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時の罠
時の罠
辻村深月、万城目学、湊かなえ、米澤穂信/文藝春秋
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総合評価

165件)
3.5
15
52
64
15
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 ・「タイムカプセルの八年」辻村深月 大学講師の孝臣には妻の温子と小学校の教諭になった幸臣という息子がいる。 幸臣が小学6年の時に親父会に参加することになった孝臣は、小松ユカリの父親や洋菓子屋の主人、沢渡などと交流をもつようになる。その時の担任が比留間先生で、彼に憧れて幸臣は小学校の先生になりたいと話すようになる。タイムカプセルを埋めるといっていた比留間は土に埋めずに学校を移ったと知った孝臣は(幸臣は後輩に知らされる)、息子達に黙ってに親父会のメンバーでタイムカプセルを探しにいき土の中に埋めた。息子が憧れていた比留間先生が埋めてくれたことにして。 親父会メンバーで時々集まることになり、幸臣は孝臣に憧れをもっていたこと、幸臣はユカリと付き合っていること等知らされる。 ・「トシ&シュン」万城目学 縁結びの神様が昇進試験を受ける。 カップルの俊と瞬(どちらもシュン)の願いを叶えるため、俊は小説家、瞬は俳優として成功する夢をみせる。「カラス」「ビニール袋」「おじいさん」のキーワードがきっかけで成功していく2人のシュン。成功する2人は破局してしまうと聞かされた縁結びの神様は、それでも2人での幸せを願う。その選択をした縁結びの神様は、学問・芸能の神様の手伝いもしつつ新たなかたちの「縁結びの神」を目指すようVIP上位神に言われる。 ・「下津山縁起」米澤穂信 A.D870年~A.D2873年の山の話。2205年、地球物理学博士の森島不来敗は、山には知性がある、と話す。2873年、下津山を殺害したとして訴追されていた上津山にたいする裁判で、富士山裁判長は有罪の判決を下す。検察側の阿蘇山は人類を使って下津山を殺害させたと主張し、弁護側の榛名山は荒唐無稽な主張と反論。 ・「長井優介へ」湊かなえ 15年前に埋めたタイムカプセルの中の青酸カリ(国立大学生の緑川明という家庭教師にもらった)を取りに行くために小学校の同窓会に向かう長井優介。3歳上の姉の友人の弟寺田浩太とは同級生で小学生の頃は仲良くしていたが、聴力が悪いせいでリーダー格の矢部敏生にはいじめられていた。腐った牛乳をのませられて病院に運ばれた出来事をきっかけに優介の親が激怒し学校と矢部の母親に話をしたおかげで嫌がらせはなくなる。運動会の日に教室に閉じ込められてリレーに参加出来なかったのは矢部や寺田のせいだと思い込んで心を閉ざしていた優介だったが、同窓会に向かう途中再会した元同級生の島本あおいと浩太の話を聞いて勘違いだったと知る。浩太は自分の母親の作ったたこ飯で優介はお腹を崩してトイレに居たと思い込んでおり、教室に誰も居ないと思って(寺田のハチマキをとりに優介は教室に居た)鍵を閉めたのは委員長をしていた島本だったのだ。そして優介がタイムカプセルに入れたチョコレートの箱に入っていたのは青酸カリではなく砂糖で、食べ物はタイムカプセルに入れておけないという理由ですでに島本に捨てられていた。 就職もうまくいかず青酸カリで死のうとしていた優介だったが、小学生時代の誤解が解けて心が軽くなる。当時浩太が、耳が聞こえない優介に書いた謝罪の手紙や、2人で書いた漫画が入ったタイムカプセルを開けに行く。

    0
    投稿日: 2025.12.28
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    ずいぶん前に買っていた文庫本ー。 初版本だから、2014年かな? 積読本として、ずっと本棚にあった。 今年の始めに引っ越した時に、だいぶいろいろと本を手放したけれど、読んでないままお別れするのもな、と思って持ってきた。 タイトルが『時の罠』…。 思いがけず、リアルに時が経ってしまってからの読了(笑) 4篇の物語の中で、最後のお話が好き。 湊かなえさんの『長井優介へ』。 湊さんといえば、イヤミス。 どんな苦い読後感を残しに来るかと身構えて読んでいたら、全然思ってたんと違うお話でした(笑) なるほど、そうくるのかー。 面白かった。

    0
    投稿日: 2025.11.11
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    図書館にて借りる、第298弾。 (神戸市図書館にて借りる、第107弾。) 四人の人気作家による、時をテーマにした短編集。 どれも読みやすいし、悪くない。 しかし、印象には残らない。 4編のうちでは、辻村深月の作品が、一番良かった。 星は3.3とする。

    0
    投稿日: 2025.04.08
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    きら星の如く輝く、著名作家によるアンソロジーという事で手にしましたが、私には刺さらず。テーマが時間だったので、僕の期待が大きすぎたのかも。

    2
    投稿日: 2025.04.04
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    人気作家4人による「時間」をテーマにしたアンソロジー。 それぞれの作家性を読み比べることができて、とても楽しかった。それと同時に、自分の好みの作風を再確認でき、よい読書体験だったと思う。 辻村さんはいつもの作風と少し異なる人情もの。米澤さんはなかなか壮大な裁判もの(?)地名は架空だけど、地元の話で興味深かった。湊さんは初めて読んだけど、なかなか好みだった。

    0
    投稿日: 2025.03.30
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    四人の作家による「時」に関する短編集。 図書館のオンラインサーチで、万城目さんや米澤さんの本を検索している時に目にとまった本。 タイトルと表紙の猫に惹かれた。 『タイムカプセルの八年』 辻村深月 このお父さんは息子に興味がないのかなと寂しく感じたけれど、思いのほか良いお話だった。 『トシ&シュン』 万城目学 直近に読んだ『バベル九朔』を、ひいては作者自身を彷彿とさせた。 また何か万城目さんの楽しい本が読みたい気持ちになった。 『下津山縁起』 米澤穂信 直近に読んだのが『冬季限定ボンボンショコラ事件』。 全然違う。でも面白かった。 SNSから滲み出る作者のユーモアと似た物を感じた。 『長井優介へ』 湊かなえ 唯一、読んだことがない作家さん。 原作ドラマを見た印象から、いやな気持になりそうで避けていた。 表紙に書かれていた順番と違って最後だったので、締めくくりに嫌な気持ちになったらどうしようと、読むのをためらってしまった。 結果、読んで良かった。大丈夫だったw

    1
    投稿日: 2025.02.18
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    1作品目を読みはじめ、なんだか見覚えがあると思ったら「家族シアター」に収録されている作品の1つだった。久々に読み直すことができ、やはり面白いと感じた。 特に不思議な世界観だったのは3作品目。米澤穂信さんの作品は初めて読んだが、切り口が独特で興味深かった。

    0
    投稿日: 2024.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイムカプセルの八年と長井優介へが好き。 特に湊かなえさんの作品の方は鳥肌がたった。 心が温かくなった。 辻村深月さんの作品では、こどもの愛し方に強く共感した。子育て中のわたしにとって糧になる物語に出会えた。

    1
    投稿日: 2024.12.12
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    4名の作家さんのうち、2名は好きな作家さん。 最初の辻村深月さんのお話は先がさらにどうなったのか気になったし、最後の湊かなえさんもはぁーさすが!って思った。 新しい作家さんを知りたいのにとてもオススメー!

    0
    投稿日: 2024.08.25
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    四人の作家によるアンソロジー。「時」を題材にした作品集。 タイムカプセルの八年 辻村深月 主人公は大学教授だが、自身の研究に没頭し、父親らしい姿は今まで見せられた事がない。 どことなく自分に投影できてしまう人物で、息子のクリスマスプレゼントを買い忘れた際のいい訳もある意味で納得してしまった(笑)。父親というだけで煩わしい人間関係やコミュニケーションに巻き込まれていく事への疑問は自分勝手に感じるが通じる部分もあり彼の人間臭さを感じたが、合わせて「タイムカプセル」の事実を知り、行動してしまう矛盾、もう一度父親の会メンバーが集合し、意気投合する様子に温かみと少し滑稽な感じがした。  彼自身が見る彼の人生や息子に対する想いは少し捻くれてはいるがきちんと息子に伝わっているようで、おそらくこれだけ変わり者とずっと一緒にいる奥さんとも、実はお互いに信頼関係を持っているのだろうとかってに想像し、暖かい気持ちになった。 トシ&シュン 万城目学 文章の運びが面白く、文学的な作品だがとても楽しむ事ができた。俊(シュン)と瞬(シュン)は、確かに結婚したらどうするのかなぁと勝手に心配しているが、それはまだまだ先の話で。 神様も大変なんだなぁ(笑)と思える程、ジャンルが違ってもフォローしなければならない程忙しい、合格祈願の神様の元、派遣されてきたのはずっと縁結びを生業にしていた神様。トシ&シュンの芸能の夢を成就させるが、それがきっかけで彼らは未来に別れる羽目になるという。元縁結びの神様が下す決断、そして驚きの結末に面白かったと心から言える作品だった。 下津山縁起 米澤穂信 箇条書きの様な状態で、物凄く広大な時間軸で人類史が進む。途中、とある教授が登場し、人が電気信号により意思を保つのであれば、電気を持っているモノには知性があるとして研究を進めている。そこから再び時間軸はすすむ。一体何を見せられているのか。 最後のオチ、やりとりは当然衝撃。今までの伏線から鑑みればこの結末は必然なのだが。一体どうやって罰を下すのかは考えるのが愚かなのか(笑)余りにもスケールが大きい、おそらく米澤穂信にしか思いつく事ができないであろう、そんなあらすじであり作品だ。頭を柔らかくして(ドロドロになるまで)いないと。空いた口が塞がらなくなってしまうだろう。 長井優介へ 湊かなえ ある意味で感動的なストーリーだが、アンソロジー内でテーマが被ってしまうのは面白くない。短編集の特徴を活かしてまさかのコラボレーションになっていたら感激だったが残念だ。 優介の様な経験をしてしまうと、どんな理由があれ、過去のグループに戻りたいとは思えない。今回の様な理由であっても絶対に戻る事はない。(いじめられた事がない奴にはわからないだろうなぁ) そして、いじめられている当時は自身に対する悪意については敏感に感じ取る事が出来る(嫌な予感がするんだ) 15年経って都合の良い真相が現れる事なんてバカバカしい限りだ(ミステリーとは言えない) 主人公の想いが余りにも中途半端な設定だった。湊かなえなら「復讐で全員殺す」様な狂った展開を書いて欲しかったが・・・。 という事を妄想しながら読んでしまった僕が可笑しいのだろうなあ(笑)

    7
    投稿日: 2024.08.15
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    時間をモチーフにした物語4編。 最初と最後はタイムカプセルの話で、あー昔そうゆうのあったなぁ〜と思いながらスラスラ読めた。ダークな感じも醸しつつそれだけでは終わらない。辻村深月・湊かなえ、2人とも普段よく手に取る作家なので馴染みやすかったのかも。 他の2編はちょっと癖がある感じでなかなか進まず。 ファンタジー要素が強くなるといまいち乗り切れないとゆう、自分の好みの問題ですね。

    0
    投稿日: 2024.07.30
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    「時」をテーマにしたアンソロジー。時間が解決することってあるよね、と思いながら読んだ。 米澤穂信初読。視点が斬新で驚かされた。なるほど…と読んだけれど好んでは読まないな。 万城目ワールドは短編でも全開!なかなかの面白さ。私にとっては中毒性のある作品というか作家。 タイムカプセル話の辻村、湊作品はともにカラーが違い読ませてくれる。 アンソロジーの良さは自分が選ばない作家や作品との出会いがあること。

    0
    投稿日: 2024.05.31
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    神様の罠に続いて読んだ4名の作家さんによる時をテーマにしたアンソロジー。 神様の罠は個人的にいまひとつだったがこちらはどれも面白かった♪ 辻村深月さんは神様の罠も良かったけどこちらも◎ 万城目学さん、米澤穂信さんは"ぶっ飛んだ"お話で面白かった! 湊かなえさんも読後は暖かい気持ちになる作品。 ページ数も多くないのであっという間に読み終わりました☆

    6
    投稿日: 2024.05.21
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    万城目学さんと、湊かなえさんのお話がおもしろかったです。 時間をテーマにしたいろんな作家さんの短編が読めてよかったです。

    0
    投稿日: 2024.05.19
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    「タイムカプセルの八年」辻村深月 ひるま先生なぁー、、、こんな先生、小学生には人気だけど大人になってから考えるとこんな人無理、、ていうタイプの先生いるよね。熱血、金八先生の真似事、、 ただそれだけじゃない、これは浮世離れした大学教授の父親と小学校教師を目指す息子の話。 「トシ&シュン」万城目学 芥川龍之介の杜子春が関係あるかと思ったらたぶんないのかな?それとももう少し深読みすれば関係してるのかな?と。神様の目線の話は畠中恵さんを思い出した。 「下津山縁起」米澤穂信 なんとスケールのでかい!!米澤穂信さんがやってくれたなぁって思った。現実を追い越したタイミングあたりでゾクゾクしてきた。 「長井優介へ」湊かなえ イヤミスの女王が書く救いのある話。

    3
    投稿日: 2024.02.04
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    タイムカプセルにまつわる大人たちの、そして子どもたちの気持ちが面はゆい。一方で有罪判決の過料なり刑罰がとても気になる。

    0
    投稿日: 2023.12.24
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    短編集とかアンソロジー物はあまり読んだ事がありませんでしたが、これは楽しめるお話ばかりでした。 家族愛もの(私にはオヤジの友情もの)やSF物、オチがスッキリとしたものニヤリとさせられるもの。 いろんな作家さんに少しずつ触れるには持ってこい、な一冊でした。

    2
    投稿日: 2023.05.27
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    辻村深月さん、万城目学さん、米澤穂信さん、湊かなえさんの〈時〉をテーマにしたアンソロジー。辻村さんのタイムカプセルを題材に書かれたもの。私も小6の時、タイムカプセル埋めたけど、あの後どうなったんだろ。何を入れたかも全く覚えてないし、大した物入れてないんだろな。米澤さんのはよくわからなかった。湊さんのは、短編だけどよくできていて、面白かった。

    0
    投稿日: 2023.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こういうアンソロジーものは初めて読んだ、と思う。辻村さんの父親視点のお話は珍しく感じた。なんか新鮮でした。湊かなえさんのは今回のが初めて。短かいけど読み応えがあって面白かった。さすがイヤミスの女王。これはイヤミスじゃないけど。万城目さんと米澤さんも初読だったけど、なんかぶっ飛んでるなぁ~という印象。

    0
    投稿日: 2023.01.10
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    私には一年に一度だけ訪れる街があります。 数年前からその街に行く事が家族の行事となり街の成長が私の密かな楽しみです。 そんな街の雑貨屋さんで発見したのが本書です。 まず、驚いたのが私の好きな作家だけの短編集であり、時という言葉に弱い私の掌に収まってしまうのは必然でした。 辻村深月さんの作品:子育てが苦手な父親が登場、身近な人にこんな人が居るなぁと思いながら読むものの、物語は途中で反転する!? 万城目学さんの作品:神様の言動が非常にコミカル!万城目学さんの他の作品に出て来る超常現象はこんな神様が起こしていたりして!なんて思ってしまいました。 米澤穂信さんの作品:長い歴史の物語、山の意志と人間 湊かなえさんの作品:らしくてらしくない作品、反応が遅い人にもう少し優しくしようと思った! いずれに致しましても、私にとっては豪華なアンソロジーでした!

    8
    投稿日: 2022.10.22
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    3秒遅れの僕、、 人は思い込みの中生きているんだなあ、と思いました。 真実は思わぬところから発覚するものですね。

    1
    投稿日: 2022.09.29
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    作者様方の連名を拝見して、 勝手にミステリーかと思っていました。 ”時の流れ”がキーになっている 温かいストーリーが多く、読み易い。 辻村深月さんのタイムカプセルのお話が いちばん記憶に残っている。 相手の事を想った選択をするって とても難しいけれど大切な事だと感じた。 あと、米澤穂信さんの「山に知性がある」 という設定が珍しく、とても面白かった。

    0
    投稿日: 2022.09.04
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    面白かった。複数作家の短編集は良いものだなあ、と思った。一番面白かったのは米澤穂信か。ああいうヘンテコな短編が好きなのかもな。よって万城目学のものも好きだった。湊かなえのものはシンプルに良い物語だと思った。辻村深月の作品はやはり俺の体質に合わない。女性だからか? と思ったが湊かなえもいるので違うらしい。なんというかな、人物が単調で「良い話」を見せられているとだけ。回想形式を交える物語が好きなのかもしれない。短編というのはどれも、それぞれの人生のハイライトを切り取ったような、一人だけの物語という気がした。

    0
    投稿日: 2022.07.25
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    ”時間“をテーマにした4人の作家たちの競演 辻村深月「タイムカプセルの八年」 不器用な父親と息子の物語、ジワリと涙腺がやられるやつです。 万城目学「トシ&シュン」 この人の感性は本当に面白い。 “時間”をテーマにしたとき、よくこの発想へたどりつくなと、感心してしまう。 米澤穂信「下津山縁起」 今度の時間は気の遠くなるほどの長さ。 “時間”という概念について少し前いろいろ本が出ていたけど、”知性“という概念と合わせて編年体にして描く、お上手です。 湊かなえ「長井優介へ」 “イヤミスの女王“と言われた作者らしい短篇。でも最後に少し光が見え読後感がいい。 辻村深月と湊かなえが少しかぶり気味だったけど、全員「タイムカプセル」で作ったらあとの二人はどんな物語だったのだろう……と勝手に想像してしまう。

    3
    投稿日: 2022.07.21
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    4人の作家さんの短編集。それぞれ面白かったけど1番気に入ったのは湊かなえさんの物語。 小学生の頃のタイムカプセルを開けに行く話だったんだけど、小学生時代にこじれたままになっていた友達との関係が見事にほぐれていく感じが読んでいて心地良かった。 人間関係のゴタゴタって結局は誤解から始まってるんだよなぁって思った。

    1
    投稿日: 2022.05.10
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    〈時〉をテーマにしたアンソロジー。 辻村さんは父子の人情話、万城目さんは神様が夢を叶えるトリッキーなファンタジー、米澤さんはSF、湊さんはミステリ。 アプローチも語りも異なった競演。読みやすく楽しかった。タイムカプセルに始まりタイムカプセルに終わったけれど、二つともパンドラの匣にならなくて良かった。 個人的に意外性No. 1は米澤さん。

    0
    投稿日: 2022.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「タイムカプセルの八年」辻村深月 「トシ&シュン」万城目 学 「下津山縁起」米澤 穂信 「長井優介へ」湊 かなえ 壮大なスケールの「下津山縁起」、コミカルな神様コメディっぽい「トシ&シュン」 そしてタイムカプセルものの残り二編。卒業の記念に埋めるタイムカプセルを扱った二編なんですが、どちらも明るい読後感で爽やかでした。ニコ的には、ダメ教師の出てくる「タイムカプセルの八年」の方が好みでしたが。イヤ、いましたよ、このタイプのダメ先生。なんでしょう、自己陶酔型?辻村深月のダメorクソ教師の出てくる話、好きだなー。

    0
    投稿日: 2021.12.22
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    アンソロジーは 手にした事のない 作家さんを 開拓できるから 嬉しい 実際 湊かなえ先生以外は お初でした ''時''をテーマにした コチラ どのストーリーも 短編なのに 読み応えのある ものばかりでした 「タイムカプセルの八年」 とっても共感が出来る ストーリーと ニヤッとしてしまうラスト 心が温まる時のお話しでした 「トシ&シュン」 これまた 全く違うテイスト 鴨川ホルモーや 偉大なるしゅららぼんが 元は小説だとは! 小説であの世界観を どう表現してるのか? 出来るのか? この短編読んで なるほど・・ と納得しましたね 出来るんだと笑 「下津山縁起」 とっても読みづらい笑 な、何だこれは? と半分混乱しながら 読み進めますが どんどんのめり込み ラストなるほど〜と 唸ってしまいました 「長井優介へ」 湊先生ってだけで 身構えちゃダメよね 最後のストーリーが いじめかぁ しかも湊先生の… って どんな結末こようが 落ちないぞ! って 思ってたけど 穏やかな気持ちのまま 本を閉じる事が 出来ました

    0
    投稿日: 2021.12.04
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    どの話も面白かったが、 特に湊かなえさんの話が良かった。 耳の障害で、音が3秒遅れて聞こえる主人公の話。

    0
    投稿日: 2021.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み友さんの高評価につられて、時の罠。そうそうたる大御所の時を超えたミステリー。辻村さんのお話しはダメ親父が仕事が忙しいながら息子を陰で見守るお話し。最後は父親が本気を出したところは良かった。万城目さんのトシ&シュン。2人の夢をかなえるべく神様が本気になるお話し。米澤さんは上津山と下津山の不思議なお話し。2800年頃の人間、山との関わりが秀逸。最後の湊さんのお話しが一番。3秒遅れて聴くことができる主人公。様々な不運もあり人生がうまくかみ合わない。しかし最後は一気に視界が広がった。⑤辻⑤、万⑤、米⑤、湊⑤↑

    26
    投稿日: 2021.11.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「下津山縁起」米澤穂信著 遠江国・静岡にある、ふたごの山、かみつ山、しもつ山。A.D.870年からA.D.2873年までのふたご山の編年記述。時に市街地開発の対象となり、下津山はどうなったか? おお、これはSFだ。深読みすれば開発に対する批判? 2299年になるとコンピュータと山々の交信。 ちょっと読みずらいけど、最後の2873年の記述になると、う~ん、とうなる。最後は裁判に。これがおもしろい。だって裁判長が富士山、検察官は阿蘇山、弁護が榛名山。判決文が秀逸です。 初出誌「別冊文芸春秋」 「タイムカプセルの八年」辻村深月著 2012.7月号 「トシ&シュン」万城目学著 2014.7月号 「下津山縁起」米澤穂信著 2012.7月号 「長井優介へ」湊かなえ著 2012.7月号 2014.7.10第1刷 図書館

    5
    投稿日: 2021.10.14
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    お話4つ。こういうのにしては少なめかな。 □辻村深月「タイムカプセルの八年」 最初、あまり楽しくない方向に行くかなと思ったら、小気味いい展開で楽しく読めた。不器用な愛情が、見えないところで届いて作用した感じが嬉しくなった。気持ちの良い終わり方。 □万城目学「トシ&シュン」 昔、図書館で「鴨川ホルモー」を借りたもののイマイチ入り込めず途中で断念したことがあり、万城目学さんには何となく苦手意識が。この作品は無事に読めてよかった(笑)。 設定は変わっているけれど読みやすく、仕掛けも楽しかった。 □米澤穂信「下津山縁起」 淡々とした記述。どこに着地するのかわからないまま読んでいたけれど、意外なラスト。面白かった。読後にじわじわ来る。 □湊かなえ「長井優介へ」 予想外に爽やかな展開。最初の不穏な流れから、イヤな感じで終わると思い込んでいた。優しいどんでん返し。後半の種明かしで心が洗われた。 どの作品もまさに「時の罠」という感じで、楽しんで読めた。

    1
    投稿日: 2021.09.26
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    好きな作家さんばっかりの贅沢なアンソロジー。四者四様で面白かった。湊かなえさんの「長井優介へ」は短編ながら読み応えがありました。

    0
    投稿日: 2021.09.11
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    再読。 というよりも、湊かなえさんワールドに浸かりたくて 湊さんの話だけ読もうと思って手に取ったら 他のも結局読み返してしまった! アンソロジーなので、一つ一つのお話は短くて でもしっかりと世界観を魅せてくれる安心の4名…… 湊かなえさんの「長井優介へ」がすごくすき。 15年は長すぎるけど、またこれからの15年は 長井にとって明るい15年であってほしいなと思いました! そして辻村さんの「タイムカプセルの八年」は 胸が熱くなった。 親父たちがすごい!かっこいい! 小学校卒業から成人までの八年と、 成人からの八年は本当に全く違うだろな。 他二編はファンタジー?要素もあり 不思議な感覚で面白いです。

    1
    投稿日: 2021.08.15
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    短編集だけどそれぞれ読み応えがある。 湊かなえの長井優介へが1番好き。 イヤミスイメージが強いけど こんな暖かいストーリーもあるんだと思った。

    0
    投稿日: 2021.06.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「時」をテーマに捻ったアンソロジー4編。 ・面白かった編 「タイムカプセルの八年」 何だこの屁理屈親父は?という導入から始まって、こんなのあるあるだなぁな脇キャラに流されながら意外と矜持を見せ、”黄金期”だった小学生時代の父親たちで優しい嘘を守り、綺麗にオチをつける。流れるように起承転結のレベルが高くて「いいもん見せてもらったぜ」って気分になる。ハズレなし作家だなぁハッピーエンドっていいよなあと素直に思える良作。 ・微妙だった編 「トシ&シュン」 「パーマネント神喜劇」やん!よね??と思いながら読む。再掲かいと思いきや、こちらの発表が先で後でもう1章足して「パーマネント」完成だったみたい。これだけぶつ切りでもまぁ面白いけど、前後があった方が(っていうかパーマネント先に読んじゃってるから!)絶対うさん臭さと面白さが倍増するから惜しいなぁむず痒いなぁもったいないなぁともぞもぞしながら読む。そういう意味で微妙だったけど、夢の入れ子とか使いまわしとか(作者は嫌がるかもしれないけど)森見登美彦みたいで面白いよなあと改めて思った。パーマネントまた読も!

    2
    投稿日: 2021.04.29
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    面白かった。続きが読みたくてあっという間に読んだ。 4人の作家さんの短編集。 題名の時の罠はなぜそのタイトルにしたのかやや不明。 私の好きな作家の辻村深月さん、湊かなえさんの短編は本当にワクワクした。さすがのお2人。 ただあとの2人の作家さんの話は面白くなかった。星4つは辻村さんと湊かなえさんの面白さだけでつけた。あとの2人は興味のあった作家さんだったのでとっても残念。

    5
    投稿日: 2021.01.09
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    4人の人気作家による『時』をテーマとしたアンソロジー。 女性作家2人の作品は、どちらも学校の卒業記念で埋めたタイムカプセルがコア。しかし、辻村深月はハートフル。湊かなえはちょっとウエット気味と、それぞれの持ち味が存分に出ていて興深い。 対して男性作家2人の作品は、どちらかと言うとSF的作品。万城目学は、神様モノ。米澤穂信は過去から未来にかけての壮大な時間モノ。 売れっ子作家さんだけにハズレなし。 装丁の猫は何故?と思うが、読み終えるとおそらくシュレーディンガーの猫なのだろうと気付かせてくれる。 何れも初出は別冊文藝春秋らしいが、このアンソロジーは、企画が先にあって雑誌に掲載されたのか、掲載後に似たテーマを纏めてアンソロジー化したのか、どっちだったんだろう。

    2
    投稿日: 2020.11.22
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    湊かなえ、米澤穂信等、よく読ませていただいている作家さんの短編小説。 自分自身、教育に携わるものとして、ハッとされられる場面が何回かあった。 人と関わる仕事の責任の重さ、影響力について改めて考えさせられた。

    3
    投稿日: 2020.09.06
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    4人の作者による短編集。 すべて時間・時がメインテーマとなっている。 辻村深月の「タイムカプセルの8年」の登場人物である父親は正直なところ、いい父親では無い。 私が妻であれば今すぐにでも離婚したいと思うような父親である。 何しろ我が子の誕生日やこどもの日のようなイベントから、運動会や授業参観のような学校行事もよく忘れ、挙げ句の果てにクリスマスプレゼントまで買い忘れる有様! それらを別にたいしたことがない、プレゼントなど実用的ではないと言ってのける。 あんたはそうかもしれないが、と腹立たしい。 心がないのではないかと読んでいて心底嫌になったものだ。 確かに祝い事やプレゼントなど実用的でもないし大した事では無いかもしれないが、だったらなぜ家族を持つのだ。 それでも息子が教師になろうと思ったのは、父親の影響があると言うのだから、母親にしてみればなんとも悔しい話ではないか。 教師になると言うのが悪いのではない。 そんないい加減な(ように見える)のような人には憧れて、日々一生懸命子供のことを考えて身も心もすり減らしている母親には何の見返りもない。 ああ、やりきれない。 とは言っても物語は、「時間」が思いがけない形でつながっていくことがあるときれいにまとめられている。 何となくモヤモヤした気持ちが抜けないのは今まさに子供のことで悩んでいるからなのだろうか。 湊かなえ 「長井優介へ」 湊かなえにしては優しい話だったように思う。 主人公の雄介は耳がよく聞こえないため3秒経ってから返事をする。 それが誤解を生んでしまう。 そのために小学3年生の時にいじめられ、親友を失ってしまった。 この事件は一体どこに着地するのだろうかとドキドキしながら読んでいた。 真実とは残酷であるが、今回は真実に救われた。 人と違う事で起きてしまう行き違いや悲しみや苦しみ。 それをどう乗り越えていくか。 参考になるものがあったように思う。

    8
    投稿日: 2020.07.05
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    限りなく☆5つに近いが、米澤穂信さんの作品がネックになった。好きな作家さんばかりで胸が踊るお宝作品集。短編なのに読み応えもあり読後感もここまで素晴らしいとは。同じタイムカプセルものでも作家さんの味がそれぞれにあって甲乙つけがたい。人気作家さんだけにうならせるところが 全ての作品にあって最高。

    2
    投稿日: 2020.06.13
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    アンソロジーです。アンソロジーは編者の意図というものがあると思うので、掲載されている順番に読んで、編者の思いを読み取るという楽しみもあると思うのですが、辻村さんがとても好きなので、好物は最後に、という嗜好ですので、辻村さんを最後に回して読み始めました。 結果として、辻村さんで初めて湊さんで終えた編者の意図も、うん、なるほどなあ、このストーリーの組立ても面白い。と思ったのですが、辻村さんを最後に回して、ふわぁっと、「さぁ、明日からも生きていこう」という気持ちが温かく湧き上がってきて読み終わったことで、この配列も正解の一つではないか、と思ったのです。 タイムカプセルが2作品続く、という難点が出てきたのですが、それも面白い効果に思えました。 私にとっては、湊さんのものは、やっぱりそうなのね、という感じを覚え、辻村さんの、ほ~そう来ましたか、の感じの方が、意外性があったように思います。 アンソロジーをたっぷり楽しんだ感じです。

    2
    投稿日: 2020.05.24
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    図書館で借りたもの。 小学校卒業の時に埋めたタイムカプセルがもたらしたもの、配置転換となった「縁結び」の神様が任された新しい仕事、遠江国のふたご山をめぐる果てしない物語…。人気作家たちが紡ぎだす、時をめぐるアンソロジー。 タイムカプセルの八年/辻村深月 トシ&シュン/万城目学 下津山縁起/米澤穂信 長井優介へ/湊かなえ 万城目さんのは「パーマネント神喜劇」に収録されてて読んだことあったやつ! 湊さんのはイヤミス?ほっこり?どっちなの!?って思いながら読んだ。 どれも面白かった。

    0
    投稿日: 2020.03.10
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    辻村深月先生が好きで、図書館でふと気になったので読みました。 アンソロジーって面白い! 今までは1人の作家さんの1冊の本を読むことが好きだったけど、読みやすい分量で、さらに自分からは手に取らない(知らないと言う意味で)新しい作家さんの作風にも出会えて本当に楽しい1冊でした。 「時間」をキーワードに紡がれていくそれぞれの話が、それぞれ味があって面白かった。 じっくり読むと言うよりも、ふとした時にちょっとだけ時間があるから何か読みたいなと思って違う世界を楽しみたい人向けの1冊。 個人的には米沢和穂信さんの作品が目から鱗でした。

    0
    投稿日: 2020.02.24
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    時の流れをテーマにした4編は面白かった。女性二人はタイムカプセルの話だったが、優しい読後感が残っている。 タイムカプセルの八年 辻村深月 教育熱心な担任の勧めで6年生は卒業前にタイムカプセルに記念品を入れて埋めることにした。だがそのカプセルは倉庫の隅に置いたままになっていた。 同級生の父親で作った「親父会」はその噂を聞いて、探し出すことにする。教育熱心で子供たちに慕われていた先生の実像に不安があったが、何かと行事に顔を合わす父親たちは、探し埋めることを実行した。 父親会の付き合いと、子供たちの成長振り、環境が変わっても何かしら暖かい繋がりがある話だった。 トシ&シュン 万城目学  「縁結び」の神が配置換えになった。今度は「学問」と「芸能」も面倒を見る神社だった。 付き合っているらしい二人はどちらもトシと言う名前だったが紛らわしいので一人男性のほうはシュンと呼ばれていた。 小説家になりたいという男と女優を目指す女、夫々の目標が成就するように神はヒントを与えたが。 ユーモアたっぷりに話は二転三転、読んでいて思わず心が軽くなる。 下津山縁起  米澤穂信    A.D.873  遠江国に火山の噴火で、上津山に並んで下津山が出来た。下津山の横に沼が出来た。 A.D.1180 麓で武士たちが戦った。 A.D.1783 旗沼の埋め立ての話が持ち上がったが中止された。 A.D.1885 二つの山を測量した結果、3Mの差だと判明。 A.D.1966 旗沼で泳がないようにプールが出来た。 A.D.1989 圧電流・地電流について百科事典より引用 A.D.2018 旗沼埋め立て工事を中止 A.D.2191 人の脳波を知性とするなら、電機で動く機械に知性はないのかという命題から人類の友を見つけたいと思う森島博士。 A.D.2205 森島研究室のコンピュータに不明確な受信記録 A.D.2256 下津山の半分が削られる A.D.2299 研究所の解読後の信記録。 A.D.2753 研究所のコンピュータが更に交信、山からの発信は人間を認知していなかった。 A.D.2574 ネットワークが見つからないということは人間の滅亡を意味した。森島博士の予言どおり「山との交信」成功 A.D.2873 山々の裁判で上津山は下津山を殺害で有罪判決。上津山は有機知性体(以後人間と表記)を誘導して下津山を殺害させた。上津山の標高についての嫉妬心が動機、としたが控訴する予定。 長い歴史を辿って、人と山の歴史を創造した。まさに作家は素晴らしい。 長井優介へ  湊かなえ 高校卒業の日タイムカプセルがあけられた、中学三年生の時の事件が改めて姿を現す。何か腑に落ちないままに解決したかに見える強姦未遂事件。無罪にはなったが素行の悪い三人組が疑われた、しかし彼らには証拠がなかった。 実際は、、。それを知っている人物がいた。 面白かった。一読の価値有り。

    2
    投稿日: 2020.01.20
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    「時」をテーマにしたアンソロジー。 作家さんの個性みたいなのが出て面白い。 タイムカプセルが出てくる作品が2つ。 あとは神様とか、山をめぐる変わったお話。 2019.9.16

    0
    投稿日: 2019.09.16
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    湊かなえが、やっぱり1番面白かった!! 文章の構成、語彙のチョイス、ストーリー全てにおいて 安定のパーフェクト!! 2番目は万城目さんのトシ&シュン 初めてこの作家さんの作品を読んだけど、 ストーリーについては淡々としていて特にという印象。 ただ、展開する会話や言葉のチョイスがなんとも面白く心地よかった。

    0
    投稿日: 2019.09.15
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    すごい豪華メンバーです。辻村さんのは最初母親の立場で父親の言動にイラつきましたが読み終わってみるとさすがという感じですし、万城目さんのも作者らしい世界観で楽しめましたが、期待が大きかったのか強烈なインパクトはなかったです。一方、何やらわけのわからない状況で始まった米澤さんのは、「時」の使い方に驚きました。いろいろな意見があるみたいですが私はこれ、大好きです。湊さんのは、子供たちの残酷さは相変わらずでもラストは意外にも…。らしくないのかもしれませんが私はこのタイプの方が好きですね。どれもとても良かったです。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    米澤穂信以外は良い話で終わってて、もっとどれも重い話だと思ってたから意外。米澤穂信のは読んでて疲れたけど最後は毒があって良かった。

    0
    投稿日: 2019.06.04
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    4人の作家が書いた、時をテーマにした短編集。 辻村深月さんと湊かなえ さんのだけ読みました。 どちらもタイムカプセルの話で、それぞれ良かった。 あとの2本は、私好みじゃなさそうな感じだったので、パスしちゃいました。

    0
    投稿日: 2019.04.24
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    「時間」を越える短編4編。過去や未来に思いを馳せる季節、3/31に相応しい。辻村深月氏の作品は家族シアターにも収録されていたものだったので読み飛ばし。米澤穂信氏を初めて読んだが他のも読みたくなってきた。

    0
    投稿日: 2019.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    辻村さんが大好きでこの本を選びました。いつものように、何か事件が起こるのか?と思いながら進めましたがそうではなく、優しい雰囲気。辻村さんの持つ言葉の力がそうさせたのかなと思います。 万城目さんの作品がこの中では一番面白いなと感じました。色々な方向から話が進むファンタジーのような作品で、脇役だったはずの神様が、最後に主役になって輝くところが好きです。 同じテーマに沿って書かれていても、こんなにも内容が変わるのかと、やっぱり作家さんはすごいと感じさせられた一冊です。

    2
    投稿日: 2019.03.04
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    辻村深月さんの「タイムカプセルの八年」がほんわかしてて好き。湊かなえさんも同じタイムカプセルをテーマにしてるけど、作家さんによって趣が変わるのも面白い。

    0
    投稿日: 2019.02.27
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    4人の作家さんの短編集。 時の罠っていう表題やけど、時がメインに感じて、罠はそんなに感じなかったかも。 色んな思い違いでこじれたり、時が解決したり、次元が違う時やったり、どれも楽しめました。 久しぶりに万城目さんの本に触れたら、あの独特な空気感に懐かしさを感じるくらい、万城目ワールドでしたw

    0
    投稿日: 2018.12.24
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    時間がテーマの短編集 個人的にはかなり好き ページ数も少なくて読みやすいです お気に入りは「下津山縁起」

    0
    投稿日: 2018.11.16
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    タイムカプセルの八年(辻村深月) トシ&シュン(万城目学) 下津山縁起(米澤穂信) 長井優介へ(湊かなえ) 「トシ&シュン」では、神様の配置換え人事という斬新な内容だったが、いまいちかなぁ。 「タイムカプセルの八年」と「長い優介へ」はあったかい気持ちになれるいい作品だったと思う。 「下津山縁起」はどうしても読めなかった。(挫折)

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!私もまんまと罠にはまってしまった。 「タイムカプセルの八年」で家庭に関与しない自己中心なダメ親父だなぁと思ったら、こっそり我が子の夢を守るかっこいい父ちゃんなんじゃん!とあっさり手のひらを反してしまったり、「トシ&シュン」で人に神が与えた不思議なチャンスの話かと思いきや神様の昇進試験の話だということが分かったり、「長井優介へ」で主人公が完全に心を閉ざす裏ではそんな真実もあったのか!と驚かされたり…… なんといっても「下津山縁起」が一番衝撃的でした。怖い怖い怖い怖い(笑) 最後ゾワゾワしました(勿論いい意味で)。歴史もの読んでいるのかと思ったら壮大なSFになってるし!! 結局4話すべて、作者が作った罠にはまってしまいました。本当に面白かった!

    3
    投稿日: 2018.06.02
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    やっぱり辻村さんの作品好きです。 万城目さんは初めてでしたがイマイチ…。 米澤さんはよくわからなくて、合う作品と合わない作品真っ二つ。 湊さんはイヤミスではなくて気持ち良く終われました。

    0
    投稿日: 2017.08.15
  • ほどよいオムニバス

    米沢穂信さんしかいつも読まないのですが、他の3方もとても良かったです。 スマホ片手に気軽に読めて、質も高い。

    2
    投稿日: 2017.07.07
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    短編だからこその作品もある、かな。米澤穂信のなんかは特にそんな感じ。もう1回読んで、ちゃんと評価をしたい気がするなー。

    0
    投稿日: 2017.06.19
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    短編集はすごく久しぶりに読んだんですけど、なかなか良かったです。みんな個性が強い作家さんなので飽きずに、この薄さの本としては十分に楽しめる。特に3作目が面白かった。あと、個人的に湊かなえさんの作品ぽくないなあって思いながら読了しました。もっと捻じ曲がってるというか、そういうイメージがあったので。

    0
    投稿日: 2017.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4人の作家の「時」をテーマにしたアンソロジー。 この中で初めて読む作家さんは米澤穂信さん。 楽しみにしてたんだけど、うーん、よく分からないまま終わってしまいました(・_・;) 一番好きだったのは、湊かなえさんの作品。 『イヤミス』のイメージがあったので、後味の悪い終わり方をするんだろうなぁと思っていたら。。。 最後、誤解やわだかまりが解けてく終わり方で気分スッキリ♪ 読後感が悪くない作品も、たまにはいいw

    0
    投稿日: 2017.04.10
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    (収録作品)タイムカプセルの八年(辻村深月)/トシ&シュン(万城目学)/下津山縁起(米澤穂信)/長井優介へ(湊かなえ)

    0
    投稿日: 2017.04.10
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    時の罠、 辻村深月と米澤穂信は読みやすいし、 内容に意味がある。 万城は、上っ面な感じ。 辻村深月は、ほっこりした。子供を持った親って、偉大な感じだけど、大学の先生だし、突っ張ったところがなく、ありのままの情けない人。 けど、子供は気がかりで、大好きってわけではないけど、関わっていきたいと思ってる。 そんな自然体がほっこりする。

    3
    投稿日: 2017.04.01
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    時に関する4人の作家さんの物語 難しい内容の話あり、身近に感じる内容の話あり。 スラスラと最後まで読めました。 最後の湊かなえさんの話が面白かった。

    0
    投稿日: 2017.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    神様の昇格試験に、山による山の刑事裁判。個人的に、こういう奇想天外なストーリーの発想がすばらしいと思う。

    0
    投稿日: 2016.10.26
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    辻村深月、万城目学、湊かなえ、米澤穂信と好きな作家揃い。時がテーマのアンソロジー。 米澤穂信さんの「下津山縁起」は面白い作品ではあったけど、話の面白さは私てきにはイマイチ。

    0
    投稿日: 2016.09.18
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    万城目さんの作品を読みたかった。 最初と最後がいい話。 タイムカプセルの八年 かなり面白かった。父親らしくない主人公が息子のために頑張る話。 トシ&シュン イマイチ。期待を盛り過ぎたか? 下津山縁起 眠くなる話。どこを笑うのか、楽しむのか悲しむのか不明。 長井優介へ 中学生がすれ違ってうまくいかなかった話。そして成長してからタイムカプセルを取りに行く時に誤解がとける。 また頑張ろう、という気にさせる話。障害も解決しないし、好転する条件はないが気の持ちようだと思わせる話。

    0
    投稿日: 2016.09.03
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    暇つぶしで買った本…このメンバーのアンソロジーなら思わず手が出てしまう。 とは言っても万城目ワールドは面白いと思うもののちょっと肌になじまないし米澤さんに至ってはワケがわからなくても読み返す気も起こらない偏食家、まぁ好きなものだけでいいでしょう。 で深月さん、思春期の心の機微を…の代表選手もあらゆる年代へと守備範囲が広がり円熟味を増した、いつもながらふっと笑みのこぼれるラストがいい。 そして湊さん、ちょうどこの頃は黒湊から白湊への転換期、ミステリー要素を取り入れつつも正統派の青春ドラマに仕上げられておりそれが後の望郷路線へとつながっていくのだろう。 「3秒」の発想はさすがである

    1
    投稿日: 2016.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    米沢穂信の下津山縁起は読んでません。 「タイムカプセルの八年」…立派とは言えない父親が、子供の夢を守るために奮闘 「トシ&シュン」…縁結びの神様の昇級試験 「長井優介へ」…思い込みからのすれ違い。十五年。

    0
    投稿日: 2016.06.12
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    辻村深月さんの「タイムカプセルの八年」、万城目学さんの「トシ&シュン」、米澤穂信さんの「下津山縁起」、湊かなえさんの「長井優介へ」がおさめられた短編集です。 この中では万城目学さんだけがはじめましての作家さんでしたが、残念ながら、「トシ&シュン」があまり好みのお話ではありませんでした。 「タイムカプセルの八年」と「長井優介へ」は、とても好きなテイストでした。 「タイムカプセル…」はちょっと泣けました。 優しい気持ちになれると思います。

    0
    投稿日: 2016.05.19
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    小学校卒業の時に埋めたタイムカプセルがもたらしたもの、配置転換となった「縁結び」の神様が任された新しい仕事、遠江国のふたご山をめぐる果てしない物語…。当代人気随一の作家たちが紡ぎだす、時をめぐる4つの短篇。 辻村深月、万城目学、米澤穂信、湊かなえという豪華なメンバーによる短編集。辻村と湊が小中学校卒業に際して埋めたタイムカプセルをテーマにそれぞれの持ち味をだし、万城目はそこまで奇想天外ではないものの、「らしさ」は健在。ただ米澤のはよくわからなかった。 (B)

    0
    投稿日: 2016.04.15
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    好きな作家揃いなので。 辻村さんは既読でした。あれ?なぜ? 万城目さんのが1番好き! 何読んでも面白いし、 何読んでも万城目ワールド★

    1
    投稿日: 2016.03.23
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    16/02/17 始めの辻村さんのは引き込まれなくて途中で断念、万城目さんのはおもしろくて、米澤さんのもすっとばし。最後の湊かなえさんは、牛乳とか出てくるし、ああさいごは「どっかん!」な『告白』の再来かと思ったけどあったかい終わり方でした。ああ、一安心。

    0
    投稿日: 2016.02.21
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    人気作家4人と言うことで豪華な短編集だなと思いました。それぞれ個性があり、楽しかったり不思議だったりと内容も贅沢感あり。「時」のイメージがタイムカプセルってパターンは多いのだろうか。

    2
    投稿日: 2015.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時間の経過にまつわる4篇のアンソロジー。米澤穂信のが未読だったから借りてみた。なんか山が知能を持つ生命体で、人間を操って隣の山を平地にした、というような話。過去から未来へ、歴史書?みたいな書き方で。この人、意外とこういうSFちっくなの書くんだよな。あんま好きじゃないけど。万城目学はいかにもな神様の話。この関西の語り口が苦手なんだよな。一番面白くなかった。辻村深月と湊かなえはタイムカプセルかぶり。ありがちな感じだけど面白かった。湊かなえのだけ再読。よくできた話。読後感も良い。

    1
    投稿日: 2015.10.22
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    図書館で借りました。 湊かなえ先生と辻村深月先生目当てで。 しかしたまたまだったのですが、まさに辻村深月先生の収録作品を、別の本で読んだ直後だったので(笑)微妙に萎えました…。 湊かなえ先生はやっぱり安心して読めます。 台詞と台詞の行間の間の殺意、感情、探り合い。 学生当時の気持ちと、成長後の狭間で揺れる主人公。 そして、ラストは爽やかに…。 タイムカプセルは私もやりたかったイベントのひとつですが、小学校は人数不足により合併の話が出たので却下され、中学校では話にも出ませんでした(笑) だから、ちょっと夢を持って読んでしまう題材です(^^)

    0
    投稿日: 2015.09.16
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    時をテーマにした短編集でした。 最初は辻村さん。これはすでに読んだ『家族シアター』に出てきたタイムカプセルの話です。 万城目さんのは非常にコミカルで読みやすかったです。時を操る神様の話。 米澤さんのは、最初は何だこれはと思いながらひたすら読んでいくと、何とも言えないオチ。なるほど!と思ったものの、きっとそこに行くまでに挫折する人もいるだろうなと思わせる話でした。読み終えたらオチを意識してもう一度読み直しました。 最後は湊さん。これは他のレビューでも評価が高いように、非常に読ませる話でした。何よりも多分これが一番印象に残りました。 いじめられていた少年がタイムカプセルに入れたものを取り戻したい、それだけのために嫌な思い出の残るかつて過ごした地に戻ってきます。同じタイムカプセルを使っても、こちらは少しサスペンス調なところが湊さんらしかったです。 この四人が一冊にというところが何とも贅沢だなと思いました。

    0
    投稿日: 2015.09.13
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    辻村さんの本はいい。 安心して騙される。 そして、泣かされる。 ショートでここまでグッと来る話はホントにすごい。

    0
    投稿日: 2015.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    辻村深月、万城目学、米村穂信、湊かなえの四氏によるアンソロジー。 最初の辻村氏と最後の湊氏の作品がタイムカプセルを扱ったもの。 埋められたはずのタイムカプセルが埋められていなかった事を知った父親が、子供のためにカプセルを探し出して埋めようとする「タイムカプセルの八年」 タイムカプセルを掘りだすために故郷へと向かう青年の屈託。青年を支えていたものはカプセルに入れた毒物だったが・・・ 当時の友人とのすれ違いや、毒物をくれた家庭教師の思いが最後に分かる「長井優介へ」 やはり読ませたのはこの二作品だった。

    0
    投稿日: 2015.08.28
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    辻村深月 通常運転。安定のほっこりさ◎ 米澤穂信 難解すぎて挫折× 万城目学 これが一番好きかも。万城目さんぽいお話◎ 湊かなえ 意外なほど心にしみる(怖いくない)話○ 米澤穂信はいつかまた読み返す…かな。 ちょっと、くやしい(´・_・`)

    0
    投稿日: 2015.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2015/7/29 私的にすごいメンバーのアンソロジー。 内容は米澤さんの以外期待通り。 米澤さんの、星進一かと思ったw 特に辻村深月と湊かなえはよかったなぁ。 グッときたわ。 湊さん今回はイジワル封印。泣けた。 彼ら彼女らの本がもっともっと出るように祈る。

    0
    投稿日: 2015.07.30
  • 好きな作家さん達なので

    なかなか楽しく読めました。 この手の本は,作家毎のテイストの違いがはっきり認識できるところが良いところです。 いつも,少し苦手な作家も混じっていることが多いのですが,今回はすべて一度は読んだことのある方達。安心して読み進められました。 長い小説が苦手という人もこの程度なら。

    2
    投稿日: 2015.07.26
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    作家の色が出ていて面白かった。 特に湊かなえ。いつものダークサイドで終わるのかと思いきや… いままで読んだ彼女の作品の中で最も良かったかも。

    0
    投稿日: 2015.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今注目の四人の作家さんによるアンソロジー。辻村深月さんと湊かなえさん目当てで買ったんだけど、四作品とも面白かった! 辻村さんはいかにもぽい感じの優しいお話。 万城目さんは初読やけど、ゆるゆるな感じが面白い。神様って意外と大変? 笑。 米澤さんも同じく初めましてやけど、これ面白いわ。ラストまで読んで最初から読み直すと「なるほどなー!」ってなる。 で、湊さんがかなりいい!!湊かなえっぽくなくて(笑)ほっこりできる。 いやー。楽しかった!アンソロジーは新しい作家さんに出会えるのもいいなぁ。米澤さんはぜひ他のも読んでみたいな。

    1
    投稿日: 2015.07.16
  • 時の罠?

    魅力的な4名の作家さん達の名前に惹かれて購入。 どんなミステリー?と思いきや。 辻村さんの8年間。子育てに熱意のなかった父親の変化の8年間。 万城目さんの一瞬。奇想天外な昇任試験。 米澤さんの想像を越えた時間の流れ。人類は孤独ではない?でも、かけ離れ過ぎている存在。 湊さんの15年間。3秒に呪われ続けた15年間。その呪いを解くものは?

    2
    投稿日: 2015.06.28
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    湊かなえにやられたー! さすがです。 辻村深月も良かった。 え?そういう展開?みたいな。 こーゆーの好きです。 他の2作品は…途中で挫折した。

    0
    投稿日: 2015.06.21
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    伊坂幸太郎の「死神の精度」ばりの時の罠を期待していたけど、そうでもなかった。 でも、どれも「時」というのもののとらえ方を面白く書いていた。 米澤さんのは縁起物として普通に面白かったなー。

    0
    投稿日: 2015.06.21
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    「時」をテーマにしたアンソロジー 4編収録 普段読まない作家さんとの新しい出会いがあるから、アンソロジーはいいですよね 辻村深月-「タイムカプセルの8年」 温子さんと同じ突っ込みを何度した事か!不器用で我儘で無神経で余計なことしか言わないけれど、親父も頑張ってるんです 万城目学-「トシ&シュン」 神様も大変なんだな、って妙に納得しちゃった 米澤穂信-「下津山縁起」 そう来るんだ!己の小ささを再確認 湊かなえ-「長井優介へ」 些細なスレ違いから傷付いた関係を時間が解きほぐす 子供の頃にはわからなかった事がわかったり、許せなかった事が許せたり 時が解決してくれる事もあるんだよね 考えてもわからないなら、時間に任せるのも いい事かもね

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    投稿日: 2015.06.13
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    辻村深月さんの親父にほっこり、万城目学さんの神様に神様も大変だなぁと思い、米澤穂信さんの話に「そう来たかぁ!」と意外性を感じ、湊かなえさんにいつものイヤミスじゃないじゃんっ!Σ( ̄□ ̄;)と思いながら読了(^^;)

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    投稿日: 2015.05.31
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    辻村深月さん目当てで借りたアンソロジー本。時をテーマとした作品たち。 しかし、辻村さんの作品は「家族シアター」で読んだ作品だった(~_~;) 一番印象に残っているのは、湊かなえさんの「長井優介へ」。湊さんの作品は私の好みではない気がして今まで読んだことなかったから、そのせいで一番印象に残ってるのかも。

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    投稿日: 2015.05.29
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    こういった、同じテーマのアンソロジーはある意味読みやすい。 飽きもないし、作者の個性も際立つし。 さらっと楽しめる1冊でした。

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    投稿日: 2015.05.15
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    辻村深月と湊かなえの作品が奇しくもタイムマシーンネタでかぶったけど雰囲気も違うし、両方爽やかだった。 米澤さんのは難解。

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    投稿日: 2015.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    *辻村深月、万城目学、湊かなえ、米澤穂信―綺羅、星のごとく輝く人気作家たちによる、“時”をテーマにしたアンソロジー* 思ったより薄い本で気軽に読める。辻村深月、湊かなえは◎、万城目学は△、期待大の米澤穂信は難解過ぎて×、てことで、☆3つ。

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    投稿日: 2015.05.12
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    時の流れと見えてきた罠によるアンソロジー。辻村深月さんの作品は別作にて既読。売れている作家さんばかりなので、短編もハズレがなく面白く読めて、豪華共演で良かった。辻村深月さんと湊かなえさんの作品はタイムカプセルにまつわる話だったが、時が経過し、タイムカプセルを開ける日が近づくとともに色あせていた思い出が蘇ってくるような感じがした。過去のわだかまりなどを解いたり、埋めたものをめぐる話が良かった。万城目学さんの話は同名の男女による神社の神と試験の話、米澤穂信さんの長い年月に渡るユーモア交えた話も楽しめた。

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    投稿日: 2015.05.05
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    辻村深月、万城目学、湊かなえ、米澤穂信、の四人の『時』にまつわる話。 タイムカプセルについて、親から見た子供への関心事を描いた「タイムカプセルの八年」 「トシとシュン」の夢の中の出来事みたいな話の中の神様の昇進試験と言う面白さ。 「下津山縁起」が、一番時間が長い物語で、山のSF物語。 「長井優介へ」は、耳の障害で、三秒後にしか反応しない主人公。虐め→誤解→恨み→死→青酸カリ→砂糖→和解へと、つながる面白さ。 あっと言う間に読める本であった。

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    投稿日: 2015.04.10
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    読みたいと思った理由のタイムカプセルの八年が読めて満足。 ちょっと泣きそうにさせられつつ、くすっと笑えるとこがいい。

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    投稿日: 2015.04.03
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    「時の~~」っていうSF短編集があったから、これもその類かと思ったら違った。 タイムカプセルものが2編、時間を操る縁結びの氏神様が1編、ゆっくり時間が過ぎる山の話が1編。 著者が凄い顔ぶれだから、それなりに面白かった。 最初の比留間先生のタイムカプセルが一番かな。 最後のタイムカプセルも中々いい。 万城目さんはいつもの如くバカバカしい設定を真面目に描いてる。山の話だけSF。 病院の待合室で読むのにいい長さ。

    3
    投稿日: 2015.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    “時”をテーマにしたアンソロジー。 それぞれが、それぞれの持ち味を活かした作品で非常に面白かった。 全体のバランスも良くて楽しめた。 個人的には辻村深月「タイムカプセルの八年」がお気に入りだ。 ・辻村深月「タイムカプセルの八年」   タイムカプセルをめぐる「親父会」と子供達と、ダメな先生とのお話。 ・万城目学「トシ&シュン」   縁結びの神さまの昇進試験のお話。 ・米澤穂信「下津山縁起」   山の裁判のお話。 ・湊かなえ「長井優介へ」   3秒遅れて聞こえる長井くんと友人の、小学校時代のすれ違いのお話。

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    投稿日: 2015.03.27
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    4つのお話。湊さんのお話で青酸カリを持つ少年がいて,自分がいつでも死ねると思うと覚悟が決まる描写があって,妙に納得した。

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    投稿日: 2015.03.15