
総合評価
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powered by ブクログ『お坊さんとお茶を』シリーズ二巻目にあたります。 禅寺を舞台に、ご近所で起こる細やかな日常の謎・事件があったり、人情味溢れるほっこりする連作短編のストーリーが心地良いです。(*´ω`*) 今回のお話では、お墓にお揚げをお供えにくる初老の男性の謎と、孤月寺の前の水道工事中に発掘された赤い帯留めと骨が入った壺からはじまるー『孤月寺怪奇譚』と赤い傘の女ーの謎。どちらも人情味のあるお話になっています。 三久さんの和菓子屋修行(アルバイト)や、冷徹な雰囲気だった空円さんに少しずつ変化が?と気になるところもありますね。ほっこり楽しめるお坊さんトリオの続きが気になりますね。三巻(完結)へー
16投稿日: 2025.01.31
powered by ブクログだんだん空円さんの話がググッとしみいるようになってきたよう~!! 禅の道になんて入れないけれど、そこに救われる何かはあるのかもしれない…。 三久がわかりやすくバタバタするのは可愛いんだか何なんだか…(笑)、でも、空円と覚悟の関係は 「一歩間違ってたら」 っていう危うさがあるね。 (BL方面ではなく) もしかして三久が孤月寺に来ないままやったら、空円と覚悟は他人同士のままやったのかもしれへん。 どちらも大人やし、頭がいいので、表立ってぶつかることはないやろうけど、ぶつかるのを避ける利口さが、逆に距離をどんどん広くするのかもしれへん。 そういう関係性って昔はわからへんかったけど、年を取るにつれ、わかってくるよね。 憎いわけでもなく、避けるわけでもないはずやのに、気づけばすごい遠いところにおるねん。 もしかして、「嫌い」な相手のほうが目に付く分距離は近いかもしれへん。 近い距離におったら、解ける誤解もあるのかもしれへんくても、遠く離れたままやと誤解すら生まれないという寒さ。 そこに、三久という存在が、空円と覚悟の距離をグッと縮めたのかもしれへん、と、思うと、なんやろうなあ。 やっぱり、人と人のつながりって、何かがうまくできるとか、何かに秀でているとか、誰かにとって益があるとか支えになるとか、そういう理由なんていらないのかもなあ。 そんなふうに、誰かとのつながりに名前をつけるためにはきっかけが必要やもんね。 ほんで、きっかけを作るのが、そういえば一番難しいかもしれへん。 三久だってべつに何かのきっかけを生もうとして行き倒れたわけではないやろうから、ここに、運命とか、縁を感じるな。 縁か。今、一番好きな言葉かもしれへん。 もっと寺カフェな話なのかと思ってたけど、2冊読んでも寺カフェができあがりそうな気配はない。 (むしろ、寺カフェを作ろうと思う気配すらない) でも、いい。 この雰囲気が、いい。 ほかに何もないから、隣の人をじっと見るのかもしれへんな。 隣の人をじっと見て、自分の足元をじっと見て。 遠くばかり見るまえに、まずそこに、求めている答えはあるのかもしれない。 私もいい加減、そんな生き方をしなければー。@41才 図書館に購買リクエストをかけたからアレやけど、きれいな新刊の文庫本でした…。 ありがとう…。 続編が出たらもちろん購入してほしいし(次作もすでにリクエスト済みで、手元にあります。ありがとう)、この調子でオレンジ文庫の蔵書も増やしてほしい…。
0投稿日: 2020.08.14
powered by ブクログモテている空円に動揺し、提案を叱られ冷たいと言ってしまい悄気返り、覚悟にどうしたと訊かれ、果ては告白。成人男性とは思えない風だけれど慣れれば初期マリみてのような魅力。真っ直ぐな憧れの好意と影響し合う様子。三久の言葉に実は揺さぶられている空円の掌編が特に胸苦しくて然り気無い覚悟と空円の関係も良かった。
0投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログお墓になぜか揚げを備える老人に、郵便局の女性の話。 最後は唯一の金銭を稼ぐ人の視点の連続短編。 いい方向にぼけて良かった、とは思いますが 周囲からみていたからこそ、の話。 いなくなって焦るのも、文句を言いたくなるのも家族です。 たとえそれが、分かってもらえなくても…。 次の話は次の話で…勘違い男、と言えばいいのか ばれずに済むと思っているのか、と突っ込みたいです。 そもそも、自分がばれそうな状態の相手に手をつけるのも 煽ってしまってる自分に気がつかないのもどうかと。
0投稿日: 2017.09.17
powered by ブクログ自分の利益(安心や満足感)を得るためであり、人のために動ける三久は自他利行を地で行っているんじゃないかと気がついた。自他利行は白隠禅の言葉。 禅寺が舞台なので作者がこっそり設定に潜ませたのかな? だとしたら面白いですね。 ライトノベルといいうことを理解して読めば、トントンと進んでいくテンポの良さと、シリアスが長続きしない展開は手軽に読める作品としてちょっとした合間に読むのに適していると思う。重い作品を読み慣れている人には物足りないのは確実ですけどね。 今回は典型的な雨降って地固まるな巻でした。
0投稿日: 2016.05.14
powered by ブクログ行き倒れのように貧乏寺狐月寺に拾われた三久。美形堅物住職代理円空と型破り僧覚悟の二人とともに、寺を訪れる人たちの悩みに向き合う物語。えーと、これってそういう話なんだ、とちょっと驚き。もっと違う展開を予想してました。
0投稿日: 2015.09.12
