タイトルが語るもの
タイトルのliarは、相手に対してというより自分自身に対して嘘つきであることを語っている。お互いにとても惹かれているのに、その気持ちを伝えないliarであったことが、幸せになることを阻んでしまった。美紗と一哉それぞれの視点から同じ場面が描かれているのが、本音とすれ違いがよく見えて面白い。