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快楽の伏流 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)
快楽の伏流 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)
藤本ひとみ/集英社
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総合評価

9件)
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    厳格な祖母が取り仕切る名門一家が 希望と絶望の間を揺れながら 少しずつ悲鳴をあげ軋むように崩壊していく。 あまりに残酷で凄惨な事件と、 情熱的で鮮やかに展開する官能の世界。 今まで自分がふれてきたひとみさんの世界との 違いに驚きつつ、見事な表現に感嘆! 環境的要因で捻じれ壊れた心が 生み出していく世界が深く暗く恐ろしい。 シャルルの目を通して知る精神の深みを いろんな角度から見ながら、いつの日か 幸せに包まれるシャルルを読めたらいいのにな。 鑑定医シャルルもぜひぜひ続刊してほしい!!

    1
    投稿日: 2014.03.12
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    藤本ひとみの『鑑定医シャルル』シリーズは3作出ていて、この本がその3冊目です。 シリーズの前2作は出版された当時、単行本の頃に買って読んでいましたが、しばらく藤本作品から遠ざかっていて、3作目をまだ読んでいなかったのはブログの2013/2/24の記事 のコメント返しでちょっと触れている通りです。 出てるとわかったら読んでみたくなるのが人情。なにかしらの折に書店などでちょっと気にして見たりしていましたが、最近古本店で見つけてラッキーでした。 買ってすぐに読み始めましたが、内容はというとかなりえげつない物語で。。。(^_^;) シリーズ通してそんな感じなんですが、平たく言えば、『猟奇的連続殺人事件を追う女性検事代理と若き天才医師』。殺人現場のグロさもさることながら、物語のベースになっている家族の人格支配、これがまた言葉巧みで逃れられないえげつなさ。 面白いからお勧めしたいんだけど、あまりのひどさに勧めるのがためらわれる、そんな本です。あああ。(ノ_・。) 文庫本の巻末に掲載されている対談にもありますが、この本の単行本が出版される頃に起こった現実の殺人事件と類似点があったために、オビに注意書きを載せるようなご苦労もあったのだとか。 抑圧された感情のはけ口が猟奇殺人に向かう少年犯罪は年々増えているような気がして、真面目に読み過ぎると落ち込んじゃいますね。 藤本作品なのでミステリーだと思い込んで読み始めたら、あまりにも最初から犯人が分かっていて、「おや珍しい、サスペンスかしら」と思い分かり切った犯人を追いかけながらも面白くてどんどん読み進めていたら、なんと最後の最後に黒幕発覚。真打登場ー! ヤラレタ。 さすが藤本ワールド。 皮肉たっぷりのシャルルのキャラにハマりますよー(*^.^*) ところでこの『若き天才医師シャルル』。 藤本作品の中ではかなり定番キャラなんですが、初出は集英社コバルトシリーズの『漫画家マリナ』だったと思うんですよね。 日本人の売れない貧乏漫画家マリナがいろんな事件に出くわして、美少年の登場人物たちと事件を解決していくという、完全に女子向けのシリーズなんですがミステリーとしての質はかなりハイレベル! と、高校生だった私は思ってました。 このシリーズの3作目だか4作目あたりからシャルルは登場していて、結局その後最後までレギュラーキャラとして登場してたんじゃないかと思います。 当時から口が悪くて皮肉屋で、相手をバッサリ切って捨てるような物言いが気持ち良かったんですが(笑)、実はかなり深い心の闇を抱えてて、母性キャラに弱いんです。 だからシャルルが登場する物語には必ずと言っていいほど母性キャラが登場しますね。そういうキャラだけが心の闇に入り込めるんだと思います。 なんて、こんなこと書いてたらまた『漫画家マリナ』シリーズ読みたくなってきましたよ! いやもう、さすがにもう・・・買わないだろうけどさ。 『鑑定医シャルル』前2作は押入れにしまってあるので、また機会があったら出して読み直して見たいと思います。 面白いんだよー!

    1
    投稿日: 2013.08.16
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    最後の最後で、最初の心の声が誰のものかはっきりと分かる. 心理学でこんなにも鮮やかに行動を推し量ることが可能なのだろうかと思う. 殺人の状況が私から見ると非常に変質的と感じられるので、記憶に残りそうな印象.

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    投稿日: 2012.08.09
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    三冊の中では一番グロイのかも。 にしても、シリーズを通して思うのは、シャルルが意外と惚れっぽいということ。

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    投稿日: 2010.05.27
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    すごくグロイ部分がありました。相変わらずの藤本ひとみ色ある作品だったと思います。シリーズものだって知らなかったので他のものも読んでみたい。

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    投稿日: 2010.05.12
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    一回読み始めると止まらないです 一気に読みました! 受けの最初の初々しさに萌えました とっても恐ろしい話なので注意!

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    投稿日: 2008.11.05
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    快楽には伏流がある。 読み終わって本の題のつけ方が上手だなって 思っちゃいました。 読んでて事件の進み方がわかっていたのだけど 最後の夫のマイケルまで犯罪に絡んでるとは 最後のあたり来るまで気付かなかった。 親が子を押しつぶす関係。 すごく理解できる関係なので それが開放してくれる相手は子供にとって神。 だけど神だと思っていた相手は悪魔だったっていう今回のお話。 人間は人によって色んな性癖を持ち その欲求を満たすのは人それぞれで。 そんな欲求を人として道が外れてしまった時点で 犯罪になっちゃうんだなって。 そして、今回もシャルルはかっこよかった。 彼自身の話を詳しく書いてる話ではないので さらに彼について知りたくなる。 もっと彼に触れたくなる。 そんなお話。

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    投稿日: 2008.09.04
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     マリナシリーズで出てきたシャルルの話。以前はコバルトだったからか、そしてこの話のシャルルが青年になったためか、それなりに大人らしい描写があります。10代向けではないでしょうからね。ですが、ミステリーですので、シャルルの分析話が面白い。そして相変わらずの彼の傲岸不遜振りも。マリナシリーズでの恋も多少引きずっている部分もあるようで、いい男になったなぁと思いました。

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    投稿日: 2007.05.19
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    マリナシリーズが凍結されてややしばらくたった頃発刊された、筈。 性格に言えばこれはコバルトではないんだけど。 コバルト文庫で一斉を風靡したマリナシリーズシャルルが主役とあっては読むしかないという勢いで読み始めましたが やっぱりね、違うんです。 面白いのは面白いんだけど、 やっぱりシャルルはマリナシリーズでこそ本領を発揮するわけ。 同じ作者が描いてるてゃ言っても 下手なパロディ読んでる気がするというか 求めてるものは他にあるのに 似たようなもので自分を紛らわせようとしているだけというか。 はっきり言ってしまえばこんなの書いてないでマリナの続きを書いて欲しい、というのが正直なところ。 まぁ面白かったけどね。

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    投稿日: 2007.01.26