
絶海戦線1 滾るミッドウェー
横山信義/朝日新聞出版
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総合評価
(3件)4.3
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
がっちりミッドウェー大作戦! 余計な支作戦なんていらんかったんや!と物量でミッドウェーに迫る日本海軍。そして、それでも齟齬からあわや作戦失敗となるのも日本海軍らしい。そしてミッドウェーを占領するも行く手に暗雲が垂れ込めるエピローグ
0投稿日: 2018.10.14望みうる最善の設定
機密管理以外は、その時点で望みうる最善の態勢でミッドウェーに挑む連合艦隊。 FS作戦、MO作戦がなく翔鶴、瑞鶴、祥鳳が無傷、アリューシャン作戦もなく隼鷹、龍驤も参加することで空母10隻を集中。図上演習の教訓から二兎を追うことになる作戦目的を二艦隊に振り分け、索敵を重視し強化。等これまでいろいろ言われてきたMI作戦の問題点が、ストーリー上無理なく解消しており燃える設定で始まる。 しかし、(これまでの横山作品のとおり、あいかわらず)米軍は強敵で、連合艦隊は辛勝。ミッドウェー島が、ガ島になりかねない暗い終わりかたで、次巻が気になります・・・。電子化を早くお願いします!
1投稿日: 2015.05.04
powered by ブクログ八八艦隊海戦譜簡潔から間を置かずに新シリーズが始まった。展開はいつもどおりであるが、横山にしては珍しく末端の兵士の様子が多く描かれているためこれまでとはちょっと雰囲気の違う作品になっている。 ミッドウェーに全戦力を投入するというif展開になっているが、それ以外は防諜の不備も含めほぼ史実通りである。加えて米軍はレーダー射撃を行っているような描写もあり、開幕から帝国海軍が不利な状況に陥っている。ギリギリのところで踏みとどまるという作風であるが、本作はすでに負けが見えてしまっている。近年の作品のように踏みとどまるのか、それとも本当に負けてしまうのか。
0投稿日: 2014.10.30
