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でぃす×こみ(1)
でぃす×こみ(1)
ゆうきまさみ/小学館
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総合評価

19件)
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    少年漫画家を目指す渡瀬かおる。ある日、漫画賞で大賞受賞。しかし、その作品はkかおるの兄が、彼女の名義で投稿したBL風少女漫画だったという開幕の「でぃす×こみ」。 かおる本人は丸っと少年漫画脳なので、そもそも少女漫画すら難しいのに、BL風という枕詞がつくとさらに創作の難易度が上がってゆく。受賞作の原作者が兄であるという秘密を隠しての二人三脚の創作活動です。 まあ、原作と作画という役割分担の漫画家ユニットとして活動すればよかったのでは?という無粋なこと言いたくなるけど、そこは我慢ですね。 それぞれの事情というか野望というか、がありますからね。 高村くんのお母さんが、厄介PTAかと思いきや厄介ジャンルファンというオチが、なんともこう無力感というか、から騒ぎ感があります。オタクという属性であることが大手を振って世間を歩けなかった時代を経験してる年齢の方と思うので、自分が好むものがアングラであるという意識と、それでも素晴らしいものであることを伝えていきたい、という意識がああいう行動になってしまったんだろうか、と思います。 自分の好きなジャンルに新規が生まれた、ということが嬉しかったんでしょうね。 新規は宝、という言葉もありますしね。 BL風少女漫画で悩んでいる時に、(結果的に)百合の修羅場を経験させる八反田編集は有能なのかそうでないのか。恋愛の機微を知ることになってよかったのかな。爆発手前の緊迫感が生み出す魅力というものは、確かにあると思うので。 かおるの作風ではないかもしれないけどね。

    0
    投稿日: 2025.07.17
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     「新九郎奔る!」の広告で知って購入。  裏表紙に設定がばらされているけれど…第一話の冒頭、作品の肝となる「謎」が伏せられた状況から始まるので、ネタバレ即悪を信条とするわたしには、内容的な事は何も書けない。  マンガ家の話。  BLがテーマではあるが、性描写的な部分は無い。  性描写以外の部分もBL成分は希薄。  ベテランの描く、話の構造の妙が光る作品。  そしてベテランじゃないと嘘っぽくなる絶妙な作品。  マンガ買いが舞台のベテラン漫画家の作品なわけで、間違いない。  単行本ではあるが、巻頭だけでなく各話の最初にカラーページがある特殊な構造が特徴。  色付け作家が色々おられる仕掛けもあるそうな。  成原博士は出てこないが。  「新九郎奔る!」で知ったマンガの作中漫画の主人公に新九郎がいたのも喜んじゃった。  ・・・まぁ別の新九郎君だけど。

    0
    投稿日: 2020.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻~2巻まとめ読み。 少年マンガ家を目指す女子高生が、思わぬ形で、思わぬ作品でプロデビューして・・・。 実際にデビュー作を描いた「ある人物」や、編集者たちの助けを借りながら、漫画家として成長していく主人公。 作品をおもしろくするために、読者を引き付けるためにどんなことを考えて描いているのかがわかる。 各話の冒頭は毎回作中作(主人公が描いている漫画)になっている。その部分がカラーページになっているが、ゆうき先生の絵に、毎回違う漫画家さんが色付けしているらしい。 色付けだけでも、「ああ、この人か」とわかる個性があって、それも楽しみ。

    0
    投稿日: 2017.07.24
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    とりあえず、ゆうきまさみのコメディなので中身も知らずに手を出した。 たしか予約して注文した。 あけてびっくり、世にも珍しい「ゆうきまさみのBL本」(??)だった(^^; 主人公のかおるちゃんの「こんなにBLばっかり描けないよーー!!」という毎回の叫びがそのまま、ゆうきまさみさんに重なるような気がして読者としては楽しくて仕方が無い。 OUT時代からゆうきまさみさんの作品を追っかけているので、もう何を描いても受け入れます! ということで、ネタが続く限りは買い続けましょうそうしましょう♪

    0
    投稿日: 2017.05.21
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     「ゆうきまさみが!」と物議を醸したというので何だろうと思っていたら、こういうことなのだ。冒頭カラーページで始まるマンガは、BL、つまり、ぼういず・らぶ、なのだ。ゆ・う・き・ま・さ・み・が!  それは実は作中作というやつ。マンガ家を志す女子高生・渡瀬かおるが書いたマンガで、彼女は新人賞を取ってその授賞式。しかし実は受賞したマンガは大学4年で就職浪人に陥りそうな兄・弦太郎がてきとーなペンネーム=妹名義で応募したものだった。自分の書いた熱血少年マンガが受賞したと思い込んで受賞してしまったかおるは本当のことをいえぬまま弦太郎の助けを借りつつBLマンガ家として次回作を描かねばならない。というストーリー。  で、毎話、冒頭には作中作のBL作品が3ページばかり。しかし作中作とはいえ描いているのはゆうきまさみには違いないので、それでは面白くない。そこで彩色だけ毎回別のマンガ家にやってもらって、あたかもゆうきまさみが書いているんじゃないようにするという企画付き。それでもゆうきまさみの絵はゆうきまさみの絵なんだが。  そしてかおるはBLマンガ家として成長していくのであった。  ということが描きたいのではなくて。  熱血一直線のかおるが冴えない兄の忠告を聞いてストーリーテリングを直しているあたりは、ゆうきまさみのマンガ入門。彩色がかわるだけでこんなにかわります、なんていうのもマンガ実習編かも知れない。それから嘘かまことかはわからないが、ゆうきまさみのギョーカイ裏話。というのがこのマンガの面白いところかも。なかなかにメタなマンガなのだ。  件のマンガ賞受賞作のタイトルでもある「でぃす×こみ」の意味は表紙に書いてある通り「discommunication」のことなんだろうが、「ディするコミック」とかいろいろに取れそうでもある。当面、「でぃすこみゅーじっく」ではなさそうだが。

    1
    投稿日: 2016.02.21
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    ゆうきまさみ先生の作品は読んだことが無かったですが、面白かったです。 この兄妹のやり取りを見ていると非常に心が和やかになります。

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    投稿日: 2015.12.11
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    兄弟と編集者でネームを作り上げていくところが面白いというか勉強になる。 マンガ家も編集者も1日2本アイディアを作るんだ。スゴイ。

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    投稿日: 2015.07.06
  • 小説家が文章読本を書きたくなるみたいな?

    ぶわっはっはっ。おもしろいおもしろい。さあ,あとマンガ家マンガを描いてないのは誰だ? これはカラー端末でないと勿体ないですね。

    1
    投稿日: 2015.06.25
  • ゆうきまさみらしからぬ

    はじめに BL漫画ではありません。 最初は兄が妹の名前を使用して投稿した漫画が大賞を取ったことから始まるどたばたコメディかと思いましたが 実際はちょっと違い、間違いが修正されないままどんどん話が流れていき兄が影の担当者のようになって行きます。 妹が奮起し 兄を超えていこうと躍起になる姿が ほほえましいです

    4
    投稿日: 2015.06.25
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    微妙。 個々のBL設定にもリアリティがないし、話の進み方もあまり。。。。 出てくるキャラに感情移入がしにくく 妹の性格もなんか雑すぎて子供っぽい。の割に兄が主張する訳でもなく。 あんまりおもしろくなかったなあ。 2015/03/30

    0
    投稿日: 2015.03.30
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    ゆうきまさみ先生が描く妹と兄の二人三脚?な新人かけ出し漫画家(しかもBLて!)のお話ʅ(✧ω✧)ʃいやーお兄ちゃんのボケキャラが面白い(*´ω`*)そして、2人がついた嘘がどこまで貫けるのか(笑)見もの!

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    投稿日: 2015.03.24
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    マンガ作りを内容とするマンガに外れはないのですが本作ももちろん面白いです。ストーリー展開の問題点を指摘する所などは、ゆうきまさみのベテランヒットメーカーとしての余裕を感じます。

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    投稿日: 2015.01.31
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    白暮とはまた全然違う、スチャラカなテイストで面白いwあ〜るのノリを思い出したwカラーページを有名どころBL作家さんが着色されてるとはwww確かに1話は灰原薬さんテイストだwでもゆうきさんはBLもいけると思う!(何

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    投稿日: 2015.01.25
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    兄と妹の二人三脚BL漫画家デビューという、ゆうきまさみらしからぬ内容の作品。第1巻はちょっとまだおとなしいかな。これからの展開に期待ということで。

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    投稿日: 2015.01.21
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    星2.5。ゆうきまさみがBL絡みというのは意外な組み合わせだったが、個々のエピソードや脇キャラはどっかで見たようなものばかり。

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    投稿日: 2015.01.20
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    おもしろかったですよん♪ あの、ゆうきまさみ先生が毎回4ページのBL漫画をひねり出してると思うと感慨深い(笑) 着色陣も豪華ですねぇ。 もっといろんなタイプの漫画家さんに依頼して欲しいな~。

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    投稿日: 2015.01.19
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    この作者が書くからこそ面白いんだなー、と思いまして、面白かった。 いや、自分今でこそ…ですが、初めは目も当てられないくらい照れていたことを思い出しまして…。 とゆーか、作者の描くこれ系の男性は色気がありすぎるので、再度目も当てられない照れ発症でしたわ。 そして受賞作と文化祭編は読みたいと思う。いつか全文掲載しないかなー。

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    投稿日: 2015.01.17
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    おもしれー!漫画家を目指す女子高生がなんと大賞を受賞、しかしそれは実は兄の描いた漫画で、しかもBLだった!!という出だしから、漫画の才能を持つ兄と努力家の妹がウンウンうなりながら漫画を描いていく、という話。漫画を作り上げていくプロセスがとてもリアルで、「おお!そういう考え方か!」という快感がたくさん。こなれてるなあ、ゆうきまさみ。

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    投稿日: 2015.01.13
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    お兄ちゃんの描いた漫画で、間違って大賞を受賞しちゃった女子高生の話。 女子高生が四苦八苦しながら考えて、成長する感じが好き。

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    投稿日: 2015.01.11