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悪魔のような花婿10 プリンセス・フェスティバル
悪魔のような花婿10 プリンセス・フェスティバル
松田志乃ぶ、Ciel/集英社
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総合評価

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    呪いや敵もなくなって幸せに暮らしました、めでたしめでたし…となったみんなの様子をかいま見てみましょうという短編集。 ウィリアムとジュリエットは相変わらずのラブラブでごちそうさまという感じだし。 ヒューとサラは追えば逃げるといった感じで著しい進歩はなかったのかな。 ただ、サラが変身依存症か!と心配になる場面も。 彼女の複雑な本心が推察できて少しほっとしたが。 たんぽぽ姫改めリオン王子には新たな出会いがあり、これが一番の目新しい点だろう。 お茶目な魔法使いイーヴは、もうロマンチックなのかストーカーなのかわからなくなってきたけど。 とにかく、悪婿ファンにはこたえられない一冊。

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    投稿日: 2013.12.27
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    『プリンセス・フェスティバル』 ウイリアム&ジュリエット かわいい三人の子供に恵まれた二人。 村娘に嫉妬するかわいい奥さんと、ギャァギャァ泣く子供、イイゾやれやれ〜と読者的には、ニマニマする微笑ましい楽しさ。 『たんぽぽと卵』 リオン&エリザベス イーブ  ジュリエットに似た姉エリザベスとの出会い。 ほのかな恋心を抱きはじめるであろう二人の恋人未満な雰囲気にニマニマ。 『わたしの赤い騎士』 ヒュー&サラ ヒューの花嫁候補を見極めて欲しいと、サラは頼まれてしまって… 犬になって素直な愛情の発露にすっかりハマってしまったサラがなんとも可愛いラストにニマニマ ヒュー、男なら口説き落とせ! 私はそこんところを見てみたい! 結局全部ニマニマながら読了。 もう少し、世界に浸りたいと感じさせるたのしい余韻。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3170.html

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    投稿日: 2013.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本編が終了後のお話の短編集です。 ■プリンセス・フェスティバル ウイリアムとジュリエットが本当の初夜を迎えてから5年後。すでに3人の子持ちになってて、頑張りすぎでしょう、なんて。 ラブラブな二人が麓の村から美少女を預かることになって、ウイリアムに浮気疑惑が。確かにお芝居を打つのはいいけど、あんな風な演技をするなら、やっぱり事前にジュリエットにも言っておかないといけないんじゃないかなって思いました。 ■たんぽぽと卵 ジュリエットに振られたリオンのお話。 独り身のリオンの前に現れたジュリエットの姉。 ジュリエットに似ているところに惹かれたのかどうかは分かりませんが、なんかいい感じでした。 ただ、リオンとジュリエットが結婚して終わりかと思ったのに、そのまま修道院に返しちゃったみたいなのが残念。これはイヴニング・フェイスの言う通り、文通から始めて、なかなか自分の気持ちに気付くまで時間がかかりそうです。 ■わたしの赤い騎士 ヒューとサラのお話。 犬になると尻尾フリフリしてヒューが大好きって表現をするのに、人間のままだと無表情って、素直じゃないサラを前にヒューも苦労するなあって思いました。

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    投稿日: 2013.08.18