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デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」
デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」
デービッドアトキンソン/東洋経済新報社
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総合評価

125件)
4.2
37
54
14
3
0
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    コロナ前の話ではあるが、今後のコロナ禍において、観光地として選ばれるための条件や課題はきっと変わらないし、競争は激化するはず。観光産業の話ではあるが、その他の業界においても同様の目線=ニーズは何か?をしっかりと捉え、対応できなければ負け組になるのだろうなぁと感じた次第。日本人の振る舞いなどは読んでて、海外の方達からはそのように見られているんだなぁと納得しつつも苦笑い…良本だと思います。

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    頭を水をぶっかけられたような感覚。政令指定都市の役所で観光業務に10年近く携わっています。昔、上司がこれいいよーと教えてくれたけど、読みきれてなかった本書…。1秒でも早く読んどけよ!と自分に叱りたくなるくらい観光業務に携わる人々は必読の一冊だった。 日本の外国人に対する「来るなら来ていいよ〜」「来たら良さ分かるよ〜」的な感覚、分かる。 全然容姿もスタイルも磨けてない女子(日本)が「付き合いたいなら付き合ってあげてもいいけど〜」って言ってるように感じた。(完全に主観すぎるけど)本当に(観光で)モテてる国(ヨーロッパ諸国)はめちゃくちゃ努力してお金積んで…そりゃそうだよね、っていう当たり前の事実を、淡々と述べられてしまった。という衝撃。 特に後半に文化財についての言及があって耳が痛すぎる…。いまは文化財の保存活用の担当しているが、壊れないためのお金だけしかつかないし、建築の専門家による建築の専門家にしか分からない価値を残すためのお金だし、全然改変も活用もできないし、これって意味あるの…???と疑問疑問疑問で全くモチベーションの上がらない仕事だったけど、本書のおかげでまだまだやれることたくさんあるんだ!と本当に希望が湧いた。本当に感謝しかない。 せっかく縁あって観光担当になったので、この本を教科書に。なんとか頑張っていく。救われました、ありがとうございます!

    0
    投稿日: 2025.02.24
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    海外から見た時の日本と国内のギャップを痛感する本でした。GDPに限界がある日本の潜在的な成長戦略について深く言及されています。

    8
    投稿日: 2024.09.10
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    志望学部・職種:観光 ここがオススメ!:日本は観光立国になれる、大きなポテンシャルを持っているのにそれを生かせていないことと様々な観光の現状、それらに対する解決案がわかりやすく書かれている。

    0
    投稿日: 2024.05.14
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    「おもてなし」が観光のクオリティを上げるという考え方は的外れという指摘は、今まで感じていた違和感に対するカウンターとして爽快だった。 地域産品の海外販路拡大とかクールジャパンでも常々「ありのままの私達を絶賛してくれる人に売りたい」という意識ばかり感じていたけど、観光分野でも同じだったのか。。 これはもう日本人の対外的な特性なのか、未熟なだけなのか。

    0
    投稿日: 2023.09.11
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    「自画自賛のアピールはマイナス」 海外旅行経験のないよーな田舎の連中は観光業から手を引くべきだとつくづく思った本。

    0
    投稿日: 2023.07.30
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    Pivotのトークなどを見ていても、著者の人間性にはあまり共感はできないが、的を得ている指摘は多く、今後の参考になる本だと思う。 国、行政レベルの提言が多いため個人でどうするかというのは個々人で考える必要はあるものの、インバウンド観光を考える上で、実際にお金を落とす外国人の目線を持っているイギリス人の著者の言葉と知見は参考にしたい。

    0
    投稿日: 2023.05.19
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    日本のおもてなしは押し付けと捉えられる可能性があり、必ずしも外国人観光客のニーズとはマッチしていないことや、文化財を活用しいかに滞在を長くさせるかが重要という点がなるほどと感じた。 また京都はフィレンツェのような街かと思ったが全然違ったという外国人ジャーナリストのコメントが印象に残った。まさにそのとおり。 文化観光と方々で言っているが、もっと真面目に文化財で稼いでいくことに注力すべき。

    0
    投稿日: 2023.05.02
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    読みたいリストに入れっぱなしだったが、図書館で見つけて手に取った。 非常に面白かった。 日本はなぜ観光立国を目指す必要があるのか、そのためには何が足りないのか、どうすれば良いのか、をデータで根拠を示しながらロジカルに説明してくれるので、とてもわかりやすい。 「おもてなし」の勘違いなど、なるほどと思うところが多かった。 この本が発行された2015年から8年が経った。コロナ禍という、当時は想像も出来なかった事態が起こり観光業はダメージからの回復途上だが、そんな今だからこそこの本の指摘は重要度を増すと思う。

    0
    投稿日: 2023.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本における観光業界について現状、そして理想までの解決法などが著者視点から分かりやすく書かれてあった。 欧米への需要開拓。 観光資源4要素(気候、自然、食事、文化)の重要性 大量消費型の観光業ではなく、質を大切にする。 ゴールデンウィーク型の観光業のあり方の問題点。 日本人のおもてなしの勘違い。 これらが私が大事だと思ったポイントだ。

    1
    投稿日: 2022.12.27
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    海外視点での日本の観光業界、および日本の観光に関する取組みについて、様々な提言がされている。 とくに「おもてなし」に対する海外の捉え方が、日本国内と顕著に異なっていることを知り、学びになった。

    0
    投稿日: 2022.12.04
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    観光立国として、外国人客に日本でお金を落とさせなければいけないという内容。爆買いなどは経済的に良いように思えるが、海外製品や海外工場で作ったものを購入していくので、日本のGDPを上げるには、観光でお金を使ってもらう必要がある。 瀧川クリステルの「おもてなし」は海外からは不評。ヨーロッパ圏で一音一音切って話すのは、相手をバカにしていることになるそう。そういった批判もあるといった時に、本人は「日本では絶賛された」という回答をしたらしいが、受け取る相手のことを考えず、こちら側の解釈で「絶賛された」といってしまう、おもてなしとはなんなのか。 実は海外の人はおもてなしを求めていないし、文化も違うので必ずしも受け取る側は良いように思わないこともある。にも関わらず、それを全面に打ち出したところで、日本の良さは伝わらない。 旅行に求める4要素は、自然、文化、気候、食事。 日本は文化の押しが足りない。観光地に文化を知るための案内板が少ない。背景を理解できない。 日本は歴史的建造物の維持費にかける予算が、観光立国に対し圧倒的に少ない。結果、有名観光スポットでも一部は綺麗だけど、全体見渡すと汚くて、見窄らしくなっているところもある。そうなると全体的な満足度が上がらない。 海外の拝観料はもっと高い。有人ガイドや、ガイドブックにも金を取る。それで維持費を賄う。  

    0
    投稿日: 2022.11.27
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    外国から見た日本に興味があって読みました。 日本に住んでいるとそれが魅力だと思っていたことが、外国から見ると改善点が多いことに驚きました。 確かに言われてみれば…ということが多くて勉強になりました。 人間関係でも言える改善できるヒントが書いてあるような気がしました。自分が思ってること以外の価値観に触れることって本当に大事!

    0
    投稿日: 2022.11.15
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    著者が日本人としての立場と外国人観光客としての立場、アナリストとしての立場を巧みに視点分けをして話しており、とても理解しやすく読みやすいものとなっていた。

    0
    投稿日: 2022.10.17
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    本のおもてなし、は実は独りよがりな自己アピールだったんだなぁと本書を読んで、初めてそういう視点が持てた。きっと多くの日本人が気づいていない。だって、それは自分たちにとって疑いもなくいいことだから。でも、それが外国人が求めていることとは一致しない。よね? 最近思うのは、日本人よりも外国人の方が日本という国に関心を持ってくれているのでは、と思う。日本の文化、歴史、自然、私たちはなぜ関心がないのだろうか?今の日本人は自分のことばかりが気になってしょうがない気がする。 本書の全てを受け入れ、観光立国を目指す気にはなれないけど、大いに取り入れるべきポイントもたくさんあると思った。 特にゴールデンウイークの廃止については、まさにゴールデンウイーク中に読んでいて、著者と同じ思いをよせる。 休みが集中することになんのメリットも感じない。それより同じ日数分休める制度がある方が、休む側も、観光業を営む側も、そして海外旅行客にとっても全員ハッピーなのになぁ。

    0
    投稿日: 2022.07.26
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    日本の観光資源をもっと海外にアピールすることと、外国人目線でのおもてなしの整備、観光資源を守るためのお金を払ってもらう仕組みを作る必要がある。

    1
    投稿日: 2022.06.05
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    新観光立国論 2107 1.なぜ短期移民が必要なのか ・GDPを維持するため。人口減少による国の強靭性の低下は避けられない。どれだけ効率化や女性の社会進出を進めても成長は難しい。 ・議論に感情を挟むことは許されない。 ・来る目的になるものと副次的な物の線引き 2.観光後進国ニッポン ・観光立国とは、観光に関わるコンテンツを生み出すことで経済を支える産業の一つとなっている国のこと。 その一つの基準としては、2014年のUNWTOによる報告で世界の観光産業が間接的及び誘発的な影響を含めて全世界のGDPの9%を占めているとしているため、この9%を満たしているかどうかとなる。もう一つは外国人から得た収益の割合。つまり国際観光客到着数。  ・観光立国になるためには「気候」「自然」「文化」「食事」の4要素を満たさなければならない。複数の観光を提供できる国が観光大国になれる。地域も同じ。 ・日本は1平方kmあたりの動植物は世界一。 ・文化は琴、三味線、神社、工芸など伝統文化とアニメ、ダンスなどの現代文化の二つに大きく分かれる。これをコンテンツ化する力を養いたい。 ・マナー、交通、治安、気配りなど的外れな観光PRが多い。歴史や自然、食事などコンテンツを発信しなければならない。住民としての快適さは必ずしも動機にはならない。 ・観光立国になるためには「も」という考え方が重要である。目的となるものが少ないとリピーターはつかない。 4.おもてなしで観光立国にニーズとビジネス視点を ・おもてなしを押し出すのならば、「相手が何を考えて、何を求めているのか」を把握することに努力しなければならない。いつまでも供給者視点だと観光立国にはなれない。 ・ゴールデンウィークに代表される「多くの人を捌く観光」から「お金を落とす客に来てもらう観光」に舵を切り替えなければならない。 5.観光立国のためのマーケティングとロジスティックス ・ニーズを把握し、それを満たす施策を打ち出し、日本に来てもらうのが観光業の1番面白いところ。そのために観光資源を磨き、観光客が喜ぶことをやる。 ・日本人は外国人を一括りにする傾向が強い。国、人種、性別などを細かくセグメンテーションして、ターゲティングを綿密に計画して、実行に移していく。 ・先進国の観光収入の平均はGDPの1.8%。日本のGDPの1.8%は817.6億ドル。それを一人あたりの観光平均支出の1461ドルで割ると、2020年には5600万人の観光客に来てもらう必要がある。さらにUNWTOによると2013年から2030年までに世界の外国人観光客数は1.7倍に増えると予想されている。そのため、2030年には8200万人の予想が妥当な線。しかし、1番重要なポイントは経済効果。人数ではない。 ・台湾人観光客は「テーマパーク」と「旅館に宿泊」に特に興味を持っている。韓国は「日本食と日本酒」、中国人は「ショッピング」。マーケティング的には、「ショッピング」と「食」を軸にアジア諸国へのPRはできている。しかしこれは情報発信したというよりもたまたまニーズに答えられたという側面の方が強い。一方、アメリカ人は自然や文化に関心を持っている人が多い。 ・リーケージ問題は気にすべき。収入のうちどれだけ地方経済の収益につながっているのか。爆買いをしても輸入品ばかりでは地域に恩恵はもたらされない。 ・相手の国の文化や国民性を理解した上で、観光資源に価値を見出し、お金を落としてもらうのが観光ビジネスの基本中の基本。 ・花火大会などのイベントのロジスティックスは最悪。運行本数を増やしたり、回数を増やしたり、有料座席を設けた方が満足度は高い。 6.観光立国のためのコンテンツ ・支払う金によってランク付する。ニセコは食事やナイトタイムなどの多様性によって人気が出た。 ・コンテンツに優先順位をつけ、早急に整備しなければならないもの、必要不可欠なもの、中長期的に整備していく物に分ける。 ・日本には多くの文化財があるが、それが全く活かされていない。日本の文化財は一つ一つの見た目が地味で海外に比べると規模は小さい。しかし、歴史の中での意味づけや彫刻美が理解できると魅力的なもの。そのため、展示と説明が不可欠。ガイドの多様性やその質が低い為に滞在時間が短かったり、ツーリストトラップになったりしているのが現状。学べる場所としての満足度を上げていく。 →まずは日本人にその魅力を伝える。自国民ですらその価値を十分に理解できていない。 ・文化財はその価値を伝えるだけでなく、その当時の着物文化や公家文化、武家文化、庶民の暮らしなど日本文化全体を発信するかもこともできる。 ・文化財には、国民の財産である側面と観光客を呼ぶコンテンツの両面があることを忘れてはならない。コンテンツの質を高めるには予算がもっと必要であり、稼げる場所に変えていった方がいい。 ■その他 ・観光は学際的で総合力が必要とされ、現場での実践が最も重要視される分野。また、段階的で影響が出るまでに時間がかかり、ステップを踏んだ戦略が必要となる。人間力が試される分野でもあるので、目線を上げて学び続けることでいつか役立つ日が来る。

    1
    投稿日: 2021.08.09
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    日本の未来を明るくするには観光(インバウンド)しかないでしょ!という内容。 今でこそコロナで苦しんでいる観光業会だけど、観光資源に富んでいておもてなし精神があり、綺麗な街、自然がある日本のポテンシャルの高さに気づかせてくれる。 日本の経済に対してなかなか厳しいことが書かれた内容だが、それも筆者の日本に対する愛なんだなと感じる。

    0
    投稿日: 2021.04.21
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    真の観光国際競争力の源泉は、気候・自然・文化・食事の4つだと喝破。 データとそこからの分析が秀逸。さすがは外資系金融の伝説的アナリストと唸らせられる。

    0
    投稿日: 2021.04.07
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    図書館で借りて読了。 日本在住歴約30年のイギリス人アナリストが、少子高齢化の日本が今後成長していける分野は「観光」だと主張し、その根拠と改善点などを様々なデータを元にわかりやすく解説している本。 2030年までの間に、国際観光客数は年間18億人に届く試算で、これだけの「客」がいて右肩上がりの成長をしていく市場は世界でもそれほどない。 「観光」というのは、世界的に見て発展、繁栄が約束されている市場だという。 "観光立国"に重要な4条件は、「気候」「自然」「文化」「食事」であり、日本はこれを全て満たしている数少ない国のひとつであるのに、それを最大限アピールできていないことを知り、非常にもったいないと思った。 高すぎる交通費、未だクレジットカード未対応の券売機が存在していること、観光地のゴミ箱やベンチの少なさ、外国語の案内板の少なさなど、日本にはまだまだ改善すべき点が沢山。 現在のコロナ禍で世界から観光客を呼ぶには厳しい状況ではあるが、今こそ環境整備などに力を入れるタイミングだと考え、いつでも外国人観光客を受け入れられる準備が大切だと思う。

    0
    投稿日: 2021.03.17
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    2020/2/9読了 概要 ・日本の観光戦略はズレてる。上から目線のものが多い。ニーズは層が分かれてるので個別に対応する必要。 ・GWは不要。観光客を分散させろ。 ・広報より環境整備や多言語翻訳やガイド、案内や交通の充実が課題。

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    投稿日: 2021.02.10
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    デイビットアトキンソン氏の代表作。今や日本の観光を語る上で欠かせない人物にまでなっています。観光推進をしていた菅さんが本書を読んでアプローチを掛けたとの逸話も。 外国人という客観的な観点から日本の観光の未来について語っています。 元アナリストだけありデータのとりまとめがわかりやすく定量的に観光業界を考えることができます。

    0
    投稿日: 2021.01.03
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    単なる「日本下げ」ではなく、現在の日本のやり方の誤りを指摘し、それを改善する術を示している。 海外の観光地と日本の観光地の考え方の違いなど知らなくて恥ずかしいことがたくさん。 ただ、本当に日本がこれをやる覚悟と柔軟性があるかと心配になった。やれれば素晴らしいのだが、意味もわからずに精神論で批判する妨害者がたくさん出てきそう。 以下自分用の内容要約 日本を成長させるには、観光が重要。それは外国人移民の短期バージョン。 観光大国の条件は、客の多さと落とすお金の多さ。 日本は富裕層向けの、落とすお金を意識した観光を行っていない。 日本は観光大国の四条件、気候、自然、食事、文化すべて充実しているが、観光に活かせていない。治安やマナー、交通アクセスなどを重視しているが、それらはあくまであったらいい要素。 お金を落としてもらうために、発信力と観光インフラが大切。押し付けのおもてなしではなく、観光客のニーズに対応できるようなおもてなしが必要。アジア圏のニーズには合っているが、アジア圏は短期滞在が多く、お金を使わない。ヨーロッパ圏は遠いので長期滞在し、お金を使う。ヨーロッパ圏「も」ターゲットにすべき。 観光大国になるために、観光コンテンツの多様性が必要。富裕層から一般層まで。富裕層向けの高級ホテル(数百万単位の宿泊費)も増やすべき。観光は人数ではなく収入。観光地も混雑していては富裕層は来ない。VIP扱いは必要。もちろん、お金はたくさん取る。 そして、文化財の整備、これも重要。日本は無料が多すぎる。ガイドは有料にすべき。展示案内、ガイドブック、多言語対応、ガイドスタッフ。内容を充実させて、お金を取る。そのお金でさらに内容を充実。調べて来いの観光では外国人は来ない。文化財は稼ぐもの。

    0
    投稿日: 2020.12.28
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    日本の観光業の脆弱性を指摘した著作。 短期移民=外国人観光客という概念が重要。 彼らに、お金を落としてもらい、成長に結びつけるという考えは予測の範疇であるが、この外国人観光客のニーズはどこにあるのかという視点が面白い。 まだまだ日本は閉鎖的な人種なのだろうか。 観光というものを通して、日本人の在り方まで考えさせられた。

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    投稿日: 2020.12.25
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    読んでみて、すごい、目から鱗の連続。 来訪する外国人はどの国の人が多いのか。それは知っていた。けれど、それは即ち、そういう意味を持つのかなんて考えたこともなかった。 国毎、何を目当てに観光に来る傾向があるのか。どれだけの日数を滞在するのか。その分析が大事。 そして、それを元に何日滞在させたいのか。それならばどこに何時間つかってもらう必要があるのかを考える。 そこまで考えたことはなかった。 まず日本にきた外国の人が何を感じるのか。どこに不満を抱くのか。この本の話は説得力がある。 なぜなら、今まで意識していなかっただけで、言われてみればそうだな、という点が多いのだ。 つまり、無意識に日本はこんなもの、という考えに浸かっていた。 言われてみれば、自分も最初に国内観光に行けば思ったのだ。文化財については何も知らずに行っても何がすごいのか、入館料と引き替えにもらう薄いリーフレットを見てもわからない、あまり面白くないな、と。 短い文章を読んで、わかったような、わからないような。1時間も見ればもういいや、となる地味な展示。 いや、自分の勉強不足で行ったのが悪い。だって文化的な価値ってそういうものだろう、と思っていた。 でも、それで終わらせてわざわざ外国人観光客が来るのか。そう、こないのだ。 文化的に価値がある施設とは言え、いかに楽しませるか。時間を使ってもらうか。お金を使ってもらうかが大事であると。 ホテルの件もそうだ。日本には高級ホテルもあるし、色々な層に対応していると思い込んでいた。 自分が想像する高級ホテルとは1泊10万円とか、そんなものを想像していたのだ。1泊400万円を払う世界の富裕層の存在など考えたこともなかった。 自分の考えの狭さを突きつけられた。 コロナ前の観光政策の本なんて読む価値あるの?と期待せず読んだのだけど、本当に読んで良かった本。 地方再生にも活かせそうな考え方が盛りだくさんだった。

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    投稿日: 2020.11.02
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    2020.10.15 98 海外から見た日本。海外の観光政策。 エビデンスベース。金額。富裕層狙い。

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    投稿日: 2020.10.18
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    人口減少していく中でGDPを伸ばすには外国人観光客を増加させることが不可欠である。その中で観光資源を十分に備えている日本はまだまだ外国人観光客を伸ばすことはでき、そのための整備が不十分である。観光収入を上げていくことを考え、多様性を考えたお金を落としてもらう仕組みづくりが足りていない。観光に対して予算を増やすことが必要。

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    投稿日: 2020.09.30
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    地方創生のお手伝いをしたいと思い、手に取った本。 観光に必要な要素は 気候、文化、食事、自然。 日本はそれを全て満たしている国なのに、まだまだ足りない。 『誰に』『何を伝えるか』この二点を突き詰める。 『誰に』 訪日外国人ではなく、もっと分けるべきだと。 タイ人なのか、アメリカ人なのか、ロシア人なのか。 そりゃあそうだ。 商品・サービスをマーケティングするときは、 例えば30代女性など、明確にターケィングをする。 訪日外国人は広すぎだ。 『何を伝えるか』 日本のおもてなしは間違ってると。おもてなしを求めてわざわざ高い金と時間をかけてきてるはすがないと。 そりゃあそうだ。 日本の気候、文化、食事、自然を求めてきているのだ。 この要素をしっかりと訴求すること。

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    投稿日: 2020.07.02
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    来日する外国人が他の国に比べて少ない理由等が書かれてあった。納得する点が多く、ハッと気付かされる部分もあった。 ただ、出版されたのが2015年で訪日外国人の数がとても少ない時期であり、インバウンド環境はここ数年で大幅に改善されているため「今はそんなことない」と思う部分も少なくなかった。

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    投稿日: 2020.05.17
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    「観光の4要素は気候、自然、文化、食事であって、日本は治安やおもてなしなど目的を捉え間違っている」 「郷に入るなら郷に従えというのは観光ではありえない。客にも選ぶ権利はある」 「観光客数ではなく、消費額に注目しろ。金が落ない限りは経済は回らない」

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    投稿日: 2020.05.10
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    観光立国をしていく上で「おもてなし」が渡航の動機にはならないという点は非常に共感できる。旅行にはたいていの場合、建築物や絶景など目的物があるはずで、日本のおもてなしの精神を見にやってくるとは到底思えない。マンホールや自動販売機に力を入れるというのも論外と思う。外国人が日本のどこに注目するのか、何に魅力を感じるのかをもっと考えるべきだよね。 いかに国内で消費させるかというところも共感。前爆買で経済効果アップ論には以前から違和感があった。ほとんど海外生産で作られた家電製品や日用品が売れても儲かるのは結局国内じゃなくて外。まあ生産してる日系企業や小売店は儲かっていくんだろうけど、観光客にも日本の観光地にもっとお金を落としてもらわないといけないよね。 あとは数字を用いたデータ展開も説得力が増して読みやすかった。 が、?な部分もちらほら... P117から始まる海外の従業員対応と日本の従業員対応を比較しているところもそうだけど、 日本の従業員でもできてるところはできてるし、海外でも出来てないところは出来てない。 もちろん全てできればそれはいいのだが、 結局どの層をターゲットにするかで対応の仕方は変わってくる。サービスがアップしたことで値段も高騰し中低所得者層が気軽に行ける観光スポットが減ってしまっても日本には安い店が少ないと叩かれるわけで、、、 筆者は富裕者層を捕まえれれば問題ないと考えているのだろうけど。 総評としては非常に興味深い本。日本の観光産業の課題を的確についていると思う。 最終的には結局金がいるという話だったが、そこも日本の課題として捉えていくべきか

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    投稿日: 2020.05.08
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    確かにデータに基づいていて説得力はある。自分自身、読んでる時は結構引き込まれた。 ただ、反論する人もいそう。

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    投稿日: 2020.05.02
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    ・日本の観光産業の課題をズバズバ切ってて爽快明快。課題を「伸び代」と言ってポジティブに捉えさせてくれる点が好感。 ・日本の弱点は、他者目線の弱さ。 - お金をたくさん落としてくれる人を呼ぶ - 気候・自然・文化・食事 - 昔を壊さずに、新しいものを入れていく - オーストラリア人が支出が多い - ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア - 日本の文化財は相対的に「地味」なので、説明が必要

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    投稿日: 2020.02.25
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    観光後進国である日本。しかし、観光立国になる要素や条件は兼ね備えている。「おもてなし」は観光の動機になるのか?日本人やマスコミによる自意識過剰、勘違い、自画自賛、供給者側からの「おもてなし」の押し付け。外国人観光客が日本観光に求めるものとは?筆者の主張する「総合力」という指摘は、まさにもっともなことだと納得。

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    投稿日: 2020.01.13
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    全体的に、経済アナリストという視点での個人的見解と主観を書き連ねました、という印象。 要点はわかるけど、具体的な主張の根拠が乏しいから細かい部分で説得力に欠ける。 観光立国の大きな方針として、インバウンドに力を入れていくという点については賛成。観光地として宿やサービスの質を高めていくというのも必要だと思う。 観光PRとして「おもてなしの精神」だったりを押し出していくのは的外れだということも納得できる。その他、展示やガイドの必要性などはもっともな指摘。 しかし、期待してたほど面白くはなかったしさほど目新しさもなかった。初版が2015年で、用いられてるデータも古いから仕方ないかも。 国ごとの比較だったり、観光の現状についてはデータが示されてるし表も見やすいけど、具体的な話になると個人的な経験を基に決めつけているところが多くて気になってしまった。 例えばP.117のHow is/was everything?のくだり。著者が言うには海外では食事の後やホテルのチェックアウトでほぼ必ず確認されるらしいけど、海外旅行してこれを聞かれた経験はない。もっと高級なとこの話なのかな…。 レストランに関しての記述もそうだけど、主語が指す対象が広いことが多くて、決めつけで言っている印象が拭えない。 それに、P.268で「カジノというと依存症が心配されますが、富裕層をターゲットにすることによって、その問題は解決できます。」という記述、これも説明を省き過ぎてて、どう解決に繋がるのかわからない。あと一般的に心配される依存症って、観光客側の話じゃなくて日本人側の話じゃないのかな…?インバウンドの富裕層の話をしているのなら、中途半端に依存症に言及する必要はなかったと思う。 P.270、「観光立国を推進していくと、日本を訪れる外国人たちがみな、日本のルールを守るとはかぎらないという負の側面があります。日本で暮らす日本人が負荷を背負う、迷惑を被るという場面が出てくるのは、容易に想像できます。そのとき、それを緩和させられるのは、経済効果です。お金を落とす「お客様」を迎えるための負荷であれば、住民も納得できます」という記述。『住民』が観光収入で暮らしてるっていう前提なのかな?そうじゃないなら、当然納得できないよね…。少なくともこの本で挙げられてる観光地には、観光業に関わりのない住民もいるんじゃないのかな。 インバウンドの大まかな方針は納得できるけど、詳細な話になると客観性に欠けてて粗が目立ちます。

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    投稿日: 2020.01.12
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    ガラパゴス化した日本を皮肉っている。 ガラパゴス化しているのは、観光業だけでもない。 極めて事実を並べ、海外を含めて俯瞰した目線での皮肉なので、読んでいて痛快。 ニーズを把握し、それに応える施作を打つ。ただそれだけの事、と筆者も書いている。 ある意味、観光業に限らず、全ての業界に当てはまる内容でもある。 昔も今も如何に日本人は井の中の蛙だったかを思い知らされる。 価値観を押し付けるだけでは、リピーターにはならない。 TDRなどいい手本があるのだから、真似すればいいのに?

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    投稿日: 2020.01.05
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    ★4年たっても課題は変わらず★インバウンドがここまで盛り上がる前に、「短期移民」として日本の経済振興に必要だと指摘したのはなかなかの先見の明。他国と比べたインバウンドの現状分析や、人数ではなく食費額から逆算して目標を立てるべきだといった指摘は、元アナリストならでは説得力がある。  五輪招致の際の滝川クリステルの「おもてなし」プレゼンを一刀両断するのも、外国人の視点から自己満足をぶったぎる点で素晴らしい。一言ずつ区切るのは馬鹿にしているように映る、何を根拠にしているのか違和感を感じる、「おもてなし」といった無償のサービスはわざわざ観光に来るための動機にはならない、というのはなるほどと納得。滝川クリステルが話すことで、外国人の目にも日本はこう写っていると日本人は勝手に感じているが、滝クリの逆説的な内向きさがこれほど鮮明になった例もないだろう。  具体的な施策になると、どうしても抽象論になるのが残念だった。高級ホテルやガイドの重要性は十分に分かるが、それを実現するのに国の予算だけを当てにしても仕方ない。どうカネをつけて実行するかは、やはり現場の人の力にかかっている。

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    投稿日: 2019.09.16
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    世界がうらやむ日本、クールジャパンなどと、 日本人が日本をほめたたえるテレビなど多く見る気がする。 自国を誇りに思うことは大事だが、 実際に諸外国から日本はどういう風に見られているのか、 外国視点をスタンダードにする必要はないと思うが、 客観視するには第三国からの視点が必要であろう。 日本という国を客観視して初めて見えてくる、 日本という国の姿がとても興味深かった。 これからの観光産業に必要なもの、 京都、東京、札幌など大都市に限らず、 田舎にも当てはまる事であろう。 また、おもてなしについて、 オリンピック誘致の際の滝川クリステルのスピーチは 最高のパフォーマンスだったと思っていたが、 外国視点ではまた違った見え方だったようだ、 例えば滝川クリステルが・・・ ・・・そういえば滝川クリステル, 僕じゃない人と結婚しちゃったなぁ・・・

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    投稿日: 2019.08.25
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    日本が観光立国、観光大国としてその可能性を高めるためにどうすべきかが非常にわかりやすく、テレビで言われる「おもてなし」がいかに自己本位かも具体的で興味深かった。全体的に説得力があり、一読する価値がある。

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    投稿日: 2019.08.19
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    日本の観光が同じ時期に人をたくさん呼び込んで、効率よくさばくように発展してきたという内容にとても納得。 あと、顧客視点が大切。日本を訪れる外国人の方のそれぞれの視点にあうサービスを提供しなくてはいけない。

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    投稿日: 2019.07.27
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    長年、日本に在住するイギリス人アナリストの著者による、日本が「観光立国」になるための提言。事実を客観的に分析するという手法を使って、日本が「観光立国」になるためには何が足りなくて、何をすべきなのかを明らかにしている。 経済成長の主要因が人口であるという前提や、観光振興には「あれもこれも」というフルメニューが重要という指摘など、一部に疑問に思う内容もあったが、著者の主張には同意するところが多かった。 特に、これまで日本が強調してきた「おもてなし」への違和感や、「お金を落としてもらう」という発想が大切であり、そのためには滞在日数に着目し、「上客」を呼んでこなければならず、また、サービスに「差」をつけるべきであるという考え方には、強く共感した。現在、順調に日本へのインバウンドは増加しているが、より「観光立国」化を図るためには、著者の提言をどんどん取り入れるべきだと考える。

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    投稿日: 2019.06.24
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    パラパラと読んだ。 日本の魅力を差別化しようとしすぎている。 ベースとして「気候」「自然」「文化」「食事」をアピールをもっとすべき。 普遍的な部分の安定感を欠いたサービスって、結局魅力的には映らないのと同じだなと感じました。

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    投稿日: 2019.06.04
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    昔、観光業界に身をおいていた者として「申し訳ございません」といいたくなってしまうような内容でした。ただ、業界にいた頃に感じていた違和感の多くが言葉になって表わされているのですっきりした部分もあります。 僕がいた当時と比べて業界も変わりつつあるもののまだまだやることはある、と感じていたのですが、そもそも努力の方向が間違っていることを教えられました。 永田町や霞ヶ関が主導する「クールジャパン」はニッチなマーケットにしか刺さらないでしょう。「おもてなし」を押し売りしても観光資源にならない。 国全体で取り組まなくてはいけないこともあるけれで、それを言っていては絶望的なんで、まず自分が関われる、目に見えるエリアで変えられるところから変えていきたいと思います。 https://amzn.to/2Z3k9Ip

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    投稿日: 2019.06.02
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    人口減少社会に突入している日本。GDPも中国に抜かれ世界3位。今後はインドに抜かれ、ブラジルにも抜かれそうな日本が今後もある程度の国力を保ちつつ更なる経済発展を遂げていく為の具体的方法が書かれております。(短期移民 = 外国人観光客の事なのですが。)発売年が若干古いせいか、既に達成されている事も見受けられますが、これから日本がやっていかないといけない基本的な事柄は全く変わっていない気がします。ビジネスチャンスが広がっていますね!

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    投稿日: 2019.02.15
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    内容も興味深いが、理論の組み立て方と順序を踏んで展開していく手法が面白いと感じた。 主題は人口が減少する日本で、経済の規模を保つ・または成長を続けるには、観光産業の拡大に大きな可能性がある、というもの。 日本に来る観光客は1000万人を超えたが、世界の26番目。フランスとスペインは人口を超えている、アジアでもタイは3000万人、マレーシアで2500万人。 日本は観光大国の4つの条件「気候」「自然」「文化」「食事」を満たしている。 自画自賛、勘違い、的外れのアピールは逆効果。しっかりターゲットを絞り、ニーズを測り、対応することが必要。「治安」「交通機関の正確さ」「珍しいだけのもの」で観光客は来ない。 「お金を落としてもらう」発想を。上客の呼び込み、滞在期間が長くなるような仕組み作り。コンテンツの多様性、文化財では説明と展示の工夫。 その他 ある程度の基礎ができると、GDPは人口の増減に大きく左右される。 日本での戦後の人口増は、先進国にあまり例がない規模。 高度経済成長期のGDP増加は、同時に人口増があったからこそ。人口減の時代に、同じことを実現するのは、相当難しい。 シンガポールは女性が活躍していると感じるが、女性の就業率は日本と同じ65%。 観光産業が、可能性のある成長分野だと理解したが、その拡大規模がGDPにどれだけ貢献できるか、数字が明確でない気がした。

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    投稿日: 2018.12.02
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    元々読みたかったけど、今回は撮影案件の提案資料作るためだったので、文字数も少ないし、1日で読了 アトキンソンさん、過去の出版物に批判などがあったんだろうなーという感じで、日本人のプライドを傷付けて、言いたいことが伝わらない損をできるだけ排除するために、言い方や、発言のフォローに凄く気を使ってるし、ケアの言葉が変わってきてるなーという感じを受けました 過去の著書とかと比べて、言いたいことは変わってないけど、説明の仕方やロジックの組み立ても少しずつ変えてきてる 分かりやす過ぎる例では、「変われ!」じゃなくて、「調整しよう!」というスタンスですよね 変な言葉ですが、気を使われてますねぇ、、、 外国の人にここまで気を使わせる国が、おもてなしの国だそうですよ インバウンドがうんぬんとか言うためには一回読んだ方がいい 元ゴールドマンサックスアナリストの意見を1620円で参考にできる良い本 大胆にバクッと数字を掴むけど、その掴み方が気持ちよくて、その方法にスキはあるけど、これくらいの範囲で読み取る分には問題ないだろう、というののズカズカした感じとか、さすが脳が違います

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    投稿日: 2018.11.23
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    観光の知識はないが、経済の観点から考えても真っ当な意見。 日本は価値観を押し付けており、相手の事を考えてない。 文化財を守るためにも観光を成功させてほしい 経営の視点でみても為になる。

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    投稿日: 2018.11.14
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    観光業の発展には、おもてなしではなく、富裕層向け有料サービスか有効。貧弱な日本の観光にはチャンスありらしいです。

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    投稿日: 2018.10.30
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    【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・HGでサラリななめ読みだが、辛辣で現実的、しかもビジネスライクな視点。イギリス人ってこうなのか。

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    投稿日: 2018.10.28
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    ・日本のすごい点は、1億人以上の人口を有しているのに、先進国になっていること。殆どの先進国の人口は、約3000~6000万人に集中。 ・既にある観光資源の魅力を引き出し、観光客が求める事をやる。 ・オーストラリア、ドイル、カナダが、観光支出額ランキング上位3位の「上客」 ・日本に必要なのは「質の高い観光客」の声に耳を傾けること。 ・観光客を支払う料金でランク付けするのは、差別ではなく「多様性」を受け入れているということ。 ・ニセコの冬のスキー。夏のラフティング。 ・日本の文化財には「説明」が必要不可欠。 ・外国人観光客を飽きさせることのないコースをいくつもつくることによって「今回も日本を回り切れなかった。またきたい」と思わせることが極めて重要。

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    投稿日: 2018.10.19
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    日本に住み日本経済を分析してきて25年、出生率低下の中で人口を増やすための現実的施策は短期移民である外国人観光客を増やすこと。観光立国の4条件である気候・自然・文化・食事が揃っており伸びしろ大。 お・も・て・な・しになんとなく感じていた違和感、すっきりしました。

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    投稿日: 2018.10.13
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    非常に説得力のある、また耳が痛いところが沢山書いてあるがその通りだから言い返しようがない。けれど2030年までに8700万人もの外国人旅行者が訪れるようになればそれはすごいことだと思う。そのために今は作り替えていく必要があるのと同時に日本人のメンタル、外国人に対する不寛容、アジア人に対する蔑視などは改善する必要がある。自分にとっても。だが少しずつ変わってきているように感じるし、またお金への常識と一緒で自分たちの世代が居なくなれば自然と受け入れられるように変わってくるのだろう。ただ自分も観光地を巡ってみて1番思うのはどメジャーな観光地でも、しょうもないお土産しか置いてなかったり美味しくないのに値段が高すぎるご飯、観光客の足元を見るような商売の仕方はいずれ自然と淘汰されるように思う。帯で養老先生が指摘しているように観光はそんなに甘くないと思う。

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    投稿日: 2018.10.11
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    日本のインバウンド観光がいかに甘いかが分かる一方で、今後の伸びしろも感じさせてもらえるのが、良かった。 *日本は観光立国としてまだまだポテンシャルがある ・今後GDPを上げていくためには、移民よりも、観光客を増やしていくべき *観光立国の条件は「気候・文化歴史・自然・食事」である。それを日本は分かっていない。 ・フランスは四条件をすべて満たす。世界的にみても大きな観光立国である ・筆者の母国であるイギリスは、文化歴史、自然はあるものの、食事や気候がダメ。食事は世界中から酷評されているし、「ロンドンは雨の都」といったりしている ・日本は、その重要な4大要素を意識してマーケティングできていない。マンホールとか、自動販売機とか、アニメ漫画、ゆるキャラ、治安の良さ、交通機関の正確さなど、なんだかニッチな、特殊なものばかりに焦点を当てている。マスマーケティングができていない *日本は韓国やタイなどと比べて大きく観光客数が訪れていない ・日本は観光立国に必要な4条件を満たしているのにも関わらず、まだまだ観光客は少ないまま。 ・その4つをきちんと整備して発信できれば、必ず観光立国として成長できるはず <2017年時点 世界観光客ランキング(万人)> 3位  中国 6074万人 10位 タイ 3538万人 12位 日本 2869万人 (韓国は抜いている。) 29位 韓国 1333万人 ・日本の外国人観光客の推移は 2013年 1036万人 2014年 1341万人 2015年 1974万人 2016年 2404万人 2017年 2869万人 *しかし、日本は「自分達からみたいいもの」を「おもてなし」といって押し付けがち ・滝川クリステルの「お・も・て・な・し」というような言い方は、相手をバカにしているように、欧州では受け取れられる ・そもそも、「われわれにはおもてなしがある」という主張は、あまり特別なものといえない。どこの国にも、来訪者をもてなすための文化、慣例があるのもである ・それを日本特有のもののように捉えるのは、痛い *お金を取る観光財を整備せよ ・日本の観光名所は、欧米と比べて、スケールが小さい。そのため、その奥深さ、面白さを理解してもらうためには、丁寧な説明が欠かせない ・それに模関わらず、日本の観光所は、ガイドが少なすぎる。お金もあまり取らないような風習がある ・有料でいいから、ガイドを整備せよ。きちんと説明し、長期間滞在して、お金を落としてもらえるようにせよ。 ・例えば、奈良県に1週間ぐらいは滞在できるようにしておくとよい ・日本には、超富裕層のためのホテルやリゾートが無い。そのため、幅広い層へのマーケティングができない。超高級の滞在型リゾートが日本にあっても、よいはずだが *本当に世界中から観光客を呼び込みたいなら、国別ぐらいにマーケティングを細分化して、真に外国人の立場にたって、商売を整えていくべきだろう

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    投稿日: 2018.10.08
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    ・アナリストらしい綿密な説明。 ・自治体で観光立国へのアクションを考えている人には盛りだくさんかもしれないが、そうでない人には学会誌を読んでいるようで辛かった。 ・ただし、2020年は審判の日。何か出来ることは無いか考えてまう。

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    投稿日: 2018.09.28
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    どんなものでも第三者視点の意見を聞くことは大事だと思う。日本の観光について第三者視点の意見を論理的にわかりやすく読むことができる。ツーリストトラップに溢れた日本の問題点。文化を大切にするという感性が全体的に乏しいのは国民性なのか??なんにせよ、まだまだ改善の余地はあると、もっとどうにか出来ると希望をくれる本であるように思う。

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    投稿日: 2018.06.13
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    背表紙の養老氏のコメント通り、「この国は、観光をナメている」。 「おもてなしの押し売り」に違和感があったのは私自身全く同じだったので、それをうまく言語化してくれた心地だった。第一ロジスティックな面では全然おもてなし出来てないし。 観光立国の4条件(気候、自然、文化、食事)を有しているにもかかわらず持ち腐れになっている今の日本。現実を正しく認識し、目標を正しく設定することでしか、正しく歩みを進めていくことはできない。さすが元GSのアナリストらしく、マクロ分析を多用したデータベースドな論理展開で、非常に高い納得感を持って読み進めることが出来ました。 日本の観光業界、意外とビジネスチャンスに溢れてるかも。

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    投稿日: 2018.06.09
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    元ゴールドマンサックスアナリストが 日本の観光の分析をし どうなっていくべきかについて書かれた本 定期的に、「ここで誤解しないでほしいのは 私は、日本の〇〇に魅力がないといっているわけではない」 みたいなセリフがはいってくるのが くどい ただ、それだけ、何度いっても否定されてきたのだろう 日本は均一化にこだわりすぎたり 社会のニーズにあわせる みたいな発想がたりてないのだろうなー ビジネスという感覚も足りてない と、観光という視点から 世界と日本のギャップとかについて 知ることができるいい本 くどい文のちょっとしたわずらわしさを 無視できるくらい 読んでよかった本

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    投稿日: 2018.05.19
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    ゴールドマン・サックスでアナリストとして経験を積み、現在日本の文化遺産の補修を手掛ける小西美術工藝社の代表取締役であるデービッド・アトキンソン氏が日本の観光事業について自身の見解を提言した一冊。 日本のこれからにおいて観光が経済を成長させるうえにおいて重要であること、そして観光事業がかこれからも大きく伸びる可能性があること、そのために日本が行うべき必要なことと現在の問題点などをアナリストとしてのデータを用いた解説で書かれていて説得力があり納得できる部分が多くありました。 また、観光大国として成立しているフランスやタイなどの国と日本との比較もされていて、更に理解が深まりました。 現在行なっている日本の観光におけるおもてなしなどの戦略の方向性がズレていることやガイドなどのサービスが他国に比べて不足していることなどを本書から感じることができました。 また、訪日客が1000万人を超え、さらなる増加が見込める現状において著者の提言はそれを上回るもので非常にこの国の未来において明るい材料であると感じました。 そして、著者と関わりの深い文化財の保全に関しての他国での取り組みと提言は非常に勉強になるとともに今後の観光事業のカギを握るとも感じました。 読んでいて、日本が内向きの戦略しか取っていないことがデータからも浮き彫りになるとともに海外で生を受けた著者だからこそわかる問題点の指摘は非常に腑に落ちました。 日本は「気候」「自然」「文化」「食事」という観光立国における4つの条件を兼ね備えていて、それを活かしていかに長く滞在してもらえることを考えるかということと快適に不便なく過ごしてもらえることとお金を落としてもらうことに躊躇せずサービスを整えることが重要であることを本書で学ぶとともに著者が提言する2030年に現在の約8倍にあたる8000万人の訪日客が来ることに現実味を感じるとともにこの国の将来の国家運営において非常に重要となる提言がされていると感じた一冊でした。

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    投稿日: 2018.01.07
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    大変面白く読めた。外国人の目から見て言われると納得することも多く、「確かに」とうなずくばかり。観光に携わる人には参考になろうが、もう少し体系的な示唆が欲しかった。まあ学者ではないのでしょうがないか。 ただし、山本七平賞は意外な気もする。著者は英国人だからみんなハイハイ聞いているし高く評価されているが、これがアジア系や日本人なら、こんな素直に評価したであろうか?なんとなく日本人の欧米コンプレックスと表裏一体を成す本だとも感じた。

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    投稿日: 2017.11.14
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    日本の観光資源には素晴らしいものがあるのですが、それを勘違いして間違った打ち出し方をしてしまっていることを書かれています。訪日外国人の人数とその目標や、「おもてなし」を始めとする日本の魅力、それらに対する勘違いについてデータも示しながら書かれています。本当の魅力は何なのか。それは観光資源として売ることのできるものであり、そのためには投資が必要です。今の日本はそれができていない状態にあります。なぜならそこに目が向けられていないからです。そこに気づき、適正な魅力ある観光資源を整備し、観光立国として目覚めること。現在は文化財を扱う仕事をされている著者としての訴えでもあり、日本の未来への希望にためにも書かれています。

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    投稿日: 2017.11.08
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    もっともなことばかりが理路整然と書かれている。然るべき人たちに読んでもらって実行してもらいたい。あるいは、実行しないでいるのはどういう理由からなのか説明してもらいたい。ちょいちょい挟まる、誤解されそうな文章に対する丁寧な説明。今までさんざん苦労してきたのだろうなということを想像させる。

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    投稿日: 2017.10.30
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    自分の仕事についても、参考となる部分、刺激になる部分が多々あったな。お客の要求より、その会社のフォーマットを重視する、って確かにありがちだもの。本書を読んでいると、批判的なことよりも、むしろ今はこうだから、こうしたら必ずよくなるんですよ、という希望の方が強く感じられたと思う。著者自身、「決してダメというんじゃないんですよ」と再三再四述べている。日本で仕事してきた25年間、それで反発をくらってきたことが多かったんだろうな。いろいろ考えさせられた。

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    投稿日: 2017.10.12
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    低成長が予想される日本において、これからの最大の成長産業は観光である。 観光立国の4条件とは、「気候」「自然」「文化」「食事」。 日本はそれをすべて備えている希有な国である。 ただし、日本の観光戦略は非常に遅れていて、なにもやっていないのに等しい。 わずかに取り組まれている観光戦略にしても、大きな勘違いのもとに進められている。 日本では「治安の良さ」「交通機関の正確さ」「おもてなしの精神」をアピールポイントと考えているが、これらが外国人にはアピールしない。こうした点をいかに宣伝しても、外国人観光客は増えない。 日本人自身が、「治安の良さ」や「交通機関の正確さ」「おもてないしの精神」のために高い金を払って、はるばる外国旅行をしないことを考えれば自明の理だろう。 観光立国のための4条件をいかに活用すべきかを最優先で考えるべきだ。 目の覚めるような切れ味の鋭い観光立国論。

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    投稿日: 2017.10.04
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    イギリス人アナリストであるデイビット・アトキンソン氏が、日本の観光政策を提言する。日本は、気候、文化、風土、食事という観光にとって欠かせない4つの要素を兼ね備えていながらも、観光収入が先進国内で低く、観光立国になりきれていないと、苦言を呈する。 著者による提案は以下の通りである。 ①マンホールやご当地キャラでは金にならない 日本の観光政策の最大の失敗は、観光客がお金を落とさない仕組みになっている点である。マンホールの写真やご当地キャラが可愛いという点を、観光資源としてPRしている自治体が多いが、それらは金にならない。それよりも、観光地の近くに、高価なギフトショップを用意したり、VIP用のホテルを建設したりして、よりお金を落としてもらう仕組みを作る必要がある。 ②ゴールデンウィークのあり方を見直せ ゴールデンウィークは日本の観光産業にとって書き入れ時であるが、同時にサービスが低下する時期でもある。多くの観光客をさばくことを主眼としているため、観光業界はゴールデンウィークでお客様への対応がおろそかになりがちである。 かつ、ゴールデンウィークは、その時期に観光客が集中する一方で、他の時期の観光客を減少させてしまう。通年で観光客を確保するためにも、ゴールデンウィークに観光客を集中させる観光業界のあり方は、再考するべきである。 ③長期滞在者を増やせ 海外観光客が長期滞在することによって日本に落としてくれるお金が増え、観光業界が潤い、ひいては、日本のGDP増加へと繋がる。このため、観光用のロジスティックをより整備したり、長期滞在できるような高級ホテルを用意する必要がある。 ③文化財の活用 日本は豊富な歴史的建造物に恵まれているが、その修理・修繕費用に予算を割いていない。そのため、日本の歴史遺産は常に痛みきっており、文化財としても魅力を失う日が来るかもしれない。文化財への修繕費用を国が積極的に出すことは、観光業界の再興へと繋がる。

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    投稿日: 2017.08.12
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    日本のGDPの伸長には観光産業のテコ入れが不可欠…という論旨。そんなもん金にならんわ、と論理の刀で「おもてなし」をぶった切っていくさまには笑った。全ての主張に頷けるわけではないが、現状分析の部分は誰が読んでも勉強になるのではないか。 著者は元々アナリストだけあって、現状分析の部分はロジカルで、よく出来たプレゼンを聞いているようだった。観光産業の潜在的問題も、交通、サービス、課金システム、文化財の見せ方…など多岐に亘りかつ網羅的に抽出されている。また各国の観光客が何を求めて来ているか解説した部分は判りやすかった。 しかし例えば京都の外国人観光客は年間300万人強で、これは5年前の4倍近くの数字。これ以上の受け入れは不可能に近い。では客単価を上げようという話になるのだが、これも一筋縄ではない。何の単価を上げても、地元民の不満度を上げる結果になるのではないか。「値上げ」はヘイトを呼ぶ。 ここで面白かったのは、然らば奈良を魅力的にしようというシミュレーション。例えば春日大社で一日過ごせるような仕掛けを作りましょう、などという提案がなされていて、現実性はともあれ興味深かった。ともあれ総じて面白い本だった。思わず著者の別の本も買ってしまった。

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    投稿日: 2017.08.07
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    ソロモンブラザーズやゴールドマンサックスでアナリストを務めていただけあって、徹頭徹尾事実に基づいた分析と提言が行われている。本書のテーマは観光だが、これは観光に限らずどの分野でも必要なこと。観光業の成長余力もそのために必要なこともよく理解できた。これは、観光の分野でビジネスをしようとする人や、地域おこしに取り組んでいる人にはとても参考になることだと思う。「外国人観光客をひとくくりにせず、細かい属性やニーズまで見ているか」「おもてなしの押し売りに世界はうんざり」「親切かもしれないが説明が不十分」

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    投稿日: 2017.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    観光潜在力ランキングでは9位、観光収入は168億ドル World Economic Forumの2015年資料 ※2017年の Travel & Tourism Competitiveness Index 2017では4位になっている http://www3.weforum.org/docs/WEF_TTCR_2017_web_0401.pdf P214 International tourist arrivals:19,737,409 International tourism inbound receipts:US $24,982.6 million Average receipts per arrival:US $1,265.8 T&T industry GDP:US $106,659.0 million % of total 2.6% 各国の人口,GDP,一人当たりGDPの比較(IMFの2014年データ(GDP),2015年データ(人口)) GDPと観光収入 観光収入は16,865(100万ドル)、GDPに締める割合は0.4% 世界銀行の2013年データ 国際観光客到着数ランキング(世界銀行の2013年データ)によると日本は26位で1,036万人。人口あたり観光客数は8.2% 国際観光収入ランキング(世界銀行の2013年データ)によると日本は21位、観光客あたり収入は1,064ドル 観光大国の4条件とは「気候」、「自然」、「文化」、「食事」 世界の都市総合力ランキング2014(一般財団法人森記念財団 都市戦略研究所) http://www.mori-m-foundation.or.jp/ius/gpci/ USA Todayによる日本の5つの魅力 歴史的名所(姫路城、熊本城、日光東照宮) 京都の寺社(清水寺、三十三間堂) 伝統体験(旅館、お茶、相撲) 食事() 自然(スキー、沖縄、富士山) 世界のGDPに占める観光業の割合は9%、 現在2%->9%まで増やせば総額約54兆円規模になる。目標は5,600万人

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    投稿日: 2017.04.11
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    日本は観光後進国である事実。 うすうす感じていた日本の国内旅行のつまらなさがはっきりとわかった。良かった。  日本の観光地の資料館とかってただ刀とか壺とかが置いてあるだけで動きが無くて面白くないんだよね。両国の江戸東京博物館は良いんだ。ああいう動きがあって、ウケを狙っている感じがないと勉強にもならないよね。  そういう面白みのなさは日本人の観光ビジネスへの勘違いが原因なんだと読んで感じた。日本人は観光資源の活用ができていない。  ほんと日本人はあらゆるリテラシーが不足しているんだな。これからは国民のリテラシー向上が総合的に必要である。  日本人はイマイチ論理的になれない。イギリス人の著者のロジスティックによってようやく日本のダサい感じが分かった。 ただダサいだけじゃなくて、迷惑をかけているレベルである。この迷惑をおかけすることがないようにしていかないと。  

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    投稿日: 2017.03.27
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     同著者の「新・所得倍増論」が面白かったので前作のこちらも読みました。観光大国になるための4つの条件は、気候、自然、文化、食事であり、「おもてなし」はおまけでしかない。日本のおもてなしは、時として柔軟性が低く、すばらしいおもてなしをしているので、「郷にいっては郷に従え」を押し付けることがある、という前段に賛同。その上で必要なのはマーケとロジスティクス。マーケといってもPRではなく、どうしたら観光客が着やすく過ごしやすくなるか。カードでの決済が普及が遅れている点も同感。チケット自販機などはまだ未対応ばかり。日本人でも不便。  最大のポイントは観光は産業であり、ビジネスとして収益をあげながら成長させるべきもので、発信力はその一要素にすぎない、ということ。そもそも観光客を増やす必要を感じてなかった日本だったのだから、変えなければならないことは多い。移民議論の前にまずは観光客を増やそう。段階的に受容度を高められる

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    投稿日: 2017.03.26
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    今年に入ってから地方に行く機会が多かったり、地方創生に関わる案件もちらっとやってたりで、この分野における近年のマスト書ということで拝読。日本人が一般的に考えている観光産業を、ファクトベースかつロジカルにバサバサ斬っていくさまが読んでいて気持ちが良い。一言でいってしまえば、日本の観光振興にはマーケット感覚が欠落しているということなんでしょうね。 「短期移民」で日本は成長する p9 観光立国の4条件「気候」「自然」「文化」「食事」p57

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    投稿日: 2017.03.12
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    まあそれなりに興味は惹かれるのだが内容的にハードカバーで扱うほどの題材ではなさそう。考察の深さ広がり共に物足りない。 ただ、本考察の前提として「人口減少の日本ではもう大きな成長など起こり得ない」という著者の現状認識が語られているが全く同感である。ここだけはヘボなエコノミストや無責任な政治家どもに聞かせてやりたいと思えた。 2017年2月読了。

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    投稿日: 2017.02.27
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    著者は、外国人としてうちから見た観光立国としての日本が持つ潜在力と改善点を指摘する。 「高級ホテル」「バーやナイトクラブ」「ビーチリゾート」が不足しているとの指摘は、海外出身者ならの視点で納得したが、「ゆるキャラ」「おもてなし」の痛烈な批判は多分に主観に基づいた意見のようでどこか違和感がある。

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    投稿日: 2017.02.11
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    異文化を取り入れるのは日本だけの特徴でない キリスト教は中東からきた宗教。クリスマスは真夏に行う誕生祭だったが、キリスト教以前の宗教で真冬におこなっていた最大のお祭りをなかなかやめてもらえず。真夏の誕生祭も浸透しない。苦肉の策としてキリスト教の誕生祭を真冬のお祭りにアレンジした クリスマスツリーはもともとドイツの古い宗教のならわしで、イギリスには19世紀に入ってきた イースターエッグも5000年ほど前のエジプトの習慣だった 観光大国はリピーターが多い 文化財の整備は上客をよぶ要因  世界的にみると権力者が変わると、前の政権の文化的な構造物などは破壊されることが多い。 日本文化の体験を支持しているのは北アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアの観光客 文化財には説明と展示が不可欠 町並みの整備は急務 nara audio guide iBeacon

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    投稿日: 2017.01.09
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    インバウンド観光産業のポテンシャルの高さを感じられる本。日本の観光産業とにかくマーケティングの観点が足りなく、従来のGW、お盆、年末年始に量を裁く、効率重視観光から脱却できていない。ただし外部環境から考えるとこれほど有望な産業もないと改めて思えた。

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    投稿日: 2017.01.01
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    「おもてなし」は「押し売り」で儲からない。 日本は観光大国ではない。何とタイの半分以下。韓国より下。 観光を人数で見てはダメ。金額で考える。

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    投稿日: 2016.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2020年のオリンピックを控え、インバウンド需要を喚起しようと、各社躍起になっています。 私はといえば、東京タワーを訪れる海外からの観光客を横目に、「東京観光なんて、楽しいのだろうか…」と、覚めた目で見てしまう今日この頃です。 アトキンソンさんは、文化財の修復工事を行う小西工藝社の社長です。イギリスのオックスフォード大学で日本学を学び、ゴールドマン・サックスのアナリストをしていたという経歴の持ち主です。 本の内容は、GDP(国内総生産)は、人口と相関が高いので、人口を増やすのが一番だが、日本にとって、移民の受け入れは、現実的ではないから、海外からの観光客を増やし、消費者人口を増やそう、というものです。私が印象に残っているのは、日本には、数多く文化財があるが、海外からの観光客が見て、理解できるような工夫がされていない、というもの。 たとえば、茶室は、茶会が開かれている様子を見なければ、ただの狭い部屋。コンテンツとともに、建築を見せることも考えなければならない。 日本人も、わかったふりして観ているけど、 私も含めて、大方の人は、本当は、よくわからなくて、退屈だったりしますよね。 「おもてなし」については、「おもてなし」と声高にいっているが、無料の「おもてなし」を体験するために、わざわざ大枚をはたいて、時間をかけて、日本へ来る人はいない。サービスとは有料であり、お金を払う人にサービスすべきだ。日本では、サービスが一方通行だ、日本では、「ほかに御用はありませんか」と聞かれることが少ない。つっこまれないように、余計なことをいって、仕事が増えないように…と 「ほかに御用はありませんか」の一言がいえない、わかります…。 この本を読んで、日本の観光地は、滞在時間が、日本の盆暮れの長期休暇のレベルで、ヨーロッパの長期休暇に対応していない、滞在時間に比例して、消費金額が増加するという、ごく当たり前のことが日本の観光地ではなされていないことに、改めて気づきました。 点ではなく、面で、楽しませることを、考えなければならないということですね。そこに行きさえすれば、素晴らしい時間がすごせる空間、例えば、リゾートや 点と点をつなぎ、有意義な時間をすごせる、観光ツアーとか。大前研一さんも、日本人は、もっと真剣に遊ぶことを考えればいけない、といっていました。 私の物見遊山も無駄ではないかも…。 やっぱり、方向は間違っていないな…。

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    投稿日: 2016.12.20
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    観光立国の4条件。 気候、自然、文化、食事 日本の特徴は、 古い文化を残しながら、次にやってきた新しい文化を取り入れること。→共存 公家&武家、天皇&将軍 観光立国が進まない日本 力をいれていない、観光業を途上国のやるものとみなしている。 気配り、マナー、サービスは観光動機にならない。 新幹線もただの移動手段。 おもてなしに最も足りないのは、お金を落としてもらうだけの高品質なサービス。 お客様である外国人の言葉に耳を傾けること 外国人をひとまとめにしない。セグメントしてターゲットを決める 距離のある国の富裕層を取り込む。→滞在が長期化 インフラとコンテンツを整備する 私鉄でクレジットカードが使えない 技術の提携が進んでいない 渡航のスケジュールを立てるのは3.5ヶ月前。情報の提供が遅い 回答はシンプルアンサーではない。and で応えていく コストランクをつけるのは、差別ではなく多様性 文化財も生きている。守る、ではなく、魅せる、視点を。 世界の文化財に比べて地味な日本の文化財。説明が必要。 世界をクライアントとする

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    投稿日: 2016.12.10
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    愛のムチというか、読んでて辛くなるレベルで指摘が厳しい…。人によっては泣き出してしまうのではないかw 言っていることはいちいちもっともで何も反論できない。オリンピックまでには日本のポテンシャルを適切に活用して真のおもてなしを実践したいものです。

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    投稿日: 2016.10.17
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    観光のビジネスについて考えさせられた。 一番旅行に使っている国や消費金額が多い国、 ターゲットによって趣味嗜好が違うので今後の観光戦略を考えて行くべき。 8300万人までなら増える可能性あり。

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    投稿日: 2016.10.07
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    英国に留学した身として、アンキントン氏の意見に大いに賛同する。日本人は自国を特別視する傾向が強く、ヨーロッパやアメリカの違いについての理解が低いことなどは共感できた。一方で、日本人は観光業以前に、英国人などに比べ、文化的素養や人間の成熟度が低いので、まずそこから生じるのが、観光の軽視なのではないかと思った。

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    投稿日: 2016.10.06
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    日本を救うのは短期移民=外国人観光客。 観光立国の4条件:気候、自然、文化、食事。 気候:四季。暑い地域と寒い地域の差が大。 自然:屋久島、富士山、沖縄のサンゴ。 食事:和食は世界文化遺産。洋食もレベル高い。 文化:歌舞伎、アニメ、文化財等。 おもてなしは観光の動機にはならない。 コンテンツの多様性。高級ホテル、サービス。 文化財のコンテンツ化。 多言語での説明と展示。(例:日光東照宮のパネルガイド)

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    投稿日: 2016.10.02
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    インバウンド2000万人時代と妙にハイになっている我が国の観光産業はまだまだガラパゴスだ、という愛ある叱咤。アナリストとしての分析を縦横無尽に発動させ日本人が陥りがちな思考停止モードを斬りまくっています。痛快です。アナリシスはビジネスのための必要条件だと改めて思いつつ、さらにその鮮やかさはエンターティメントにもなり得ると思いました。

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    投稿日: 2016.09.13
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    ビジネス本はあまり読まないのですが、この本はまったく止まらずに読み終えてしまいました。  人口が減少してゆく日本で経済成長を遂げるために筆者が注目しているのが、短期移民、つまり外国人観光客を対象にした観光産業です。日本は観光に欠かせない4つの要素(自然、気候、食事、文化)を満たしているにもかかわらず、日本を訪れる外国人は決して多くない実態があるといいます。GDPに占める観光収入の割合は、アメリカでも1.2%, その他の国と比べるまでもなく0.4%にとどまります。  それは何故かというのがこの本の問題意識ですが、本書の批判が痛快です。「日本の良さを海外に知らせよう」と思うあまり、「外国人に来てもらうにはどうしたらいいか」という視点がおろそかになり、文化の押しつけになる。観光客数に一喜一憂していれば、”お金を落としてくれそうな層”を招き入れる策がおろそかになる。観光という産業、つまりお金儲けなのだという意識が薄いことでこうした問題が生じるというのは、なんとも皮肉なことです。

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    投稿日: 2016.08.27
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    作者は、イギリス人の”デービット・アトキンソン”。 オックスフォード大学で日本学を専攻。その後、ゴールドマン・サックス入社。2009年からは国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社に入社し、現在は代表取締役社長です。 統計データを屈指し理路整然と日本の観光業のイケてない部分を指摘。これが超気持ちいい。 幾つもイケてないところを生産的に指摘して頂いています。大部分の指摘に納得させられました。 簡単に言うと”超金持ちの欧米人がくる観光業にしよう"とのことだと思いました。彼は、1泊300万円のホテル泊まるようなセレブな観光客も想定しているようです。 この本を読んで色々感じましたが、私の中での結論は、"イケてる観光というものをしたことがない日本人に、イケてる観光なんて出来ない”ということです。 トップダウンの観光政策であれば、観光業のプロが色々と施策を考えてくれるかもしれません。 しかし、彼の主張は「それぞれの地方自治団体が自分の力でイケてる観光地になってよ」みたいなことのように感じます。 それは、日本人には無理なお話です。ツアーじゃなくて旅行したことがある人がどれだけいますか? それもバックパッカーみたいな旅行とかハワイとかのリゾートもダメなんですよ。都会のイケてる人々には相当数いると思いますが、地方にはあまりいないですよ。イギリスとは文化の成熟度が違うということを理解していないように思います。 日本の金持ちの教養のレベルは、そんなに高くない。そりゃ、都会の金持ちより地方の金持ちの方が教養はあると思います。 そして、最近ではちょっとずつ富が集中してきて金持ち・権力者の教養のレベルも上がってきてるかもしれないけれど、あと100年ぐらいは必要でしょう。 今の日本人に対応できる想像力は、アジア人の”爆買"止まりでしょうね。政策もその程度にしか対応できていないように思います。 東大生の何割が村上春樹の「ノルウェイの森」を読んでいるでしょう? そして、又吉直樹の「火花」を評価できるでしょうか?

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    投稿日: 2016.08.24
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    人口減少社会において、移民でも女性でもなく、訪日観光客の増加、観光収入の増加により、GDPを成長させようという提言。観光の4つの要素、「気候」「自然」「文化」「食事」が日本にはすべてそろっているにも関わらず、現在は観光収入がタイよりも少ないという事実。執筆当時1,000万人の訪日観光客だが本来5,600万人、長期的には2030年に8,200万人を目指すべきと主張。また、単に数を増やすのではなく、観光収入を増加させることを主眼にマーケティングをしっかりと行うべきという。例えば、日本人が好きな「おもてなし」は外国人からはあまり評価されず、むしろ日本の価値観の押し付けと感じられる。もっと外国人の声を聴いて環境を整備すべき。京都に滞在する観光客の平均消費額は1万3千円。少なすぎる。文化財にはもっと説明や展示を充実させ、1時間ではなく、1日かけて観光できるようにする。食事やホテルももっと充実する。観光客の消費のうち45%は宿泊と食事という。ホテルも安いビジネスホテルだけでなく、世界には1泊500万円でも普通に利用する超富裕層がいるが、日本のホテルは全く対応できていない。観光の中身も、宿泊も、もっと多様性を追求しなければいけない。日本のガイドブックは写真ばかりだが、欧米のガイドブックは3分の2は文章の説明。文化財の意味や背景をもっと詳しく説明しなければならない。 ゴールドマン・サックスでアナリストをしていたイギリス人著者が、数字をベースに、観光をいかに産業化させるかを説明しているのが興味深い。日本では観光というと、どこでも同じようなパターンになって個性がなくなってしまうが、本当に来た人に関心を持ってもらうためには何をしたらよいのかを真剣に考えなければいけないと考えさせられる。

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    投稿日: 2016.08.12
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    この人の本を読み終わったあとにアナリストになりたいと思えた。それぐらい第三者に面白いぐらい伝わる分析力と事実的証拠があった。

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    投稿日: 2016.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    筆者の説く観光立国の4条件は以下 ・気候 ・自然 ・文化 ・食事 伝統や習慣も大事であるが、目標や未来に向かう上では、これらに対して、よりマーケティング視点が必要となる。文化などはある意味規制や伝統などもあるものの、ベンチマークすべきフランスなどを見習い、伝統と未来の共存を図っていくべき。

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    投稿日: 2016.06.05
  • 相手の立場に立って考えよう

    観光産業を振興することが日本のGDP縮小への一番の対策であるとする本作。 GDPは人口の量にほぼ依存しており、避けられない少子化が既に起こっていること、そして移民政策は日本人の感情的にも経験的にも受け入れがたく(ヨーロッパ諸国を見ていると副作用も大きい)ことからGDPが下がるのは必然。そこで提唱されているのが「短期移民」、つまり観光客だ。 マクロ経済による観光産業の規模、他国との比較による日本のいかしきれていないポテンシャルを、理性的にロジカルに説明していく。観光地としての4大要素は「気候」「自然」「文化」「食事」で、日本は全て備える稀有な国なのに、安全や便利など的外れなアピールばかりしていると。 全体を通して感じたのは日本人は他者の視線になってものを考える習慣が乏しいということだ。他者にわかってもらうことが当たり前だという感覚が共通してあるような。そこをイギリス人で京都に長年住む著者が指摘してくれている。面白いのは、思いやりを大事にする日本人だからこそ、むしろ相手の立場になって考える客観性に乏しいというパラドックス。一見矛盾して見えるが、本質をついている。 その意味で、観光論というだけでなく、普段の仕事でも相手の立場に立ってものを考え、相手の欲しいものが提供できているのか、自分に置き換えて読むことができた。 参考になる点の多い良著。

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    投稿日: 2016.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    データを多様しているので日本の観光産業の規模や立ち位置が把握しやすい。外国人観光客=「短期移民」にお金を落としてもらうことでGDPを上げる必要性と方法を説く。アジア系の観光客だけでなく、欧米の、特に富裕層の観光客に長期滞在してもらうことが必要だということがよく分かる。そして、オリンピックは観光客が増えるだけでなく日本観光業の「審判の日」でもあるんだなと。

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    投稿日: 2016.05.27
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    とてもおもしろく、1日で読破してしまった。ほぼほぼ同意。 ただ1点だけ。日本人が「自分たちのルールは変えないが、ルールの異なる人々にも評価され、受け入れてもらいたい」というスタンスで外国人観光客に「おもてなし」の押し売りをしているという指摘はまったくその通りだと思うのだが、私たちが外国に行った時も、例えばパリでも、今でこそ英語はだいぶ通じるようになってきたと聞くが、昔はフランス語を使わずに英語で話しかけようものならあからさまに無視をされたりしたこともあったのであって、「自分たちのルールを変えるつもりはない。郷に入る気がないなら来なくていい」という感じだったのはむしろ欧米人の方ではなかったか…。 でも一方で、確かに「相手に合わせてサービスを調整する」という経験もたくさんしてもらったので、やっぱり、日本人に対しては喜ばれることも、外国人にとっては必ずしもそうとは限らないということは認識しておくべきだし、日本人の悪しき平等主義で、なんでも一律に扱ってしまうということも、階級社会が歴然と残る諸外国からすると「不当に扱われている」と思われてしまうということも肝に銘じておくべきだろう。自分達とは違う価値観・考えを持つ人のほうが、世界的に見れば圧倒的に多いという自覚を改めて持つことこそグローバル化であり、多様性を認識するということなのだから。

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    投稿日: 2016.05.21
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    そもそもGDPを向上させるためになぜ観光立国が重要なのかという点から議論を始め、全体的にデータやファクトに基づく論理的な議論の進め方で、とても腑に落ちる内容であった。 フルメニュー(これもある・あれもある、多様性への受容)の提供の必要性、観光支出額の多い欧米人への対応(近隣アジア人の訪日客と違い「文化」を求めて訪日することに鑑みた有料ガイドの設置や文化財の整備等)、外国人未対応問題への対応、高付加価値サービスではしっかりお金を取るなど、単に「訪日客数」ではなく「観光収入」を増やすための戦略がしっかりと議論されている。 その観点から、マーケティングを無視した日本の観光PR手法やいわゆる戦略(「おもてなし」、爆買いへの受動的対応、自画自賛のアピール等)が全く的外れであるという著者の主張は、その通りであると思った。 政府の立場としては、著者の掲げる観光立国の4条件「気候」「自然」「文化」「食事」を念頭に置きつつ、通常の経営戦略と同様、3C分析のように、(客観的視点で見た)自国の特徴、競合国の特徴、セグメンテーションごとの(観光収入をもたらす)客のニーズというフレームで観光戦略を論じる必要があろう。

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    投稿日: 2016.04.30
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    日本がいかに観光立国から程遠いかを痛感させられる。外部の目を見ているようで見られていないということが、誰しもあるのではないか。おもてなし礼賛の風潮は、その典型であると言える。

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    投稿日: 2016.04.25
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    痛いところを突かれたという印象。 国外から観光に来てもらうには、顧客目線で考える必要がある。私もそうだが、観光に関わる人や国民のけっこうな割合は、観光の主たる動機を認識していないのではないか。 「おもてなし」についても、相手の心を読むだけでは足りないという指摘がよかった。 環境客にお金を落としてもらうようなサービスを、日本は提供していないし、分析もされていない。 外国人が旅行先を選ぶときに何を考えているか、日本に何を求めているか、そのために何を準備しないといけないか、が日本の人はわかっていない。 自分がある国に行くとき、なぜそこに行くかを考えてみること、その後で、国外の観光客が日本のどこに魅力を感じているかを挙げ、自分がその理由で旅行先を選択するかを想像することが必要だと強く感じた。

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    投稿日: 2016.04.16
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    日本の均質や平等を重んじる体質が色々な面で弊害になっている。観光もその一つで、日本の観光産業は誰に対しても同じようなサービスを強要してきたのかもしれない。今はまさに変化する時で、サービスをおもてなしという捉えづらいものではなくビジネスとして捉えることを示唆している。 サービスは客が選ぶもので、対価が払われることを意識すれば、自ずとあり方が変わってくる。そこで儲ける意識が確立できなければ日本グローバル化は難しい。

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    投稿日: 2016.04.10
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    日本は、外国人をお客様とみていない。滞在日数とターゲットごとに戦略を考えよ。インフラも外国人が過ごしやすくなっていない。供給側の考え方。 平等主義の弊害。サービスの差を考える。観光は奉仕ではなく産業。日本には欧米や北欧など長期滞在と高所得そして歴史文化に関心がある国の観光客が少ない。

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    投稿日: 2016.03.29
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    日本人ではここまでの提言はできなかったと思う。2020年までもう5年を切った今、来てからどうするか考えるのではなく、どうすれば来てくれるかという考え方にシフトしないと間に合わない。

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    投稿日: 2016.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    観光に関わるプロジェクトを担当しているため購入 先進国の一人当たりGDPは大きく変わらない。よっめ先進国のGDPを決めるのは人口といえる。そんな中で日本の人口減少トレンドは明白であり、今後GDPを伸ばしていくには人口増大施策が必要になる。一方で移民はハードルが高く、短期移民、つまり観光客を増やすことが現実的かつ有効な施策といえる。 観光において重要な観点は4つ。自然、気候、食事、文化。確かに自分の過去の旅行に当てはめても納得のいく項目だ。実は日本はこの4つを全て満たす国であり、豊富な観光資源を有する。それにも関わらず日本の観光客数が他国に比べ相対的に伸びていないのはフォーカスするポイントを間違えているから。日本はおもてなし、清潔感、治安といったポイントをあげて売りにしようとしているが、自分に当てはまてほしい。接客サービスがいいからといってわざわざ長時間、大金を払って海外に行くだろうか。実際にはもっと強い目的があって観光するはずである。 観におけるマーケティングでは国別に、年代別に、性別に分析が必要になる。フォーカスすべきは観光客数ではなく観光収入で、オーストラリアのように長時間をかけて日本に来る人は滞在期間も長く、消費金額も大きい。 日本には圧倒的に富裕層向けの観光サービスが不足している。一般人の感覚では外資系ホテルも多数存在するし問題ないのでは、と思ってしまうが、実際には本当の富裕層は一泊400〜900万円ものお金を支払う。観光客数ではなく観光収入にフォーカスすると富裕層誘致の重要性がわかる。1万円を支払う500人と500万円を支払う一人は同価値なのだ。経済力によって差別をしていると非難する人もいるかもしれないが、飛行機にビジネスクラスがあるのと同様に支払うお金に応じてサービスを変えるのは当然のことで、飲食店に回転寿司と高級寿司店があるのと同じである。 バーやナイトクラブも不足している。

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    投稿日: 2016.03.05
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    自分の事はよく見誤る。 この際の自分とは私であり、日本だ。 ここには世界のスタンダードと日本のスタンダードがこれ程にもかけ離れているのかという事に気づかされる。 その中で卑下する事なく 成長できる分野が『観光』なのである。 最近跋扈している外国人が褒める日本。 外国人が再発見する日本のいいところ本ではないことは確かだ。(日本人は外国人を1個のルールで理解しよとしすぎていると指摘している。)

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    投稿日: 2016.03.03
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    データと分析をもとに、日本の観光計画の悪い部分を指摘しています。 すごく納得できる内容で、この本を読んだ後は観光地を巡るにつれ外国の目線で見たり、説明パネルの内容を見て分かりやすいかどうか目についたりしてしまいますね。 ぜひ観光関係者に多く読んでいただいて、独りよがりなおもてなしや良かれと思ってしているサービスについて再考してもらうといいなと思います。

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    投稿日: 2016.03.01
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    日本人が気づいていない観光立国のありかた。短期移民を取り込め。おもてなしと言うのは、おもてなしではない、というのが目から鱗。

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    投稿日: 2016.02.16