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総合評価

26件)
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    一流企業に勤務する部長職、同期に抜きん出て順調に出世、都内にマイホームを持ち、息子は名門中学を目指している50代のいわゆる『勝ち組サラリーマン』が主人公。 ある日突然、田舎に住む母親の介護問題(認知症・四肢の障害)がのしかかる。妻は息子の受験で頼りにならず、多忙な仕事のままでは夫婦共倒れになりかねない…悩んだ末に主人公は仕事を退職する… 親が長生きしてくれるのはありがたいが、『介護問題』は人それぞれで、どのような形でやって来るのかは予想も付かない。しかし目をつむって通り過ぎるのを待つことで、自然に解決事出来る問題ではない。 僕にとっても、8050問題ならぬ9060問題が先に控えている。現在、93歳の母は自立しているが、明日はわからない…介護のために仕事を退職せざるえない人は、これからもっと増えるだろう…。 物語は、主人公の弟嫁が介護を手伝ってくれ、今までの職務経験を汲んで外資系企業からヘッドハンティングが来て、年俸3,000万円で雇用契約してのハッピーエンド。ありえへん…

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後は、実母の介護を嫁と義妹に押し付け、企業実績を持って海外へ高給で再就職。ハッピーエンド? それとも、不幸の始まり? 昭和世代はこんなラストを期待しているのでしょうか、疑問です。 この後の唐木家では、嫁は両親が要介護になり実家の往復に、義妹は借金返済後に再就職。実母は止む無く介護付き有料老人ホームに入居。自分たちの生活と子供の教育、介護の費用維持のため、ひたすら働く。外資系の年金制度はわからないけど、退職前の予定年金額には届かないのでは、と思われる。 「不慮の出来事によっても走り続けられるかどうかが明暗を分ける」と語る。だから、介護休暇制度を利用できない、と。 結婚・出産・育児、転勤・介護、退職する不慮の出来事はある。その社員がその犠牲になって、日本の会社は成長したのだろうか。なぜ誰もが倖せにならない状況が続くのだろうか。 最後に気になる点が2つ。 ①「役員になる」ことが、悠々自適な老後の条件と語る。退職金と企業年金、厚生年金で余生を遣り繰りするのは厳しい。と。昨今、退職金のない会社、企業年金のない会社が増えている。きっと、”老後”という単語は”昭和”とともに死語になったのかもしれない。 ②リストラ、解雇を通達された会社に不満があったら、というくだりがある。→就職試験で落とされた会社、契約を取れなかった会社にたいして、文句を言っていたらきりがないので、そんなことは無いと思うけど。それも、また昭和世代的なのかもしれない

    3
    投稿日: 2023.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルからして内容は想像していたがまさに今後このような問題を抱える人が増えると思われる。今回は危機的状況になりながらもラストは明るい未来を予期させられたので救われた思いだ。 現実はもっと悲惨な介護問題を抱えているケースも多々あるに違いない。老老介護や若年による介護、高齢化が進めば色んな問題が出てくる。自分が介護される側になる頃には制度がすすみ、長生きして疎まれるような社会でなくなっていますように。

    4
    投稿日: 2022.09.27
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    万事において、身に降りかかる出来事は運命と受け入れ、前に進むしかないのだという覚悟をすることです。今の私がなすべきことは、過去を悔やむことではありません。どんなことがあっても家族を守る。それ以外にないということです。 唐木栄太郎は、垣谷美雨さんの小説の登場人物とは格が違う…

    3
    投稿日: 2022.07.10
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    主人公と同年代であり、母を田舎に独り暮らしさせている自分がこの物語に直面したら何ができるのだろうかとあらためて考えさせられる一冊でした。

    2
    投稿日: 2022.05.28
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    高齢の親がいる人には是非読んでほしい本です。いろいろ考える機会となり役に立つと思います。私もこれを読んだ後は、離れて暮らす親の家の合鍵を子供全員で預かることに決めました。

    0
    投稿日: 2020.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「平穏な日々を崩壊させる」と裏表紙のアオリ文句にあって、『Cの福音』シリーズの著者でもあり、よほど凄惨な事態になるかとおもったがそれほどでもなく、救いのある終わり方でほっとしている。 主人公が大手商社の役員候補で一千万プレーヤーだししかも終わりは少しうまくいきすぎで、平凡なサラリーマンとは特に経済的面で全然異なるが、途中までの降格にいたる経緯は誰にでもありうることで、参考にはなる。

    0
    投稿日: 2020.01.15
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    身内のこともあって、介護について少し勉強したので、題名を見て作家が楡さんなので買ってきた。 正直がっかり。現実の介護問題とは程遠い。得るところもなかった。 収入が年間手取り1000万円で役員目前かというエリートサラリーマン、田舎で独り暮らしの母親が骨折、東北までの交通費もバカにならないと自宅に引き取って介護に当たった、しばらくして妻が入院する。 仕事はアメリカ企業との契約が成功寸前で、取締役へのステップに立っている。 3LDKのマンションの住宅ローンと車のローンがあり、高校受験前の息子がいて授業料の高い塾に通っている。 母を引き取ったがほかに介護を頼めるところがない。施設には空きがない。高額の有料老人ホームには手が出ない。 仕事にしわ寄せが来て閑職に左遷される。 そこで早期退職の優遇制度を利用して退職する。預金額は5000万。これを食いつぶしていくのかと暗澹たる気持ちになる主人公。 読んでいて、この主人公は何を悩むか、中流家庭でなぜに車はローン、将来の見通しが甘かったにせよ、すぐに負担になる様な住宅ローンの支払い。見直しはしないのか、経済的なこともあってヘルパーは最低限に利用することにする。など日常の生活に不信感を持つ。 弟のうちでも店の収入は下り坂で、成績がよく超難関大学を目指している、教育費がかさみ生活はカツカツ状態で当てにできない。 お仕事小説の側面で、エリートの仕事を語る、サラーマン小説の部分はこのテーマの中で意味を図りかねる。 最後にハントされた仕事では年収3000万円になりアメリカ勤務で、妹に給料を支払って手伝ってもらうことにして赴任する。 何が悩みだろう。 楡さんのお気楽な小説になんだかがっかりした。もちろん人生には挫折もある、でもそれが言いたかったのだろうか得意分野だし。最後まで読むと、これは苦難を乗り越えたサクセスストーリーだったのか? 一般的に介護者をかかえた家庭は殆ど二人家族で、自分よりほかに看る人がいないケースが多いそうだ。 当然勤める時間もないし職場はない。介護サービスを受けても費用が払えない。介護保険が適用されてもそれだけではまかなえないのが現状で、施設には空きがない。 そういった切羽詰った現状で悩み、助けを求めている人が多い。非課税世帯の優遇はあるにしても、施設の自己負担はなくならない。収入より支出が上回り、心身ともに消耗していく。ばら撒き行政という言葉の裏にこうして存在する非生産世帯はどうなるのか策はいつでも後回しになっている、増える高齢者を社会でどう受け入れるか、働ける人材が介護に回らないといけない現状は全く改善されず、老人保健法は高齢者を苦しめている。 高齢者が安心して余生を過ごせるためには、係員は公費の適応状態をしっかり掴み、公平で正確に実態を調べ。コンピュータに頼らず足で確かめ実情にあった処置を行い悪法なら改めなくてはいけない、そういったことから始めてはどうか。 介護を書くなら、しっかり現実を把握認識してほしかった。 個人差が人を傷つけ差別する法律を、考え直さなくてはならないことが必至であっても。

    0
    投稿日: 2019.12.30
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    最近、この手の本を見ると手を出してしまう。身につまされる話だった。 小説としてはやや盛り上がりに欠け、展開も予想できる内容なので想定内。むしろ、体験談を読んでいるようでかなり身近なお話といった感じ。 解決の仕方は家庭により様々。このケースはウルトラCというか…我が家には当てはまらないが、何とか上手くいきそうでホッとした。 介護ってお金かかるよね…。

    2
    投稿日: 2018.06.27
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    三國電産北米事業部長の唐木栄太郎は取締役の椅子も目前。妻と名門私立中を目指す息子と家族三人で、都内の自宅で絶好調の年末を迎えていた。そんなある日、秋田で独居する老母が雪かき中に骨折したと電話が入る。その時は、まさかそれが、奈落への号砲とは知る由もなかった…。

    1
    投稿日: 2018.06.17
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    高齢社会が進む中、介護問題は他人事ではなくなっている。主人公・唐木は大手電機メーカーの国際事業部長。彼の母は秋田で一人暮らし。それが母の骨折から要介護状態となったことで、一気に唐木家を追い詰める筆致が読書速度を上げる。閑職に追われた唐木の退職決断は身につまされた。母の介護は続くが、唐木の再就職という結末はハッピーエンドだと言えるだろう。

    1
    投稿日: 2017.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他の方と同じように、考えさせられる小説だった。出来すぎの展開だと思うが、あんなハッピーに転職活動が終わるのも、まぁいいかと思ってしまうくらい、主人公の男性には次々と、苦難が降りかかる…この人のように上手くいかない人がほとんどだと思う。そういうとき、どうすればいいのか?私にも降りかかる可能性はある。 でも仕事は絶対に辞めてはいけない、それは強く感じた。

    1
    投稿日: 2017.06.25
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    20170322 社会派小説が好きで、楡さんの作品は何冊も読んできたが、本作は最高傑作だった。 世界を股にかけての日々の激務に加え、母親の介護、さらには妻の病気と難題づくめの状況からの退職。 胸に積まされる出来事の連続だが、まさにいつ自分の身に起きてもおかしくない事ばかりだ。 しかし、希望があり、家族の絆、起きた事の意味を前向きに考えられるエンディングは秀逸。 なんとも言えない気持ちの良い読後感である。 早速、楡さんの他の作品を探してみよう。

    1
    投稿日: 2017.03.22
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    辛く重い内容だけど最後はハッピーエンド。 主人公もだけど主に奥さんがつらそう。 逃げ場もない、ゴール地点も見えない、報われない介護、つらすぎる。

    1
    投稿日: 2016.11.25
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    最後の主人公の転職シーンはちょっと興醒めにの感は否めないが、それまでの物語の流れは考えさせられました。

    0
    投稿日: 2016.09.07
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    日本の家電メーカーで海外マーケット部門の部長を勤め、順当にキャリアアップを果たす主人公に降りかかった母親の介護という負担。そこから、彼の人生の転落がはじまる。進行する母親の症状、介護負担で倒れてしまう妻、没頭できない仕事、社内での信頼悪化。そして、閑職へ異動させられ、プライドを失った彼が選んだのは、退職だった。 同じサラリーマンとしては、なんとも衝撃的。これはホラー小説に分類されるべき作品だ。介護のために、将来を諦めてしまった人がニュースなどで報道されるが、ストーリーとして目の前につきつけられると、他人事ではない恐怖しか感じない。高齢化する社会では、主人公のような立場に誰もがなりうるのだ。 本小説は意外な助け舟によってめでたしめでたしで完結するが、実際、そんな都合よく行かないはず。不本意な「介護退職」を選んだことを死ぬまで後悔しながら、ローンの払えなくなったマンションを売り払い、息子に進学を諦めさせ、妻と母の介護に余生を費やす。それが現実だろう。そうはなりたくないと誰もが考えるが、本人の努力ではどうしようもないことがなんとも恐ろしい。

    1
    投稿日: 2016.04.27
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    介護で退職したエリートのある意味サクセスストーリ! こんなにうまくいくはずがない。 介護の実態についてはかなり不十分な記述内容と思われます。しかし、ここで書かれていることは、まさにいつ自分自身におきてもおかしくないことです。 そんなとき、この本の主人公のようにサクセスストーリのような展開ができるのか... ストーリとしては、年収一千万以上のエリートビジネスマンの主人公の母親が田舎で骨折。一人暮らしのため、自分のマンションに呼び寄せるも痴呆が始まる。献身的に奥さんが介護するも、奥さんもくも膜下出血で入院。結局、会社を辞めて母親の介護を行うことに。この状態を抜け出す起死回生の策を思いつき、さらには再就職先は前の会社の数倍のサラリー!結局はハッピーエンド。 みたいなご都合主義的なストーリ展開です。 そんなうまくいくわけないし、そんなにお金もあるわけないし。ということで、ちょっといまいち。 そして何よりいまいちなのが、楡さんのこの手の小説で出てくる奥さんがなによりもすごい人。そんな奥さんいないよって思います(笑) ということで、それなりにハッピーエンドで終わるのですが、自分自身に同じことが起こったら、間違いなく大変な状態が永遠に続くことになるだろうと思います。そして、自分が老いたときに、自分の子供が自分を介護するときになったらどうなるんだろうと頭を悩まします。 ストーリ展開がどうこうといちゃもんもつけられますが、問題提起には確実になっている物語です。 でも、今からなにか手を打てるのか?と思うと気持ちが落ち込みます。結局そのときが来るまでなにもできないのでは? すごく考えさせられる物語でした。

    0
    投稿日: 2016.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2016・1・7~1・10 介護の問題、切実だな。総務部文書管理室長の言葉、「…老人介護が社会問題として論じられるようになって久しいってのに、今に至ってもこれかね。…根本的な対策は、いつになっても実行されない。…」に同感。安心して、年寄りになれない。 でも、この人の作品、最後は希望を持たせてくれるから、好き。

    0
    投稿日: 2016.01.10
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    作者の名前は、良く拝聴させてもらっている。 社会派エンターテイメントと、書かれており、重たい本かも、、、と、思いつつ読んでみた。 あらすじは、取締役のポストを目前にしており、海外での活躍も期待されているサラリーマンの唐木英太郎と、妻と、名門私立中学校を受験しようとしている家庭に、介護と言う重荷がかかる事になることから、始まる。 東京から、離れた秋田に住む一人暮らしの母親が、雪かきで骨折してしまうのである。 誰が、面倒を見るのか? 弟夫婦にも、日々の生活にも大変な中、その子供は、優秀な成績なので、大学受験をさせるのに、手が離せない。 やはり、英太郎が、母親を東京に連れて帰り、妻と、面倒を見るのだが、痴ほう症が、出てきてしまい、妻も、ストレスで、クモ膜下出血で、入院してしまう。 仕事を取るか?、家庭を取るか? 結局、会社のプロジェクトから外され、閑職状態で英太郎は、辞表を出すことに、、、 ここまで、、読んで来たら、もう、最悪の事態迄、発展と、思いきや、ホッとさせる展開が待っていた。 最後まで、どうなる事やら、、、、と、暗い気持ちになりながら、読み進んだが、『良かった』と、言う気になった。 今は、女性も定職で、男性以上に仕事をこなすようになって、重要ポストについている場合も多くなってきている。 介護するのに、身内が出来ればいいが、養護施設に入れて、余計に、認知症の病気が進む場合もあり、昨今のニュースで、ベランダからの転落死や、虐待問題等を、考えると、人間、長生きも出来ない世の中になってきているのかもしれない。

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    投稿日: 2015.09.10
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    解っているつもりでも、普段は避けて考えないようにしているからね~。本当は真剣に向き合わなければならないことだが…。

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    投稿日: 2014.12.30
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    とってもリアル。自分に置き換えて読めば読むほど怖くなってきた。 実際介護のため退職を余儀なくされる人がいると雑誌でも見た。これは大きな問題だ。

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    投稿日: 2014.11.02
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    なんか、今の自分・未来の自分を重ねて見てしまった。 あと何年、こうしてのんびり本を読むことができるのだろう・・・。

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    投稿日: 2014.10.19
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    ややハッピーエンドか 実際仕事なんて見つからないでしょ 認知症はひどくなる一方だし… 遠くの兄弟は金も手も出さないけど口は出すみたいな 空き家になった実家の問題も 問題提起はいいけど甘いです

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    投稿日: 2014.09.21
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    201409/年老いた母が暮らす舞台が東北というのが描写に一層切なさが。この作品ではいい方向に展開していったけど、現実は主人公のよう(仕事できたり稼ぎが良かったり等)ではない人のほうが多いわけで。身内である弟の「嫁」にきちんとお金払える男性ってのも、実際そうそういないだろう。なので現実感には乏しい部分もあるけど、希望射す結末でエンタメ作品としては良質。

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    投稿日: 2014.09.20
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    小説として、特に面白いところはないが、ビジネスパーソンであれば誰にでも起こりえるということには、全く同意する。明日からでも自分にできる備えを考える、そういう動機付けにはもってこいである。

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    投稿日: 2014.09.19
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    考えさせられると共に身につまされるような作品だった。 主人公の唐木栄太郎は妻と息子の三人で順風満帆の生活を送っていたのだが、秋田に独居する老母が大怪我をし、さらには…唐木は止むに止まれず、介護退職を決意するのだが… これからの日本は、この作品に描かれているような問題が増えていくに違いない。地方には仕事も無く、少子化が進む中、仕事を求めて人々は都会へ。地方に残された年老いた親の面倒をどうするのか。老人介護施設も老齢化の波を受け、なかなか受け入れてはくれないだろう。もちろん、国も当てにすることは出来ない。 この作品の主人公の決断は最終的には良い方向に向かうのだが、こういう例は極一部だろう。国も信用出来ない中、もう一度、自分たちの親を含めての人生設計を考える必要がありそうだ。

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    投稿日: 2014.09.08