。ものすごく心配性なところから色々な小説の発想が生まれているんだろうな、と感じた。 震災前後の気持ちがありありと伝わってきた。

    0
    投稿日: 2015.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎さん、 わたし、実は小説を読んだことありません。 映画も見たことないです。 対談もインタビューも知りません。 でも、仙台の街なかで同じ時を過ごしたひとであり、 その同じときに過ごした仙台の街なかを書いた本であり、 こりゃ、読まざるを得まい、といった変な義務感(?)から 手にとってしまった一冊でした。 いま、仙台を離れてしまったわたしは、 とても懐かしい思いで読みました。 そうそう、そうだった。 国分町のタクシーの列、なくなってしまったHMV、 あの道の名前、あの町の名前、 あの景色、あの雰囲気。 過去はどうしてこんなにも、振り返ると実際よりも 美しく感じてしまうものなんでしょうね。笑 震災のことがまさか、書いてあるなんて思わなかった。 まんまと読まされました。 あのとき、あの期間のことを、まだいまも こんなにありありと思い出せるなんて 思いませんでした。

    0
    投稿日: 2015.07.29
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    前半…飾らないゆるーい日常エッセイ。自分も、仙台の街をうろうろしながら、「立地条件が良く」かつ「混んでいない」店に立ち寄れば伊坂さんに会えそうな気がしてくる。 後半…東日本大震災の体験談と、震災を題材にした短編小説。根本的には解決されていないのに、なんとなく救われた気分で終わるのはやっぱり伊坂幸太郎。

    0
    投稿日: 2015.07.27
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    エッセイと短編。 震災前と後のエッセイが入っており 仙台在住の作者の変化が読める。 番外のソンソン弁当箱の話は 嘘みたいで笑った。

    1
    投稿日: 2015.07.25
  • ちょっとイメージが変わった

    売れっ子作家さんのエッセイです。 お気に入りなのでほとんどの作品を読んでいます。 今回初めてエッセイを読みましたが,少しイメージが変わりました。 極度の心配しぃだったり,街で声をかけられると身構えてしまったり。 若くしてこんなに本も売れているし,才能あふれる人なのに・・・。 でも,そんな感じも微笑ましくもあり,これからも面白い作品を書いて欲しいです。 彼の描く女性が好みなんですが,やはり奥さんがそんな人なんだというのが分かりました。

    4
    投稿日: 2015.07.21
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    同時期に発売された「3652」は様々な雑誌を寄せ集めた内容であるが、こちらは「仙台学」という本(雑誌?)に掲載されたもので、エッセイではあるが、作り込まれている。著者も言っているが、面白いことなんて日常にそうたくさん起こることではないが(小さな面白いことはあるけど)そこはプロ、何気ない中にもユーモアを加え、引き込まれる。これで、伊坂幸太郎祭り(自分の中では)が終わる、ちょっと寂しい。

    0
    投稿日: 2015.07.21
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    伊坂さんは日常でも伊坂節を言い回してるんだなと期待通りな伊坂さんを垣間見ることができます。 エッセイに登場するお嫁さんも面白い。

    0
    投稿日: 2015.07.21
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    伊坂さん目線の仙台は、今まで気にもかけなかったようなおもしろい発見がいくつもあり、読みながら街歩きをしたくなるような気持ちに何度もなった。一方で、時間の変遷による日常の変化や、それに伴って考えた様々なことやたくさんの思いも詰まっており、心に響く場面があった。伊坂さんのエッセイは今回初めて読んだため、伊坂さんの人となり等も、とても興味深く読んだ。 サクッと楽しくもあり、じっくり考えさせられもする、自然と引き込まれる一冊。

    0
    投稿日: 2015.07.19
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    もともとは、仙台の出版社である荒蝦夷(あらえみし)が年二回発行している、「仙台学」という雑誌の創刊号から第10号までに連載していたエッセイに、やはり仙台の地元各メディアに寄稿した3.11の震災がらみのエッセイ、そして同じく3.11の震災をテーマにした書き下ろし短編小説一編を加えたのが、このエッセイ集です。 つい先日、同じく伊坂幸太郎さんのエッセイ集「3652」を読み終えたばかりですが、それとは全くちがった印象を受けましたので、そのことを中心にレビューを書いてみます。 まずは本書の大半を占める、「仙台学」連載の10本。これは伊坂さん自身が、「◯◯が多すぎる」とテーマを決めて書き綴ったものです。 「3652」が、デビューからの10年間にいろんなメディアに書かれたエッセイの、語弊はあるものの「寄せ集め」であったのに比べると、文体に統一感があり(単行本化の際に、初出時の話し言葉に近い砕けた感じが、あまりに軽薄に感じたために、文章はほぼ書き直したとあとがきでかたっておられます)、また文章も可笑しみが増して、伊坂さんの小説に近いような印象を受けます。 ただ、ご本人が、少々度が過ぎる心配症であることがどのエッセイにも描かれていて、可笑しみのある反面、後半はやや食傷気味になったのも否めないところです。 その点において、僕の伊坂さん作品に対する評価としては珍しく、☆一つを減点しています。 このエッセイ集のもう一つの側面である、3.11の震災に関するエッセイの数々は、それぞれは短いものですが、震災後の日々の中、伊坂さんが何を考え何をしていたか、あるいはしていなかったかが「淡々と」書かれています。 幸い、伊坂さんご自身はご家族も全員無事で、住む家も失わずには済んでおられますが、それでも「被災者」となった苦しみや、作家として何をしたらいいのかわからない無力感が静かな叫びのように胸を打ちます。 そして、書き下ろし短編の「ブックモビール a bookmobile」、実在するモデルがいるという、震災地を移動図書館で駆け回る主人公二人が、とても魅力的で、ストーリーも伊坂さんらしく、存分に楽しめます。 ボリュームは「3652」に比べると、明らかに落ちますが、いろんな伊坂さんを知ることができる、いいエッセイ集だと思いました。

    0
    投稿日: 2015.07.15
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    読むのは2度目。やはり大震災を現場で体験した人の心情は、東京在住者にはちょっと推し量れないところがある。

    0
    投稿日: 2015.07.14
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    ・記憶というものは、常に変化し、誇張や嘘が混じるものなのだ。 ・好きではじめた仕事は、嫌いになったとたんに終わるけれど、「嫌々」がベースにあるのならこれはなかなか終わらない。 ・「keep going, and keep doing what you're doing……keep dancing.」今やっていることをやり続けなさい。(略)今踊っているダンスを踊り続けなさい。

    1
    投稿日: 2015.07.13
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    仙台の街の雰囲気が好きな私にとって、この本を読んでいると街の雰囲気を身近に感じる事ができました。 この本を読み終わって、いつか仙台に行った時にまた違った伊坂目線で見る事ができるのが楽しみです。

    1
    投稿日: 2015.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初読。伊坂さんご本人がエッセイは苦手と書かれているように、まあ小説ほどは面白くはなかった。小さく笑わせる文章の上手さは変わらないんだけどなあ。最初の「タクシーが多すぎる」は「エッセイに見せかけた作り話」風で「お、さすが、一味違うね」と思ったんだけど、続かなかったですね。震災に関するエッセイは、伊坂さんがどんな風に過ごして来られたのかを少しうかがうことができて、よかったです。

    0
    投稿日: 2015.07.09
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    エッセイは苦手だ、と何回も書いていた伊坂さんの貴重なエッセイ集だと思う。 震災後を、伊坂さんの視点で書いていることにも、ぐっときた。

    0
    投稿日: 2015.07.08
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    作者紹介の写真を見て優しくてほんわかした方なんだろうなと思ってたけどまさにその通りでゆるくてくすっと笑えるエピソードが満載。 何回も繰り返し読むであろう一冊です。

    0
    投稿日: 2015.07.07
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    面白かった! 伊坂さんの実話かフィクションかどちらかよくわからない感じのくすりと笑えるエッセイ?もとても楽しめたし、後半の震災についての記述はガツンときた。 伊坂さんの感じた無力感はとてもよくわかる。 もちろん同じではないだろうけれど。 被災地から遥か遠く、ほとんど揺れを感じることすらなかった私からみれば仙台に住む伊坂さんも被災者の1人で、被災地に暮らす方が無力感に苛まれるなんて衝撃というか悲しくなった。 無力感に苛まれるべきは今も何もできずにいる自分なのだと。わずかな募金や3.11を忘れないでいる、くらいしかしていない自分だと、そう思ったら読んでいて涙が出た。 あとがきが良かった。 偶然に次ぐ偶然に、1流の作家たるものこういう”引き”があるものなのかぁ、と思う反面、フィクションじゃない、よね?なんて少し思う。 最後にくすりと笑わせてくれて、ありがとうございます。

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    投稿日: 2015.07.07
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    普段エッセイ本は読まないのですが、好きな作家なため手に取った。 伊坂さんの温かい人柄が伝わり、小説とはまた違った面白さがあった。

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    投稿日: 2015.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    仙台在住の作家のエッセイと短編 「多すぎる」中心にエッセイが書かれている。猫の話やタクシーの話、伊坂さんの日々の出来事を切り取り書かれている。ブックモービルは本誌唯一の小説で、移動図書館の話。本誌では震災の事にも触れられている。震災時の足場の不安定な焦燥感などが感じさせる。

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    投稿日: 2015.07.04
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    仙台、タクシーはともかく街の雰囲気はすごく良さそうだ。作家という仕事上、東京に住むことの必要性やメリットがそこまでないのが羨ましい。腹立ちも含め、作者の人間性が見えることで小説とはまた違った形で作者が好きになりそうだ。

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    投稿日: 2015.07.01
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    伊坂さんの仙台での日常エッセイ。伊坂さんの人柄がわかってとてもおもしろかったです。震災後の文章も、等身大の言葉、という感じがして、読めてよかったと思いました。

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    投稿日: 2015.06.29
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    一番初めの「タクシーが多すぎる」は、フィクションのせいか伸び伸びとした文章が伊坂幸太郎さんらしくて読んでいて心地よかったです。その後は仙台という地での暮らしぶりがほんわかと伝わってきます。その愛着のある仙台で震災に遭い作家としての自分の立場と向き合います。そして最後の「ブックモビール」ではその震災を題材にしています。文庫版あとがきで書かれている偶然の出会いも楽しかったです。

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    投稿日: 2015.06.27