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善良なる異端の街
善良なる異端の街
松本次郎/ビーグリー
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総合評価

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    『砂漠のフェーデ』ツルギーとアニマの話。基本構造が『トーマの心臓』~『ライチ☆光クラブ』などが詰まっている。全て短編だが、吸い込まれるように読んでしまった。 松本次郎作品、ちょっとずつ集めて読んでるけど本当に面白い。リアルの生々しさと、滑稽な人間性と、エロと、熟練の職人技って感じがする。

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    投稿日: 2018.05.07
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    渋谷の漫画サロントリガーにての読了。松本次郎作品はこの作品が初めてでしたが天才だ!!と感じました。皆欲望のままに動き回り、女性も肉便器のようにこき下ろしていますが、ストーリー性がしっかりしていて短編集としてとても良い出来だと感じました。特に個人的に気に入ってる短編集は、『わたしのお父さん』『カミーラ』『遠くの方』です。

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    投稿日: 2015.12.08
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    京都の行きつけのゲストハウスにて。 毒々しいけど読んでしまう。救いがあるような内容なお話たち。最後まで読んでみると、最初のおとうさんの話が一番すっきりする系に思えたのも不思議。

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    投稿日: 2013.03.31
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    絵がかわいくて買った、松本次郎の短篇集。 中身は、ちょい、エロ・グロ・ナンセンスかな。 つい読み込んでしまう、サイコSF?です。 「わたしのお父さん」が特に好きでした。 とにかく女の子がみんなかわいい!

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    投稿日: 2010.05.16
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    次郎さんの久々の短編集! 「私のお父さん」と「女子高兵」がすき。 もっと知られてほしいような、そうでないような漫画家さん。

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    投稿日: 2010.04.03
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    モザイク…orz がっかりすぎる 全体的にハートウォーミング。表裏一体とか紙一重とかスレスレのライン、均衡、あっちとこっちの境界線の感覚が冴えわたっている

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    投稿日: 2010.02.25
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    短編集。 しょっぱなのお父さんの話が神がかってる。 その他の話もハズレなし。 松本次郎の画力がハンパない。

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    投稿日: 2010.02.18
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    『フリージア』が完結してから新刊をずっと待っていたのだが、とうとう出たのがこの短編集。携帯漫画として発信された物をコミックにまとめるという、なんか私にしては新しい形態の本。携帯電話でネットは全くしないのでこれを形態ブラウザで見た時にどうなるのか想像も付かないほど、漫画として違和感はない。 特に印象に残ったのは、本当はメキシコ辺りを舞台に書きたかったという、古い修道院を舞台にした『カミーラ』で、単純に修道院、と言う単語から連想しただけかもしれないが、ガルシア=マルケスの『愛その他の悪霊について』に雰囲気が似てると思った。内容は全く違う、あくまで雰囲気が。 あとは、作者が「今一番書きたいテーマ」って言ってた『PARLOR31』かなあ。女子高生が自治会を作って武装してライバル校と抗争したり売春を取り締まったり。一緒に買った『べっちんとまんだら』につながるようなイメージもあったり亡かったり。 やっぱり私は松本次郎が好きなんだなあ。あの不安定な線、皮膚の裏側がざらつくような不快感と快感の混ざり合ったような世界観。特に短編集ではその感覚がソリッドに現れているような気がする。胸焼けがするような漫画って他にあんまり無いと思う。

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    投稿日: 2010.01.15