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小煌女(1)
小煌女(1)
海野つなみ/講談社
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総合評価

8件)
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  • 魅力的な登場人物たち、予測不能なストーリー

    1巻を以前試し読みして、我慢できずに5冊まとめて購入した思い出の作品。 小公女が下敷きだったら読まなくていいと思う方、私もそうでしたが、その心配は無用です。 まったくもって想像できるお話ではありませんでした。 読んだ直後の感想ではないですが、書きます。 海野つなみ氏らしい笑いがちりばめられていますが、 けして幸せいっぱいな人たちが出てくるわけではないのです。 人生特有の本人にはどうすることも出来ない生まれながらのものを背負って生きる人たちの 苦しみや幸せ、諦めや野望、羞恥心、責任感、友情、恋心、秘めた情熱が丁寧に描かれていて、 とても共感しながら、独創的な設定・シナリオに先が気になり一気に面白く読みました。 個人的には5巻は激動の内容ながら、少しあっさりというか、あっけない印象でしたが、 全編とおして本当に面白かったです。

    1
    投稿日: 2016.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小公女をベースにしたSFラブロマンス作品。サリーが自分の部屋にも魔法がかかっているのではないかと期待したエピソードはせつない。ただ、小さな喜びも糧にして、力強く生きていて共感できる。二つの恋の物語が、輝きあって素敵だ。

    1
    投稿日: 2016.02.11
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    ジノンの外見以外は特に惹かれるところがなかったです。ストーリーも退屈。けどこの1巻まるごと前置きみたいな扱いなのね。

    0
    投稿日: 2015.10.20
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    不遇の姫君とシンデレラストーリー。 古典的少女文学をベースにSF風味で味つけし、階級社会の理不尽さをほろ苦いスパイスとして加える。ハーレクインロマンスのような物語でも、調理法によっては随分と美味しく頂けるものです。素朴な絵柄がクドさを抑えているせいもあるでしょうか? 現実を忘れ、甘い気分に浸ることが出来ました。

    1
    投稿日: 2013.10.09
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    かの有名な小公女をモチーフとしたSFファンタジー作品。 女学校のハウスメイド、サリーの視点から描かれており、毎度キャラクターの掘り下げが上手いと思う作家さんです。 特に3巻収録の15話は必見! 自分にも特別な何かがあったら…という気持ちは誰だって抱くけれど、そうはならない現実を皆生きているんですよね。 そんな複雑な心境を、小公女の有名なエピソードを用いて見事表現しています。

    0
    投稿日: 2011.08.15
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    気になっていた1冊。 「小公女セーラ」をベースにしたSFコミックス(?) 面白かったので、続きも読みたい。

    0
    投稿日: 2011.02.20
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    各話の女の子の簡単な紹介がコミックス化にあたり、なくなってしまったのが残念だけど、本誌で一話ずつ追いかけて読むより、まとめて読むほうがずっと面白かったです。特に収録されている最後の話が、本誌の時よりぐっと急展開感があって。 同日発売の「学園宝島」が見当たらないので、早く読みたいです!

    0
    投稿日: 2010.04.25
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    1巻まるまる序章といった感じ。2巻以降、お話がどう動いていくか楽しみ。 正直海野先生の人物の表情はちょっと好みではないんだけど、ストーリーが大好き。

    0
    投稿日: 2010.04.21