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アオアシ(1)
アオアシ(1)
小林有吾/小学館
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総合評価

24件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「仲間、根性、熱血」みたいなのがスポーツ少年漫画の王道だけど、ユースを題材にしたサッカー漫画だからこそひと味違うのがすごく良かった。 どれだけ努力しても、どれだけいいやつでも、結果が出なければ意味が無いという無慈悲な環境の中で、少年たちが仲間ともがく姿がとても感動した。 そんな環境にいると忘れがちだけど、別にプロにならなくても幸せになれるし、どんな人生が幸せなのかは人それぞれ。結果がすべての究極の環境でも「勝利への執着」や「仲間を思う心」がひとつも無くなるわけではない。こういう理想と現実の折り合いの付け方の描き方もすごく丁寧で、リアルで、でもただのハッピーエンドでもなくて、上手く表現されていると感じた。 物語を読み切ったときに、葦斗、大友、冨樫がAチーム、そしてプロへの道を歩む中、内部昇格組以外の中で自分だけが遅れをとる橘のことを考えると胸がぎゅっとなった。現実は甘くない。でも、橘が可哀想だとは思わない。橘には橘の幸せがある。 サッカーのプロというのはお金をもらってプレーしている、つまり仕事としてプレーしているので、社会人が読んでも共感できる葛藤やしがらみがあった。少年だけじゃなくて社会人にもぜひ読んでほしい。

    4
    投稿日: 2025.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    珍しいサッカーユースを舞台にした漫画。 漫画としてのフレームはほぼSLUM DUNK。 特にスラダンと比較しやすいポイントとして、 ・主人公はスポーツ知識がなく、作中を通して読者と一緒に学んでいくストーリー ・主人公にはとびきりの才能があり、努力を怠らない ・わずか1年間での急成長 が挙げられる。 スラダンにない要素として恋愛要素や家族との関係性、海外サッカーと日本サッカーの違いに深く触れていること、コーチ陣の指導や葛藤など。この辺りは大人ほど共感しやすいエピソードの種になっている。 逆に削そがれている部分としては、主人公チーム以外の試合がほとんど描かれないこと。選手人数が多いサッカーだから仕方のないことだが、相手チームに関しては各チーム2-3人しか目立った見せ場が無いし、名前を認識する必要すらない。 その代わりにチームメイトそれぞれに見せ場があり、それは苦悩からの成長だったり活躍だったりする。とはいえ、主人公だけがトントン拍子でステージを上げていく中でしれっと消えていくような仲間も当然出てくる。あえてここにフォーカスしたエピソードはないが、これに気付くと結構残酷。それこそ作中でややネガティヴに描かれたスペインの育成システムに近いものを感じてしまう。 作中の時間ではほぼ1年間しか経っておらず、田舎のサッカー少年がバルサユースと戦い勝利するまでの急成長はさすがに漫画すぎるとは思うものの1試合ごとに明確な課題をみつけ、挫折し、立ち上がり、成長するというサイクルを高速で繰り返すストーリーは中だるみがなく最後まで一気に読みたくなる構成になっている。 ラスト3話で一通りの気になる要素を一気に回収してくれたので、星1つ追加。これは1話から読み続けてきた人にだけ与えられるご褒美だと思う。 なお、私はサッカーについては門外漢であり作中の戦略や思考が現実のそれとリンクしているのかどうか判断できなかった。

    0
    投稿日: 2025.08.20
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    まだ一巻の本当に最初しか読んでいないけれど、少し絵がガチャガチャ騒がしく感じる。いつの間にか少年漫画の情報量がうるさく感じる年齢になってしまった模様。

    0
    投稿日: 2025.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【熱いひたすら熱い】 【ヒロインに感情を揺さぶられる】 39巻まで読破済み。 毎回一言で作品を表そうとするが、好きすぎてまとめ切れなかった作品。 アシトの葛藤や成長を目の当たりにすると思わず走りたくなってしまうし、自分の好きなことを突き詰めて何かを得たいと思ってしまう。 アシトの成長は周りに支えられている。人の繋がりも感じられる作品。 熱量が詰まってて読み始めるとページをめくる手が止まらなくなる。 高校生の多感な時期に過酷なユースの世界で過ごす子どもたちはみんな大人びて見える。 33巻の花ちゃんは漫画誌に残る1ページだと思う。今までの悩みやすれ違いがここで昇華されて涙と鳥肌が止まらなかった。 スポーツ漫画だけど恋愛模様にも目が離せなかった。 サイドバックにコンバートされるシーンはアシトの失望にこっちの心まで痛くなった。

    0
    投稿日: 2025.04.07
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    夢中という才能。 直情的な性格は、素直の裏返し。 まっすぐなサッカー漫画。 これからが楽しみです。

    0
    投稿日: 2025.02.11
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    感想 直情型サッカーバカは話としてありがち。 ここからどう面白くなってくるのか? あらすじ 愛媛の中3の青井葦人は、東京シティの元日本代表の福田監督に、ユースのセレクション試験を受けにくるように誘われる。

    5
    投稿日: 2024.08.17
  • サッカーのイロハ

    サッカー観戦といえばただボールの行方を追っているだけになりがちですが ボールが動けば当然両チームの選手たちも動くわけで ボールを動かしている、動かしていない選手たちは 何を考えどうしようとしているのか 色々なことがこの漫画を読むことでわかってきますよ

    0
    投稿日: 2024.07.01
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    情熱あるサッカー漫画。アニメ化もされている。 愛媛県の中学生、青井葦人はサッカーが大好き。東京のユースチーム監督の福田達也に声をかけられ、東京でユースチーム選抜試験を受けることになる。 フィールド全体を見る力、サッカーに対する負けん気の強さと声かけするチームワーク力があるなと思った。 サッカーに合う素質をもっているからこそ、これだけ伸びるのだと思う。その表現がとても上手いと思った。 他の受験生もそれぞれ特徴があり面白い。 サッカーに熱い情熱ある方にとって興味深く読める漫画。

    0
    投稿日: 2023.06.09
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    4月にテレビアニメ化されたので観ていた。 最初はアシトに馴染めなかったけど、徐々に成長して行く姿に惹かれていった。 アニメの2期を期待しつつ、原作でアシトの、ユースの成長を見ていきたい。

    0
    投稿日: 2022.11.22
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    めーちゃくちゃおもろい 主人公の才能と戦術がカッチリハマる興奮えぐい 挫折を乗り越えて成長する描写もあちー

    0
    投稿日: 2022.09.04
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    漫画だし途中までしか読んでないけど久しぶりに凄くいい漫画に出会ったので、記録。6巻まで読んだ。サッカー知識ゼロのわたしが読んでてすごく面白いから、多分知ってる人はもっと楽しめる。葦人の、精神面で子どもっぽいし、おちゃらけてるように見えるんだけど、アツイところとか義理堅いところが魅力的。キャラクターとしてのアンバランスさがよい。お母さんとの別れのシーンは涙なしでは読めません。 •阿久津というキャラが暴力的でイヤなやつなのスポーツ漫画あるある?笑 •橘がかっこいい男すぎる。天然ジゴロ。 •やはり福田監督のかっこよさ。 •チームスポーツにおいて、俯瞰で見れる、まるでコートを上空から見ているようなプレーができるってすごいこと。それができる人って一握りなんだと感じた。 •特に長編漫画って3巻までの面白さにかかっているような気がしている。アオアシは試験に受かるまでがやはり熱くて面白い。主人公が何度も挫折して、苦しむ姿に、もうやめようってこっちが思っちゃう。でも諦めない葦人に勇気をもらえる。そういう人生を賭けれる、大事なものがあるっていいなって思える。

    0
    投稿日: 2022.06.12
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    アオアシ1(ビックコミックス) 著作者:小林有吾 発行者:小学館 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 いま最も熱いサッカーマンガが、待望のアニメ化。 公式サイト:https://aoashi-pr.com/ Twitter:https://twitter.com/aoashi_pr?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor youtube https://youtu.be/5hIIBK5H-Ug

    0
    投稿日: 2022.04.05
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    作者の他作「ショート・ピース」があまりにも面白くて 以前から気になっていたこの作品を読み始めた まず3巻よんでみたが もう2巻で登場人物に感情移入して 泣いてしまった いい作品だ アシト可愛い 主人公いい

    0
    投稿日: 2021.09.27
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    私が好きな成長ものマンガ。 オーディション番組とかも同じジャンルだから好きなんだと思う。 息子がサッカーをやってたころ小学生でも上手な子は、頭がよく大人っぽい子だったし、技術だけじゃなく頭脳プレイができないとダメなんだよなーと思っていたので、読みながら共感しかなかった…。 これから読み進めていくのが楽しみ!

    0
    投稿日: 2021.06.05
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    美味しいご飯に調味料を加えた感じで、ストレートに美味しい、じゃなくて面白い。「honto」なら、期間限定だけど6巻までタダで読める。今更ながらハマってしまい、夜中まで起きるハメに…いつになったら気持ちが落ち着くやら…

    0
    投稿日: 2020.11.01
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    考える葦。 食レポが地味に好き。 武蔵野戦とその前後が面白すぎ。 望コーチがいいキャラしすぎ。 福田に比べて「できない側」でありBチームの気持ちにたてる。 福田の理想に献身的で憎まれ役を買って出ることもある。 先週のことをよく見ながら良きコーチングがなにかを悩み続ける。 そして時に笑う。

    0
    投稿日: 2020.08.10
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    現実世界を描くのが非常にうまい 自分がサッカーやってたことだけあって、本当の世界にしか思えない描写力と頭を使う論理的な思考が素晴らしい

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    投稿日: 2020.04.19
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    王道のサッカー漫画です。 一般的なサッカー漫画と違う点としては、ユースのクラブチームが舞台である点だと思います。そのためレベルの高いサッカーの知識が描かれているケースが多く、面白いです。 サッカーが好きな方や、熱いスポーツ漫画が好きな方にはおすすめです。

    0
    投稿日: 2019.12.20
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    久し振りにサッカー⚽️漫画を読んだけど、メチャ面白い! ユース(高校世代)のJリーグ下部組織に焦点を当てて、この世代ならではの葛藤や成長を描いている。 実子が成長した姿を夢みたり、自分の若かりし頃を振り返ったり…色んな人がシンクロ出来まっす

    0
    投稿日: 2019.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アオき原石よ、「Jユース」で飛翔せよ! 愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人。粗削りながら、強烈なサッカーの才能を秘めているアシトだったが、まっすぐすぎる性格が災いして、大きな挫折を経験することに―――そんなアシトの前に、東京にある強豪Jクラブ「東京シティ・エスペリオン」のユースチーム監督・福田達也が現れる。アシトの無限の可能性を見抜いた福田は、東京で開催される自チームのセレクションを受けるよう勧めて!? 将来、日本のサッカーに革命を起こすことになる少年の運命は、ここから急速に回り始める!!(Amazon紹介より)

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    投稿日: 2018.10.29
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    借りて読んでるが、買って揃えても良いと思える内容。 チーム戦略→メンバーのグルーヴ感→個人戦術→個人の熱量 まで落とし込まれていて自分が思うサッカーの醍醐味が全部詰まっていると言ってもいい。 Twitterで誰かが紹介していた「戦略コンサルの話みたい」ってのが面白かった笑。

    0
    投稿日: 2018.09.24
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    ~8巻 話の進み方は面白い。キャラはイマイチ。 サッカーの能力が高目で描いてあるので今後が苦しくなっていきそう。

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    投稿日: 2017.04.01
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    サッカーもの。すべて俺にボールを集めろという破天荒な性格に「マンガの主人公みたい」と周囲の者が言ったりするのがおかしい。少年マンガの王道ですね。 ここで描かれるのはまずはユースの話で、サッカーチームのメンバーの出身は6人はユースからあがっていることが望ましい。個性をよく知っているのでハズレがない。選手はユース、他チームからの移籍、さらにセレクションというテストでの引き上げから入ってくる。話が細かくて面白い。監督の挨拶もしっかりしているし、意外と骨太い内容のマンガで面白い。 主人公はガッツもそうだが、チーム全体がどこにいるのかの把握能力が高いという設定るそれでFWなので自分の陣地で敵をひきつけておいてスルーパスを出すといったプレイをしてみせる。

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    投稿日: 2017.02.13
  • 何回も読み直してます

    サッカー漫画として有名なキャプテン翼、ホイッスル、BE BLUES!~青になれ~、DAYSなどがありますが、本作品は個人技で活躍していくよりも壁にぶち当たりサッカーという競技を学んでいくストーリーです。必殺技は出ません。主人公がうまくいかない展開はかなり多く、落ち込んだりします。DAYSのように走り回れば何とかなるストーリーでもないですが嗅覚という点では似てます。個人的な感想では先に挙げた漫画だとBE BLUES!~青になれ~の主人公をセンス版です。その分指導者の福田監督をはじめとする大人たちが何が足りないのかを教えてます。また、ユースを中心に構成されているので目新しい漫画といえると思います。

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    投稿日: 2016.09.26