宮中との別れ、そして出家。二条のフットワークはいきなり軽く、名所巡りが始まりました。戦乱の時代にはギリギリセーフで旅ができる時だったのでしょう。後はゆっくり日記文学を綴るくらいの、老後の生活の余裕は持つことができたのですね。

★ 古典ってこうだったよな～と、あれこれ昔読んだものを思い返してはクラクラ。世界観も分かりやすい読みやすい良作だと思います。

古典、とはずがたりの漫画化。原作の訳本にチャレンジしたこともあったのですが、日本古典特有の、主語の曖昧さに挫折しました。 漫画でうまくピックアップして楽しく読ませてくれます。 ストーリー自体はどろどろ昼ドラなのですが、ところどころ入るギャグが箸休め的役割になっているので、くどさが中和されて読みやすくなっています。 ストーリーは、御所さまはじめ、出てくる男性陣の変態っぷりを楽しみましょう。

これで終わりなのが惜しいぐらい。面白かった！ とはずがたりを漫画化したもの。お話自体もよく分かって、勉強にもなる。恋愛って何だろうってかんがえるし、オススメ。

宮廷愛憎劇みたいなのは苦手な私でもさらりと読めました。 当時の政治状況も割りと分かりやすく書いてあって、ついでにその頃外国で何があったかもこっそり書いてあるのが、面白かったです。 しかし、家系図があっても昔のひとの係累ってややこしいです。

古典「とはずがたり」を原作としたコミックス。５巻で完結です。 海野サンはなかよしに書かれてた頃からスキで、一時コミックス全巻持ってました･･･が、中学時代にカリパクされ、そのまま多くが絶版に…orz 人間同士の距離感に、独特の感性を持った方なんだろうと思います。 その感じは健在なんだけど、今回は原作モノだったせいか、テンポが遅いというか…ちょっと説明とかでクドクドしちゃってたけど。 コレはこれで「物語」らしくて、とはずがたりの知識はなくても楽しめましたよ。